イーグルスファンコミュの「もう一度日本一のユニホームにしよう」

大久保新監督が始動「もう一度日本一のユニホームにしよう」


大久保博元新監督が１５日、本拠地のコボスタ宮城での秋季練習に合流し、新体制がスタートした。

練習開始前、大久保新監督は「競争なくしてチームは強くならない。個人の課題を明確にして、

来年もう一度日本一のユニホームにしよう」などと思いを伝えた。

練習中は自らノックするなどグラウンドを動き回り、「違和感はなかった。

いつものメンバーでいつも通りにやれた」と振り返った。

新監督が決まって最初の練習を終えた則本は「チームとしてトップが決まるのはいいこと」とひと安心した様子だった。

嶋は「（大久保監督は）全選手のことを分かっていると思うので僕らは動きやすい」と話した。






デーブ楽天　則本「やりやすくなる」


楽天は１５日、コボスタ宮城で秋季練習２日目を終えた。

前日の初日は、大久保監督が就任する前に行われたため、指揮官不在だった。１日遅れながら新監督を迎え最初の練習を終え、選手も落ち着いた様子だった。

則本は「チームとしてトップが決まるのは良いこと。やりやすくなります」と歓迎。塩見は「（大久保監督は）２軍でも一緒にやった方なので、いつも通りやれました」。

嶋は「監督が目指す野球にアジャストしないといけない。（大久保監督は）１軍も、２軍も経験されているので、動きやすい」と話した。



デーブ監督が初指揮「違和感はない」

大久保監督が１５日、新監督として初めてチームの練習を指揮した。

　前日１４日に就任したが、会見は秋季練習が終わった午後だった。この日が事実上の初日となった。

午前１０時２９分、小走りでグラウンドに現れると、選手、コーチ、スタッフ全員にあいさつ。

その後は、各コーチとも積極的にコミュニケーションを取りながら、２時間弱の練習を終えた。

　初日の感想を問われ「あまり違和感はないですね。

星野監督のおかげで１軍、２軍の入れ替えがたくさんあったので。

いつも通りのメンバーで、いつも通りの練習ができました。（あいさつでは）チームとして一致団結、協力しましょうと言いました」と話した。



＜デーブ新監督＞育成期待、がっかり…

プロ野球東北楽天の次期監督に大久保博元氏（４７）の就任が決まり、１４日、球団から発表された。

日本一から最下位に落ちたチームをどう浮上させるか。ファンの間では期待の声がある一方、かつて別の球団で指導が行き過ぎたと批判を受けたり、私生活のトラブルで刑事事件になったりしたことで、就任に首をかしげる人もいる。

大久保氏は打撃コーチや２軍監督を経験してきただけに、「育てる人」の印象が強い。

盛岡市のアルバイト大林万里子さん（３０）は「チームは若手の育成が課題。若い選手を見てきた大久保さんは適任」と喜ぶ。


石巻市の団体職員津田栄さん（５２）も「ファンへのサービス精神が旺盛で選手を育てるのがうまい。

若手にも分け隔てなくチャンスを与え、球団生え抜きの選手を育ててほしい」と望んだ。


身長１８１センチ、体重９４キロというちょっと太めの大久保氏。出身である茨城弁交じりの口調もあって、親しみを持つファンは多い。

「チームを盛り上げる雰囲気を持つ。星野さんとは違った色を出してほしい」と南陽市の会社役員沖田進さん（６３）。

宮城県亘理町の会社員加藤正純さん（３２）は「ファンが親しみやすいよう、登録名を『デーブ監督』にしてはどうか」と提案した。


　ただ、賛成意見ばかりではない。名取市の主婦渡辺里美さん（２４）は「タレントのイメージが強く、

期待半分、どうやっていくんだろうという気持ちが半分」と先行きを見守る様子。


東京都世田谷区、会社員太田智宏さん（４０）は「過去に事件を起こして罰金命令を受けたことが
あり、選手の指導においても問題となったことがある。そういう人をなぜ選んだのか、

球団はきちんと説明する責任がある。彼が適任とは思わないし、球団にもがっかりした」と残念がった。