イーグルスファンコミュの人的補償で加入も…2軍盗塁王が直面する“現実”　侍J＆世代最高と被る定位置、熾烈な争い

ドラ１左腕旅は実現なるか？早川隆久＆古謝樹
「ヨーロッパ行こうね」２ケタ勝利で計画

ドラ1左腕旅は実現なるか？　楽天早川隆久投手が、後輩・古謝樹投手との
海外旅行プランを明かした。

今オフ、シンガポールに行く計画を立てていたが、早川が昨年11月にプレミア12に
出場したことで日程面の調整がつかずに断念。
だからこそ来オフは「彼が2ケタ勝って、自分も2ケタ勝ったら、
ヨーロッパ行こうねっていう話もしてます」とグレードアップを見据える。

20年ドラフト1位の早川と23年ドラフト1位の古謝。
同じ左腕で、練習中にキャッチボールのペアを組むことも多い仲良しの2人だ。
現時点では「あいつが出せって言うんで（笑い）」と早川が旅費を持つ方向で
話が進んでいる。
だが、先輩だからという理由だけで簡単におごるわけにはいかない。

昨季の早川は球団左腕初の2ケタ勝利＆自己最多の11勝をマーク。
一方の古謝は1年目で5勝を挙げた。
切磋琢磨（せっさたくま）しながら勝利数でガチンコ勝負する。
「逆に（古謝が）2ケタ達成できなかったら、あいつに出させます。
それぐらいの覚悟でやります」と早川。
今季開幕とともに旅費をかけた絶対に負けられない戦いが始まる。

人的補償で加入も…2軍盗塁王が直面する“現実”　
侍J＆世代最高と被る定位置、熾烈な争い

茂木の人的補償で加入した小森…遊撃には村林＆宗山ら

楽天は8日、国内FA権を行使してヤクルトへ移籍した茂木栄五郎内野手の
人的補償として、小森航大郎内野手を獲得したと発表した。
昨季イースタン・リーグで盗塁王を獲得したが、
新天地でも熾烈な争いが繰り広げられそうだ。

小森の本職は遊撃。2021年ドラフト4位で宇部工高からヤクルトへ入団し、
1年目の2022年、2年目の2023年は2軍戦に全て遊撃で出場。
今季は2軍で二塁で60試合、遊撃で52試合に出場し、1軍では三塁も守った。

楽天の内野陣を見ると、昨年のドラフトで5球団競合の末、明大から宗山塁を獲得。
昨年3月にプロに混じって野球日本代表「侍ジャパン」のトップチームに選出された
逸材だ。さらに、遊撃ではラグザスプレミア12に出場した村林一輝もいる。

一塁と三塁では、鈴木大地、浅村栄斗、マイケル・フランコが控える。
二塁も通算108盗塁を誇る小深田大翔に、阿部寿樹と飽和状態だ。