イーグルスファンコミュの野監督　６失点則本に「自分から勝ちを捨てているようなもの

星野監督　６失点則本に「自分から勝ちを捨てているようなもの」


パ・リーグ 楽天３―７日本ハム （7月27日 コボスタ宮城）


前夜のサヨナラ勝ちで復帰後の初白星をド派手に飾った楽天・星野監督だったが、終盤に逆転を許したこの日の表情は厳しかった。

「逆転して次の回が大事なのは分かっているのに…」。１回、１点差を追いつきながら直後に勝ち越しを許し、６回に逆転しながら直後の７回には４点を献上した。

ポイントに挙げたのは７回のディフェンス。無死二塁から西川の送りバントを三塁封殺しながら、続く中島卓に１２球を要しての四球。「早く勝負しないといけないのに」と振り返った。

結局、相手の流れを止めることができずに中田の逆転３ラン、アブレイユの今季１号へとつなげてしまった。「自分から勝ちを捨てているようなもの」。

最後は７回途中６失点と粘り切れなかった先発・則本へ厳しい言葉を向けた。






則本７回途中６失点降板「情けない」



＜楽天３−７日本ハム＞◇２７日◇コボスタ宮城

　先発の則本は、６回２／３、１２安打６失点（自責５）で降板した。

　３−２と１点リードで迎えた７回、中田に逆転３ランを打たれ、続くアブレイユにもソロを許し降板。

球宴期間を挟み、今月１６日以来の登板で結果を出せなかった。降板直後の「情けない。

それしかないです。これだけ登板間隔を空けてもらったのに、こんなピッチングしかできなく」というコメントに、悔しさがにじんでいた。





ジョーンズ適時打「気持ちが楽に」

　アンドリュー・ジョーンズが同点打を放った。

　０−１の１回２死二塁で、日本ハム先発メンドーサから中越え二塁打を放ち、二塁走者の岡島をかえした。

高めの１４１キロ直球を捉え、２１日の西武戦以来４試合ぶりの安打となった。

「岡島がスコアリングポジションまで進んでくれたので、なんとかランナーをかえそうと集中力が高まったよ。

久々にヒットが出て、気持ちが楽になった。勝利に貢献できるバッティングをしていきたいね」と話した。









聖沢が適時打「燃えましたよ」



聖沢「が一時勝ち越しとなる左前打を放った。１−２の６回に嶋の犠飛で追いつき、なお２死一、三塁で谷元から放ち、１点を追加した。

　フォークボールをうまく左前に落とした。「チャンスでしたし、燃えましたよ。なんとか食らいつくことができたと思います」と話した。






青山が被災地の子どもたちを招待



青山が岩手・大船渡市の子どもたちと保護者、２１名を招待し、試合前に交流した。

津波で校舎が全壊した赤崎小の生徒たちで、いまだにグラウンドも使用できない。被災地の子どもたちに少しでも元気を届けたいと、写真撮影なども行われた。

　青山個人のチャリティーで、今年から年に４回、被災地の子どもたちを招いている。

青山は「少しでも出来ることをやらせてもらえればと思った。ずっと続けていきたいことです。

自分もそれだけの立場になって、還元したいじゃないけど、こういうことをやりたいと思った」と話した。





星野監督　大隣の復活勝利を祝福、ユーモア交え「ウチ以外から勝って」


星野監督が、ソフトバンク・大隣の４２２日ぶり復活勝利を祝福した。

同監督は国指定の難病・胸椎黄色靱帯骨化症などの手術を受けて休養、２６日に復帰２戦目で白星を飾った。

この日同様の難病から登板２試合目で勝利を飾った大隣を「手術して大変なことがいろいろあったと思う。

これからも頑張ってほしい」と称えた。その後は「ウチ以外からいっぱい勝ってほしい」とユーモアを交えて、エールを送っていた。



楽天10人目新外国人エバンス獲りへ

島内、母校星稜の大逆転劇を祝福

島内母校の大逆転劇に驚いた。

　出身高校の星稜が石川県大会決勝で０−８から９回裏に９点を奪い、逆転勝利。

試合前練習後に８点差で負けていると報道陣から聞かされると「負けましたね…」と肩を落としていた。

　しかし、試合直前に逆転勝利を知ると「何が起こったんですかね？　すごいな。

この勢いで甲子園でも頑張って欲しい」とまさかの展開に驚きながらも祝福していた。