イーグルスファンコミュのE番ノート／人的補償

銀次が楽天新選手会長に就任　梨田監督、まとめ役としての成長期待

銀次が選手会長に就任することが３日、分かった。今季は藤田が務めていた。

１１月２４日の契約更改で「まだ自分は若い方ですが、しっかりと引っ張っていく思いがあります」と

誓っていた。この日は嶋、藤田らと大阪市内で行われた日本プロ野球選手会の定期大会に参加。

梨田監督も「そうなると聞いている」と話し、これまでは先輩についていくタイプだった銀次に、

まとめ役としての成長を期待した。

銀次　主将に名乗り　選手会長との兼任前向き「中心に…」

楽天の新選手会長に就任した銀次が、選手会総会に出席した。

初仕事を終え「一番大事なのはチームのために動けるようにすること。

若い選手にも“困った時は何でもいいから言ってこい”と言った」と強いリーダーシップを見せた。

梨田監督は「誰がやるかは決めていないが、主将は必要」とキャプテン制度を継続する方針を示唆。

今季は嶋が務めたが、新選手会長は「やれと言われたら、喜んでやる。自分が中心になって

引っ張っていかないと」と名乗りを上げた。

E番ノート／人的補償

ロッテの今江と入団が合意してから、会うファンほぼ全員に「誰がロッテに行くの？」と聞かれる。

フリーエージェント（ＦＡ）で選手を獲得した際、補償として選手１人を譲渡する場合があるからだ。

東北楽天が２８人を獲得制限した後のリストから、ロッテが１人を選ぶ形。

スター選手を得る一方で、出血を伴う制度だ。

２８人に１軍級全員が入るわけではない。将来有望な若手を守る必要もあるからだ。

ＦＡ補強が話題になり始めた時期、ある中堅野手が打ち明けてきた。

「出されるのは自分か、別の中堅野手か。たばこ部屋で２人で話している」。

共に主力級ながら今季は精彩を欠き、２８人から外れる可能性がある。

慣れ親しんだ環境を離れるかもしれない不安が、つい口をついたのか。

　ロッテが人的補償を求めない場合もあるが、その時は東北楽天の金銭補償額が増える。

愛着ある選手との別れは避けたいのがファン心理。

５年前、渡辺直をトレードで出し、嶋らが泣いた時のような愛別離苦がなければいいが。