イーグルスファンコミュの報道陣と“合同トレ”でニヤリ…その狙いは

嶋　報道陣と“合同トレ”でニヤリ…その狙いは

嶋が１６日、沖縄県内で行っている自主トレを公開した。公開日を前に嶋は球団広報を通じて取材陣に

ジャージ着用を通達。この日、ウオーミングアップ終了後に、選手の輪に報道陣を加えて、

腹筋など補強トレーニング十数種目と、浜辺に移動しての砂浜でのシャトルランのメニューを一緒に

消化した。

ぐったりとする報道陣の姿に「もう自主トレの取材に来たくないと思わせるためです」とニヤリ。

だが、本当の狙いについては「嘘ですよ。一昨年、優勝したときにメディアの方も喜んでくれたのが

うれしかった。また、一緒に頑張りましょうという感じで一体感も出る」と明かした。

　ＦＡ権を行使せず残留した今季。「楽天のキャッチャーはやっぱり嶋だ、とファンの方に思ってもらえる

ように、フル出場して、もう一度、優勝争いしたい」と決意を新たにした。

安楽　新グラブは「メロンパン」と命名　カラフル黄緑＆黄色

ドラフト１位・安楽（済美）が練習用グラブを「メロンパン」と命名した。

「プロになってカラフルな色を使いたかった」と全体は黄緑色で親指付近だけ黄色に変更。

色鮮やかなグラブに思わず「メロンパンみたいでしょ」と照れ笑い。

メロンパンの「中身」にもこだわりがぎっしりで歌手ナオト・インティライミの曲名である「キミライフ」の

文字を手のひらが当たる部分に刺繍（ししゅう）。「めっちゃ良い歌なんですよ」とお気に入りソングも

忍ばせている。

安楽の練習用グラブ「わっメロンパン」

安楽が練習用グラブを「メロンパン」と名付けた。

「黄緑を入れて欲しい」と発注したところ、届いたグラブを見てビックリ。「わっ、メロンパンだって思いま

した。僕にはセンスがないのが分かった。次からは業者さんに任せます」と笑わせた。

メロンパンの中には「キミライフ　みんなのために」という文字。ナオト・インティライミの歌名だ。

「めっちゃ好きな歌なんです」。大好きなものとともに、きつい練習を乗り越える。

ドラ６加藤は西武牧田を徹底研究

牧やんのようなサブマリンになる。楽天ドラフト６位加藤は西武牧田の大ファンだ。

１０日の入寮の際、真っ先に自室の壁にポスターを貼った。「フォームを参考にして、少しでも近づける

ように」と四六時中見ていても飽きることがない。オフの時はＹｏｕＴｕｂｅで動画を見て、研究するほどだ。

高校進学と同時に上手投げから転向した。当時ロッテの渡辺の映像を見て、独学で投げ方を身につ

けた。今ではキャッチボールも下手投げで行う。「感覚を磨くためです。７０メートルくらいはいける」。

地面にこすれるほど低いリリースポイントは大きな武器だ。

ひそかな願いがある。親孝行と旅行だ。契約金で秋田に住む母藤子さん（５４）に旅行をプレゼントし

たいと考えている。「行ったことがないので、松島に行きたい」。移動手段は社会人でお世話になった

ＪＲの列車。活躍して、オフに時間がとれるようになったら、大事な人とすてきな景色を見に行きたいと

願う。「これからがスタートという気持ちです」と意気込みを胸に、１軍マウンド行きへのベルをならす。