イーグルスファンコミュの楽天　快勝で連敗脱出！則本　交流戦３勝はすべて完封

楽天　快勝で連敗脱出！則本　交流戦３勝はすべて完封


交流戦 楽天１０―０ＤｅＮＡ （6月9日 郡山）


楽天が序盤から得点を重ね、則本が交流戦３試合目の完封で連敗を４で止めた。

　楽天は初回、１死三塁で後藤の左犠飛で先制。２回にも１死三塁でボウカーが右中間へ適時三塁打を放ち加点すると、４回にはボウカーの右中間２点本塁打、後藤の中前２点適時打で早々と試合を決めた。

９回にはジョーンズの左越え２点本塁打も飛び出した。

先発の則本は初回の１死三塁、３回の無死二、三塁のピンチに三振で切り抜ける投球を見せ、５安打１０奪三振で自身４連勝、今季７勝目をマーク。

ＤｅＮＡ戦は５月２２日に続いての連続シャットアウトとなった。







楽天打線、久々の爆発　５月１１日以来の２桁得点


楽天が５月１１日以来の２桁得点となる１０点と久々の爆発を見せた。

長打に犠打などを絡めて効率良く得点を重ね、チームに求められていた形が出た。

田代打撃コーチは「久々の久々だよ。でもまだまだ」と満足することはなかった。

１回は二塁打とバントで１死三塁とし、後藤が先制犠飛。後藤は５―０の４回２死二、三塁で２点中前打も放ち、３打点の活躍。「ベンチの押せ押せの雰囲気で打たせてもらった。チーム全体で積極的に打とうとしていた」と笑顔だった。



則本　グリエル、ブランコ力勝負　今季４度目完封「飛ばした結果」



　強い雨が降り続き、雷鳴さえとどろく中、楽天・則本が冷静に今季完封勝ちを収めた。

　「天候が悪かったので、いけるところまで飛ばしていこういうのがこういう結果になった」と則本。

初回、３回と三塁に走者を背負いながら、３番グリエル、４番ブランコと力勝負。初回はブランコを三振、３回はグリエルを中飛に仕留める堂々たる投球だった。

春先は思い通りの投球ができなかったが、これで４連勝。

交流戦に入ったからの３勝はすべてシャットアウト勝ち。借金は依然として２桁の楽天だが、田中が抜けた後のエース候補が真のエースになりつつある。

仙台からほど近い郡山での大勝で楽天が反抗に出る。





則本「セットが安定」完封で７勝目


則本が無四球完封で、チームの連敗を４で止める７勝目を挙げた。

３度にわたり得点圏に走者を抱えたが、１本を許さなかった。雨が降る土のグラウンドで、マウンド状態は悪かった。

　４回からは走者がいない場面でもセットポジションで投げる工夫で乗り切った。

「テンポよく、なるべく早いカウントで勝負しようと、（捕手の）嶋さんとも話してやっていきました。

セットの方が安定したのがよかったです」と話した。




ジョーンズ15号も「ベストではない」


アンドリュー・ジョーンズが８−０と大量リードの９回２死三塁から、１５号２ランを放った。

　５月１１日・ロッテ戦以来の２ケタ得点に乗せる本塁打だった。

ジョーンズは「今の自分の状態はベストではない。できることをやるだけ。最後に打てて良かったよ」と話した。


後藤「押せ押せの雰囲気」で２点打

後藤が４回２死二、三塁から２点適時打をマークした。フルカウントからのスライダーを中前にとした。

　「ベンチの押せ押せの雰囲気で打たせてもらいました」と笑った。１回に先制犠飛を打っており、４回の時点で３打点と、３番起用に応えている。





ボウカー３号２ラン「うれしいね」

ジョン・ボウカーが４回無死二塁、３号２ランを放った。カウント２−２から高め直球を右中間スタンドに運んだ。

　「ランナー二塁の場面だったので、とにかく進塁打を打とうと思っていた。結果的にホームランになったけど、うれしいね」とコメントした。




ボウカー適時三塁打「疲れたよ」

ジョン・ボウカーが２回に適時三塁打を放った。

　１死三塁。カウント１−２からフォークを右中間にはじき返した。ベンチに戻ると「打ったのはフォーク。

３球続けて投げてきたので次こそは捉えようと思っていた。うまく捉えることができたね。

右翼手が横っ跳びしたところも走りながら見ることができたので、思い切って三塁まで行きました。

疲れたよ」と言い、広報担当者に笑いかけた。




休養中の星野監督、手術日は未定



立花陽三社長は９日、黄色靱帯（じんたい）骨化症と椎間板ヘルニアで休養中の星野監督の手術日が未定であると話した。

福島・郡山の開成山球場で、ＤｅＮＡ戦の開始前に「手術は、まだ決まっていません。

決まり次第、連絡があると思う。今のところ、お伝えできる状況ではありません」と話した。

また、病院名は明かさなかったが、「（星野監督は）入院されている」と説明。手術へ向けた準備として、引き続き静養中とみられる。



新助っ人クルーズ会見「チームの力に」

　楽天の新外国人ライナー・クルーズが９日、１軍に昇格した。

　ＤｅＮＡ戦（郡山）前の会見で意気込みを問われ「１００％、チームの力になりたい。

毎日のハードワークをチームにささげるのが、私の役割です。

昨年、楽天が優勝したことは聞いています。今は、こういう状況（５位）ですが、諦めることはない。

巻き返しへ、１つでも多く貢献したい。野球は戦いですから」と熱く語った。





クルーズが１軍合流「１００マイル以上投げたことはある」


楽天に新加入したクルーズが１軍に合流した。試合前に記者会見して「１００パーセントの力でチームのために一つでも多くの勝利に貢献したい」と意気込みを語った。

米大リーグでプレー経験のある右腕は「１００マイル（約１６１キロ）以上を投げたことはある。

日本でどれくらい出るか楽しみ」と意欲をのぞかせた。



【球宴中間発表】セは広島から７人！最多得票はパのオリ糸井

日本野球機構（ＮＰＢ）は９日、「マツダオールスターゲーム２０１４」（７月１８日＝西武Ｄ、１９日＝甲子園）の第１回中間発表を行った。

　セ・リーグの投手は先発が大瀬良（広）で３万６２４票、中継ぎが一岡（広）で６万２６３９票。

抑えが呉（神）の３万４６８５票。捕手は阿部（巨）で２万６７９９票。

　一塁がキラ（広）の２万７９０３票、二塁が菊池（広）で４万６６０４票、三塁が堂林（広）で２万７５５２票、遊撃が鳥谷（神）で５万４７８０票、外野は丸（広）が４万７７２９票、エルドレッド（広）が４万６９７７票、

バレンティン（ヤ）が３万７９５２票だった。


　パ・リーグの投手は先発が大谷（日）の２万４６４８票、中継ぎが佐藤（オ）で３万２１２６票、

抑えがサファテ（ソ）で３万９０９１票。捕手は嶋（楽）で４万９０５６票。

　一塁は中村（西）で３万４３７８票、二塁は浅村（西）で３万３２６票、三塁は松田（ソ）で５万３５７４票、

遊撃は今宮（ソ）で３万２９４４票、外野は糸井（オ）が６万９８１６票、陽（日）が４万１８３７票、

中田（日）が３万９７６３票。指名打者がペーニャ（オ）で４万２２５６票だった。

最多得票は糸井。セ・リーグ最多は巨人から広島に移籍した一岡。最終結果発表は６月２７日で、監督選抜を含むメンバー発表は７月３日。