イーグルスファンコミュの「田中の穴埋める」

朝の声出しで菊池「野球人生懸ける」塩見は「田中の穴埋める」


楽天キャンプ早朝恒例の声出しは６日、７年目右腕の菊池と４年目左腕の塩見が登場した。

菊池は昨年わずか１勝、８月以降は１軍での登板がなく日本一に貢献できなかった。「たくさんチャンスをもらいながら結果が残せてないので監督、コーチの方々の期待に応えられるように野球人生を懸けて頑張りたい」と決意表明。

塩見は昨年１軍登板なし、左肩痛に悩まされ年俸も２５％ダウンと屈辱のシーズンを送った。「（ヤンキースに移籍した）田中の穴を埋められるように、日本一に貢献できるように頑張ります」と巻き返しに気合十分、ルーキーイヤー（１１年）には９勝を挙げる力はあるだけに、先発の一角へ期待は大きい。






楽天　今キャンプ初の非公開練習、野手全員参加でサインプレー徹底


楽天は６日、今キャンプ初の非公開練習を行った。戸村、上園、宮川ら一部投手陣と野手全員が室内練習場に入りサインプレーを練習した。

昨年日本一にはなったが、ヤンキース移籍の田中が抜けたこともあり、貪欲に細かいプレーを徹底。２年連続の栄冠に向け抜かりなく調整を進めている。






辛島　フリー打撃でＡＪに柵越え許さず「感じはいい」


楽天６年目左腕の辛島が６日、フリー打撃に登板、ジョーンズと牧田を相手に順調な調整ぶりを印象付けた。

辛島は切れのいいボールを投げ込んで、ジョーンズは差し込まれる場面もたびたび。柵越えを許すことは一度もなかった。牧田はバットを折られ、辛島の良さが際立った。

投球後、辛島は「無駄な力を入れずに最後のリリースだけ力を入れるイメージで投げました。感じはいいです」と手応え十分の口ぶりだった。

昨年３勝、５日の朝の声出しでは「１年間ローテーションを守って２桁勝てるように頑張りたい」と宣言、飛躍が期待されている。





岡島が快音連発「絶好調です！」


楽天岡島豪郎外野手（２４）が６日、「絶好調」で久米島キャンプ第１クールを終えた。

この日は野手では最後まで残って室内練習場で打ち込み、快音を連発。「絶好調です！」と納得の表情を見せる。「打撃の調子が良いんで、今のうちにどんどん打ち込みたい」と意気込む。次クールも「もっと自分を追い込みたい」と話し、第２クールも全力で取り組むとした。





松井裕捕手座らせ82球　佐藤コーチ指導

楽天のドラフト１位松井裕樹投手（１８＝桐光学園）が６日、久米島キャンプで２日連続となる４度目のブルペン入りをした。

座った状態の捕手に８２球投げ込んだ。途中から佐藤義則１軍投手コーチ（５１）が隣に立ち指導するなど、熱のこもった投球となった。






後藤、日本一の二遊間に挑戦状


楽天の後藤光尊内野手（３５）が６日、定位置奪取を誓った。久米島キャンプ第１クールが終了し「打撃は上がってきています」と話す。

次クールでは外野の練習も行う予定だが「どっか（定位置を）取りたいです。日本一の二遊間に割り込んでいく気持ちをもっていきたい」と本職である内野の定位置をつかむため、松井稼と藤田とのポジション争いに燃えていた。





マー君　軽め調整「例年より体調はいい」　９日にも渡米


楽天から米大リーグ、ヤンキースへの移籍が決まった田中将大投手が渡米する日程について、サポート役を務める前楽天広報部長の佐藤芳記氏は６日、「最短で９日に行ければ」と見通しを語った。４日にビザを取得したことも明らかにした。

田中将はこの日、コボスタ宮城の室内練習場で軽めの投球練習などを行った。調整具合については「（メジャーのキャンプに臨むのが）初めてなので分からないが、例年より体調はいい」と話した。

ヤンキースの春季キャンプはフロリダ州タンパで１５日に始まる。





メジャー１３勝ミトレらテスト参加


楽天は６日、久米島キャンプでセルジオ・ミトレ投手（３２）とルーク・ファンミル投手（２９）の外国人右腕２人をテストすることを発表した。８日に久米島入りし、９日から練習に参加する。

ミトレは１１年までヤンキースに所属。メジャー通算１４３試合で１３勝３０敗１セーブ、防御率５・２１の成績だった。ファンミルはメジャー経験こそないが、オランダ代表として０８年の北京五輪、昨年のＷＢＣに出場した。身長２１０センチの右腕。昨年１１月にはソフトバンクもテストを行ったが、不合格になっていた。