イーグルスファンコミュの随所に「デーブ流」

随所に「デーブ流」　東北楽天・秋季キャンプ

目を引いたのは、通常より１人少ない８人制の紅白戦。打者に応じて外野手が２人になったり、

内野手が３人になったり。左翼がぽっかりと空く大胆なシフトもあった。


「選手に考えさせる」のが最大の狙い。両チームの監督は選手が務め、紅白戦ごとに

チームを編成した。

監督役を務めた藤田は「選手間の話し合いが自然と生まれた。９人なら、だいぶ楽に守れる」とうなずく。


「あいさつは立ち止まり、大きな声で。グラウンド内はちんたら歩かない」。指揮官は秋季キャンプでは

若手にもベテランにも分け隔てなく、きびきびとした練習態度を求めた。

本人も大声で選手に声を掛けて回り、グラウンドは活気づいた。


休日の過ごし方にも変化があった。完全休養日はなく、期間中は計３日間の「自主練習日」が実質的な休み。

大久保監督の「生活リズムを壊したくない」との考えから、朝食後に軽く体を動かす意味も込め、

選手やスタッフらは午前中に地元の美術館や小学校を訪ねたり、観光地で清掃活動をしたりした。


選手のコンディションづくりにも気を配った。「食べた物は６時間後にエネルギーに変わる」と言う

監督の持論に基づき、１６日の紅白戦では試合開始の６時間前に食事をするよう試みた。

「動きやすくなった」と話す選手もいたという。

１２月から２カ月間のオフシーズンを前に、大久保監督は近く、来年２月１日に始まる春季キャンプの

練習メニューを全選手に渡す方針だ。「練習内容も、紅白戦で誰が投げるのかも全部書く。

各自、それに合わせて調整してくるだろう」


　最下位に終わった今季の巻き返しが待たれる来季に向け、新人監督が第一歩を踏み出した。



楽天４位フェルナンド「大谷と対戦したい」

楽天から４位指名された白鴎大・ルシアノ・フェルナンド外野手（２２）が２１日、栃木・小山市内の同校で入団交渉を行い、合意した。

契約金４０００万円、年俸８００万円。楽天からは長島スカウト＆ディベロップメント部副部長、後関スカウトの２人が出席した。

フェルナンドは関甲新学生リーグ記録の１８本に迫る通算１６本塁打を放つなど、

長打力に定評がある。

プロ入り後はパワー勝負をしたいと話し、「年代が近いエース級の投手と対戦したい。

大谷とか対戦したい。１６０キロと力と力の勝負で負けたくない」と意気込んだ。（金額は推定）





楽天がヤ軍ウィーラー内野手を獲得


ヤンキースは２０日、ゼラス・ウィーラー内野手（２７）の保有権を楽天に譲渡したと発表した。

ウィーラーは７月にメジャーデビューし、２９試合で打率１割９分３厘、２本塁打、５打点を記録。

三塁で１０試合に先発したほか、右翼と左翼も守った。

傘下のマイナー、３Ａスクラントンでは８２試合で打率２割９分６厘、９本塁打、４０打点をマークした。






星野ＳＡ　さんまと生トーク「おもろい」阪神監督時代から親交


楽天の星野仙一シニアアドバイザー（ＳＡ＝が、２２日に親交のあるタレントの明石家さんまが司会を

務める人気番組「さんまのまんま　２０１４大阪から生放送ＳＰ」（フジテレビ系列）に生出演する。

星野ＳＡは阪神監督時代だった０３年に知人の紹介でさんまとの親交がスタート。

年末年始には別荘のあるオーストラリアでゴルフや食事に出掛ける仲だ。

「さんまはほんまにおもろいやつや」と信頼を寄せており、今回の出演オファーも快諾。

今だから言えるエピソードや秘話を語る可能性は十分だ。

　９日に新たに５年契約を結んだ星野ＳＡは１３〜１５日に地元でもある岡山県倉敷市を訪れ、市役所など関係各所を表敬訪問。

「自分には人脈もある。（球団が）頼ってきたらアドバイスもする」とチーム強化に協力する姿勢を

示した。ＳＡ就任後初となるテレビ出演。来季に最下位からの巻き返しを狙うチームをアピールする。