イーグルスファンコミュの銀次ＣＭ出演でむすび丸と競演

銀次ＣＭ出演でむすび丸と競演

楽天は２日、銀次が宮城米マーケティング推進機構のＣＭに出演すると発表した。

宮城米の主力品種である「ひとめぼれ」のＰＲを目的に、銀次と仙台・宮城観光ＰＲキャラクターの

むすび丸が競演する。映像は球団公式Ｔｗｉｔｔｅｒ上で配信する動画の冒頭で放映されるほかに、

東京アンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」でも放映される。

東北楽天　新コーチ（５）広い視野で野球分析／杉山賢人氏（２軍投手）

ダイヤモンドを俯瞰（ふかん）する中継席を離れ、再びグラウンドに立つ。

野球解説者を５年経験し、「広い視野で野球を分析できるようになった」と強調する。

２軍は技術の伝達が重要だと認識する。泉練習場（仙台市）で行われた秋季練習では、

めりはりのある指導が目を引いた。実績のある中堅には簡単な助言でとどめるのに対し、

若手には腕の振り、体重移動など投球動作の細部まで見極め、的確なアドバイスを送る。

「誰一人、同じ投げ方をしない。その選手に合った助言ができるように引き出しを多く用意しておく」と

心得る。

　東北楽天では前回、１軍投手コーチ（ブルペン担当）を務めた。

就任時は３７歳で、スタッフも選手も年上が多く、「選手との付き合い方が難しく、

自分の意見もうまく言えなかった」。

ただ、データ重視の「ＩＤ野球」で知られた野村克也元監督の下でのコーチ業は大きな財産となった。

今回は１５歳上の大石２軍バッテリーコーチと意見を交換しながら、「１軍に上がった時にギャップを感じ

ないよう、２軍にも根拠のある投球と配球を求めたい」と理想を掲げる。

　指導者としての再出発に当たり、掲げた目標は「投手全員が１軍のマウンドを経験する」。選手としっかり向き合いながら、１軍で通用する戦力に押し上げていく