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職場、現場で体験した不思議な話コミュの百物語第十五話

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以前相談に来たお客様の話。

呪詛。

最近は簡単にネットでどんな情報も調べる事が出来る。

道徳心が低い。

この二つが結び付き、素人がろくな事しない…

呪詛は長い修行と素質が伴わないと出来ない術。

なのに中途半端な知識で行う輩が最近特に増えた。

その被害者の話。

彼女は十七歳。高校生。

相談に来る半年以上前から、ある悩みで苦しんでいた。

家の中、部屋、学校、通学中…どんな時でも視線を感じたり、触られたり、夜は何か黒いモヤモヤを見たりしていたが、頭がおかしいと思われるのが嫌で黙っていた。

ある時、夢の中で別の高校の制服を来た女性に襲われる夢を見た。

悪夢に飛び起きると部屋の壁に黒い何かが自分の後方へ凄いスピードで移動した事に気づき振り向くが…何も居ない…

同じ夢を繰り返し見る様になった上、黒い何かを更に頻繁に見る様になっていったそうだ。

たまたま同級生が相談に来た事を学校で話していて紹介して貰い連絡して来た。

直ぐに呪詛だと気が付いたが時既に遅し…

家の廊下や台所に何かが来る…

部屋に入れず…ガラスの仕切りなどをガタガタやる…

そう…

呪詛は気が付くとそちらにも飛び火するのだ…

幸い二日後に会う予定の為オール無視…

いつもの店で相談開始。

身に覚えは無いとの事。

彼女の周りに、形容しがたい物?(白)が三匹ほど囲んで、こちらを威嚇していた…

流石にその店では対応出来ない為、別の店に移動。

呪詛の元を探すと、別の女子高校生が呪詛を実行していると判り、どんな感じの女性か説明するも知らないとの事…

呪詛は勿論本人に返す。

これが一番手っ取り早い。

数日後彼女から連絡が来た。

友人の友人が自殺したと。

写メを見たら伝えられた感じの子だったがそうなのかと…

解らないと答え終わった。

多分その子なんだろう、なにかの理由で恨み呪詛を掛けたのだろう。

しかし念は強くとも中途半端な呪詛の為特に害を及ぼす事は出来ず、それをそのまま返された。

体力がかなり消耗していた所に呪詛返し、罪悪感も有ったのだろう。
自ら…

中途半端な知識で呪詛を掛けるととんでもない返しが来る。

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