イーグルスファンコミュの田中のポスティングは「未定」

田中のポスティングは「未定」

楽天の井上智治オーナー代行は16日、新ポスティングシステムが17日に発効することを受け、田中将大投手に同制度の利用を認めるかどうかについて、「まだ決まっていない。本人と立花（陽三）球団社長が話し合ってから」と語った。


立花社長は、既に田中を慰留する意向を表明。田中の意思を確認した後に、三木谷浩史オーナーと協議するといい、「どうするか判断するのは球団」としている。



マー君、安すぎる20億円…「損失」計り知れず、もう１年が得策


楽天が、田中将大投手（２５）のメジャー移籍を来オフに延期することを検討していることが１５日、分かった。

日本野球機構（ＮＰＢ）と大リーグ機構（ＭＬＢ）で基本合意している、ポスティング・システム（入札制度）に代わる新移籍制度では、球団が手にする入札金は２０００万ドル（約２０億６０００万円）が上限。　

旧制度のポスティング・システムでは上限はなく、田中の入札額は同制度の史上最高額１億ドル（約１０３億円）に達するとみられていた。

当初、今オフのメジャー移籍を容認する方針を固めていた球団側の「損失」は計り知れず、立花社長は「価格の評価としては少し安いんじゃないかという話が出ている」と語っている。


田中との会談では残留要請を行う一方、「本人の希望するシナリオも考えなければいけない」と意思を尊重する意向を示している。そこで「折衷案」として１年後のメジャー移籍を約束し、来季も楽天でプレーしてもらうというわけだ。






マーリンズ　楽天自由契約マギーに興味　移籍条件は定位置確約


マーリンズが楽天を自由契約となり、メジャー復帰の可能性を模索しているマギーの獲得に名乗りを上げた。

地元マイアミ・ヘラルド紙が１４日付の電子版で「補強を狙う三塁では、楽天の日本一に貢献したマギーに興味を示している」と伝えた。マギーはレギュラー確約を移籍の条件に挙げ、米球界から同様のオファーがない場合は楽天と再契約する意向。マ軍は複数のポジションを守れる三塁手を探しており、一塁もこなせる３１歳に注目している。




Ｖ旅行の銀次、次の夢は連覇　どっしり構えて首位打者照準


東北楽天の銀次内野手がハワイでの優勝旅行を満喫している。プロ入団時は１軍の試合出場が夢だったが、今やチームになくてはならない存在にまで成長。常夏の島で次なる夢に連覇を掲げた。


「妻と毎日、買い物をして楽しんでいます」。鋭い眼光で相手投手を打ち負かしてきた好打者が、ハワイでは終始、柔和な表情で過ごしている。


ハワイは何度か訪れたことがあるが、優勝旅行ではもちろん初めて。滞在中には星野仙一監督主催のバーベキューパーティーがあり、チームメートやその家族らと楽しいひとときを過ごしたという。「本当に楽しかった。またみんなでバーベキューをしたい。そのためには連覇ですね」


来季はもう一つ楽しみにしていることがある。ドラフト１位の松井裕樹投手（神奈川・桐光学園高）との対面だ。「（得意球の）スライダーが切れる印象。実際に見てみたい。紅白戦で対戦したら？　レフト前ヒットを打ちます」と笑う。

今季チームトップの打率３割１分７厘を記録した打撃については「来季も変えることはない」と断言。「ダイヤモンドヘッド（ハワイの名所）のようにどっしりと構え、見下ろす感じで首位打者を狙います」と意気込んだ。




本塁打以外もビデオ判定導入へ＝フェンス際の打球で


セ、パ両リーグは16日、来季からフェンス際の際どい打球について、本塁打以外でもビデオ判定を導入する方針で大筋合意した。ボールがフェンスに当たっていても、野手が直接捕ったと見間違えるケースなどがあるためで、その都度、審判の判断で採用するかどうかを決める。


セの鈴木清明理事長（広島球団本部長）は、「セとしては、来季から導入したいという意思を決定した」と語った。パには慎重論もあるが、おおむね認める方向という。

ビデオ判定は、2010年からセ、パ両リーグとも微妙な本塁打についてのみ採用していた。