イーグルスファンコミュの後藤、復活へ必死　来季１４年目「もう打つしかない」

後藤、復活へ必死　来季１４年目「もう打つしかない」／イヌワシ戦士　勝負の秋

後藤が必死にはい上がろうとしている。オリックスから移籍した今季は打撃不振に苦しみ、

シーズン後半の多くを２軍で過ごした。「僕はもう打つしかない」。プロ１４年目を迎える来季

、悲壮な覚悟で挑む。

１９日まで岡山県倉敷市であった秋季キャンプ。「打撃の確実性を上げたい」。

連日、全体練習後の約１時間、マスカットスタジアムの室内練習場で、投球マシンを相手に一人黙々と打ち込んだ。


「シーズンの最後は、いい形で打てるようになっていた。秋季キャンプでも継続し、打撃フォームをしっかり固めたかった」。若手並みのハードな練習を自らに課した。


鉄平との交換トレードで昨オフに入団。秋田県八郎潟町出身で「東北でもう一度輝きを取り戻す」と

意気込んでいたが、今季は５４試合で打率２割３厘と、プロ１３年間で最低の成績だった。


　オリックス時代の２０１１年には自己最高の打率３割１分２厘をマークした好打者だけに

「悔しいの一言。楽天に何しに来たんだという話になる」と無念さをにじませる。


もともと「練習量は誰にも負けない」と自負する。平石打撃コーチは「頭で考えるより、量をこなして体で

覚えていくタイプ。

秋季キャンプ終盤は状態が良くなり、上体が崩れたり、グリップが緩んだりすることはなくなった」と

話し、復調を感じ取っている。

「オフも自主トレーニングの中でこの感覚を持ち続けながらやれば、来春につながる」と手応えを語る

３６歳。生まれ育った東北に戻って１年。まだ終わるわけにはいかない


ＡＪ残留微妙　補強候補にペーニャら

楽天アンドリュー・ジョーンズ外野手（３７）の残留が微妙であることが２２日、分かった。

球団は今月末までに、来季も契約予定の選手一覧である保留者名簿をＮＰＢに提出する義務がある。

ジョーンズを載せるかについて、安部井チーム統括本部長は「この１週間の動きですね」と明言を避けた。名簿から外れた場合は自由契約となり、他球団も交渉が可能となる。

ジョーンズは２年間で５０本塁打も、通算打率は２割３分２厘にとどまった。球団は長打力や選球眼は

評価しているが、オリックス・ペーニャ、ＤｅＮＡブランコを補強候補に挙げている。

本人が希望する残留は、今後の補強次第だ。

安部井本部長は、ジョーンズを含む外国人選手について「今のスピード感でいくと、いったん

保留者名簿を外さないといけなくなるかも知れない。

その上で、再度、契約交渉する可能性もある」と説明。他球団流出も覚悟で、来季の大砲を決める。




ファン感でボブが楽天のプライド守る？

ボブが楽天のプライドを守った？　ファン感謝祭が２３日、コボスタ宮城で行われた。

「ボブ」の愛称で親しまれている川井は、西村、片山と「イーグルス王決定戦」に出場。

ファンとのクイズ対決に挑んだ。

　川井は「勝つでしょう。楽勝です」と必勝宣言。全部で６問の対抗戦だった。

第１問は「創設初年度０５年のチーム成績は？」。これには、片山がすらすらと「３８勝９７敗１分け」と

正解。だが、第２問「大久保監督の誕生日は？」でつまずいた。川井の出した答えは「２月２９日」。

「２月ということは分かったのですが…。肉っぽいかな、と」とボケ回答で笑わせた。

ちなみに、正解は「２月１日」だ。

その後も「今野が初登板した球場は？」、「２軍が初年度に使用した山形県庁の隣接施設は？」、

「Ｍｒ．カラスコの本名は？」等々、マニアックな質問が続いた。



松井裕がジバニャンに　楽天新人が仮装

楽天の新人たちが２３日、仰天の姿になった。

　コボスタ宮城で行われファン感謝祭に仮装で登場。松井裕は「妖怪ウォッチ」の人気キャラクター、

「ジバニャン」のメーク。他の新人たちはセーラー服やチャイナドレスといった女装だった。

松井裕を先頭に、妖怪ウォッチの音楽「ようかい体操第一」に乗って踊りを披露した。

司会から感想を聞かれた内田は、自身のセーラー服姿に「気持ち悪いです」と苦笑いだった。



松井裕、ファン感で「ジバニャン」コス披露



松井裕が２３日、コボスタでファン感謝祭に出席し、人気アニメ「妖怪ウォッチ」のキャラクター・

ジバニャンのコスプレを披露した。

今季の新人９選手によるパフォーマンスに参加。堂々とセンターの位置で「ようかい体操第一」を踊りきった。

司会のサンドウィッチマンに「恥ずかしくない？」と心配されたが、「大丈夫です。練習通りできました。

メッチャ楽しかったです」と、ペイントをほどこした顔をほころばせた。




稼頭央　来季は外野１本で！日本2000安打も「何とか達成を」

松井稼が来季は外野に専念する。今季は開幕から主に遊撃を任されたが、

８月中旬以降は西田の台頭もあり左翼やＤＨで出場。この日は仙台市内でトークショーを行い、

約５００人のファンの前で「来季は外野一本で勝負したい。まだまだ素人。勉強したい」と話した。

日米通算２５３５安打のベテランは日本２０００本まで残り８０本。「何とか達成したい。頑張ります」と

話し、大きな拍手を浴びた



内田は現状維持「確率の良い打撃を」

内田が２２日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の推定年俸６００万円で

サインした。

１年目の今季は９月に１軍デビュー。７試合に出場し、１０月４日のオリックス戦ではプロ初安打となる

内野安打を放った。

ただ、それが唯一の安打で、１７打数１安打にとどまった。「納得いく結果ではなかったけど、１軍を経験できたのは良かった。

（１軍の選手は）甘い球を１球で仕留めているし、空振りも少ない。確率の良い打撃をできるように

やっていきたいと思います」と、２年目の自らの課題を口にした。（金額は推定）





古川は維持、オフは武雄温泉でメンテ

オフは名湯で疲れを癒やす。楽天古川が２２日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、
現状維持の推定年俸６００万円でサインした。

　１年目の今季、９月に１軍デビューを果たした。２試合２イニングに投げたが、計３四球だった。

「制球力が課題です。フォームを磨いて、来年は今年よりも１軍で多く登板できたらいい」と

目標を語った。

佐賀・武雄市出身。同市には、九州でも指折りの武雄温泉がある。

しばらくは仙台でトレーニングを続けるつもりだが、「めちゃくちゃ熱くて、４５度ぐらいあるんです。

実家に帰ったら、すぐに入りに行きますよ。自主トレして温泉、良いですね」と故郷を思い出していた。



今季１軍出場なしの楽天北川は現状維持


北川が２２日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の６００万円でサインした。

３年目の今季も１軍出場はなかった。「良い結果を出せずに終わって、納得いくシーズンでは

なかった。上の選手と自分との力関係を比べられなかった。

１軍の選手は確実性がすごく高くて、練習でもしっかりした打球を打っているイメージ。

自分は、まだそこまで達していません」と冷静に振り返った。

１２月には、同じ外野の先輩である牧田、オリックス鉄平とともに、北海道でトレーニングを行う。

「何か少しでも学べたら。いろいろ聞きたいです」と意気込んだ。（金額は推定）