イーグルスファンコミュの銀次が楽天新選手会長に　役職全員２０代、会計に松井裕も

銀次が楽天新選手会長に　役職全員２０代、会計に松井裕も

楽天の来季の選手会長に銀次が就任することが３０日、分かった。

この日に山形県内で開催された選手会納会で正式決定。

２年の任期を終えた藤田前会長の「これからは若い選手が引っ張ってほしい」という願いもあり、

副会長に則本、枡田、会計に岡島と来季が高卒３年目で１０月３０日に２０歳になったばかりの

松井裕が抜てきされ、全員が２０代となった。

銀次は１３年に３番に定着して打率・３１７で球団初のリーグ優勝と日本一に貢献。

昨季もリーグ２位の打率・３２７。今季は左すねの骨折で約３カ月も離脱。

８２試合で打率・３０１、１本塁打、３６打点だった。

２７歳ながら看板選手でもある銀次は２４日に契約更改を終え、

「今年は先制されたり大量失点で守っている選手の顔も暗かった。来年はそれを変えたい」と

チームリーダーに名乗りも上げていた。


＜楽天新コーチ＞走る勇気　若手に伝授


◎森山周氏（２軍外野守備走塁）

東北楽天では過去３年間、守備走塁の切り札として貢献してきた。

今季終了後にコーチ転身を打診された時は現役に未練があったが、

「オリックスをクビになった時に拾ってくれた星野さん（球団副会長）に恩返ししたい」と一念発起。

「コーチ１年目なので、選手と一緒に勉強していけたら。型にははめず、個々が持っているものに

プラスアルファしていきたい」と抱負を語る。

現役時代は試合終盤、ミスが勝敗に直結する緊迫した場面に代走で出ては次の塁を陥れ、

勝利をたぐり寄せてきた。「盗塁は決めれば勢いに乗るが、失敗すると流れが変わる」と

重要性は強く認識する。

だからこそ「数より成功率が大事。低くても７割以上」と選手には結果を求める。

失敗で自身の立場さえ失いかねない重圧がある中でも、役割を果たすために必要なのは

「走る勇気」と強調する。相手投手の癖や配球を研究し、走塁練習で感覚を養うことで

自信が生まれる、とも力説する。

２軍には育成の島井をはじめ俊足の選手が多いだけに、「自信を持たせれば、確実性が上がる」と

考える。

現役は退いたが、球場のファンを沸かせた脚力は衰えていない。

「スライディングとか、実際にやりながら教えたい」と、自身の体で手本を示していくつもりだ。





オコエ　目標は１軍定位置と東京五輪出場「米にリベンジしたい」

楽天は１日、仙台市内のホテルで育成を含めた新人９選手の入団発表会を行った。

ドラフト１位のオコエは「技術はまだまだ足りないが、野球に対する強い気持ちは誰にも負けない」と

宣言。

プロでの目標を「近い将来はまず、１軍のレギュラーを獲ることが目標です。

そしてＵ―１８Ｗ杯でアメリカに決勝で負けたので、２０２０年のオリンピックを目指して、

自分自身、レベルアップしてもう１回、アメリカにリベンジしたい」と語った。

仙台の印象は「これまでのイメージは正直、住宅街ばっかでしたが、来てみて、

自分を見つけてくれた人とか、良い人が多い。町並みも想像以上に気に入ってます」と話した。

同席した梨田監督は「ドラフト１位でオコエに“お声”かけした。ドラフト３位の茂木くんにはレギュラーを

“もぎ”取ってほしい。ドラフト５位の石橋くんは練習を“びしばし”やって欲しい」と得意のダジャレを

炸裂させ、会場を爆笑の渦に包み込んだ。



オコエ、同期・茂木の“無茶ぶり”も神対応！新入団発表会で歌声披露


ドラフト１位・オコエが１日、仙台市内のホテルで新入団９選手の発表会見に出席。

高い身体能力ではなく、歌声を披露した。

選手間で質問し合うコーナーで、ドラフト３位・茂木が「オコエ選手は歌がうまいと聞きました。

湘南乃風の『ＳＨＯＷ　ＴＩＭＥ』が得意とか。ぜひここで」と“無茶ぶり”。

オコエは立ち上がると、「アカペラではきついので、楽天イーグルスの歌を歌います」と、

公式球団歌「羽ばたけ楽天イーグルス」のサビの部分を深みのある声で歌い上げ、

会場の大きな手拍子を誘った。






オコエら新入団９選手の背番発表


楽天は１日、仙台市内のホテルで新入団９選手の発表会見を行い、背番号を発表した。

すでに「９」と発表済みのオコエを含め、背番号は以下の通り。

　▼１位・オコエ「９」番※空き番号

　▼２位・吉持「２」番※三好匠内野手

　▼３位・茂木「５」番※牧田明久外野手

　▼４位・堀内「６５」番※小山桂司捕手

　▼５位・石橋「２８」番※空き番号

　▼６位・足立「４４」番※斎藤隆投手

　▼７位・村林「６６」番※西村弥内野手

　▼育成１位・出口「１２６」番※空き番号

　▼育成２位・山田「１２７」番※空き番号

　※は今季つけていた選手


Ｄ１・オコエ、梨田監督は「駄じゃれ、駄じゃれ、駄じゃれ」

楽天は１日、仙台市内で育成選手を含む新人９選手の入団記者会見をし、

ドラフト１位の東京・関東第一高のオコエは「やってやるぞという気持ち。

野球に対する強い気持ちは誰にも負けない」と意気込みを語った。

楽天のドラフト１位のオコエが日の丸への思いを口にした。

将来的な目標を聞かれ「五輪に出て日本のために優勝したい」と、２０２０年東京五輪で野球が

復活した場合の日本代表入りを熱望した。

入団記者会見では梨田監督の印象を聞かれ「駄じゃれ、駄じゃれ、駄じゃれ」と笑いを誘うなど終始

リラックスした様子。ドラフト３位の茂木の要望に応じて楽天の球団歌も披露し、

梨田監督に「張りのあるいい“お声（オコエ）”をしていた」と褒められた。