イーグルスファンコミュの牧田１軍合流など・・・

牧田１軍合流

　

＜合流の牧田、場外弾も＞
　左手首を痛めていたため２軍でキャンプをスタートした牧田がこの日、１軍に合流。早速、フリー打撃で２４スイング中３本を柵越えさせた。うち２本は外野ネットを越え、相変わらずのパワーを首脳陣にアピールした。ただ本人は納得がいかないようすで、「まだまだ打ち損じが多い。もっと振り込みたい」と汗をぬぐった。
　
昨季は１２３試合に出場し、チーム最多の９本塁打を放ったが、打率のほうは２割２分５厘と物足りなかった。「昨季は手応えを感じる一方で課題も多かった。故障した左手首の状態も快方に向かっている。キャンプでは打率を上げる練習をしたい」と話した。

塩見「バラ色のオフを」

楽天塩見貴洋投手（２４）が、昨季のリベンジを誓った。

５日、久米島キャンプで恒例の朝の声だしを担当し、「今年の目標は、去年できなかった２ケタ勝利を挙げて、チームに貢献することです。そして、今年こそバラ色のオフを過ごしたいと思います」と宣言。昨季６勝１０敗の成績からの巻き返しに意欲を見せた。

福山、早朝「おっぱっぴ～」

新加入の楽天福山博之投手（２３＝ＤｅＮＡ）が、早朝からモノマネを披露した。

　５日、久米島キャンプ恒例の朝の声だしを担当。「今年は拾って頂いたチームのために、一生懸命頑張ります。そして、ここ久米島は、顔もよく似ていると言われる小島よしお師匠の故郷でもあります」と前置きすると、「うぃ～、うぃ～、はい、おっぱっぴ～」とお笑い芸人・小島よしおのモノマネを行った。さらに続き「みんなどん引きしてる～、でもそんなの関係ねぇ、でもそんなの関係ねぇ、はい、おっぱっぴ～」と、最後は爆笑を誘っていた。

　

ドラ２・則本　武器は“上を向いて投げよう”投法

先発候補に急浮上だ！楽天のドラフト２位、則本昂大投手（２２＝三重中京大）が、沖縄・久米島キャンプ４日目で早くも３度目となるブルペン入り。リリース時に顔が上を向く独特のフォームから、強烈に伸びる直球と多彩な変化球を投げ込んだ。

新人でただ１人、１軍キャンプでスタートした右腕は「自分のペースで投げられました。変化球もチェンジアップとスラーブを投げて良かったと思う」と汗を拭った。

　スリークオーターから最速１５４キロの直球を投じる剛腕。何種類もの軌道を描くスライダーなど変化球も多彩だ。そして何より投げる瞬間に上を向くのが最大の「武器」。「小学校からこの投げ方で、何度か矯正しようとしたけどダメだった。でも“あっち向いてホイ”の方が、打者が怖くて打ちにくいみたい」と話す。昨年の全日本大学選手権１回戦では、大体大から延長１０回で２０三振（参考記録）を記録。独特のフォームで打者に恐怖感を与え、腰を引かせた結果だ。

星野監督はキャンプ初日にブルペンで則本の投球を見た瞬間、佐藤投手コーチに歩み寄り「使える。あまり投げさせるな」と耳打ち。通常ならばアピールが必要な新人に対し、故障防止のためベテランのような「マイペース指令」を出した。この日も指揮官は「アピールしていけば先発ローテに入るかもな」と高く評価した。

「このフォームでプロでも勝負したい。頑張ります」。近日中にはフリー打撃に登板する予定。打者相手の投球で、さらに評価を上げる。

ジョーンズ、辛島から柵越え２発

楽天アンドリュー・ジョーンズ外野手（３５＝ヤンキース）が５日、来日後初めて現役投手相手の打撃を行った。

この日から、投手がフリー打撃で打撃投手を務めるメニューが始まった。ジョーンズは辛島から柵越えを２発放ち、「実際の投手を目の前にして対戦することが一番重要。慣れるという点では良かった」と満足そうだった。