イーグルスファンコミュの楽天継投に失敗

＜楽天１０－１１ソフトバンク＞◇１８日◇Ｋスタ宮城

楽天は１回、ジョーンズの２４号３ランで先制。２回は岡島の適時打、３回は内野ゴロの間に１点を加え、リードを５点に広げた。

ソフトバンクは５回、細川が２ランを放った。楽天は５回、松井の二塁打で３点を加えた。８－２と楽天リードで７回へ入った。

ソフトバンクが終盤の３イニングで９点を奪い、逆転勝ちした。金沢が２勝目。楽天は継投に失敗し、２連勝を逃した。

ハウザー、テンポよく６回12Ｋ

楽天先発のジム・ハウザー投手（２９）が好投した。

６回を３安打２失点。１回から毎回奪三振を続け、全部で１２三振を奪った。降板後「攻撃陣に気持ちよく打ってもらえるように、テンポよく投げて守備の時間を短くできるように心掛けて投げました」とコメントした。

松井が日本通算350二塁打達成

松井稼頭央が日本通算３５０二塁打を達成した。

　５－２で迎えた１死満塁で、ソフトバンク武田から走者一掃の右中間二塁打を放った。３点を加える貴重な一打に「積極的に打ちにいきました。みんながつないでくれたチャンスだったから、打てて良かったです」とコメントした。

　ただ、松井は二塁を蹴って三塁を狙った。滑り込んだが、タッチアウト。直後、中堅後方の大型スクリーンに、３５０二塁打を伝える表示が出た。球団職員から記念ボードを手渡され、ナインにも祝福されたが、走塁死しただけに苦笑いを浮かべていた。

岡島適時打「魂で打ちました」

楽天が右翼に入っている岡島豪郎捕手（２４）の適時打で追加点を挙げた。

　３－０の２回１死二塁で武田から中前打を放ち４点目。カウント１ボール２ストライクからの１球を捉えた。「追い込まれていましたが、低めのボールを魂で打ちました。早めに追加点が欲しかったので、打てて良かったです」とコメントした。

ジョーンズ24号先制弾「完璧」

　アンドリュー・ジョーンズ外野手（３６）の２４号３ランで先制した。

１回１死一、二塁で、ソフトバンク先発の武田の直球をとらえ、左中間席の中段まで運んだ。「大切な試合なので、先制できたのは大きな意味がある。完璧なスイングで打つことができた」とコメントした。