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クロード・ロランコミュのクロード・ロランの企画展覧会

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イギリスのオクスフォードでロランの企画展が開かれていたことは一度トピックでのせましたが、今後の企画展が世界各地(いつか日本でも)で開かれていきますので、別のトピックにしました。

皆様気がつかれたら、是非ご紹介下さい。

コメント(10)

イギリスの企画展は行けなかったのですが、な・なんと今度はフランクフルトのシュテーデル美術館でクロード・ロランの企画展覧会があるようです。130点のコレクション、スポンサーはJPモルガン証券。「クロード・ロラン 魅惑の風景」だって。期間もかなり長いです。2月3日から5月6日まで。(楽しみ!!!)

http://www.wechselausstellungen.de/frankfurt/claude-lorrain-die-verzauberte-landschaft/
こっこ様

レスポンスありがとうございます。格安航空券でもあればいいですね。私は今までロランを、ずいぶんと各都市で見るチャンスに恵まれました。多分相当重なっているかもしれませんが、このチャンスは逃したくないと思っています。よく内容を読んでみたら、イギリス、オクスフォードのAshmolean美術館の企画展とほぼ同じ内容で、フランクフルトのSteadelとは協力して今回の企画を進めていたようです。
是非行きたいですね。
下記は美術館サイトにあったご紹介文です。

"In Claude Lorrain, nature declares itself eternal,” Johann Wolfgang von Goethe noted enthusiastically on the French Baroque artist’s landscape paintings in 1818. According to Germany’s prince among poets and most famous "Grand Tourist,” Lorrain’s idealized, timeless landscapes possess "the highest truth, but no trace of reality.” As of February 2012, the Städel Museum will show one hundred and thirty works created at different points in Claude Lorrain’s (c. 1600 or 1604/05–1682) career, among them thirteen paintings and numerous drawings and prints. Prepared in partnership with the Ashmolean Museum in Oxford, "Claude Lorrain. The Enchanted Landscape” will present the work of the most important landscape painter of the seventeenth century in a monographic exhibition for the first time in Germany after almost thirty years.

「クロード・ロランの中で、自然は永遠のものとなる」 1818年にフランスのバロック時代の芸術家について、かくゲーテは思いを込めて語っています。ドイツの王侯貴族、詩人、もっとも有名な「Grand Tourist*」の人たちの間では、ロランの理想化され、永遠に感じられる風景は、「最高の真実ではあるが、現実にそれを探すことはできない」といわれていました。2012年2月にシュテーデル美術館は、さまざまな視点から選んだ130点の作品をご紹介致します。つまり、1600年前後〜1682年に至るロランの経歴の中から、13点の油彩+多数の素描や版画等です。今回の企画展「クロード・ロラン 魅惑の風景」は、オクスフォードのアシュモーレン美術館と共同で準備され、17世紀のもっとも重要な風景画家の作品をご紹介致します。この展覧会はドイツで30年振りとなる画家の単独特集展覧会であります。


*Grand Tourとは、18世紀イギリスの裕福な貴族の子弟が、その学業の終了時に行った大規模な国外旅行である。当時文化的な先進国であったフランスとイタリアが主な目的地で、一種の修学旅行ともいえる。旅行というのが、おおよそ数か月から8年というのがヨーロッパの人たちにとって普通だった時代のものである。

やっぱりこれは並大抵のものではないと思います。
クロード・ロランの企画展覧会ですが、フランクフルトのシュテーデル美術館のYou Tubeで動画がご覧になれます(ドイツ語)。

>せいちゃんさま

貴重な情報ありがとうございます!!

フランスやイギリスには行けないですね・・・
いつか日本に来てくれることを願っています(><)
こんにちは。

フランクフルトのシュテーデルがまた動画をUpしてくれたのですが、今回は英語字幕が入っています。多少は内容がわかりやすい(ポーズボタンで止めて読む)と思います。



前半はフランクフルトのシュテーデル美術館のマルティン・ゾーンアーベント博士(1750年までの絵画コレクション担当)がドイツ語で解説(英語字幕を下記の通り意訳しました) 

「クロード・ロランは1600年から1682年にかけて活躍した風景画家です。晩年まで(その業績を)成熟させ、なおかつ、その後は非常に巨大な遺産を残したと思われます。彼単独で制作にあたり、大きなアトリエ(つまり助手のことか?)は持ちませんでした。そういう事情もあり、彼は弟子も、後継者も残さなかったのです。クロード・ロランの絵画、ドローイング、版画は、そのクオリティという見地から言うと、17世紀では”比類なきもの”といえると思います。色々な意味で、彼は17世紀のもっとも偉大な風景画家であります。

彼はロートリンゲン生まれ(フランス風にいうとロレーヌ)、ナンシーの近くの小さな村に生まれました。しかし若くして、そこを離れてローマに学びました。ローマで彼は芸術家としての修業をスタートしました。ローマの大邸宅でフレスコ画を描く画家 Agostino Tassiのもとで、学んだのです。そしてその後1620年代の終わりごろ、独立しました。

クロードは大変な成功を収めました。早いうちからです。1630年代の真ん中頃、すでに彼の顧客はすでに大変(身分の)高い人たちだったのです。1636年にはすでにローマ法王が注文を出しています。クロードは頂点に達したといえると思います。
その時から、彼は将来についてまったく心配をしなくてもよい画家となりました。経済的自立を遂げ、実際亡くなるまで、強く芸術家としてのキャリアを追求することができた、つまり、何一つ心配する必要はありませんでした。自分の時間、書きたい作品についてもまったく・・・。そして、そうした創造活動への集中は、最後まで圧倒的な作品を作り上げたのです。それは全く比類なきもので、あらゆる時代の偉大な芸術作品の一つと言えます。

今回の展覧会は、オクスフォードのアシュモーレン美術館と(フランクフルトの)シュテーデル美術館のコレクションがベースとなっています。双方の美術館も絵画、ドローイング、版画を保有していますので。
それを基本として、欧州のさまざまな美術館から借用し構成をしています。」

後半(03:30〜)はオクスフォードのアシュモーレン美術館キュレーターのジョン・ホワイトレイ博士が英語で解説(ドイツ語字幕 早口で・・いやー大変・・英語字幕のほうがよっぽど楽!)

「まるで天国のような企画です。当初から二つの美術館は強く協力を勧めました。従来からあった単なる偉大な画家クロードの”絵画”の展覧会だけでなく、ドローイング(素描)や版画まで、絵画と同様に取り上げるものです。今回”Martin”、これがシュテーデルの版画の非常に重要なコレクションなわけで、私は特に今回これが面白いと思っています。」

(ドイツ語に戻って) 彼(クロード)は、大変質感にこだわっていました。陽光が当った時の廃墟がどうみえるか。その場所に光があたった場合、どのように変化していくか・・・。昔の伝記作家は、クロードが、日の出から日没まで、その場所がどのように見えるか、朝早くから夜遅くまで散策したと書いています。クロードは非常に集中して製作し、伝記作家が書いているような方法で、眼でその光の印象を捉えて、アトリエにこもって、色を調合しながら、日の出や日没の情景を描き出したのです。

19世紀に活躍したターナーに彼の影響を強く見てとることが出来ます。そしてその後、英国での大きな公園など、啓蒙時代にクロードの風景が再現されることになります。まさしくそれは、クロード・ロランが描いた風景描写を鏡で映したものです、つまり、完璧かつ正確に計画された自然です。

もうひとつ1780年代に、ヨハン・ウォルフガング・フォン・ゲーテは間違いなく、イタリアに居て、イギリスからの観光客も同じ風景をみていて、クロード・ロランを高く評価し、理想の(風景の)集約として見ていた事も大変興味深いと思います。ロランは、その後、自然と人工的なものを組み合わせて、素晴らしい成果を上げました。

意外と英語がシンプルで、なんとか楽しく翻訳することができました。ロランを好きになって貰うことに役立てばいいなと思います。

初めてやったけれど、できれば日本語字幕入れられれば最高なんだけれど・・・やりかたは知りません。

もうひとつ別の展覧会がイギリスロンドンのナショナルギャラリーで開催されています。
「Turner Inspired: In the light of Claude:クロードの光の中で、魅せられたターナー」展
ロンドン・ナショナル・ギャラリー 3月14日〜6月5日まで。

しかしイギリスのオックスフォードから始まって、フランクフルト、そしてロンドンと立て続けにクロードの特集企画展が開催されているってのは、まさに最高の年かもしれません。しかも今回はクロードを尊敬し続けたターナーと一緒に見ることができるという最高のチャンスです。

ナショナルギャラリーのサイトは下記。
http://www.nationalgallery.org.uk/whats-on/exhibitions/turner-inspired

フィナンシャルタイムスの紹介動画がありました。(こちらは英語)

私だけかもしれませんが、フィナンシャルタイムスのYouTube動画がうまく見れないようなので、オリジナルのリンクを貼っておきます。

http://video.ft.com/v/1504951473001/Turner-Inspired-at-the-National-Gallery

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