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バッハアンサンブル富山を愛ス会コミュの第7回定期演奏会 終了

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演奏曲名は、
J.S.バッハ
モテット6番「主を讃美せよ、すべての異邦人よ」BWV230
カンタータ36番「喜びながら舞い上がれ」BWV36
カンタータ147番「心と口と行いと生き方をもて」BWV147
アンコール 「クリスマス・オラトリオ」
演奏は、
指揮 津田 雄二郎
ソプラノ:Radics Eva アルト:谷地畝 晶子
テノール:畑  儀文 バ ス:上 野 正人
チェロ:大澤 明(アンサンブル金沢)
チェンバロ:平井 み帆
管弦楽 富山室内合奏団
です。
 
 BETのBBSに書き込まれた内容を、保管のために貼付けました。

コメント(56)

訂正! - 覆面リーダー(?)
2009/09/08 (Tue) 20:55:50
*.infoweb.ne.jp

>den…eは限りなく「エ」に近い。「イ」に近いと、違う意味の単語(denn?)になってしまいます。

これは逆です。
denのeは限りなく「イ」に近く、
denn(BWV230の中盤に出てきますね)のeは限りなく「エ」に近いのが正解です。

あほに輪をかけております。申し訳ございません。
ご指摘いただいた倉庫番さま、ありがとうございました。

Re: 練習報告@9月5日 - 倉庫番(?)
2009/09/08 (Tue) 22:24:22
*.ocn.ne.jp

>覆面リーダーさま

いつも素晴らしい報告をありがとうございます。
覆面さまのひとつひとつの言葉、表現に、感動します。豊かですねえ…それこそ、覆面さま‘自体(自身)に厚みというか…しなやかさ、弾力性、スピード感みたいなもの’を感じますねえ。

私は、den erhabnen の、erhabnenの方のeを、いつもイに近く発音してしまっては、‘まずった!’と冷や汗かいてます。これはエに近く発音しないといけませんね  (いちど誤って癖がつくとなかなか修正できなくて弱ります…)

練習報告@8月29日 - 倉庫番(?)
2009/08/29 (Sat) 22:16:06
*.ocn.ne.jp

本日の練習出席者:S7、A8、T4、B6...の中に覆面リーダーも、代表(出席簿の欄に「休」の文字を見つけたTen.所属S氏「今日は先生お休みかぁ」とポツリ)もおられず。

門外漢?の倉庫番が練習報告いたしますです。何分モノを知らない幼稚人なので、大人のみなさま訂正、補足よろしく。

今日は今期、総務・サブコン・パトリ兼務のA氏の担当でモテットとクリオラを練習。

最初にラジオ体操第一をE御母堂の伴奏で。

次に発声練習。

そして、A氏、平均律と純正律について、純正律の和音が鳴るキーボードを用いて説明。「違いが分かりますか?」・・・哀しいかな、団員たちの反応は、No?に限りなく近く。しかし、A氏の言う、ピアノは平均律であり、その和音は微妙なうねりがある、だから、声による和音はピアノに頼らず、美しくハモれるよう聴きあってつくっていく必要がある・・・ということはなんとなく理解。

練習報告とは横道それて、「練習後、ソーコ、M局長に平均律・純正律を聞く」の巻。

M局長、A氏に「純正律の和音と平均律の和音との周波数値の違いを数字で表したほうがみんなによく分かったかもね」
ソーコ「そもそも、純正律と平均律ってなんですか?」
M局長「国によってちがうが、Aの音をたとえば周波数440とすると1オクターブ上は880、その間を12等分して作ったのが平均律。純正律というのはいわば耳に心地よい音階進行で、たとえば、CからHに半音下がるとき、平均律に比べてHがやや高めになる。つまり、相対的なもの。」
ソーコ「ということは、各パートが心地いい響きでハモる和音とピアノの和音とは微妙に違うということですか。」
M局長「弦楽器などは調整できるが、ピアノやチェンバロはずれる。」

ソーコ独白:へぇぇ・・・。ネット検索で『純正律、敗れたり』のホーム記事を読むと、純正律で和音進行していくと、曲全体が段々と下がっていくという現象が現れてくる、とあり、どこかで妥協しつつ(ピアノの音を聴きつつ)、かつパート間の響きを合わせていくといったウルトラCみたいな調節を随時続けていかないといけない・・・ってことかぁ?

閑話休題。

モテット練習。
・前回津田先生から指示のあった強弱(練習報告@8月22・23日 - 覆面リーダー記:参照)を確認。
・E御母堂より、アレルヤにはいってからのアンサンブルの汚さが目立つとの指摘あり。要練習。

クリオラ練習。
・Kライブラリアン氏より99、114小節目のer-he-betの-he-は口角を横に引く「ヒー」で統一をと指摘あり。Lobのb、bereitのtの発音をしっかり。
・77小節目、「dir」テナー再三落っこちて特訓となる。「バスのLob-を聴いてたら遅くなる。拍を数えながら出るように」などアドヴァイスあり。
・テナーに同情していたら、ソプラノも83小節目の「dir」入りについて、音程を定めて声を揃えるように、と指摘あり。特訓となる。

以上・・・おつかれさまでした。

次回は9/5(土)16:00?18:00 大前先生の指導です。役員会あります。
Re: 練習報告@8月29日 - 覆面リーダー(?)
2009/08/31 (Mon) 21:26:49
*.infoweb.ne.jp

倉庫番様、素晴らしい報告ありがとうございました。是非これから私に代わってハイクオリティの報告を書いていただきたいものですが(期待)。

平均律と純正律…学生時代から時折耳にしますが、何回聞いても「それって何でしたっけ?」の世界で、当然耳もついていかず、全く進歩が無い幼稚人な私。そういう分野を意識しながら演奏なさるA氏やM氏初め、この合唱団の意識知識レベルの高さには本当に感心します。

>前世はドイツ人様
>倉庫番様

Domine Fili Unigenite!!
思い出しました&押入れからグローリアの楽譜を引っ張り出し、7番の余りの素晴らしさを思い出し、猛烈に歌いたくなりました(爆睡中の子供の隣で歌った)。私も大好きです。

過去のカンタータ等の楽譜が一緒にあり、暫し眺めていましたが…曲を思い出せても、「中身」「思い」がさっぱり浮かばないのはどういうことでしょう。何より楽譜が白い…入団して暫く、津田先生の指示は私の片耳から片耳へスルーしていったということ??ひたすら能天気にテキトーに歌っていたという証拠ですね。反省。

MMC強化練習行ってきました - こん(?)
2009/08/30 (Sun) 19:53:50
*.e-mobile.ne.jp

8月29日・30日と2日間かけて行われたMMCメサイア強化練習の報告をいたします。練習時間は、以下のとおり。
9:30?10:00 発声練習
10:00?12:00 メサイア練習
12:00?13:00 昼食休憩
13:00?16:00 メサイア練習

練習会場は市川市民会館という会場でしたが、地元には市川文化会館というホールがあり、地元の方に道を尋ねたら、見事に文化会館を紹介され、いきなり遅刻してしまいました。会場に到着すると、練習を中断され、代表からご紹介いただきました。(恐縮です)

一昨年のクリオラや今年のメサイアでご一緒した方々と懐かしい再会を喜びあい、富山での思い出話などで盛り上がりました。

練習ですが、一日目は午前と午後で1?2部までをさらい、二日目の午前で3部をやり、午後から全体の通し練習を行いました。(二日目にはテナーのS氏が遠路かけつけてくださいました。)

バロックピッチで本番を迎える合唱団ですが、普段はグランドピアノによる練習(多分440Hz)だそうです。

全体を通して、先生の指摘事項はほとんど富山メサイアの際の指示事項と同じでした。しかし、大人数の合唱団だけあって、音程、ディナーミック、語尾子音の切るタイミングなどがなかなか合わず、先生の指導はいつになく厳しいものでした。先生は「大人数の合唱団だから何度も言わないとなかなか徹底できない」とおっしゃっておられましたが、私たちも今一度、周り任せではなく、楽譜から目を離し、指揮を先読みして、歌うことが求められると痛感しました。

全体の中で特に要注意曲だったのが、2部の受難曲でした。イメージの重要性といいますか、今歌っている内容をしっかりイメージできない音を出すと、先生から容赦ないお叱りを受けました。(マジ怖かったっす)??横供?All we like sheep」75小節「his own way」はしっかり指揮を見て、言葉単位で区切ること。楽譜にかじりついて、指揮者の意図を無視した歌い方をしてはだめ。89小節「the iniquity」のテンポ感も指揮を見ていれば何の問題もないはずなのにどうしても合わずに、ここでも先生の雷が・・・他人事ではないので、メサイア参加者はしっかり復習しておきましょう。

??苅供?Since by man came death」にも苦戦しました。ハーモニー感が揃わないのと、アレグロに入ってからの対比が中途半端で、不完全燃焼の歌い方になってました。ここでも歌詞の内容をしっかり理解していれば、歌い方は変わるはず。要練習ですね。

MMCには専属のトレーナーの先生がお二人いらっしゃって(ソプラノ&テノール)その方々の歌声は素晴らしいものがありました。毎回、トレーナーの方の発声練習&パート練習の後に指揮者によるアンサンブルを行っていらっしゃるとのこと。なんて贅沢なんでしょう!羨ましい・・・

メサイアを半年ぶりに歌いましたが、やっぱりメサイアって素晴らしい曲だと再認識しました。MMC代表からは今からでも大丈夫ですので、ぜひ歌いに来てくださいとのことでした。迷っておられる方はぜひご検討ください!!
練習報告@8月22・23日(続き) - 覆面リーダー(?)
2009/08/27 (Thu) 23:59:13
*.infoweb.ne.jp

BWV36

先日来このウェブ上で論争が沸き起こっている(?)この曲集ですが、騒ぎ(??)を鎮めるべく、冒頭、津田先生から曲集の初心者にも分かり易い解説がありましたので、適宜ご紹介します。

BWV36は、待降節(クリスマスの4つ前の日曜日から始まる、クリスマスの準備をする期間のこと)第一日曜日に演奏されるカンタータです。どうでもいいですが、覆面の誕生日はこの辺りです。遠くからやってくるイエスを迎えるため、シオンの人々が狂喜乱舞するのが1番です。

Schwingt Freudig euch empor zu den erhabnen Sternen,
Ihr Zungen,die itzt in Zion frohlich said!
この部分は音楽の造りとしてはかなり激しく、荒々しいものになっています。あまり紳士淑女的な歌い方はそぐわないようなので、紳士淑女の仮面をかなぐり捨てて(!)歌った方がよさそうです。下手に体裁を繕おうとすると、テンポに乗れなかったりしますので、積極的に攻めましょう。
特に紳士集団のBassさん、出だしを堂堂と歌って頂くと、後に続くパートが非常に熱くなります。emporの長音符も、臆せず充分に歌いこんで下さい。遠慮は要りません。

Doch haltet ein! Der Schall darf sich nicht weit entfernen,
Es naht sich selbst zu euch der Herr der Herrlichkeit.
これは、イエス降誕を待ち望み、嬉しさを爆発させる民衆に向かっての「天の声」です。イエスはもう間違いなくこちらへ向かってきている。慌てるな!…と。

大論争(?)が起こったentfernenの歌い方ですが、-nenを目立たなくさせることに腐心するよりも、-fer-をアクセント節らしく歌いこむことがはるかに大事です(さすが津田先生、単純明快)。Sternenにも同じことが言えますね。

2番のSopとAltoのコラールですが、8月1日練習報告の倉庫番様のレスに、津田先生律儀にもお答えいただきました(マメですね、先生)。
メサイヤの10番・11番(Bassアリア)の、イエスの誕生前、人々は救いを求めて暗闇をさまよい歩き、イエス降誕の光に遭遇するという場面と良く似ていて(ちなみに、次の12番は“for unto us a child is born”です)、この曲(BWV36の2番)冒頭の「お化けが出るような」暗さは、イエス降誕前の人々の不安を意味するものだそうです。我が団前身「バッハ記念」時代にやったBWV61にも同じ歌詞が使われており、やはり同様に暗かったと記憶しています。fis mollという不安定な調性も、イエスがまだ生まれない不安を表すものだとか。

3番Tenアリア
Die Liebe Zieht mit sanften Schritten… 愛は優しい足取りで、その誠実な恋人に徐々に近づいてゆく… 愛(Liebe)=イエスです。まだ来ていませんが徐々に近づいています。H mollは神の調性。

4番コラール
D durは歓喜の調性。管弦を鳴らし、歌い飛び跳ね、しかしあまり大声にならぬようイエスを賛美する。第一部終了。
指揮が大きく変わりました。4拍子の曲ですが、冒頭、
Zwingt die 2拍振り
Sai-ten in 3拍振り
Cy-tha-ra und 4拍振り

12小節フェルマータ後、
Gross ist der 3拍振り
Ko-nig der 3拍振り
Eh---ren 4拍振り

…となりました。最初何が起こったのか分からず、説明を受けてなるほどと思い、けれどそんなのアリなんだろうか?と不思議な感じです。

5番Bassアリア
Willkommen,werter Schatz! (歓迎します、大切な愛する方よ!)…イエスが教会の中に来ました。
第一部で使われていたオーボエ・ダモーレ(d'amore=愛)は、神の羊(一般民衆、肉体)を表すのに対し、ここからの弦楽器は教会を意味します。 

6番Tenコラール(今回ソロ演奏)
再び登場するオーボエ・ダモーレは、イエスの降誕に右往左往する人々を表します。

7番Sopアリア
聖体(「パンとぶどう酒」)拝領の場面です。弱い人々は、イエスの秘蹟により救われます。

8番コラール
父(dim Vater)と子(eingen Sohn)と精霊(dem Heilgen Geist)の三位一体を讃えます。

BWV147とアンコールに関しては大きな変更点はありません。BWV147の詳細は「練習報告@6月20日及び21日(その2)」をご参照下さい。
更に続き…おまけ - 覆面リーダー(?)
2009/08/28 (Fri) 00:02:50
*.infoweb.ne.jp

さて、正直、毎回「何となく」迎えていたオケ合わせ(怒らないで下さい?)…でしたが、津田先生のブログや最近のこの掲示板へ頂いた書込みを拝見するにつけ、先生がどれだけ音楽に粉骨砕身して臨んでいらっしゃるか、そしてそうすることによって我々の数十倍数百倍の喜び楽しみを得ていらっしゃるかを、目に見える形で(今までは何ら具体的なお姿を存じなかったので)思い知ることとなり、甲斐性なく日常の茶飯事に忙殺されてしまい、良くも悪くもぬるま湯の、ある意味「片手間に」取り組んでいる今の自分の状態に疑問を持った次第です。

「バッハは(他のどの作曲家よりも)難しい」「バッハが分かれば、(他の作曲家の)どんな曲も歌える」と入団以来さんざん耳にしました。自分自身はクラシック分野は素人同然ですが、しかし、音程の複雑さから言えば今まで歌った現代邦人作曲家よりもバッハはかなり単純だし、正直言って難しいと思ったことはなかった。むしろ最初の頃は物足りなささえ感じました。ですが、全く個人的なことで恐縮ですが、何故か今回歌い方が分からない曲が複数あり、入団以来初めて壁のようなものに行く手を遮られています。これがバッハの「深み」というものなのでしょうか?

もとよりバッハを愛し、親しんでいる団員や先生には「何を今更」と閉口されても仕方が無い。バッハをなめ切って、ひたすら能天気に歌っていた自分でしたが、ほんの少し、バッハの本質が見えてきたということなのでしょうか。(と、またしても都合のいいように解釈する…)

Re: 練習報告@8月22・23日(続き) - 倉庫番(?)
2009/08/29 (Sat) 01:49:38
*.ocn.ne.jp

「バッハは(他のどの作曲家よりも)難しい」・・・そうなんですよね・・・他の作曲家の曲をいくらも知らない私でありまして、比較のしようがないのですが、ただいつも思うことは、バッハの曲はいくら歌っても歌っても、ちゃんと歌いこなせた!というパーフェクトな達成感が得られないということ・・・。ドイツ語を母国語としないハンディによるのか、過酷な歌い回しによるのか(なんといっても、以前ト短調ミサを歌った時、キリエの旋律で、発声チェンジのため歌いにくい高レ、ミあたりをいったりきたりされた挙句、何度も高ラへ駆け上がられたのはこたえました・・・。いまだに引きずる消化不良感)、ひとつ課題をクリアしてみても、まだまだ無尽蔵にある課題・・・でもだからこそ、常に前進していける、もうこのへんでOKということのない、面白さ、やりがい、があるのでしょうね。
練習報告@8月22・23日 - 覆面リーダー(?)
2009/08/27 (Thu) 00:02:28
*.infoweb.ne.jp

ツダーコンダクターをお迎えしたこの二日間の練習明けの今週、富山はすっかり秋です。朝ラジオ体操に行く子供に長袖を着せようかと思うほどに。冷夏の影響か、庭の朝顔がお盆を過ぎてからようやく満開です。一昨年から、草ぼうぼうの隣りの空き地に勝手に種をまいて手入れや除草をしていたコスモスがぼちぼち咲き始めました。去年は7月頃から咲いていたのに。

今回の特記事項!テナーに新入団員が!(拍手!!)
自ら明かされたお年は、事務局長Mさんよりも3ヶ月お若いそうです。これだけ男声が充実し、パートバランスのとれた混声合唱団は全国的にもそうありません。何て素晴らしいんでしょう…(TvT)

今回のオケ合わせは弦楽器中心でしたが(管楽器はトランペット藤井さんのみ)、勢揃い頂いた壮々たるメンバーに、こん様や渉外担当?さんの一方ならぬご腐心ご尽力を感じずにいられません。感謝です、本当に。

オケの中には津田先生のボウイング譜(?)に最初いささかの戸惑いがあったようにお見受けしましたが、最終的には何事も無かったように弾きこなされるのはさすがです。素晴らしい…。

BWV230

音量記号などの変更(新規付与?)があります。注意点を含め、以下。
不明確な点は(?)が付してあります。どなたか補筆を!
これ以外の詳細については、前回指揮者練習の報告(7月11・12日)をご覧下さい。重複していることも以下にいくつかあります。

出だしSopはmp(?)
Altoもmp(?)…ですが、超低音なので、音量にこだわらず出した方がいいような気がします。低音は前に出にくく、届く時間が遅いので。
17小節、Tenはf。続くAltoは18小節2拍ウラからf。Sopは18小節4拍からf。
45小節、3拍ウラからmp。Tenは4拍ウラから。
49小節、Sop→Ten→Bass→Altoのund preiset ihn?は総てf。ここから徐々にdim.し、
52小節、Sop・Altoは4拍ウラ、Tenは4拍、Bassは3拍からとってもp。(音量減に伴い、テンポ感を失いがち。注意) 
54小節、Sop3拍ウラ、Alto4拍ウラ、Ten55小節1拍ウラからf。フレーズに切れ目が無いBassは、徐々にcresc.する。
72小節、Bass→Ten→Sop→Altoの一連のwaltet?は総てf。徐々にdimして、
76小節、Altoのin Ewigkeit、Tenの77小節seine Gnade?、80小節Sopのin Ewigkeit、81小節Bassのseine Gnadeはmf。(前の荒々しいwaltetを引きずらず落ち着いて)
89小節(auf TaktのBass含む?)、全パートf。
97小節、2拍ウラ辺りからmemo mossoですが、-keitのキリは短く。切り合せ注意。タクトに集中する。
141小節、とってもp。徐々にcrecs.し、146小節からf。
allelujaの-jaはノンアクセント。くれぐれも「イヤッ!!」と強調しないこと。

全体に言えることとして…

長音符(白抜き音符)は心がけてメッサ・ディ・ヴォーチェを使うこと。
(“messa di voce”…一定の音をのばしながら、cresc.した後、dim.して終わらせる声楽のテクニック。ウェブ音楽用語事典より)

何故か。

古楽器ヴァイオリンは、現代のそれと違い、演奏の際あごで固定するものではなく、肩に載せるだけであったため、のばす音は音に<>をかけて動きを持たせていたそうです。(後にはあごに挟んで固定するようになったため、弦を抑える手指を自由に動かせるようになり、ビブラート奏法が主流となる)。よって、バッハの時代の奏法にのっとり、ノンビブラートで、<>をかけます。音にしなやかさを持たせるように。

何故伸ばす音にビブラートやメッサ?をかけねばならないか?(ここからは私見です)

学生時代に師事していた声楽家の先生に「音は一瞬たりとも留まって(止まって)はいない」とよく注意されました。よく意味が分からず実感も無かったのですが、「音をのばしている間、拍動を感じてみなさい」と言われ、ようやく意味がわかりました。リズムが常に前進する感じ、たとえのばしている間でも、それを失う訳にはいかないのです。リズムを失うことはイコール音楽が止まることと考えます。合唱においては、自パートが音をのばしている間、大抵は伴奏なり他パートが動いています。それを感じつつ、自らも共に動くのです。露骨な<>をかけなかったとしても、拍動を意識するのとしないのとでは、実際の演奏にかなりの差があります。

(続きは明日!)
Re: 練習報告@8月22・23日 - こん(?)
2009/08/27 (Thu) 02:53:09
*.e-mobile.ne.jp

みなさま2日間の指揮者練習お疲れ様でした。
はじめてのオケ合わせがスムーズにいき、安堵いたしました。ただ、スムーズに進み過ぎて、予定時間よりもかなり早く終了したため、一部の団員でオケ合わせに参加できなかったと聴きました。予想外のこととはいえ、参加できなかった団員には、大変申し訳ないことをいたしました。

チェロのOさんは、特に147番には相当の思い入れがあるそうです。私もOさんの伴奏で147番を演奏するのは今回で確か3回目のはずなので、因縁浅からぬものを感じます。9月のオケ合わせはさらに充実した練習ができることと思います。

練習後、指揮者のT先生は合唱パートがまとまってきたことを喜んでおられました。男声パートの充実ぶりは目を見張るようです。ただし、先生は、本番までもうひと踏ん張りだとおっしゃられました。これから本番までは一層、パート内で声を合わせるという意識を強く持っていただきたいと思います。お隣の方の音程やリズムはもちろんのこと、歌い方が指揮者の指示(詳細は覆面さんのレポートを参照)と異なっているようでしたら、びしばし心を鬼にして注意してあげてください。注意を受けた方もどうか「愛の鞭」だとお受け止めくださいますように。

今回、練習時間後に、ソロアリア練習のためにお付き合いいただいた覆面さん、倉庫番さん、Eご夫妻、ピアニストのEさん、どうもありがとうございました。合唱練習のほかに、ソロ合わせのために各自練習を積まれるのはご負担だったでしょうに、とてもしっかり歌っておられて、T先生も感心しておられましたし、Oさんも演奏しやすかったそうです。次回もよろしくお願いいたします。

演奏会に向けて着々と固まってきました。あとは、チケットの売れ行きだけが心配です・・・・

Re: 練習報告@8月22・23日 - 倉庫番(?)
2009/08/27 (Thu) 22:31:41
*.ocn.ne.jp

>覆面リーダーさま

お忙しい中、UPありがとうございます。(毎日のぞいては、UPを心待ちにしてました♪・・・他力本願寺倉庫番)
「音は一瞬たりとも留まって(止まって)はいない」、「音をのばしている間、拍動を感じてみなさい」
・・・リズムが常に前進する感じ・・・素敵な表現ですね。(私はヴィヴァルディ「グロ-リア」第7曲目がなぜかめちゃくちゃ好きなんですが、“前進する感じ”“拍動を感じる”曲ですよね?!・・・思いっきり脱線)

メッサ・ディ・ヴォーチェ、豊かに歌えるようになりたいものですね

Re: 練習報告@8月22・23日 - 覆面リーダー(?)
2009/08/27 (Thu) 22:53:17
*.infoweb.ne.jp

倉庫番様。
毎回素早く反応していただき、励みになります。

お背中を必死で追っていますが、なかなか追いつけません。ソロ素敵でした。(少々前夜の酒が影響していても、素敵でした)

ヴィヴァルディ、いいですね?。何といっても明るい。
とか言いながら7番がどんな曲だったか覚えていない(汗)

Re: 練習報告@8月22・23日 - 前世はドイツ人(?)
2009/08/29 (Sat) 01:15:04
*.bbtec.net

お答えします。7番は、

 Domine Fili Unigenite をひたすら繰り返す曲です。

 8月9日に「滑川バロック音楽際」で歌ってきたのでまだ覚えています。「グローリア」は、地元でも十何年か前に歌った事があるのですが、その時よりも益々好きになりました。

 でも、指揮者の好みのせいで拍動はあまり激しくありませんでしたが、その分最後の曲をたっぷり歌えたので大変満足しています。

 また、前日のゲネプロで音響が悪いとステージを変えてしまわれたO先生の情熱、指揮者と師弟の深い信頼関係をかいま見る事ができたよい演奏会でした。

 そのせいで?、バッハの曲がかなり遅れていますので、「愛の鞭」をよろしくお願いします。
147&36 - ツダコン(?)
2009/08/14 (Fri) 00:10:09
*.mesh.ad.jp

147のコラールにVlnのデタッシェが
12小節と27小節にありますが、
ダウンボウから始めた方が移弦も無理なくできそうなことがわかりました。
また、235のハレルヤ大詰めに関しては、
新たにスラーを捕捉しないと、統一感に欠ける
ことが判明。今日も実り多い一日でした。

Re: 147&36 - こん(?)
2009/08/19 (Wed) 23:49:02
*.e-mobile.ne.jp

It is not the mountains that we conquer,but ourselves.
Edmund Hillary(1919-2008)

「我々が克服する相手は、山ではなくて、我々自身です。」
(エドモンド・ヒラリー(冒険家))


10日ぶりにBBSを拝読したら、いろいろな書き込みがあってびっくりです。先生の音楽活動を知れば知るほど、自分も頑張らないとと勇気づけられます。先生は音楽という途方もない山を克服しようとされているんですね。自分自身こそ克服すべき相手だというエドモンド・ヒラリーの言葉と先生のお姿がだぶって見えます。

私もできる限り頑張りたいです!!

Re: 147&36 - ツダコン(?)
2009/08/20 (Thu) 11:29:38
*.mesh.ad.jp

この上部記事の「147&36」の表記に誤記してしまいました。235→230に、ハレルヤ→アレルヤに訂正お願いします。大変失礼致しました。さて、推奨するアーテキュレーション及びボウイング(案)につきましては、スコアのコピーをこの土曜日に持参しますので、富山のコピー屋さんにお願いしてマスコピーをしてください。そうしていただけますとオケ合わせが順調に進むと思います。お手数ですがよろしくお願いします。

Re: 147&36 - こん(?)
2009/08/20 (Thu) 12:29:55
*.grips.ac.jp

>ツダコンさま

土曜日は、私がスコアをお預かりいたします。よろしくお願いいたします。

我等がマエストロのウエブ日記 - tomtom(?)
2009/08/19 (Wed) 17:12:41
*.plala.or.jp

http://ameblo.jp/darts-studio/

上記に出ていますので見に行きましょう。
むむむ…の解決は可能か? - tomtom(?)
2009/08/14 (Fri) 19:53:54
*.plala.or.jp

ヒントはもしかしたら下記URLにあるかもです。
http://www.bach-cantatas.com/Texts/BWV36a-Ger5.htm

Re: むむむ…の解決は可能か? - 覆面リーダー(?)
2009/08/17 (Mon) 21:50:21
*.infoweb.ne.jp

tomtom様、助け舟を出していただき感謝です。
BWV36のオリジナルテクスト…私に解読できるかな?

津田先生とても活発でいらっしゃって圧倒されますね。
頑張らなくちゃ…

むむむ…の解決は可能か? - tomtom(?)
2009/08/18 (Tue) 07:22:26
*.plala.or.jp

>BWV36のオリジナルテクスト…私に解読できるかな?

[1.] Aria
Steigt freudig in die Lufft zu den erhabenen Ho:hen,
Ihr Wu:nsche, die ihr ietzt in unsern Hertzen wallt;
Doch bleibet hier; Ihr du:rfft so weit nicht von uns gehen,
Die Theure Hertzogin ist euer Auffenthalt.

以下英訳ですが、ご参考まで。
1. Aria
Soar gladly through the air to the lofty grandeur,
Ye wishes, ye which now within our hearts well up;
But wait ye here; ye may so far not from us journey,
The worthy Duchess offers cause for your delay.

147主のボウについて - ツダコンです(男性)
2009/08/11 (Tue) 23:24:52
*.mesh.ad.jp

ご質問があったのでここでお答えします。



バッハ作曲カンタータ147番のボーイングについて。



9/8で書かれたこの曲の1小節は、3つの8分音符×3、からなった3拍子です。

バッハの付けたアーテキュレーションを最大限に尊重してボーイングをつけます。



通低はタイ以外終始スラーがありません。しかし合唱のバスを見てください。

最初の2つがスラーで3拍目が繋がっていません。

これは歌詞からくるアーテキュレーションです。これを基本にして、

通低は前奏からこのボウを使いましょう。

また、1拍目を深く強く、2拍目と3拍目を短くすると、

テンポが上がって合唱団が歌いやすくなります。

合唱に理解のある通低の方たちならすぐに理解してくださる筈です。

59小節目に関しては可能でしたらダウンアップアップがいいでしょう。



しかしヴァイオリンはちょっと違います。3拍子の強、中強、弱のヒエラルキーを

活かすためには、1拍目をダウン、2,3拍目をアップアップで表現することを

お奨めします。



60小節からのオルゲルプンクト部の4小節間が聴かせ所で、

ヘミオラになっていますので、予め付いているアーティキュレーションを活かし

ながらダウンアップダウンアップを繰り返します。強弱・強弱の2拍子

ということです。64小節目からまた3拍子の考え方に戻ります。



最後から2小節前は大きなラレンタンドがかかりますので、

ダウンアップときて3拍目をダウンダウンアップのイメージで

静かに終わっていくといいでしょう。



出だしとか12、13小節のようにスラーがない部分は、指示通り

ダウンアップの弓順になります。13小節の最後はアップアップで

次の強拍の準備をするといいでしょう。



全体を通してイネガルを適用します。

ビオラや通奏の16分音符を、3連符の中の1つと読み替えて、

メロディーの流れに自然に合わせてください。



以上の考え方で演奏すると、合唱団が大変歌いやすくなります。

しかし、オケだけでやるときに比べるとかなりテンポが上がりますが、

オケの人はそれに慣れてください。

カンタータは歌の礼拝という意味ですから・・・。



Vlnを一小節全部スラーでという考え方でいきますと、中のスラーなしの所が

表現しにくくなると思います。

最後に、いろいろな考え方があると思いますが、絶対というものはありません。

強いて言うならば、バッハの意向をできるだけ尊重するということでしょう。



以上を参考に素敵なコラールを演奏していただければ幸いです。


わぁ!(@_@) - 覆面リーダー(?)
2009/08/12 (Wed) 21:18:44
*.infoweb.ne.jp

未知の世界ボウイング…
分かるわけないですが、楽譜と照らし合わせて拝読すると、曲の見えざる部分が少し見えて楽しいですね。

それにしても、コンダクターというのは本当、大変ですね…我々の何倍の楽譜を、何倍の時間をかけてを見ていらっしゃるのでしょうか…

お盆ですね。

今週末は練習がありませんが、猛烈に歌い込みしたい心境です。

Re: 147主のボウについて - 代表(?)
2009/08/14 (Fri) 19:44:15
*.plala.or.jp

36番の4Choraleのボウイング。楽しみです。
ブログ開設 - ツダコン(男性) Home
2009/08/14 (Fri) 08:23:41
*.mesh.ad.jp

ツダコンです。実は、この夏休みに一念発起して
ブログ(誕生後1週間)を立ち上げてみました。
皆さんの音楽作りの一助となれば今後継続して
いこうと思います。

アドレスは以下の通りです。

http://ameblo.jp/darts-studio/

ヤフーで 津田雄二郎 だけ入力し、
上部の ブログ をクリックしても出てきます。

まだ、慣れないし、内容もないような(おっと)
マイナーものですが、覗いてみてください。

それから、バロック、モダンか、ピリオドか?
のアンケートもあります。
よろしくお願いします。

練習報告@8月9日 - 覆面リーダー(?)
2009/08/09 (Sun) 22:51:06
*.infoweb.ne.jp

梅雨が明けたらしいのですが、相変わらず富山は曇天。甲子園で予定されていた本県代表校と大会優勝候補の天理高校との対戦は雨天順延です。
昨日久しぶりに最高気温が30℃に達したそうですが、本日は至って涼しく、夏が来ないままもう立秋を過ぎました。前世なめくじの覆面としては嬉しいことです。

本日はサブコンサートマスター(ミストレス?)のI先生のご担当でした。参加団員はS7名、A8名(I先生とピア伴を務めていただいたEさんを含む)、T2名、B6名とまずまずです。

クリオラ43番にかなりの時間を取りました。
この曲は何回歌っても楽しいですね。

「普段のSATBの横並びでは隣りの人の声しか聞こえない(聴けない?聴かない?)ということで、練習室まん中にグランドピアノを置き、女声と男声がピアノを挟んで向かい合うという形でアンサンブルをしました。
先生らしいグッドアイデアだったのですが、他パートを聴いて歌うに至らない合唱で、先生の妙案を生かしきれなかった気がします。

曲中、シンコペーションが多用されていますが、まだまだ動きが緩慢ですね。拍の動き(特に裏拍)を意識して、明確な点を示すように歌いましょう。その作業の中で、言葉のアクセントの有無をもって、拍の重さや長さを淘汰しましょう。

特に半拍休みの後に入るフレーズの歌い出し、かなりの集中力を要します。今日は食いつきがことごとくコケました。「点」が定まりませんね。テンポに乗れてない、音程がイメージできていない、息が吸えていない、腹筋がお留守になっている、口を開けるのが遅いetc、様々な要因がありますが、一つでも多くの要件を満たせるよう頑張りましょう。

語尾を忘れぬよう注意です。
Lobのb、Dankのk、bereitのtなど、本当に発音していますか?動きが早いところでは確かに口が回りにくいですが、雑にならぬよう。
他の曲にも言えますが、語尾のnを意識して発音しましょう。gesungen、gelungen,Segen、更に147番1曲目のLeben、gebenのnなど、日本語の「ん」ではありません。舌を上の前歯の付け根にしっかり当てて有声で瞬間響かせるという作業、なかなか大変ですが、音源を聴くとこういう些細なところに演奏者の誠実さを感じます。

フーガの部分dir sei Lob und Dank bereit'以外はタテをビシッと揃えましょう。
私は食いしん坊なので食べ物の例えで恐縮ですが、生クリームの中に数種の果物が入っているロールケーキ、我が家の切れない包丁ではいつも切り口がぐちゃぐちゃになりますが、お店で売っているものは、中の果物の切り口を含めて何の乱れも無いきれいな平面ですよね。曲の頭のEhre sei dir,Gottも斯くありたいものです。
147番。

コラールは暗譜しましょう。
コラールくらいは暗譜しましょう。
コラールはハートで歌いましょう。
(新人さんは無理の無い範囲で)

皆さん、大筋で憶えていらっしゃるじゃないですか。大丈夫です。ちょっとくらい間違えたっていいじゃありませんか。独りで歌っているんじゃないんですから。

Herz und Tat und Leben…間延びしたような大きな6拍子、いまだに慣れません。そんなに早いテンポという訳でもないのに、ただフレーズ展開がめまぐるしく、楽譜の先々が見えていませんね。まだまだ場当たり的なので、楽譜を「鳥瞰する」ような視野を培いたいものです。

この曲については皆さんの努力の甲斐あって、かなりまとまってきたと思います。
ただ、まだ荒削りの部分が多いので、楽譜を読み込んで、津田先生の細かい指示(の意味)を充分に把握しましょう。

人材豊富な我が団は毎回指導者が変わりますが、当然内容もそうですが、曲のテンポも津田先生のものを踏襲しているとは言え、練習のために敢えてテンポを落とすことがよくあります。
練習の最後には津田テンポで締めますが、われわれの中で様々なテンポが自生して、収拾が付かなくなる、或いは収拾が付くまでに時間が掛かることを危惧しています(私自身が怪しいからですが…)。

テンポは音楽の命であり、乱れることは許されない。皆さんがお持ちのテンポが如何なるものであれ、津田先生のどんなに軽微な棒の動きにも「あ、いいテンポだな」と、ピタリと反応できるよう練習あるのみ!

Re: 練習報告@8月9日 - こん(?)
2009/08/10 (Mon) 02:42:57
*.e-mobile.ne.jp

クリオラ43番、順調に進んでいるみたいですね!!

ピアノを真ん中でやるというアイデアは確かに良いですねえ。ピアノが真ん中にあると、合唱隊がピアノを通じて、音楽のリズム・音程を同心円上に共有できるので、イメージを合わせるのに適してます。ピアノは伴奏という形で音楽にエネルギーを送り込む補助動力のようなものですから、このエネルギーをしっかり体内に取り込んで、良い意味で「音楽に乗って」もらいたいです。素晴らしいピアニストが我が団にはいらっしゃるのですから、この環境を利用しない手はないです。なにより、メンバーが声を合わせようという「集中力」こそが一番の武器であることをどうかお忘れなく。

もう一つ、自主練で試してもらいたいのが、全員がごちゃまぜになるパート混合アンサンブルです。隣同士他パートの人が横にいることで、最初は面喰いますけど、何より自分の力で歌う度胸が付きますし、他パートへの傾聴力が養われます。これは、ある程度、音程・リズムなどが安定していない段階でやると逆効果になる可能性があるのですけど、これから終盤の追い込み期間に突入しますので、ぜひ試していただけたらと思います。

演奏会まで、もう残り2か月切っています。ここからは、「同じ過ちを繰り返さないこと!」が大切ではないでしょうか。指導者が述べた注意事項をしっかり頭に入れた上で、別の指導者に変わっても同じ注意を受けないように応用力を付けてほしいと思います。それには、過去のBBSは大きな力になると思うので、ぜひ、メンバーには覆面さんの練習報告を読み、注意事項を楽譜に書き込む&暗唱する努力をしていただきたいと思います。

遠くから偉そうなことばかり言ってすみません。。。

みなさま、よろしくお願いいたします(土下座)。

>覆面さま
(もろもろの)勉強にしっかり取り組んでおりますので、どうぞご安心くださいませ♪
練習報告@8月1日 - 覆面リーダー(?)
2009/08/03 (Mon) 00:15:27
*.infoweb.ne.jp

8月に突入?
ですが、富山はいまだ梅雨真っ只中です。夏が大嫌いな前世なめくじorかたつむりの覆面としては嬉しい限りですが、地球は病んでいるのかなぁ…と心のどこかでちょっと不安です。

さて、先般のへろへろ書き込みに温かい手を差し伸べて下さった代表様、こん様、ありがとうございました。

私はどの曲についても「こう歌いたい」という独自のヴィジョンを持っているのかというと全くそんなことは無いのです。バッハわからないし。ただ、曲を深めていく段階で、「こういう表現素敵だな」という、曲に対する「諾」の度合いが大抵はどんどん増えていくというだけの話であって。

で、Schwingtですが、手許にある2つの音源を聴いてみました。私は応用に弱く思い込みが激しい方なので、音源のイメージを頭に残さぬよう、普段は極力深聴きしないようにしています。特に、音源のテンポと津田先生のテンポの差が大きい時に立ち直れないし。

全体を通して(Doch haltet ein,haltet ein!を除いて)、我々はかなりの部分を「何となく」レガートに歌っている気がしますが、音源では、基本的に一つ一つの音符を粒立てているように聞こえますね。実際オケには譜面上スタッカートが多く付されています。言葉のアクセント・抑揚を際立たせることにより、音楽に生き生きとしたリズムがあり、横の流れを殺し、タテの動きを重視することにより奥行きが生まれ、立体感がもてる。これを我々がやるのは、実際とても難しいと思います。余程の独語の「喋り」の練習をしないと…でも、この歌い方が正解という気がします。
勿論、レガートに歌っていると思われる、そしてレガートの方がしっくりくる箇所もあり、表現の幅を広げていますが、細かいので割愛します。

Doch haltet ein,haltet ein![しかし留まっていよ!]

ここに突入する時、強烈な違和感がありませんか?以下の原因が考えられます。
まずDochという響きの無骨さや「されど」という意味からして、どうしてもfやffで入ろうとしてしまうが(私だけ??)、間奏のオケが思いのほか優雅で、42小節の第1拍に至るまでフォルテを想起させるものではないため、合唱は肩透かしを食って、ここの表現が骨抜きになっていると思うのです。

なぜ「留まって」いなければならないか?続くDer Schall darf sich nicht weit entfernen?がその理由ですが、この歌詞の意味、私、よく分からないのです。

頂いた訳詩「響きはもう遠ざかる必要は無い」って、一体どういう意味ですか?
こん様の書き込みから引用すると
>「されどいらぬ 過ぎたる響き」…歓呼の声があまり遠くまで行き過ぎて、イエスの到来と行き違いになったら困るということですね

何で困るの?
音源に付いている歌詞カードでは、
>「いや、静まれ!響きが彼方に遠ざかってはならぬ」

何で??そもそも響きが遠ざかるって何??何か私、イチャモンつけてるなぁ。

要はDoch haltet einは「shhh!」ということ?だったらp系で歌うのが素敵かも。
実際音源もpかppくらいになっていますね。そして音量的にも遠近感を持たせ、段階を踏んでder Herrに頂点がくるようになっています。たまに聴くと勉強になるなぁ。いつもちゃんと聴けっつーの。

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さて、前後しましたが、大前先生の練習のご報告を申し上げます。S6、A5、T1、B7で、バス以外は少々寂しい出席状況でした。当日の富山の花火大会が関係あるのかな?体調を崩しておられる方もあり、くれぐれもお大事に。

例によってなかなかリズムが揃わない。好きな言葉(mamama…、lalala…etc)で、適宜体をゆすったりしながらしばらく歌うと、ようやく合ってくる。
リズムが揃わない、というのは必ずしも指揮者の振りに従えない、というのとイコールではなく、自分の中でリズムが作れない、ということに大きな原因があると思います。頑張りましょう!

冒頭と63小節からの各パートSchwingt?の、euchの歌い方、私も前から気になっていましたが、特に男声はeuchが短い。というのは、オ-イchの-イchの入れ方が早いのです。ここでは詳しく書けませんので、正しい歌い方は出席した最寄の団員に訊くか、アルトの歌い方をご参考になさって下さい。

発音上の注意を数点。
Schwingt 日本語の「シュ」ではありません。
     「シュ」よりも深く。摩擦音にならぬこと。
er-hab-nen er-は開いた「エr」
Ster-nen sは口を大きく突き出して。
      sch-の発音よりも深く。
      摩擦音にならぬこと。
Doch chはのどを鳴らす。

4und8 Chorale

ハーモニーをよく聴くため、再び歌詞以外の言葉で歌う。効果てきめん。コラールは特にこういう地味な練習って必要だなぁ、と思います。

36番冒頭の私的なイメージですが・・ - こん(?)
2009/08/03 (Mon) 03:09:36
*.e-mobile.ne.jp

覆面さんの書き込みを読んでみて、まだまだ勉強しなくてはならないなと反省しました。36番について覆面さんの疑問は、すごく自然なものだと思うんですよ。いろんな解釈があっていいし、それがまたこの曲を理解する手掛かりにもなるかもしれませんしね。
それで、私が思うところも少し書いてみたいと思いました。
私は、クリスチャンではないものですから、精神的にどこまで深く歌詞の内容を理解できているかは不安ではありますけど、思うに、Schwingtは、クリスチャンからみた気持の高ぶりではないでしょうか。バッハは、もともと世俗カンタータだった36番を降誕節第1日曜日用の教会カンタータに書き換えました。冒頭曲全体に一貫しているのは、「キリストが降誕するということに対する居ても立っても居られない喜びの感情の迸り」だとイメージしています。Schwingtとはどんな心境なのでしょう?天にも舞い上がった気持ち?!これなら私にも共感できます。初めて娘が生まれたとき、天にも舞い上がらん気持になりました。しかし、ここで描かれるキリストの降誕は、世を救うとされる神の御子がようやく世界に誕生したという意味であるならば、その喜び度合いは、想像を絶することでしょう。人類共同体(キリスト教世界においての)の一員として、Swingtしたいという気持ちになっても不思議ではないのかもしれません。
私は、数年前クリオラを歌った時に不思議な気持ちになったことを覚えています。それは、キリストの降誕を祝う曲でありながら、どこか落ち着いた、心を平穏にさせる感情を抱きました。もしかすると、キリストの降誕は、同時に将来起こるであろう、受難をも想起させることなのかもしれません。現にクリオラ第3部終曲(喜びなさい、あなたの救いの神は、ここに一人の神として、また一人の人として生まれることを)では、歌詞の内容とは裏腹に、Fis-mollで書かれてあります。なぜ、神の栄光を讃える調性のD-durに戻さなかったのか、せめてFis-mollの平行調のA-durにする選択肢もあったのに、バッハはあえてしませんでした。それには重大な意味があると思うのです。
36番の曲調も、D-durでありながら、とても優雅で落ち着いた気持ちにさせてくれます。高揚感が次第に内面から高まってくるような気になります。これは私の勝手なイメージですけど、喜びは感謝にも通じているのかもしれません。この世に生を受けてくれたことに対する深い感動と感謝があって喜びにいたっていると考えたら、案外、喧噪な喜びとは一線を画すかもしれません。
(つづく)
36番の私的なイメージですが・・? - こん(?)
2009/08/03 (Mon) 03:16:44
*.e-mobile.ne.jp

Doch haltet ein!これは、私にとっても難問で、いまでも理解しきれていません。私が尊敬する東京バッハ合唱団の大村恵美子先生は、この36番冒頭曲を次のように訳し、解説されていますので紹介いたします。

喜んで舞い昇れ,
高く輝く星々に向かって、
汝ら、いまシオンで喜び歌う舌たちよ!
だがとどまれ、その歌声が、
遠くのかなたに拡散してしまわないように!
主みずからが、汝らのもとに
近づいて来られるのだから。

これが歌詞の直訳である。元来ある人の誕生日祝賀用に作られた作者不詳のこの歌詞は、その起源に性格づけられているせいもあって、通常のクリスマスの観念 ? 天の父なる神から遣わされて、そのひとり子が人となって地に降る ? からは自由に、神のみわざをほめたたえる地上の歌声が、逆に天空に向かって上昇し、宇宙の無限のひろがりの中で、かなたからこちらを目指して近づく栄えの主と遭遇する、という、じつに壮大な宇宙的ドラマをあらわしているのである。

私はここで、ベートーヴェンの第9交響曲にとり入れられたシラーの〈歓喜の頌〉を思い出さずにはいられない。「兄弟たちよ、あの星空の上には/きっと愛する父が住むのだろう。/君らはうち伏し跪くのか?幾百万の人々よ、/創造主を予感するのか?世界よ、/この者を捜して行け、星空の彼方へと!/あの星々の遠い彼方には、きっと愛する父が住むのだろう。」(小磯仁氏訳)

地上に佇み、神から遠く隔たって、懐疑のうちに広大な星空を仰ぐ孤独な人間の姿が見える。これに対して、BWV36の詩では、すでに神と人との恵みの出逢いの場である宇宙まるごとの直観が確立している。どんなに遠く離れていても、確実に迎え受ける、神の意志がある。

音楽も、この詩の心を体して、前衛的な、休符多用の非連続的音進行にみち、不可思議の相を呈するが、とびかう多様な動機も、虚空に消散することなく、整然とした構成のもとに、もろともに上昇していくのである。

オーボエ・ダモーレ2本と弦合奏だけの簡素な楽器法と合唱とで、バッハは、人間をとりまく宇宙の深玄さを、端的に明るく啓示してくれる。彼の全カンタータの中でもとりわけて現代的なものではないだろうか。


とりとめがなくなりましたが、メンバーがいろいろなイメージを抱くことはとても素晴らしいと思います。それを踏まえて、津田先生の音楽をどこまで理解し、表現としてつなげていけるかが大切ですね。

Re: 練習報告@8月1日 - 倉庫番(?)
2009/08/03 (Mon) 07:06:39
*.ocn.ne.jp

覆面&こんさま、奥行きのある曲研究、ありがとうございます。「もしかすると、キリストの降誕は、同時に将来起こるであろう、受難をも想起させることなのかもしれません」で思うのは、・・・この36番の次の2曲目、S/Aデュエットの、え?と思うような暗さです。一番最初聴いた時、ドロドロとお化けがでてきそうな始まりに思え、どんなオソロシイ歌詞かと思ったら、イエスの誕生を歌ってるだけで。意外に思うとともに、バッハさんの意図が何か感じられるような、気がしました。冒頭曲と、この2曲目の曲調のギャップは面白いですね。
Re: 36番2曲目コラールについて - こん(?)
2009/08/04 (Tue) 19:46:27
*.grips.ac.jp

>倉庫番さま
BWV36の2曲目“Nun komm der Heiden Heiland”(いざ来ませ、異邦人の救い主)は、古い待降節の賛歌に、ルターがドイツ語の歌詞をつけた、著名なコラール(日本では、賛美歌第二編「いまこそ来ませ」)で、バッハは、もっぱらオルガン・コラール(BWV659を筆頭にいくつも編曲している)として使用してますが、BWV61,62も同一のコラールを使用しています。

BWV36では、まず本第2曲で第1節、第6曲で第6節、終曲で第8節が歌われてます。全曲を通じてコラール旋律を配置していない(世俗カンタータの原曲に後からコラールを部分的に追加した)ので、正式な意味でコラールカンタータに当たるのか疑問ですが、待降節コラールが、この待降節第一日用カンタータの性格を決定づけ、主役となっているといえます。

バッハは、“Nun komm der Heiden Heiland”を待降節第1日曜日用のカンタータとして決めていたようです。同じく待降節第1日曜日用のカンタータであるBWV61も62のタイトルはどちらも“Nun komm der Heiden Heiland”です。そして、使われているコラールもどちらも同一です。このことからも、当時ではこのコラールは会衆にとても親しまれていたものと推測できます。

たしかに倉庫番さまの言われるように、2曲目コラールは全体的に暗い響きのようにも感じられます。調性は嬰ヘ短調で、「これが待降節のコラールなの?」と思うのですが、例えば、同一コラールを使用したBWV61の冒頭曲は、リュリの創始したフランス風序曲(緩やかな序奏とアレグロの主部からなる)の華やかな曲調です。つまり、歌詞の旋律は陰影を伴うものですが、バッハ自身、この曲を決して暗いイメージとしては捉えていないのかなと思ったりもします。

これは、ぜひオケ合わせを聴いていただきたいのですが、オーボエダモーレ2本が織りなす世界はとても甘美な世界ですね。「ダモーレ」(愛)を想起させる楽器として、バッハがよく使用する楽器ですが、二本のダモーレとバッソ・コンティヌオ(通奏低音)が、三声のカノンを演奏しています。バッハは「三」を神秘的で聖なる数(三位一体としての象徴性)に位置付けているみたいです。

さらに、3曲目は「愛は、やわらかな足取りで、心から愛する者を一歩ずつ引いてゆく。」という歌詞で、花嫁(信徒)と花婿(キリスト)の愛をダモーレで伴奏します。1?3曲目までのダモーレの使用を考えると、前半部の大きな流れの中で、手を替え品を替え、みどり子イエスの誕生を祝しているのかなあ、と漠然と考えられなくもありません。ここら辺りは、津田先生からオケ合わせの際に詳しくお話しいただけると思います。

カンタータを個人的に研究することは、とても面白いので、メンバーのみなさんも調べられる範囲で調べてみたら、曲に対するイメージが深まり、歌い方にも影響があるかもしれませんので、お薦めです♪

むむむ… - 覆面リーダー(?)
2009/08/05 (Wed) 22:40:43
*.infoweb.ne.jp

Doch haltet ein,haltet ein!
Der Schall darf sich nicht weit entfernen,
es naht sich selbst zu euch der Herr der Herrlichkeit.

この歌詞の本当に意味するところは、ドイツ語やドイツ文化の知識、そして信仰を持たない私の理解の範囲をはるかに超えているような気がします。外国文学作品を日本語訳で読むのとよく似て。今まであまりそんな風に思ったことは無いのですが。こん様、倉庫番様、ありがとうございました。(こん様、ちゃんと勉強してます?)

富山は昨日梅雨明けしたそうなのですが、それはうそでしょ?。明け方雨で、今日も一日くもり。
「情念と秩序」コンサートに行って - こん(?)
2009/08/01 (Sat) 03:55:12
*.e-mobile.ne.jp

今日は、新宿オペラシティで平井み帆さんのチェンバロコンサートに行ってきたので、報告させていただきます。平井先生は我が団の定演では欠かすことのできないチェンバリストです。平井先生には日ごろからお世話になっていましたし、ライブの演奏を久しく聴いていなかったので楽しみにして行きました。

今回のテーマは「情念と秩序? ヘンデルとテレマンの室内楽」。リコーダー(フラウト・ドルチェ)に向江昭雅氏、バロックヴァイオリンに長岡聡季氏と日本を代表するプレーヤーを交えた素晴らしい演奏でした。このコンサート本当に良かったです。
会場の近江楽堂には初めて入りましたが、70人くらいの客席で、ドーム状の小さな会場でした。これが今回の少人数アンサンブルにマッチして、素敵な音響を醸し出してくれました。

テーマの「情念と秩序」シリーズは今回2回目だそうです。バロック期の音楽を、私は常々「秩序からの解放」というイメージで捉えています。キリスト教の内的な秩序観にまだまだ支配されていた時代。音楽も例外ではなく、教会音楽に代表されるように種々の制約がありながらも、制約を秩序ととらえ、その秩序の中に人間らしい感性を見出し、秩序からの解放を試みる・・例えば、メッサ・ディ・ヴォーチェやトリルにそんな人間らしい表情が感じられたり・・・と、こんなイメージを抱いていたので、平井先生の付けられたテーマの趣旨に妙に共感してしまいました。今回、ヘンデルとテレマンを取り上げられたのは、今年がヘンデルイヤーであるだけでなく、ヘンデルとテレマンが知己の仲で音楽的に影響を受けたことにも関係があったみたいです。

演奏曲は、ヘンデルのヴァイオリンソナタやテレマンのトリオソナタ、リーコーダーソナタ、エアと5つの変奏組曲3番などでした。特筆すべきは、フラウト・ドルチェの音色の柔らかさでした。これは、バッハの演奏でもよく出てくるので、生で見れて良かったです。また、バロック・ヴァイオリンを生で見れたことも今後のオケ編成を考える上で、良かったです。演奏がとても上手だったことにも感動しました。声楽と楽器の違いこそあれ、演奏はとても声楽的というか、歌そのもののように感じました。

メッサの上手な演奏についていつも自問自答していたのですが、良いヒントをもらいました。メッサには、単なるエスプレッシヴォのような感情むき出しの表現ではなく、秩序の中にある人間の葛藤というか、秩序の限界状況を人間がぎりぎりの線で超克しようとする自由の息吹を感じます。縮こまらず、固くならないで、解放されたイメージ。3人の絶妙のアンサンブルは、バロック期の秩序に従いながらも、自由に充ち溢れ、人間としての素直な感情を、当時のテクニックを的確に用いることで表現していました。強い刺激に慣れてしまっている現代人には、このような演奏テクニックはどこか控え目で、もしかしたら物足りないと感じるかもしれませんが、あの当時ではとても先進的で、メッサやトリルを自由に使うこなすことは、洗練された方法だったのだと思います。
この演奏方法は、合唱にも通じると思ったので、ぜひ今度、平井先生にそのあたりの表現方法について聴いてみたいと思っています。合唱団員にもこんな演奏をたくさん聴いてもらってイメージを膨らませてもらえたらなあと強く感じました。

歌う上でヒントになりそうなものがあれば、これからも報告いたします♪
練習報告・7月25日 - 代表(?)
2009/07/29 (Wed) 19:02:51
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覆面さんは所用で練習全部に出れなかったので代わりに私が報告です。早くから代打を頼まれていたのですが、リコーダー関係他で時間がなくて、あっても根性がなくてアップが遅れました。

忘れないように練習のメモは取っておいたのですが、忘れる前に思い出せないこともあったりして「プちがい」(小さな間違い)もあるかも知れません。

さて、25日の練習は、海老原(おかあさん)の当番でした。

先ずはラジオ体操。贅沢なライブの伴奏で鏡を見ながら人の真似をして一式きちんと行なうのは中学校以来?でバッハで2回目。全員上手にラジオ体操できるので感心しております。

嫌いだったラジオ体操がバッハではなぜか素直にできるのが不思議。自分的には順番が分らないのと腰が曲がらないのが課題です。

それから発声。指示がなかったけど、私はこないだの上野先生のアドバイスを都合良く取り入れて、ファルセットで発声練習。
喉が疲れにくいような、それから実声も響かせ易くなるような気がします。

辺りを見回すとアルトとソプラノのが3人ほどづつしか居ない!なにかイヴェントかな?などと思っているうちに喉慣らしは終了。

◆36番の最後のコラールから順に2つのコラールを歌う。

まず暗譜でマママ唱。ちゃんと合唱になっていました。

次に上野方式でアイを込めて音程に注意しながら各パートごとにアイアイと歌う。皆さん上手に間違えず歌えます。

アイアイと歌うのは同じ響きで、同じ音色で歌う練習だとか。アイアイ。ぐゎんばります。

で、ドイツ語の読みの復習を岸本さんのリードで行ないました。

パート唱を全パートで順番に行ない、音取りが出来ていない部分を練習し直しました。時にはピアノ無しで歌って問題のある部分を際だたせてから正しい音になるよう練習。

指導者によって練習の切り口が違うので、バッハの練習は毎回楽しいです。そのようなことを考えながら女声パートを見たら、いつのまにかほぼ全員出席でした。

36番は全曲パート唱をいれたり、必要ならテンポを落として歌ったりで、終了15分前までかかりました。

◆クリオラ43番
フーガの所を音程無しのイン・テンポで読み上げて歌詞に慣れる練習を数回ずつ。
お蔭で歌い損ねがすくなくなりました。でもこの楽譜は活字が小さ過ぎます。何とかせねば。

へろへろへろ - 覆面リーダー(?)
2009/07/29 (Wed) 23:22:10
*.infoweb.ne.jp

代表様、お忙しい中ありがとうございました。

子供の保育所の行事のため、練習には半分も参加できませんでした。しかも息が上がったままで歌い始め、流れに乗れないまま終わってしまい、残念至極…へろへろへろ。

今週から学校が夏休みに入り、我が家には5人も大人が居るにもかかわらず全員がビンボー暇なしで、一年生のチビ太が一人お留守番。頑張っています。
仕事中も気がそぞろで、帰ってからぐったりへろへろへろ。下の子チビ平熱出してる?へろへろへろ。

津田先生の書き込みを拝読して、自分との余りの落差にへろへろへろ。すみません、楽譜見れてません。声も出せていません。情けない。

でも合唱好き。がんばりまーす。

Schwingt、いまだにつかめない曲。
音源を聴くと、素敵だな、と思うのですが、津田先生のお考えの真意をまだ理解できていないし、土曜の練習では音程も悪けりゃリズムにも乗れない(あ、私個人が、ですよ)で少々落ち込みました。へろへろへろ。

多分、津田先生云々と言うより先に、自分はこう歌いたい、というヴィジョンが無いからでしょう。

とりあえずもっと「やりたい」と思うのは、

Schwingt、命令形じゃないですか。舞い上がれ!!ですよ。今は各パートSch-子音の歌い方もばらばらですが、言葉に畳み掛けるような勢いがもっともっと欲しいかなぁ・・・

emporとSternen、もっと「熱く」歌いたい。音量だけは何となくアップしてますが、本当の意味で迫力に欠ける。もっとドラマティックに・・・ダメかなぁ。天空の星々なんですよ、ここは。ソプラノさん、20小節最高音A、是非決めてくださいね!!ついでにここはアルトも最高音Eです。以下同文。

Der Schall darf sich nicht weit entfernen…何だか、面白くないですね。しかも同じフレーズが後半しつこくまた出てきますが。まだまだ「歌わされている」という感じが…歌詞の意味もいまいちわかりにくいです。20年ぶりに独和辞書繰って調べてみようかしら…(年がばれるなぁ)
後半Schwingt?、何で今度はmollから始まるの??何だかつまらないー!何か理由があるのでしょうか?バッハオンチ丸出しの私。

あ、バスさん9人もいらっしゃって、ばらつきを心配してしまいますが(ばらついてるのはアルトだっちゅーの)、極めて安定!!盤石で渋いわ?♪へろへろへろ。何か秘密特訓を?

>前世はドイツ人様。

確かにのっぽさん(高見映氏)は「できるかな」では完全サイレントでしたが、「できるかな」最終回において喋っちゃうんです。以降氏は児童文化活動家(?)として「喋って」ご活躍中。

以上、少々いかれ気味の覆面リーダーでした。

練習報告・7月25日 - 代表(?)
2009/07/30 (Thu) 20:14:19
*.plala.or.jp

>Der Schall darf sich nicht weit entfernen
10ページからと17ページからの2箇所ありますね。

勝手にイメージさせてもらうとすれば、
10ページから始まる所はソプラノさんがエスプレッシボで歌って、下のパートは押さえ気味のボリュームでノンレガートで支えて歌うと気分がでる部分だと思っています。
52・53小節はピアノ。54・55はフォルテ。
ソプラノパートだけを歌うとそのような気分になっちゃうんですよね。

特に49小節とそのアウフタクトの泣かせどころの音形を際だたせて歌いたいところでしょうか。締めくくりとして57小節のes naht sich selbstをエスプレッシボで。

17ページ以降は終わりに向かって念をおしているところなので決然と。でも91・92小節はピアノ。93・94小節はフォルテ。そして各パートのes nahtの16分音譜を強く、譲り合って際だたせながらDer Herrを歌い上げる。といったところでしょうか。

私は練習段階では特に指示が無い限り、そのような歌い方がされているものと仮定して和音パートの部分を歌っています。楽しいことも有ればちょっぴりストレスになることもあります。

でも、歌は「こう歌いたい」があると「こう歌ってください」を理解しやすくて付いて行きやすいのではないでしょうか。
BWV36に関する面白い解釈 - こん(?)
2009/07/30 (Thu) 00:57:51
*.e-mobile.ne.jp

ネットでBWV36について調べていたら、曲の構成について、面白い仮説を立てている人がいました。
(以下ネットでの本文です)

第1,2,3,4曲
第5,6,7,8曲

さらに、
第1、2曲
第3、4曲
第5、6曲
第7、8曲

第1,3,5,7曲が「起承転結」になっているという仮説

(ネット上の意訳)
1.
喜び勇みて 羽ばたき昇れ
高きにのぞむ 星辰に
いざ シオンの歓喜の声よ!
されどいらぬ 過ぎたる響き!
栄えの主こそ 近づけれ

(4行目は1,2行目に反する意味なので面白い。つまり、歓呼の声があまり遠くまで行き過ぎて、イエスの到来と行き違いになったら困るということですね。これが起承転結の「起」)

3.
やさしき歩みにて行くは「愛」なり
「父」のまこと受けるは「子」なり
「花婿」に魅せられた「花嫁」の如く
歩みて追うは「心」なり

(かなり、意訳です。ここは「愛」と「心」を擬人化するバッハの歌詞の得意なパターン。その二つが向かうのは御子なる主イエス。3は1に比して抽象的なるがゆえ、起承転結の「承」)

5.
迎えにあたう 宝をば
慕いて信ず わがこころ
備えしみ座の 清ければ
とどまり給え わがうちに

(七五調にしました。ここも「愛」と「信仰」が擬人化されている。この5の前に説教が入るから一応「転」ということにして下さい)

7.
くすみし声も 弱き音も
みいつの神を 称うるは
霊にあずかる 響きなれ
しかして叫び 天にみつ

(これも意訳。七五調。これは1と大意が似ているので一応「結」)

僕も数年前に佐々木バッハセミナーでこの曲に触れてから、すっかり惚れこんだのですが、なかなか歌詞とメロディのイメージがつかみにくい箇所があって、BETで再び歌い始めてからも、ずっと悪戦苦闘しています。この曲はバッハのお気に入りで、わかっているだけで、世俗カンタータに2回も転用されています。その1回目が、ケーテン侯妃誕生日用なので、(1726年、36a)そのせいか、曲目解説等には、たまに「原曲はケーテン時代の世俗カンタータ」とされているものがあります。確かにそう言われると、あの生き生きとした音楽はケーテン時代の音楽と共通しているかもしれません。
 その後、BWV36cは、ライプティヒ時代のバッハ全盛期の1725年の世俗カンタータが原曲のようです。
BWV36偶数曲に配されたコラール編曲はルターのコラール「いざきませ、異邦人の救い主よ」に基づくものです。

 生き生きとした世俗カンタータの合唱、舞曲アリアの間に、後期の深い作曲技法の投影されたコラール編曲がちりばめられているとは、やはりおそるべしバッハといったところでしょうか。

>覆面さま、曲の解釈のお役に立ててくださいませ。
(無題) - YT(?)
2009/07/28 (Tue) 00:58:12
*.mesh.ad.jp

最近皆さん、ちょっと静かですね。代わりに私の近況をお伝えします。先週(金)は高校のコンクールがあって、シニアとジュニアの両方の面倒を見ました。(土)は千葉商大でアンサンブルの本番。葛飾のコンクールのための2回の練習。アウローラの本番が近いので朝練習。メサイアは2部の中心部を練習しました。バッハはカンタータ2曲のソロ研究と230のボーイングを考案中。あとはドイツの映画「クララ・シューマン」を見に行きました。クララもシューマンも中年過ぎで、ブラームスが軽くて演奏内容はもう二息って言う感じでした。一言、渋かったです。今週も4つのリハと本番がんばります。連日不順な天候でまいりますが、皆さんも体調にはお気を付けてお元気で練習に励んでください。次回のオケ合わせを楽しみにしています。それでは。

訂正です、読んで下さいね。 - YT(?)
2009/07/28 (Tue) 05:33:46
*.mesh.ad.jp

先ほどの文章が分かりにくかったので書き直します。→(土)は千葉商大でアンサンブルの本番があり、その後移動して葛飾のコンクールのための練習がありました。(日)は午前中にアウローラの練習、午後から移動して葛飾の練習と、2つをはしごして大忙しでした。先週、MMCのメサイアは2部の中心部に差しかかりました。また、近頃の私のバッハ研究は、カンタータ147番と36番の独唱部分の表現と、230のボーイングの考案となっております。他には、ドイツ映画「クララ・シューマン」を文化村に見に行きました。クララとシューマンを演じる役者さんが中年過ぎでどうもパッとせず、ブラームスも雰囲気が軽くて説得力に欠け、音楽はもう一息、いやもう二息もという感じで、一言で言うと、渋過ぎでした。←以上失礼しました。

Re: - こん(?)
2009/07/29 (Wed) 10:37:00
*.grips.ac.jp

渋谷のBunkamuraで上映している映画ですね。先日、館内に入った時に、チラシが置いてあり、今度、観にいこうと思っていたのですが、そうですか渋過ぎでしたか・・・
監督のヘルマ・サンダース=ブラームスはブラームスの末裔ということでも注目されている映画見たいです。
それにしても、先生の精力的な活動には驚かされます。先日、桐朋出身で富山でお世話になった民○さんから招待を受けて、都響のコンサートに行ってきました。彼女もMMCのメサイアに参加されるとのことで、とても楽しみにしている様子でした。終演後、お話しながら、BETのことをとても懐かしがっておられました。ぜひ、来年の定演ではご一緒できたらいいですね、とお伝えしました。
連日、暑い日が続きますので、先生もお体を大切になさってください♪

ただ今 - YT(?)
2009/07/22 (Wed) 00:21:29
*.mesh.ad.jp

津田です。3日間の合宿生活から帰還しました。覆面リーダーさんの質問にお答えします。上野先生がおっしゃるように「口を開かない曖昧な母音であるなら可」というご意見に私は全く同感です。この考え方でがんばってください。私は現在オケ合わせの準備を進めているところです。


お帰りなさいませ? - 覆面リーダー(?)
2009/07/22 (Wed) 05:49:23
*.infoweb.ne.jp

津田先生、お疲れのところありがとうございます。

津田先生のご指示の本来の意味はそういうことだと思うんです。それがいつのまにか単に音量のみで解決するようになって、単語のその部分だけ緊張感まで欠落してしまい、今は一つの単語に聞こえません、多分…

頑張りまっす。
練習報告@7月18日 - 覆面リーダー(?)
2009/07/20 (Mon) 00:50:17
*.infoweb.ne.jp

本日は我が団でもすっかりお馴染みの、次回演奏会においてもバスのソリストを快諾いただいた上野正人先生のヴォイストレーニングでした。翌日上越で本番をお迎えになるというお忙しい中、本当にありがとうございました。

先生はいつもジーンズいらしゃいますが、すばらしい歌声はもとより、渋くてダンディなお姿に、我が団にもファンが多いことでしょう(勿論私もその一人です)。ご指導を仰ぐのは今回が初めてで、とても楽しみにしておりました。参加人数はS7名、A10名(フルメンバー)、T4名、B9名(新人さん2名含む)と気合充分。そして、我々の期待を微塵も裏切らないレッスンで、瞬く間に時間が過ぎました。
以下、発声練習より。

首を肩に沿って半周回す間に鼻から息を吸う。
首が後ろにだらりと下がった時、一瞬間をおき、次の半周で首を重力の法則に任せ脱力しながら自然に(一気に)吐く。
(ブレスしてから、声を出す作業に移るまでの瞬間、吸った息を漏らさずキープすることが重要。お腹に息が入るのが感じられない場合、「息を全部吐き切る→お腹を緩める(勝手に息が入る)」という練習をするのが好い)

一部発声練習を、男声はテナー・バス問わずファルセットで行いました。男声の皆さん、かなり戸惑われた様子…私も初めて見ました。ファルセットでは、実声と違い声帯のほんの一部分しか擦り合わされないらしく、ごまかしが利かないそうです(ごめんなさい、うまく記述できません)。また、喉も傷まないとか。(女声は100%ファルセットで歌っているわけで、当然その分男声よりも厳しい状況におかれているということか?)

練習報告@7月18日(続き) - 覆面リーダー(?)
2009/07/20 (Mon) 01:01:06
*.infoweb.ne.jp

BWV147 Herz und Mund und Tat und Leben
10 Choral

我が団が最も得意とする定番曲のコラールを見ていただきました。しかし、如何に歌えていないかが白日の下にさらされ、歌うことの奥深さ、厳しさを痛感することとなりました。

先ず、歌詞の発音と意味。

JesusのJe-は、イェではなく、イィ(ェ)。(書いてしまえば母音イから始まるようになってしまうが、あくまでも子音Jが付いていると考える)。イエスへの愛をもって歌わねばならない。
Trost(なぐさめ)の母音は、深いオ(「象」と言う時のように)。以下Lebens(生命の)、59小節undのソプラノの装飾的音形は、しっかり豊かに歌うこと(その音、言葉を強調する意味がある)。
29小節代名詞er=Jesus。この場合、Je-はイ(ェ)と発音。(erが単にどうでもいい物事を指す場合はエ(ェ)rに近い) 
また、
Jesus wehret allem Leide
(イエスは私の苦悩を取り除いて下さる)と、
er ist meines Lebens Kraft
(イエスは私の生きる力である)との行間に、「だから」という意味を盛り込むこと。これを歌声に反映させるのは非常に難しいが、心すればおのずと歌声に力がこもる。

Meiner Augen Lust und Sonne,
meiner Seele Schatz und Wonne
の2つのundは、単なる接続詞で、いずれも3拍目の弱拍ではあるが、重要な名詞二つをつないで「?、そして?」と、ある程度強調して歌うのが効果的。ただし弱拍であることを逸脱せぬこと。この理屈は59小節のund(あえて強拍である1拍目にあり、しかもソプラノの音程が装飾的で強調されている)に素直に当てはめることができる(かも)。
Schatz(宝)は印象的に!Schを短く歯切れ良く。WonneはFreudeと同じ意味(歓喜)だが、Freudeよりも歓喜の度合いが強い。全身全霊で歓喜すること。

darum…手前までの内容を受けて「だからこそ」の意。決して甘くならぬこと。
ausは ○アオs ×アウs
demは ○ディm ×デェm

全体に言えることとして、

ゆったりとした曲であるにもかかわらずテンポが遅れる。子音の発音が遅いことが一つの原因。
音符一つに付き「ア」と「イ」を交互に歌う。(パートごとにずれが生じるが練習には関係ない)
それでも遅れる場合は、上記の練習と同時に、音符一つに付き手を一回叩く。
この練習にてかなり改善。(ややこしいので慣れるまでに少々時間を要するが)

子音は「強く」発音するよりも、「早く」発音することを心がけること。

3拍子のヒエラルキが身に付きすぎた(??)せいか、かえって単調。1小節単位の歌にせず、あくまで4小節で「一つの」フレーズとして考え、フレーズの中で大きな流れを作ること。
BWV36 Schwingt freudig euch empor
1 Chorus
(この曲に入った時点で残り時間約30分)

しょっぱなから、テンポがずれる、音程も悪い、と、最悪な状態を先生に露呈してしまいましたが、テンポを少し落とし、上記の「ア」「イ」練習、「拍手」練習をパート毎に繰り返すことによってかなり流れがよくなりました。特にバスの特徴(?)となっている牛歩(?!)はうそのように改善され、バンビかサラブレッドのように軽快になりました。是非次回以降も持続させていただきたいです。(自分のパートを棚に上げて失礼極まりない…)

この曲も、特に単語初発の子音を「強く」ではなく、「早く」発音することを心がける。拍頭にくるのは子音ではなく母音です。
単語のノンアクセントの音節は強調せず曖昧母音で(気持ちrit気味に)歌うことが身に付いてきましたが、歌う上で単語のその部分だけが、テンションまで下がったように聞こえる箇所がいくつかあります。特に、何度も出てくるentfernenの-nenにおいてそれが顕著です。

これについては、私も実は少々違和感を感じていたところで、確かに現行では-nenのみ極端に引っ込んだような歌い方になっているように思えます。津田先生の指示の本来の意味を反映していない。強調しない→音量弱く→緊張感欠落→響き欠落→集中力欠落→音がぞんざい、ということに陥っているような…
上野先生の指示では、とりあえず「口を開かない曖昧な母音であるなら可」でしたが、津田先生のお考えを再度確認する必要がありそうです。

*************************

自称せっかちとおっしゃる先生は、立て板に水の如く何でもテキパキとお進めになり、愚鈍な我々を短い時間で、次から次のあの手この手で「できるようになるまで」お導き下さり、充実感で一杯です。

今回「テクニック」「ハート」の相克という、古くて新しい、歌を歌う(合唱する)上において100%克服されることは永遠にない(いくら追求してもしきれぬほど奥深い)と思われる問題を再認識すると同時に、合唱っていいなぁ、という思いを深めました。上野先生ありがとうございました。

先生の流暢な語り口を、高見映氏(のっぽさん)に似ていると思ったのは私だけ?

Re: 練習報告@7月18日 - こん(?)
2009/07/20 (Mon) 02:36:10
*.e-mobile.ne.jp

覆面さんの報告を読ませていただいて、上野先生の練習がとても充実したものだということがよくわかりました。(練習に参加できずとても残念・・)
ファルセットの練習は、男性にとっては、続けてやった方がいい練習みたいですね。頭声で高音部から下降音で降りていく練習をしていくと、あるポイントでとても歌いにくく響きが濁ってきたり、顎や喉が締め付けられるようになりそうになる箇所がでてくることがありますけど、やはりどの音域でもファルセットの柔らかい響きを変えないように心がけていくことは大切なことかもしれません。

今日、川岸を自転車で走っていますと、大学のボート部のメンバーがカヌー(?)を漕いでいるのが見えました。その漕ぎ方はメンバーの息がぴったりで、ゆっくりとした動きに見えるのですがとても力強く、滑らかに無駄な動きがないように思えて、とても感心したのです。それを見ていて、ふと36番の入りの出し方が思い浮かびました(その場で思わず発音練習をしている自分が怖い・・)。あの出だしの「Schwingt」の子音のタイミングをもっと素早く、全パートが同じスピード感を持って、口の開け方も完璧にそろえて、ぴたっとはまると、これは鳥肌が立つだろうなと。上野先生がおっしゃるように準備を早くイメージして、だけど、決して力んで吐き出したり、がなったりするイメージではなく、内なるエネルギーをしっかり溜めて「Schwingt」と歌うみたいな感じでしょうか。(静かなること林の如し?!)うーん、我ながら難しいこと書いてますけど、ちょっと気になったので書かせてもらいました。

あと、上野先生がおっしゃられた語尾の処理について、「口を開かない曖昧な母音であるなら可」というご意見には私もなるほどと思います。確かに、音量を無理に落とそうとしなくても、口の形を少し狭くするだけで、ヴォリュームは抑えられますね。むしろ、覆面さんの言われるように、「強調しない→音量弱く→緊張感欠落→響き欠落→集中力欠落→音がぞんざい」という点こそ、注意すべき本質を突いていると思います。これは、私も津田先生のご意見を聴いてみたいです。(先生?教えて?♪)

上野先生の練習2回しかないのは、とても残念ですね。次回も、実りある練習になれば嬉しいです。
Re: 練習報告@7月18日 - 倉庫番(?)
2009/07/20 (Mon) 21:40:54
*.ocn.ne.jp

覆面リーダーさま、いつも充実の練習報告ありがとうございます。
上野先生の練習、新鮮でしたね。
「fernenのnenは気合を抜かないで。nenが力が抜けすぎてる、それって、どうなの?」という上野先生の疑問に堂々と“こうだから?”と答えられなかった自分自身を省みるに・・・きっと、津田先生の指示の真意を理解せず、表面的につくろってたことを上野先生には瞬時にばれてしまった、ってことなんでしょうね。極端に弱くすることだけにとらわれてしまっていた・・・。、上野先生のいわれる「fernenに引きずられて次のフレーズの頭が弱くなってしまっている。フレーズはさらにつながっているわけだから、次へテンションを続ける感じで歌って欲しい。」という指摘を真摯に受け止めかつ、津田先生の要求される世界を表現したいものです。

上野先生の「メリスマの練習は今みたいにアイアイでやってください。・・・いつもいうんですよ。アイ(愛)は大切って。」は最高の締めでしたね!

Re: 練習報告@7月18日 - 前世はドイツ人(?)
2009/07/20 (Mon) 22:10:02
*.bbtec.net

>覆面リーダーさん

 詳しい解説どうもありがとうございます。

 私は発声練習が終わった頃に着いたので、発声の部分もそうですが、自分で聞いていたところも再確認のために大変参考にさせてもらっています。
 同じ事を聞いているのに、受け取った情報量の差に驚かされます。

 ファルセットの発声練習は、先週の夜の話題にもなったのでぜひ出たいものでした。次回はなんとか間に合えばいいのですが。

 「のっぽさん」て話せましたっけ?
 いずれにせよ、上野先生の話す声の響きもいいですね。

>こんさん

 ボートを漕ぐときは、オールの先が水につくタイミングを全員同じにしないと、早く入れた人のオールがブレーキになるのでとても気を使います。学生時代にカッターを漕いだ時に何時も言われました。
 歌の出だしも、それと同じ位気を使わなければならないのでしょう。
 
 先週カラオケもあったのですか?
 こん度カラオケがあったら、ツアーコンダクターさんに「バッハの歌」を披露したいと思っています。
よろしくお願いします - Takaya(?)
2009/07/18 (Sat) 23:02:33
*.so-net.ne.jp

 本日の練習後、いろいろご相談させていただきまして、しばらくバッハアンサンブル富山さんにお世話になることにしました。よろしくお願いいたします。

 3回の見学で感じたことは、やはりバッハはいいということです。バッハの曲はこれまで1曲しか歌ったことがなく、もっと歌ってみたいという気持ちがありました。しばらくバッハの世界を探求してみたいと思います。

 ただ、やはり問題は、皆さんより何ヶ月も遅れているということでしょうか。しかも既に予定がいろいろ入ってて、この先の重要そうな練習もいくつか参加できないという状況・・・。
 このあたり、ご相談させていただきましたが、なんとか頑張ってみます。(ダメそうだったら、早めにギブアップします。)

 最後に話は変わりますが、富山は初めてですので、富山のいいとこ、おいしいものなどありましたら、いろいろ教えてください。

 よろしくお願いします。

Re: よろしくお願いします - こん(?)
2009/07/19 (Sun) 02:32:20
*.e-mobile.ne.jp

Takayaさん
バッハを一緒に歌う仲間として加わっていただき、とても嬉しいです。今回の選曲はどれも難曲ばかりですが、一緒に頑張っていきましょう♪
ご都合がつかない日もあるでしょうけれど、あまり気になさらずに、気長によろしくお願いします。
冨山はおいしいお店はたくさんありますから、メンバーにぜひ聴いてみてください。私も、8月の練習に帰省しますので、よろしかったらご一緒させてください。行きつけの美味しいお寿司屋さんを紹介しますよ!!
楽しくやってまいりましょう!!

キャー♪  - ミーハー覆面リーダー(?)
2009/07/20 (Mon) 00:24:37
*.infoweb.ne.jp

Takayaさん、あなたは素晴らしい!!

この合唱団には多忙な方が数多くいらっしゃいます。そんな方に参考にしていただきたく、こん様や覆面リーダーが、毎回へっぽこ練習報告をUPしておりますので、是非ご活用下さい。

ツダーコンダクター練習後の酒豪と美食の会(?)にも是非ご参加下さい。

ご注意:へっぽこなのは覆面リーダーであり、こん様及びこん様のレポートを指すものではありません。

Re: よろしくお願いします - 代表(男性)
2009/07/20 (Mon) 00:52:07
*.plala.or.jp

音楽的に満たされる合唱団、バッハアンサンブル富山へようこそ。

これでバスパートがさらに強力になってきました。嬉しい限りです。

10月10日の演奏会に向けてお互い頑張りましょう。なにか分らないことがありましたら、私も含めて
顔見知りの人にどんどん尋ねてください。
では今後ともよろしく。
練習報告@7月11・12日その? - 覆面リーダー(?)
2009/07/16 (Thu) 05:07:56
*.infoweb.ne.jp

鉄は熱いうちに打て、ではないですが、私の記憶力も相当に怪しいので早めにレポートをUPしなければならないのですが、夕べは熱帯夜でぐったりだし、更に最近保育園で夏季のお昼寝が始まると子供の寝つきが悪く寝かしつけに時間がかかり、気が付けば一緒に眠っていた、なんていう締まりの無い毎日が瞬く間に過ぎていきます。

BWV36(Schwingt freudig euch empor)
1 Chorus

最初、ビデオテープの早回しをみているようなテンポを示され、ブレスもできませんでしたが、オーボエに超超超絶技巧を期待してはいけないということで、テンポは少々落ち着きました。(今回のオーボエ奏者が超超超絶技巧を克服できたとしたら、超絶テンポになるのかしら?)

この曲に関しては特に新しい指示などはありませんでしたが、表題「喜びながら舞い上がれ」とはほど遠い動きの鈍さが散見されます。少々抽象的ですが例えば以下のようなことです。

フーガで入るSchwingtは、もっと決然と。立ち上がりSch-の子音のタイミングも各パート内で微妙にずれており、ずれた状態をフレーズ内で引きずっています。
empor[高く]の-porですが、野球の遠投で、球が手から離れる瞬間、蓄積されたエネルギーが一点を目掛けて放出されるようなアクセントが欲しいです。
同じようなことがSternen[星々]にも言えます。今のSter-はまだとても淡白です。Ster-の「喋り」にもっと時間をかけ、充分に音を「鳴らし」てもいいのでは…?天空を埋め尽くす無数の星々を思い浮かべて。
Herr der Herrlichkeitは最もパワーを持つ言葉。充分に歌い切ること。

4und8 Chorale

単語のアクセントの位置を再度確認して下さい。アクセント音節はノンアクセント音節よりも深く濃く、少し長く(in tempoでなく)、よく歌いこむこと。
Singet、springetの-getは(ほぼ?)鼻濁音。

BWV147(Herz und Mund und Tat und Leben)

この曲も相当に道路交通が整備され、秩序が保たれてきた気がします。
先日このウェブ上で指摘があった、21小節ピアノ譜に付されているp並びにppの音量記号に従います。Herz und Mundはそのままの音量ですが、次のund Tat und Lebenは、こだまのようにmpで。32・54小節も同様に。

6und10 Choral

アルトの16?17小節の音形の音程の悪さが指摘されました。難しい音でも高い音でもないので耳に神経を集中したり体を使うよう心がける箇所でなく完全に看過していましたが、この曲に限らず、アルトというパートは目立たず、音域的にもソプラノのようにテクニックをそれほど必要としないので、往々にして音程に無神経になりがちですが、ハーモニーを豊かにするという内声パートの存在意義からしてこれは本末転倒です。気を付けましょう。

こん様のご期待に沿えずしょぼい報告になりましたが、仕上がり具合は確実に前進してます。しかし勿論まだ不完全。前回のツダーコンダクター練習での指摘箇所をもう一度確認して下さい。
次回の指揮者練習ではいよいよオケ合わせが入ります。ピアノ伴奏とは全く違う音楽になりますので、指揮者の一振りに敏感に反応できるよう、楽器の音が音楽の一部として聴けるよう、自分の音も客観的に聴けるよう、楽譜にかじりつくことは極力避けましょう。
Re: お礼&ちょっと感想@7月11・12日その? - こん(?)
2009/07/19 (Sun) 03:14:45
*.e-mobile.ne.jp

少し経ってしまいましたが、先週の続きから。

<BWV36番>
Schwingtの発音は意外と難しいですね。私も、発音していて少し?と思ったので、他の方の発音と調和するように気をつけてました。
この曲が彩る高揚感は素晴らしいです。もともとルターの待降節コラールが主ですけど、バッハがこの歌詞をとても内面的に捉えていたことがうかがえます。

「バッハの曲には、歌詞の内容と音楽のモチーフに密接な繋がりがある。」(A.シュバイツァー:音楽学者)

シュバイツァーの言葉を借りれば、冒頭の「Freudig」の動きは、イエスを憧憬し、憧れて今にも羽ばたいていきそうな喜びのモチーフですよね。バスからの順列フーガの出だしを聴いただけでしびれちゃいます。ちなみに、同様の喜びのモチーフとしてBWV147・8曲目アルトのレチタをぜひお聴きください。エリザベツのもとを訪ねたマリアに対して、エリザベツの胎内にいるヨハネが喜び飛び跳ねる場面で、オーボエダッカチャが喜びのモチーフを彩ります。(アルトソロの醍醐味の場面ですよ♪)

さて、36番に戻ります。18小節のemporの語尾の4分音符ですが、もう少し響きの時間を長く保った方が美しいと感じました。今だとあまりにもさらっと歌い過ぎていて、余韻が残らないかも。大切なことは母音を十分響かせてから力みなくすーっと消えていくことです。(難しいですが)
やはり「zungen」のuの母音が浅いように思いました。(特に男声陣)もっと口を前に突き出した方がよいのでは。
41小節「Doch?ein」の歌い方はとても上手で驚きました。語尾の強アクセントはよく練習されていると思います。
59小節「Herrlichkeit」とても深い言葉です。語尾を単に弱く収めるのではなく、言葉の息遣いというか、そこに命が宿っているつもりで、歌ってほしいところです(例えるなら、消えかかったろうそくの灯が徐々に消えていくイメージ)。
64小節:テナー。冒頭と違いテナーから入るフーガですが、D音で伸ばす際にバスがH音の低音から導入するので、心づかいが必要です。最初から固い音でぶつけるのではなく、コンパクトに出しつつ、少しずつ息を混ぜて膨らませる「メッサ・ヴォーチェ唱法」が有効です。難しいですけど要練習ですね。
モノフォニックなハーモニーになった時に各パートの音色に耳を澄ますことはとても大切なので、これからも心がけてください。そして、次に気をつけるポイントは、1拍リズムにならないことです。8分音符の連続がリズムを単調にしてしまって言葉の躍動感が止まってしまうところがあります。(45小節?、84小節?、91小節?など)どうやったら言葉が滑らずに、またぶつぶつ切れすぎず、抑揚がつくかは、何度も全体でリズム読みをしたり、母音唱で歌ってみるなり工夫してみてはいかがでしょう。絶対練習すれば効果があると思いますよ♪

(コラール)
先生はかなりテンポを動かしていて、個人的にはとても楽しく歌わせていただきました。コラールの醍醐味はやはり歌詞にあわせて、自然と聴衆と一体になったリズムが有機的に創られていくことにあるのかなと思うことがあります。(あまりテンポが変わると歌えなくなってしまいますが・・)これは、とにかく先生の指揮を先読みして、ブレスのタイミングにも注意するなど、結構、頭を酷使します。早く譜面から離れて、ディープな世界に足を踏み入れてください♪
Re: お礼&ちょっと感想@7月11・12日その? - こん(?)
2009/07/19 (Sun) 03:32:24
*.e-mobile.ne.jp

いい加減、疲れてきましたが、最後までいきます。

<BWV147>
これは、前回に比べて、練習成果が一番顕著に表れていたように思いました。先生の早いメリスマに大健闘でした。
「Leben」のメリスマのスピードに慣れてきたら、今一度母音の響きに注意してみましょう。男性・女性、パートごとに口の開け方、響かせ方が微妙に違うのに気付かれるのではないでしょうか。この響かせ方の統一こそ、フーガのもっとも大切なポイントであり、バッハを歌う上での最大の難関だと思います。各自、好きなように歌えばいいじゃないか、というご意見もあると思いますが、バッハ音楽のポテンシャルを最大限に引き出すためには、一定の統一感が求められるでしょう。つまらない練習と思わずに、パートごとに母音の響かせ方のチェックを繰り返し行っていけば、フーガの凄味が伝わってくるはずです。めげずに頑張りましょうね。

最近思うのですが、先生がよく求められる音の出し引きをどうしたら上手くできるか、ということに対して私なりに試行錯誤してきました。ひとつ言えるのが、口腔内の共鳴域を広げ、お腹をしっかり支え、音を出しながら口の開閉を適切なポイントで行うと、メッサヴォーチェ唱法がスムーズに行くことがわかりました。大切な点は、口の中がよく開いていることです。狭いままだと、十分に響かないまま口だけぱくぱくしていることになり、思ったほど効果が上がりません。これは、口で言っても難しいですね。今度実演してみます。

さて、以上です。今週は、上野先生練習でしたね。楽しい報告お待ちしています。

練習報告@7月11・12日 - 覆面リーダー(?)
2009/07/14 (Tue) 05:56:01
*.infoweb.ne.jp

遅れましたが、ツダーコンダクター様(爆笑)の練習をご報告申し上げます。(BBSの先を越されてしまい、かなり悔しい…)
お年を追うごとに音楽性人間性が豊かにおなりの先生ですが、お酒のほうも年々深みを増され、焼酎をストレートで召し上がるのにはぶったまげました。翌日何事も無かったかのように練習に臨まれる辺りさすが我らがマエストロ(玄猿楼の湯は二日酔いに効果絶大か?)。

BWV230(モテット)

他の曲でもそうですが、特にこの曲でかなりのムダ毛処理が進んだというか、ダイエットに成功したというか、何となく本質(のようなもの)が見えた感じがします。今回音量的な指示があったので以下に記します。

12小節(auf takt)dur→mollへの動きに従い、音量抑える(mollらしい音色で)。16小節辺りからmoll→durへ戻るので、音量とともに音色注意。安定感。以降23小節のHeidenに向かって緩やかにcresc。

24小節からのフーガの歌い出しは各パート音量mpくらいから。32小節Folker(ソプラノが先行)に山がくるように手前2?3小節前くらいから昂(たか)ぶらせる。
Folkerの直後、32小節からund preiset ihn?はmpでの歌い出し、上昇形のゼクエンツに従い、35小節Volkerに再び山を持たせる。
直後、下降形のゼクエンツund preiset ihn?は瞬時に音量をmpに落とし38小節Volker(各パートずれます)に向かってcresc。
直後mpより同様に42小節Volker(各パートずれます)に向かってcresc。
49小節からパートごとに始まる下降形のゼクエンツに従い、52・53小節が音楽的な谷になるようdim。
54小節はdurで安定。58小節auf taktのラストVolkerに向かってcresc。Vol-kerの-kerは(この箇所に限らず)ノンアクセントに付き必ずdim。
dimした同じ位置で、次からの静謐なフレーズに沿うよう深く1拍ブレス。
土曜の酒席で「58小節の歌い出しがどうしてもうまくいかない」との一部団員からの苦情を受け(??)、津田先生が策を講じて下さいました。ここは慌てないで下さい。かと言ってritなどしませんので、in tempoの範囲で、間にある1拍を大切にして気持ちを100%切り替えて下さい。瞬時に違う表現に移行するこういう機敏さが、聴く人を惹きつける大きなポイントになります。

Dennは音色も柔らかく変化。歌い出しはmpですが、直後Gnadeは強く、Wahrheitは更に強く(常にGnade<Wahrheit)。
直後waltetは全パート下降音形につき、頂点は最初のwaltetにあり。音形に従いdim、uber unsに至ってはすっかり落ち着いていること。(67小節auf taktからのwaltet?も同様)
同じことが73小節auf taktからのwaltet?にも言えるが、ここは終盤減衰しすぎず、エネルギーを76小節のin Ewigkeit(バスは77小節)に持っていく。その中にあってアルトは埋没することなく、新しい気持ちでin Ewigkeitを、テナーはseine Gnade?を歌う。

81小節auf taktからのアルトとテナーのin Ewigkeit、合ってきましたね。とてもすてきでした(うっとり)。

80小節?85小節辺りは、我々がおそらく偶然やったと思われる、割と密やかで柔らかい音色が先生のお気に召したようです。
85小節のseineは3パートが揃うのでかなり気合が入り、また「合わせよう」という前向きな姿勢が声にも出て誠に嬉しいものがありますが、音量的にはほどほどに。ここからソプラノの上昇形ゼクエンツに合わせて、89小節辺りに最もエネルギーを持たせるため、85小節からはmpスタートです。92小節in Ewigkeit辺りは音量的にも落ち着いてください。
以降allelujaの前までは、8分音符が少なくなり、音楽がゆったりします。97小節in Ewigkeitからrit。最後-keitは短く、切り合わせに細心の注意を。

allelijaからは一つのパターンとして、へミオラの箇所に頂点(締め?帰結?)を持たせるように計算しましょう。
具体的には、110小節(ここはアルト以外はへミオラとは言えないかも)辺り、125小節前後、137・138小節付近、154小節付近、163小節?ラスト。以上で音量マックス、直後mpくらいから続け、次のマックスの2?3小節手前よりcrescするという形です。
ページの変り目139小節?のソプラノallelujaに対して141小節?のアルトとテナーのallelujaはエコーです。ここはエコーらしく、くれぐれもソプラノより前面にでしゃばることはやめましょう。(続く)


練習報告@7月11・12日(続き) - 覆面リーダー(?)
2009/07/14 (Tue) 06:00:42
*.infoweb.ne.jp

練習の合間、津田先生から、何故バッハ(含むバロック作品?)の楽譜には、音量記号や速度記号の表記が無いのかというお話がありました。
私は、この時代その類の記号はまだ確立していなかったのでは、と勝手な想像をしていたのですが、そんなことは全く無く、バッハはあえて記号を付さなかったらしいのです。
人間の感性と自然界の物理現象に素直に従い、上昇(音形)にはcrescやaccelが、下降(音形)にはdimや(気持ちの上での)ritがかかり、(特にソプラノの)高音は最もエネルギーを持ち、フォルテであるのが自然で、テンポも最速。バッハの音楽はそれに従い書かれているので、記号は不要であると。
今回のマエストロの練習はこの理論を踏襲されたものと感じます。

ところで、私個人としてはこのモテットを愛唱曲にすることを強く希望します。少々長いので皆さんの反発をくうのは必至ですが、無伴奏で歌えるように頑張りましょう。allelujaのラストなどは血沸き肉踊る、愛唱曲にある意味ぴったりではありませんか?

例の如く長くなりましたが、続きは後日。今日も一日お元気で。(長すぎて途中で文章を切る羽目に…とほほ)
Re: お礼&ちょっと感想(モテット編?)@7月11・12日 - こん(?)
2009/07/15 (Wed) 01:14:57
*.e-mobile.ne.jp

2か月ぶりに指揮者練習に参加して、改めて合唱の楽しさを満喫した2日間でした。見学者あり、ウッドさんの参加ありと嬉しいニュースが続きました。メンバーの懐かしい顔ぶれを見れましたし、名残を惜しみながら帰京いたしました。次回は、8月のオケ練に産いたします。それまで、必死に練習しておきます!!
さて、覆面リーダーさんの素晴らしい報告がありますので、今更なにを付け足すことやらという気もいたしますが、特に男声パートに目を向けて気づいたことを少しだけ書かせていただきます。

<モテット>
全パート「Lobet」の上昇型はとても上手になったと思います。男性で少しだけ、音がつながりすぎていて、動きが鈍いかなあと感じることがありました。私はタバコは吸いませんが、タバコの煙を口で輪をつくって吐き出す技を見て、「あの口の形使えそう・・」と思ったことがあります。大切なことは、おなかで一音ずつしっかり支えて、連続の輪を吐き出すイメージをもたれたらいかがでしょう?

9小節テノール「alle」の2分音符。伸ばしている音が平板です。次の「Heiden」が語感を生かした歌い方が求められますので、その前の長いフレーズを印象的に歌いたいものです。ずばり「メッサヴォーチェ」でしょう。弱音から入り、2分音符の中で心地よい範囲で膨らませてすぐ収め、そして「Heiden」の強拍部をしっかり「語る」こと、いかがです?これは、14小節テノール「Heiden」、19小節テノール「alle」41小節「alle」、テノール53小節「alle」でも応用できまっせ。

細かい点。8小節1拍裏、3拍裏からのシンコペーションの動きは印象的です。個人的に拍を数えようとすると、あら不思議、微妙に遅れてしまいます。これは、指揮者のタクトと通奏低音の動きに注意すれば乗り遅れを防ぐことができます。バス17小節の2回の八分休符がその応用パターンです。当然、この休符でのブレスはNGですよね。

バスさん7小節3拍裏からの「alle」下降型。ここに限らずバスさんは少しメリスマが切れぎれで、単調な印象があります。もちろんメリスマは煌びやかな音の粒が重なりあうところが美しいのですが、バスさんの歌い方は他のパートと異質(?)なために、かなり目立ってます。思うに、「alle」の最初の八分音符を長めに(テヌート気味)歌って「若干の間」を持ったらいかがでしょう?そのあとの動きが変則的(いや逆にヒエラルキーに忠実)となり、音楽に有機性が帯びてくると思います。そのあとのすべてのメリスマにも応用できると思います。(19小節1拍裏「alle」など)
10小節・11小節の「Lobet den Herrn」のバス&テノールの掛け合いはとても楽しいところです。バッハには時折、清々しい色彩感を感じさせる音型を見出すことがありますが、ここもそうですね。真面目に歌いすぎないで、もっと語感を大げさに強調して歌ってもいいのでは?
15・16小節バス「alle」と「Heiden」のつながりが悪いように思います。スピード感を持って一息で歌っちゃってください。(ブレスはなし!)
16小節テナー「Herrn」の2分音符の切るタイミングが合いませんでした。(私も反省)指揮者も見ましょう。
23小節のバス&テナー「alle Heiden」はソプラノの長いメッサがあるので、もう少しエネルギーを充電させて、音楽を前向きに持っていった方がいいかもしれません。
29小節バスフーガ始まり。他パートが入った後なので、入りのタイミングがわかりにくいです。もう少しはっきり入ってよろしいのでは。他パートもバスを思いやりましょう!
33小節からmpでフーガが再帰しますが、その前の32小節カデンツ(volker)をもう少し、音量的にも意識的にもここでいったん終結するイメージを持った方がいいのではないでしょうか。その対比があると、次のmpが生きてきます。(35小節もそうですね。)
53小節テナーは54小節「alle volker」を目指して少しずつテンションを上げましょう。
55小節「preizet」のprの発音は難しいですが、ここは目立ちますから、しっかりやりましょう!
Re: お礼&ちょっと感想(モテット?)@7月11・12日 - こん(?)
2009/07/15 (Wed) 01:16:56
*.e-mobile.ne.jp

長すぎると、切れちゃうんですね。ということで続きです。

58小節「denn?」確かに先生のおっしゃるように「gnade」に向けて語感を生かした歌い方が求められます。しかし、今だと「denn」のdの発音が支えがなく、子音に聴こえません。お腹の支えを失わないように、そしてとにかく素早い準備が大切です。
61小節・67小節バス&テナー「Waltet」。これは女声の歌い方が参考になります。頭出しの音をとても大切にかつしっかりと歌っています。頭の音(ほか強拍部)はテヌート気味にして、単調な動きにならないように工夫が必要です。
73小節?75小節テナーの下降音型+二分音符の歌い方はメッサで。チェロがボーイングで「ぼーん」と音を鳴らす時の「ふわっと」したイメージが近いかもしれません。
77小節テナー「seine Gnade?」ブラボー。(自画自賛)
90小節テナー上昇音型の音程がいま一つ。音の確認がもしかしたら必要かも。

99小節以降「alleluja」。アインザッツはやりすぎるくらいやってもいいくらいだと思いました。アルトの出だしが素晴らしいです!。他パートもアルトの音の「立ち」の潔さをもう少し感じられたらいいですねえ。
ヘミオラ部分になると、なぜか1拍リズムとなり、軍隊風の歌い方になる方がいらっしゃいます(124小節・137小節など)。ヘミオラこそ「遊び心満載」だと思ってください。思いっきり楽しんで歌える箇所です。ずばり、強拍の箇所を納豆のように粘っこく歌うのがコツです。決して、太鼓を叩くようなアクセントにしないように。先生の言葉を借りると「無重力状態」をアクセント部分で感じることです。そうしたら、宇宙が見えることでしょう。

141小節?以降のゼクエンツ&フーガ・ストレッタ部分は、いよいよクライマックスだぞ、と訴えかけてくれます。141小節からのmpを神経を研ぎ澄ませて、集中してください。そして、146小節に向けてテンションを高めていくことです。ここは、聴衆の立場から聴いて、この曲の勝負どころです。

151小節バス・歌詞割の変更がありましたね。要練習です。

156・157小節・テノール・フーガ転回形は、テノールの音を際立たせるように他パートが歌ってくれますので、テノールは輝かしく歌ってください(疲れていてもやせ我慢して)。
165小節最後のカデンツは明るい響き・明るい表情が揃ってはじめて完結です。最後まで見られているという意識を失わないようにしましょう!!

ここまで書いて、すでに深夜の1時・・・続きは明日以降書かせていただきます。覆面さんの報告第2弾も楽しみにしてま?す♪
楽しかったです - ツダーコンダクター(?)
2009/07/14 (Tue) 01:10:40
*.mesh.ad.jp

7月11、12日もとても楽しくできました。男性が充実して将来が楽しみです。別件ですが、ゲンゲのから揚げと焼酎「赤魔王」も最高でした。再訪「幻猿楼温泉」も渋くていいです(お湯も飲むと渋い)。戻します、クリオラ5?1は東方の3賢人(王か天文学者か)が胸をときめかせてベツレヘムにいそいそとやってくる、その感動を生き生きと表現できるようにがんばりましょうね。次回も楽しみにしています。そうそう、また夜の話ですが、コン様の「青葉城恋歌」は絶品でした。

Re: こちらこそ - こん(?)
2009/07/14 (Tue) 23:31:26
*.grips.ac.jp

ツダーコンダクターさま
練習も最高でしたが、前日の宴会とカラオケも最高でした。ありがとうございました!!
クリオラ5部ソロをドイツで歌ったのが2002年12月ですから、あれから7年早いものです。ドイツの教会での神秘的な体験(観客=信者と一体になったなんともいえない感動を覚えました。)を思い出して、精一杯歌いたいと思っています♪

演奏会のご案内 - 代表(男性)
2009/07/14 (Tue) 21:01:57
*.plala.or.jp

団代表の穴山から演奏会のお知らせです。

バッハアンサンブル富山の演奏会でいつも共演してくださる大澤明氏の「富山室内合奏団」、第40回定期演奏会の案内が届きました。皆様万障繰り合わせて是非聞きに参りましょう。

日時: 2009年8月3日(月)、開場18:00、開演18:30
場所: 富山県教育文化会館ホール
入場料:一般1500円、学生1000円

プログラム
◆ G. F. ヘンデル
   合奏協奏曲第5番ニ長調 作品6 
    Vn.  山下 洋一 広田  泉

◆ A. ヴィヴァルディ
   協奏曲集「調和の霊感」から
    4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲ハ長調 作品3-7 
    Vn. 釣谷 周平 釣谷 亜未 阿原 直子 阿原  昌美
    Vc. 大澤  明

◆ ヴィラ=ロボス
    ブラジル風バッハ 第9番

◆ B. バルトーク
    ディヴェルティメント Sz. 113
        ?弦楽オーケストラのための?

主催 富山室内合奏団(お問い合わせ076-421-1720)
後援 富山県教育委員会/富山市/(財)富山市民文化事業団/(株)ケーブルテレビ富山
協賛 北日本新聞社/北日本放送
以上

Re: 演奏会のご案内 - こん(?)
2009/07/14 (Tue) 23:26:06
*.grips.ac.jp

大澤先生からは、たくさんの方に聴いていただきたいとのことでした。ご案内の通り、今年は40回記念演奏会ということで、室内合奏団のメンバーの皆様は相当気合いが入っております。素晴らしい演奏が期待できると思いますので、ぜひ聴きに行ってあげてください♪
選曲候補 - Tom(?)
2009/07/08 (Wed) 08:59:42
*.plala.or.jp

毎週充実していますね。

ところでHeartful Concert 2010(仮称)の候補曲ですが、只今広く募集中だそうです。
愛唱曲集から以下ではいかが?他にご希望は?

p. 09  Selig sind, die aus erbarmen
p. 33  Brich an, o schoenes Morgenlicht
p. 39  Wenn ich einmal soll scheiden
p. 43  Jesu, meine Freude
p. 74  Lacrimosa
p. 77  Ave verum corpus

Re: 選曲候補 - 倉庫番(?)
2009/07/08 (Wed) 22:49:14
*.ocn.ne.jp

候補曲というわけではないですが、この間、津田Tさまや覆面Lさまたちが歌ってて、加われなくてさみしい思いをしたP83のGradualeをみんなでハモれるようになれたらいいな、なんて。

Re: 選曲候補 - こん(?)
2009/07/09 (Thu) 01:11:34
*.e-mobile.ne.jp

いいですねえ。どれも名曲です。
僕は、マドリガルがお薦めです。「Come again」や「Now is the Month of Maying」なんかもどうでしょう?
男声合唱好きのこんとしては、「いざたて戦人」「自由の歌」「母なるボルガを訪ねて」なども痺れますが、さすがにこれは別の機会がいいかもしれません。
ほかの皆さんのご意見も聴いてみたいです♪

Re: 選曲候補 - b(?)
2009/07/10 (Fri) 20:32:49
*.tcnet.ne.jp

好きな曲ばかりで、わくわくします
p44?のパレストリーナーも是非候補に
Morten Lauridsen(1943?アメリカ)の 
LUX AETERNAも良いかも先頃公開された映画「天使と悪魔」のラストシーンに使用
練習報告@7月4日 - 覆面リーダー(?)
2009/07/04 (Sat) 23:41:19
*.infoweb.ne.jp

本日特筆すべきことは、二人の男声の見学者にお越し頂いたことです。拍手!!
(うちお一方は決定か?)
お二人とも多少のブランクを挟みながらもなかなかの合唱経験者とお見受けしました。是非この先もご一緒に歌えたらと願っております!

さて、本日はヴォイストレーナー大前先生による練習でした。
BWV230に多くの時間を取りましたが、一つ一つの音を確認する目的でゆっくりテンポを取られたにも関わらず、逆に安穏としてテンポが乱れる(つまり遅れる)のは如何なものでしょう。そろそろ曲に耳が慣れてきた頃でしょうから、示されたテンポに「追従していく」のではなく、自らテンポを「作り出していく」方向に切り替えませんか?

よく思うのですが、我々の歌い方は時に人差し指一本でピアノを弾いているのに似ています。
(我が団のピアニストのような達人なら、人差し指一本でも五本指で弾くのと同じように弾けるのかもしれませんが…)音符の動きが複雑でテンポが速くなれば当然指一本奏法はすぐに限界が露呈されます。そして一つ一つの音符を同じ指圧で弾くわけですから、歌詞が付いた本当の意味での「うた」とは言えない…抽象的で申し訳ないのですが、やはり5本指(時には両手で10本指)で演奏しませんか?

話は変わりますが、辻井伸行氏の鍵盤上の指の動き、本当に見事ですね。目が見えないながらも楽譜を知り尽くし、計算し尽くした指の動き。私はピアノの運指法(?)を全く知りませんが、きっと楽譜の先々を見据えて、限りある指を効率的に使い、最大の演奏効果を引き出すために計算された方法がかくされているのでは…
皆さんは自分が歌っている楽譜のどのくらい先を見ながら歌っていますか?

(つづく…?)






Re: 練習報告@7月4日 - 津田です(男性)
2009/07/05 (Sun) 06:22:15
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練習報告ご苦労様。男声2名の見学者は嬉しい報告です。是非大事にし入団までこぎつけてください。私の方はこの2日間で3つの練習、合わせて14時間がんばっています。どの団体も徹底してすさまじいですね。それだけ音楽の魅力は大きいのかな。練習後、今夜はゆっくりお酒が飲めそうです。来週は富山にお邪魔します。皆さんの成長を楽しみにしています。共にがんばりましょう!

えっ・・・ - 覆面リーダー(?)
2009/07/06 (Mon) 21:54:35
*.infoweb.ne.jp

2日間で14時間…(滝汗)
大学生並みですね。さすが我らがマエストロ。

今週末の練習は、先生を見て、他パートを聞きながら歌えるように、少しでも、できるように、前進あるのみ。

全体的にもっと贅肉を落としましょう。まず意識の上で、グラマラスな音作りのイメージを捨てましょう。朗々と、律儀に一音一音響かせる歌い方はバッハには無用です。それよりも喋りましょう。喋れば、音の長短軽重が発生し、音にしなやかさが備わります。

我々の歌い方は軍隊の行進に近い。リバーダンスの足の運びのように、血沸き肉踊るような、軽いステップ、重いステップ、リズムの緩急を、我々の演奏にも是非持たせたいですね!

選曲候補 - Tom(?)
2009/07/08 (Wed) 09:04:09
*.plala.or.jp

この見学のお二人、勤務時間がゆるせば、次も来てくださるそうです。メールを頂戴しております。嬉しい限りですね。

Re: 練習報告@7月4日 - こん(?)
2009/07/09 (Thu) 01:17:50
*.e-mobile.ne.jp

見学に来られたお二人とも事前にお電話で話したのですが、ご一緒に続けていけたらと願わずにいられません。
こうしてホームページをご覧になった方々がBETに関心を抱いていただけるのはとてもありがたく、嬉しいです。
今週の先生の練習に久しぶりに来襲いたします!皆さんにお会いできるのを楽しみにしています♪
ブログ楽しみにしています - 津田です(男性)
2009/06/25 (Thu) 01:13:05
*.mesh.ad.jp

津田のことは全然気にせず、団員のために報告を書き進めてください。よく書いてると感心します。継続は力なり。一切の遠慮なく無心にやってください。かげながら応援しています。

Re: そうですね! - こん(?)
2009/06/25 (Thu) 23:33:06
*.grips.ac.jp

先生ありがとうございます♪
近いうちに、他のメンバーも参加して、協力しながら練習報告を書いていけるようになれば、理想的です。遠方からですが、時どき援護射撃を送りますんで、覆面リーダーさん頑張ってください!!

Re: ブログ楽しみにしています - 覆面リーダー(?)
2009/06/29 (Mon) 00:08:03
*.infoweb.ne.jp

(T?T)…ウルウル
津田先生、こん様、ありがとうございます。

もとより変しい、じゃない、恋しいこん様のため(だけではないですが)に書いているので、喜んでいただければまずはよし。調子の乗ると付け上がるので、その時はツッこんで下さい!

練習報告@6月27日 - 覆面リーダー(?)
2009/06/28 (Sun) 23:51:48
*.infoweb.ne.jp

ふっふっふっ…
いつに無く(いまだかつてない?)熱いBBSに嬉しくなります。

津田先生、再三のご登場ありがとうございます。
私は玄猿楼には行ったことが無く、そんな名湯とはつゆ知らず貴重な情報ありがとうございました。皆さん、玄猿楼に行って練習の疲れを癒しましょう!(私は玄猿楼の回し者ではありません。念のため)

さて、27日(土)はサブコンサートマスターI先生による練習でした。
個人的な話で誠に恐縮ですが、先生は私が合唱を始めるに当たっての高校合唱部時代の恩師ですが、当時から大変研究熱心でいらして、曲の研究はもとより、あの手この手の指導で、意識・知識・技術三拍子揃って低レベルな部員をぐいぐいと引っ張っておられました。勿論今でもそのご指導が健在なのは皆さんご存知の通り。

ソプラノさんがフルメンバーであったのが特記事項です。あの?、ソプラノさんは気を悪くしないで欲しいのですが、ソプラノが充実していると、他パートの士気が俄然上がります。合唱はソプラノが充実していればとりあえずは可なのです。アルトさんは毎回高い出席率を誇りますが、決してだからどうというのではなく、いえ、あのその…とにかく素晴らしい!
WV147

最初にI先生が「バッハ記念」時代のドイツ演奏旅行で購入されたCDを拝聴。何と各パートたった一人ずつ計4人の歌い手による一糸乱れぬ演奏にぶったまげました。我々も練習で時々小アンサンブルにトライしてみるのも一つの上達法かも??

歌詞が4行にわたっていますが、I先生曰く「起承転結の転」に当たる ohne Furcht und Heuchelei は、オケも薄くハーモニーも複雑で、合唱団の資質が問われます。(特に34小節?42小節)
23小節並びに34小節の、他のパートに1拍先行して入るソプラノさん、ここはオケも無音で非っっ常に繊細なところです。一発で針に糸を通すような集中力を持って歌ってください。そして必ず「決めて」ください。(39小節辺りの)ソプラノの高音は合唱の生命そのものです。聴衆のみならず、私たちも酔わせてくださいね!
音量mpからスタートし、37小節第4拍で一度頂点を迎え、38小節第1拍(Furcht)を歌った後一旦減衰し、38小節第4拍辺りから再びcresc、39小節の第6拍(-lei。アルトのみFurcht)でこのフレーズの頂点。41小節mfとなり、最終的に43小節第1拍はmp。42小節?43小節→mollからdurへの移行。音色の変化にも留意したいですね。

Herz und Mund und Tat und Leben?のアクセントの位置を再度確認。津田先生の「立体的な」音作りが顕著になるところです。メリスマが続くところも6拍子のアクセント意識! 各パートずれて入る「Herz」、かなり埋没して入りがハッキリしないようです。Hを「人に判るように」発音し、かつ母音を充分響かせるには、相当な腹筋力と、いなかっぺ大将の大ちゃんのようなデカ口が必要です(正確には口の「中を」開ける)。頑張りましょう。

18・19小節(及び29・30、51・52小節)はタテ(第1拍と4拍)で鳴らしている和音を確認。我が団では何故かこういうベタなハーモニーの練習を殆どしない…決してそんな練習をしなくてもハモってる訳ではなく、結局オケが併走するから最終的にはつじつまが合うということなのか?…ので、こういう耳を鍛える練習は非常に刺激的です。

21・32・54小節のオケにp・ppの音量記号が。後日津田先生よりそれらしい指示があると思われます。

************************

この日の富山の最高気温、33.1℃。

朝10時から3時まで公園で子供に付き合い、実家に送り届けてから練習に行きましたが、皆さんと歌うと疲れも吹き飛ぶというものです。(年の割りに自分の体力ってまだまだいけるかも、とも実感しましたが)


穴山さん、ありがとうございました - 津田(?)
2009/06/27 (Sat) 07:05:05
*.mesh.ad.jp

今日6月27日は芸大の大規模な同窓会(オケ、指揮、ピアノ、声楽、作曲、楽理)で、指揮の仕事をオフにしたゆとりの日なので、ちょっと音楽とは別のお話をさせてください。以下、先週の富山での体験談です。
 20日はボルファートの下見の後、穴山号で「新」という富山の魚を食べさせてくれる居酒屋に連れて行ってもらいました。当日はあいにく宴会超盛り上がり団体が臨席を占め、話を大声でしなければならず、かなりしんどかったですが富山のお魚は本当に美味しかったです。翌日はそんなわけで声はコントラバス状態で悲惨でした。
 翌21日(日)は穴山さんに幻猿楼温泉に連れて行ってもらいました。1時間浸かっただけでしたが、効用は抜群で驚きでした。男性は午前中のみ露天に入れます。緑とせせらぎの露天は最高、現地の方達に人気なようで入湯料も非常に安く(穴山さんのおごりでした)まさに穴山ではなく穴場。お奨めです。津田の富山紀行でした。
練習報告@6月20日及び21日(その3) - 覆面リーダー(?)
2009/06/23 (Tue) 22:47:27
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津田先生、こん様、激励のお言葉誠にありがとうございます。

あのですねー

津田先生がこの書き込みをご覧になっていると知った時点で、小心者の私は相当に腰がひけております。
しかし、据え膳食わぬは何やらの恥(???)なので、引き続きお付き合い下さい。

BWV36

冒頭、躍動感と情熱に満ちた内容の歌詞でありながら、我々の動きは非常に緩慢かつ淡白と感じます。
前回までの内容に重なりますが、Schwingtやfreudig、emporという言葉は、メトロノームに合わせたように歌うのでは伝わらない。この2つの言葉は充分に長く深く濃く、気合を入れて歌いましょう。

同じ音形のメロディーをBassから積み上げていき、20小節Sternen(正確にはアクセントSter-)で頂点を迎える
形は非常にわかりやすいので、すぐに頭に流れを叩き込みましょう。また、Sternen(星々)という言葉が持つ遠大さや迫力をもっと表現しましょう。同じことが63小節からの一連の動きにも言えます。

Doch haltet ein(42小節?及び80小節?)は、einをしっかり歌いましょう。特にSopは高いからと言って中途半端に及び腰になると、犬の「キャイン」という鳴き声と聞き違えます。
前回(前前回?)の津田先生の練習の時に、この42小節の第3拍のウラ(8分休符)は、オケにおいても「無音」になる瞬間です。面白いと思われませんか。真空状態のホールに響き渡る(はずの)einの残響を是非聴き届けましょう。

der Schall darf sich nicht weit entfernen?は、前回の「音の傾き」を踏襲します。ここでは3拍子なので、アクセントは当然第1拍にありますが、第3拍は第1拍に向かって傾きを持たせて下さい。
Herr der Herrlichkeitは持てるパワーを終結させて下さい。Herrlichkeitの-keitはアクセントを持ちませんが、ここではしぼませず、比較的しっかりと歌い切って下さい。
entfernen語尾-nenはくれぐれも主張しないように。

4番コラール
歌詞の意味をよく味わって歌いましょう。
アクセントの位置を再度確認しましょう。
こういう短い曲くらいは暗譜するようにしましょう。

8番コラール
アクセントの位置がほぼ第1拍と第3拍におさまります。フェルマータの切り合わせに注意してください(暗譜すればタクトの動きが一目瞭然。のーぷろぶれむ)。
Sohnはまんまるい赤ちゃん(=イエス)をイメージしてください。

********************************************
クリスマスオラトリオ 第5部43番

先ず本番のテンポを示され、テープの早回しを聴いている気分になり青ざめておりました。
が、慈悲深い津田先生のことなので、練習用のゆっくりテンポ(当然自主練習よりも早いですが)で歌いました。初回ですし。

同じ歌詞が繰り返されますが、第1拍目(=アクセント)にGottとgesungenがかわるがわる入ります。その音に向かってcrescして下さい。

曲中しばしばロングトーンが出現します。これも機械仕掛けにならぬよう、音に遠近感やスピード感を持たせましょう。各パート個別の該当箇所について、津田先生から「<」や「>」の具体的な指示があるかもしれません。音は一瞬たりとも同じところに留まってはいない!

訂正(-_-; - 覆面リーダー(?)
2009/06/23 (Tue) 22:55:21
*.infoweb.ne.jp

Herr der Herrlichkeitは持てるパワーを終結せず、集結して下さい。

ああ日本語は難しい…
練習報告@6月20日及び21日 - 覆面リーダー(?)
2009/06/22 (Mon) 00:32:36
*.infoweb.ne.jp

津田先生、今回も暑い…じゃなくて熱いご指導ありがとうございました。
皆さん、練習お疲れ様でした。
20日土曜には、今回も賛助出演をいただく金沢のグリーンウッド・ハーモニー様(以下GWH)が数名加わられ、活気に溢れた練習となりました。GWHの皆様の旺盛な意欲や歌うことに対する貪欲さにはいつも感服させられます。今回もよろしくお願い致します。

BWV230(モテット)

前回の報告で「如何なるプレストを示されようとへのかっぱ」などと慢心(??)していたことを後悔しました。速い!でも最終的にはだんだん息が合ってきましたね。先生がおっしゃった「他パートを聴」けるように頑張りましょう。

散々注意を受ける「均等歌い」とは…(私見)
つまり、マシーンが作る(ような)音楽…例えば自動演奏装置が作動しているピアノのような…コンピュータで設定された音取りCDのような…
別にそういう演奏をしても、誰も「ヘタクソ」とは思わないでしょう。むしろ余りの秩序正しさに感心されるかも。

均等歌いは、ラクだし、歌った気になれるんです。
私のように、(ある意味アクセントの無い)日本語で書かれた邦人合唱作品に永年慣れ親しんだ者にとっては、一つの単語の中に音の「濃淡」があることが、本当の意味で理解できません。頭では英語でもドイツ語でもアクセントが存在することはわかっても、日本語は母音をいかに響かせる(鳴らす)かが勝負どころなので、Heidenであっても、「はいでん」と丁寧に母音を付けて歌うことが染み付いているのです。
当然、アクセントや強拍を外れた音符を「引っこめて」歌うことには全く慣れていません。ひどい時には「総てをガンガン歌わないと勿体無い!歌った気にならない!!私に声を出させろ!!うがー!」とさえ思ったことがあります(レベル低いわ…)。

しかしこれは、せいぜいBGMとして使う自動演奏のピアノと大差ありません。音楽とは、生ものです。人間が発する言葉には血が通っています。イレギュラーでいいのです。粒ぞろいでなくていいのです。話がそれますが、演歌などを聴いていてそう思うことがありませんか?演歌ほど、均一に歌ってこれほど面白くない、意味の無いものはありません。演歌とバッハは全く違いますが、「人間が歌う人間くさい歌」という意味では通底するものがあると考えます。

また、こういう繊細な音の濃淡にこだわることは、音楽に対する愛とデリカシーに溢れる津田先生のなせる業です。

曲全体のポイントとしては
?アクセントのある音符(音節)は、深く、濃く、長く、
大きく「歌いこむ」、そしてその音に向かって「傾いて」いく(物体が重力の法則に従って坂を加速しながら転がるように)。
?そうでない音符(音節)は、母音を曖昧に、薄く、短く、決して主張しない。サッサと消える。(私は数箇所の音符にバツをうちました) 
?ロングトーンに動きを持たせること。決して一定音量でなく。「<」や「>」のうち方を確認。

@前半(?58小節1拍目)
大きく2拍子。第1拍と3拍は上記?に準ずる。

@中盤(58小節2拍目?98小節)
Dennに入った一瞬で音楽の表情ををがらりと変えていること。音色やわらかく。

@終盤(アレルヤ)
前の小節から間をおかないので、ソプラノは指揮者の瞬時のアウフタクトでテンポを把握すること。
特にヘミオラっぽく入る、タイで結ばれた音符のところで遅れる傾向があるので注意。

今回は目が回りそうなくらいのテンポでしたが、特に最後のページでタテ(他パート)を意識できたらきっとこのテンポが絶大な生命力を持ち始める気がします。頑張りましょう。
すでにシンデレラタイムを過ぎているので今夜はここまで。明日からまた子供の尻を叩かねばならないので寝ます。続きは後日。
Re: 練習報告@6月20日及び21日 - こん(?)
2009/06/23 (Tue) 00:04:24
*.grips.ac.jp

練習乗ってきましたねえ。
覆面リーダーさんの「自動演奏のピアノ」と「演歌」の比喩わかりやすくてナイスです。(マイボキャに入れたいくらい♪)
BWV230は快速テンポですか?これは心してかからないといけませんね。
話は変わりますが、先日、バッハコレギウムジャパンの定演でモテットを聴いてきました。BWV230のテンポも躍動感に満ちていました。さすがプロだと思ったのは、音楽の聴かせどころをしっかり意識していたこと。中間部の「Denn seine Gnade?」はとてもしっとりと、それでいて言葉の濃淡をはっきり出していました。その反面、前・後半(特にアレルヤ唱)はメリスマが機械のように各パートで組み合わさり、精密時計の中身を垣間見た気分でした。料理も素材の良さを引き出すのが一番大切だとか。(僕なんかは、香辛料をぶっかけすぎて、素材の味をぶち壊してしまうんですよねえ)バッハの音楽が持つ流れにうまく乗っていけば、自然と一番良いテンポが生まれ、曲全体の良さがにじみ出てくるのではないでしょうか。そんなことをつらつら考えながら、バッハコレギウムジャパンの演奏会を聴いていました。

グリーンウッドハーモニーさんたちも参加されたみたいですので、これからますます盛り上がって行きそうで楽しみです!!

Re: 練習報告@6月20日及び21日 - 津田(男性)
2009/06/23 (Tue) 00:52:36
*.mesh.ad.jp

すばらしい練習報告にたまげました。皆さん側の練習の受けとめ方がわかるので私にとっては参考になります。毎回充実した練習ができ満足しています。次回も楽しみにしています。

練習報告@6月20日及び21日(その2) - 覆面リーダー(?)
2009/06/22 (Mon) 23:29:52
*.infoweb.ne.jp

BWV147について、津田先生からの具体的な指示を列記します。

ただし、以下の二つの言葉には、あらかじめご説明を申し上げておきます。

ここでいう「アクセント」とは、昨日のレポートの内容と重複しますが、音量的に大きく強いだけでなく、長く、深く、弾力性のある音のこと。看過してはならぬ、軽視してはならぬ、歌い込みの必要な音のことです。

「音の傾き」とは、物体が重力の法則に従って坂道を加速しながら転がるように、微妙なaccelやcrescを伴って頂点の音に向かう流れのことです。

6拍子の基本に従い、第1拍と第4拍にアクセントがあり(当然第1拍の方が重みがある)、更に第3拍には第4拍に、第6拍には第1拍に向かう(傾く)力があります。

例外として、
20・21小節及び31・32小節、53・54小節は、第2拍と第5拍にアクセントを置きます。
また、へミオラが使われる23・24小節及び26小節、42小節は、第1拍・第2拍・第3拍にあたる音にアクセントが置かれます。
例:23小節 
oh?-ne furcht? und Heu?-che-lei?

22小節及び33小節冒頭はmp。23小節及び34小節冒頭gebenに向かって傾く。続くohne Furcht からはmp。
34小節からは Furcht(怖れ)とHeuchelei(偽り)の-leiがアクセント。この2つに向かうように歌う(殆どこの2つの言葉に第1拍と第4拍がある)。-leiは決して減衰せぬこと。
38小節第6拍は例外としてアクセントが置かれる。
41小節冒頭mf。43小節の冒頭seiはmpにまで収束された上で1拍程度で切り、次のBassのパートソロに道を譲る。

Sopさん、ここ(34小節?)いいですねぇ。頼みますよ。あなた方が歌わないと、下3声及びお客は報われないんです。

55小節冒頭mp。Heu-cheは-leiに向かってcresc。57小節Hei-landはseiに向かってcresc。

6番・10番コラールは
歌詞の意味をよく理解しましょう。
大事な単語とその意味を把握しましょう。

最後特に手抜きですが、更に続きます。また明日。
練習報告@6月14日 - 覆面リーダー(?)
2009/06/14 (Sun) 23:49:38
*.infoweb.ne.jp

本日は団員による自主練習。sopとtenはそれぞれ2?3人と少なく少々寂しいものがありましたが、穴山代表の温かいご指導のもと、終始和やかな雰囲気で練習できました。

練習前、久々に(私が出れていないだけ?)愛唱曲集の練習がありました。「Jesu,meine Freude」(BWV227)です。私は初めて歌いました。
我が団の最大かつ唯一の致命傷は、合唱団でありながら愛唱曲を持たぬことです。最低でも一曲くらいは、いつでもどこでも無伴奏で歌える曲があって然るべきだと思うのですが、我が団には新入団員を歓迎する歌も打ち上げで歌う歌も今のところありません。これは悲しいことです。立派な愛唱曲集があるのですから、随時開いてみましょう!そしてどんどん歌いましょう!

BWV248(クリスマスオラトリオ)Nr.43
BWV230(モテット)

先週に引き続き、ゆっくりテンポで音程確認。小練習室が確保できず、パート練習ができなかったので、パート別自己申告でおさらい。
他パートの練習を聴きつつ自パートの音を確認するのは勿論ですが、一歩踏み込んで、そのパートと自パートがどういう具合に相関しているか注意したいですね。合唱譜はオケ譜と違い、他パートの動きが総てわかります。自パート以外の楽譜の読み込みを進め、音楽の幅を更に拡げて楽しみましょう。

皆さんノってきたのか、曲が進むにつれ次第にテンポが速くなり、本番で如何なるプレストを示されようともへのかっぱとお見受けしました。何ちゃって?
(クリオラについては私はまだ歌詞が付かず、エラそうなことは言えない…)

練習を少し早めに切り上げ、次回演奏会のチラシやチケットを団員分、関係諸団体分などに枚数を数えて分配する作業に時間を取りました。
5年余りこの合唱団におりますが、こういう作業は初めてです。今まで特定の極く少数の(個人?)団員により、こんな細かい作業がなされていたのですね…目に見えぬ功労に感謝です。

出稼ぎ中のこん様、激励ありがとうございます。幸い我が団には才能豊かな団員が多数在籍しており、マエストロこん様の不在を何とかカバーしております。

ただ、我が団の窮状(そしてその中での発展)に誰よりも何よりもお力を頂いているのは津田先生に他なりません。ボランティア同然の薄謝で毎月指導に来ていただいていることは身に余る幸せです。次回は津田先生の練習です。前回までの練習をしっかり頭や体に叩き込んで臨みましょう!

Re: 練習報告@6月14日 - Tom(?)
2009/06/15 (Mon) 22:14:20
*.plala.or.jp

歯切れ良く面白い練習報告わかりやすくて素敵です。

14日の練習参加メンバーが少なかったのは「合唱の祭典」に出演する人が多かったためみたいですね。

愛唱曲Jesu meine FreudeはモテットBWV227の中で区切り区切りに何度もでてくるコラール。音取りは比較的易しいし歌詞も複雑じゃないので暗譜しやすいかも。

チラシ分配作業やなんやで日頃と違う行動パターンをとったせいか、さっき練習をしようとしたら、楽譜全部置き忘れたみたい。明日練習場に電話してみなくっちゃ。あーあ。

ところで私のハンドルネームはなんでしたっけ?
今日はTomにしておきます。

Re: 練習報告@6月14日 - Tom(?)
2009/06/16 (Tue) 13:41:20
*.plala.or.jp

おさわがせしました。

楽譜はめでたくみつかりました。

でも愛唱歌集だけ別行動? みつかりません。

Re: 練習報告@6月14日 - こん(?)
2009/06/17 (Wed) 01:53:15
*.e-mobile.ne.jp

覆面リーダー様
今回も、愉快な練習報告ありがとうございます。代表の旗の下、皆さん一所懸命がんばっておられるが伝わってきて、刺激を受けました。
「Jesu,meine Freude」を歌ったのはいいですねえ。
愛唱曲の持ち歌を増やすのは大賛成!!いつか、飲み会で愛唱曲集歌合戦ができたらと内心楽しみにしてます。
さて、来月の津田先生の練習には残念ながら参加できませんが、来月の練習に向けて、自主練習がんばります!!
練習報告@6月6日 - 覆面リーダー(?)
2009/06/07 (Sun) 06:14:13
*.infoweb.ne.jp

ヴォイストレーナー大前先生による練習のご報告を申し上げます。

発声練習約40分
いつも思うのですが、発声練習は単なるウォーミングアップではなく、「修理点検・試行錯誤」の時間として有効に使いたいですね。

体の妙なところに負荷が掛かる姿勢をとっていないか
しっかりと息が吸えているか
吸った息をいかに出し惜しみしてキープするか
下あご(舌根含む)に力が入らないように…
口を開けるよりも口の中を開けること
エトセトラ エトセトラ…

毎回同じことを気をつけているけれど、毎回全部できたためしがありません。でも、気をつけて「修理点検・試行錯誤」し、見えない積み重ねをしているうちに、少しは前進することを信じて…

BWV230(モテット)

敢えてゆっくりテンポで、音の一つ一つを確認しながら歌いました。
個人的に、とても好かったです。改めて、フレーズ感(どこからどこまでがひとまとまりなのか。歌詞の区切り)を再認識し、特にフーガの混沌とした動きに中で思いがけず(?)同時進行する他パートなどを聴け、楽しめました。隣りのAさん、私がしばしばテナーの方へ体が傾いて怪訝に思われたかもしれません。すみませ?ん

時々楽譜を外して、自分でテンポを作り、他パートを聴いて歌えるようにしましょう。そうでないとこういう曲は楽しくない!めざせ、暗譜!
(とか何とか言って、まだ憶えた訳でもないのに時々楽譜を外して歌い、多重衝突を引き起こしていたことをおわびします。隣りのAさん、ホントすみません)

発音上の注意数点。

@denのeは「イ」に近く、dennのeはほぼ「エ」である
@Heidenのeiは明確な「アイ」ではなく「アエ」の要素を含む
@Volker(ウムラウト文字出ません)…発音難しいですが、頑張りましょう。決して「フェルケル」にならぬよう。津田先生は、-kerは完全にアクセントを離れ、非常に曖昧な「カー(子音kr)」にするようにと、前回再三指示がありました。再度確認してください。
@EwigkeitのEは「イ」でもなく「エ」でもなく…
@alleluja…重なった「l」はしっかり舌先を前歯の裏に付けて発音する。無粋な表現で叱られそうですが、「ア(ッ)レ」と少し詰まる感じ。

時間切れでアンコールは殆どできませんでしたが、なかなかに侮れないボリュームの曲で、個人的に非常に焦っています。次回以降、頑張りましょう。




Re: 練習報告@6月6日 - こん(?)
2009/06/07 (Sun) 23:08:14
*.e-mobile.ne.jp

覆面リーダーさん、素晴らしい練習報告ありがとうございます。
遠方からですが、皆さんに乗り遅れないようにがんばります。
これからも、よろしくおねがいします♪
月18、19の練習の様子 - tomtom(男性)
2009/04/21 (Tue) 23:54:45
*.plala.or.jp

土曜日と日曜日に津田先生による練習がありました。
まず土曜日前半は大前先生によるボイストレーニング。
後半は津田先生による147番の指導。この曲は想定した範囲の出来だそうです。

日曜日の前半は36番から。弱拍の歌い方の練習にかなりの時間を割いたので、結構上手におさまるようになりました。

36番の楽譜の訂正が2箇所+1箇所。
・14頁68小節の1拍目の4分音符を8分音符と8分休符に変更。
(言及されなかったけど、26小節の1拍目も同じパターンなのでそうなるかも)
・15頁74小節のソプラノの1拍目の8分音符と16分音符2つを付点8分音符と32分音符2つに変更。

・練習後の個人的質問でMさんが尋ねた4番コラールのベースの最後の音D1は、総譜によればD2なので、合唱譜ではオクターブ高いD2で歌うことになりました。(リリングのCDではD1で歌っているような響きが聞こえますが、さて出る人は居るのかな?)

日曜日の後半はモテット6番。譜読みが足りなかったためか通し練習で落ちるパートがありました。ややテンポを落としてバロック風に歌う指導を受けました。時間ぎれでテノールパートソロの81小節付近で終わりました。

次回から愛唱曲集持参のことということになりました。マエストロもバッハ以外の曲もいっぱい歌ってくださいと励ましてくださいました。ということで次回の愛唱曲のおさらいは114頁の曲です。

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