イーグルスファンコミュの「勝つことのみが善である」など・・・

楽天幹部が必勝祈願　絵馬に「勝つことのみが善である」


楽天の立花陽三球団社長ら球団幹部が、仙台市内の大崎八幡宮に参拝して必勝を祈願した。

慶大ラグビー部出身の同社長は絵馬に元ラグビー日本代表監督で尊敬する故宿沢広朗氏のモットー「勝つことのみが善である」としたため「球団、チーム一丸で優勝したい。優勝しか興味がない」と意欲。昨季限りで現役を引退し、新設のアンバサダーとして初仕事となった草野大輔氏は「身が引き締まる思い。サポートしたい」と抱負を語った。




草野アンバサダー“選手目線”でいざ参る！大崎八幡宮参拝


草野大輔アンバサダー（３６）が４日、立花陽三球団社長（４１）ら幹部とともに仙台市内の大崎八幡宮を参拝し、チームの必勝を祈願。球団職員として、優勝に貢献することを誓った。

現役引退後、初めて訪れた大崎八幡宮。黒いスーツに身を包んだ草野は、神妙な顔つきで両手を合わせた。「身の引き締まる思いがしました。何を祈願したか？順調に仕事が進むように、と。選手がやりやすい環境を整えるようサポートするのも仕事だと思う。一緒に優勝の喜びを分け合いたい」。可能な限りのサポートをしていきたい考えを明かした。

昨シーズンで現役を引退し、球団史上初となる「アンバサダー」（親善大使）に就任した。今年はその知名度を生かし、被災地などを訪問するほか、東北６県での地域貢献など、様々な活動を行う予定。関係者には「選手の時にはできなかったことをしていきたい」と並々ならぬ意欲を語っている。


この日も多くのファンに声をかけられるなど、現役時代と変わらぬ人気の高さを見せた草野。「ファンの方々に喜んでもらえる球団を目指したい」と新たなる挑戦への抱負を語った。選手のサポートからファンサービスまで―。どんな仕事でも手を抜くつもりはない。



田中「優勝」へ始動　心地良く肩慣らし


東北楽天の田中将大投手が４日、仙台市のＫスタ宮城で自主トレーニングを始めた。室内練習場でランニングをした後、小山伸一郎、辛島航、高堀和也の３投手と、「初投げ」となるキャッチボールで１時間ほど汗を流した。

田中は、３月に行われるワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）を見据え、ＷＢＣ使用球を使って肩慣らし。辛島を相手に１１５球、回転の良い勢いのあるボールを投げ込んだ。昨年末は３０日までトレーニングを続けた。「去年（のいまごろ）と比べたら状態は良い。いい形で始動できた」と笑顔だった。

昨季チームトップの１０勝を挙げ、今季も活躍が期待される右腕は「優勝しかない」とことしの抱負を述べ、続けて「ＷＢＣもある。両方優勝できたら最高ですね」と意欲を見せた。

５日は同市泉区のシェルコム仙台で、自身が発起人となった１９８８年度生まれの選手会「８８年会」のイベントに参加する。被災した児童ら約４００人を招いて交流する予定で、「子どもたちにはとにかく楽しんでほしい」と話した。




マー君、沢村ら「８８年会」が初イベント！復興支援の野球教室

楽天・田中将大投手(24)ら１９８８年生まれのプロ野球選手によって設立された「88年会」が５日、仙台市内のシェルコム仙台で野球教室などのイベントを行った。

被災地の小学生約４００人が参加。発起人である田中は「震災があって、何か力になれないかと思っていた。元気にさせたいという趣旨でやらせていただきました」とあいさつを行った。

発起人には巨人・坂本、広島・前田健も名前を連ね、同年代である日本ハム・斎藤佑、巨人・沢村も参加。この日が同組織の初イベントで、今後も被災地復興を主な目的として活動していく。



高堀Ｋスタ一番乗り！フォーム改造中

高堀和也投手（２５）が４日、Ｋスタ宮城の室内練習場に新年一番乗りを果たした。最高気温１度に届かない極寒の仙台で、午前１１時に登場。小山伸とキャッチボールを行った。前日３日に故郷の富山から仙台に戻ったばかりだが「良い感じで投げられました。僕は結果を出すしかない」と、正月気分は抜けていた。

３年目の昨季、念願の１軍デビュー。３勝を挙げた。「まぐれだったと思われないようにしないと」と、今季が勝負ととらえている。そこでフォーム改造に着手。これまではテークバックからリリースまで、グラブをつけた左腕は腰付近に構えていた。今はグラブを肩付近まで上げ、左腕で投球時の“壁”を意識。左肩の開きをギリギリまで抑えるのが狙いだ。徐々に、手応えを感じている。

右の救援陣にはベテランの斎藤隆も加わり、競争は激しくなる。９日には渡米し、マリナーズ岩隈と自主トレを行う。「海外トレが無駄にならないようにしないと」と新年早々、高堀は気合に満ちていた。




昨季限りで戦力外の有銘が引退　楽天Ｊｒコーチ就任へ


昨季限りで楽天を戦力外となった有銘兼久投手（３４）が現役を引退し、チームのジュニアスクールのコーチに就任することが４日、分かった。

同投手は０１年のドラフト３巡目で近鉄に入団し、０４年の分配ドラフトを経て楽天に入団したチーム結成時のメンバー。０８年はリーグ最多の６６試合、０９年は５４試合に登板してＣＳ進出に貢献したが、近年は故障と若手の台頭で登板数が激減していた。昨年１１月には合同トライアウトを受験したが、オファーは届かなかった。近日中にジュニアコーチ就任が発表される




楽天２軍も改良！練習場の人工芝張り替え


楽天が総工費数千万円をかけ、仙台・泉の２軍練習場の人工芝を総張り替えすることが４日、分かった。同練習場は０６年の開場以来、７年間使用されてきたが、１度も芝の張り替えは行われていない。本来の緑から青に変色するほど、劣化が進んでいる。人工芝は、天然芝よりも足腰への負担が大きい上に、長年の使用でクッション性が失われていた。選手からは「芝が硬くなっているのを感じる」との声も挙がっていた。外野でバウンドしたボールに摩擦で芝がくっついてしまうなど、練習にも明らかな支障が出ていた。

１０日頃に着工し、３月２０日頃までには終える予定だ。このオフは総工費４億円をかけ、Ｋスタ宮城の客席増加と外野フェンス新設に着手。補強ではヤンキースからアンドリュー・ジョーンズ外野手（３５）とケーシー・マギー内野手（３０）の大物２人を獲得。すでに多額の資金をつぎ込んでいるが、さらに２軍施設も改良。悲願のリーグ初優勝へ、改革を着々と進めている。