イーグルスファンコミュの辛島、試合つくれず６回途中ＫＯ…星野監督「この間と別人」

辛島、試合つくれず６回途中ＫＯ…星野監督「この間と別人」

パ・リーグ楽天１―９西武（9月15日西武Ｄ）

辛島が５回２／３を４失点と試合をつくれなかった。「申し訳ないです。四球が失点にも絡んだし…。

球数も多くなってしまい先発投手としての役割を果たせなかった」と反省した。

２回、山川に甘い速球を捉えられてプロ初安打となる先制本塁打を許すなど立ち上がりから不安定だった。

前回登板のロッテ戦ではプロ初完封を達成していただけに星野監督は「この間と別人。

続かんとこがあいつらしい」と手厳しかった。

辛島６回途中５四死球４失点で降板

辛島が５回２／３を投げ、６安打４失点で降板した。

　序盤から制球を乱し、５四死球。３回には２死から西武の３番中村、４番メヒアに連続四球を与え、

走者をためたところで秋山に適時打を許した。

　降板後、「申し訳ないです。四球が失点にも絡みましたし。球数も多くなってしまい、先発投手の役割を果たせませんでした」とコメントした。

島内が適時打「必死に食らいついた」

島内が追撃の適時打を放った。５回無死一、三塁から西武岸の１２９キロ真ん中低めのチェンジアップをすくい上げた。

態勢を崩されながらもしぶとく右前に落とし、１点差に迫った。「チャンスだったので必死に食らいつきました。でも、ボール球でしたね」と気迫の一打だった。

ルーキー古川２度目登板は無失点

古川が前日１４日に続き、プロ２度目のマウンドに上がった。

　８回、前日と同じく西武の４番中村からの登板となったが「昨日より全然落ち着いていました」とストライク先行の投球を披露。

　２球でカウント０－２とすると最後は１３１キロのフォークで投ゴロに打ち取った。その後森本に三塁打を浴び、秋山に四球を与えた。１死一、三塁の危機を招くが後続を抑え、無失点に切り抜けた。

「ギリギリでした。次もチャンスがあるならストライク先行でいきたい」と気を引き締めていた。

松井裕が本拠地初勝利へ気合

　松井裕が本拠地初勝利へ、意気込んだ。１６日のロッテ戦（コボスタ宮城）に先発予定で、ノックやキャッチボールで前日調整を行った。

今季は４度本拠地コボスタ宮城で先発しているが、０勝２敗と勝ち星はまだない。

「試合をしっかり作って、いい状態で後ろにつないでいきたい。ロッテ打線はどこからでもつながっていく印象なので、気持ちを切らさないようにやっていきたい」と気を引き締めた。

マー君、軽めの調整　１６日に練習試合登板

右肘を痛めて故障者リスト（ＤＬ）入りしている米大リーグ、ヤンキースの田中は１４日、キャンプ地のフロリダ州タンパで軽めの調整をした。１５日（日本時間１６日）に故障後初の実戦となるマイナーの練習試合に臨む。６０～６５球、４イニングがめどになる。

　この日は最長約４０メートルのキャッチボール。投本間ほどの距離でスプリットなどの変化球も投げた。１５日の調整登板で問題がなければ、２０日（日本時間２１日）にヤンキースタジアムで行われるブルージェイズ戦からメジャーに復帰することが可能になる。