ラウンジ「マクロス THE FIRST」コミュのキャラクター：あなたにとってミンメイの魅力とは？

■おさらい■

ミンメイと言うキャラクターは

S58・10月発行の　みのり書房：マクロス　パーフェクトメモリーの河森氏のテキスト
「ルーツ・オブ　マクロス」で'80.12月頃、美樹本氏のノートに書かれていた
「チャイナドレスの少女の絵から、メガロード艦内にアイドル的な女の子が
いても面白い事になった」ことがきっかけになった様子が伺われる。

徳間書店：ロマンアルバム・スペシャル美樹本晴彦イラストレーションズによると
'81・2月にスケッチの中で原型が誕生したと言う。

S58・10月発行のみのり書房：マクロス　パーフェクトメモリーで公開されている
初期稿によると最初“斉　明美〜サイ　ミンメイ”だったと言う。
その後“鈴　明美〜リン　ミンメイ”となり’82・2月頃にはどうやら
リン・ミンメイの形に落ち着いたようだ。

'82年頃と思われるイメージボードによると、当初から「我が強いキャラ」として
扱われている様子が見て取れる(当時を語る徳間書店発行：モーションコミックの
カキモノからして美樹本氏のアイドル好きを想像するにあたり、恐らく
松田聖子的なアイドル像をトレスしたと考えられる)。

〜美樹本氏の制作当時のコメント
'82.03.22のイメージボードよると
「自分の顔が嫌いだとのたまわっておりますが、内心自身満々な…嫌味だね
…こりゃ」
'82.03.23のイメージボードによると
「あたし脚太いからあまり出したくないのよね：ミンメイ談」
「…などと言いつつ見せて回っているのです、根っからの見せたがり屋さん
なんでしょう、きれいな脚をしておりますが」
'82.03.26イメージボードによると
「自分では写真写りに自身が無いと言いますが…裏を返せば実物はもっと良いと
言っているようなものですハハハハ…まァ、実際かわいらしいのだけど」

アイドル的でネガティブなところが扱われる反面、努力家の一面も描かれている。

'82.03.26のイメージボードによると
「女優志願で歌や踊りのレッスンは欠かさないとか…何事にも熱心なことは
良い事です…ホントに」

余談
ＴＶ初回放映当時はミンメイのキャラクターはワガママでどちらかと言うと
敬遠された人物で、対象的には早瀬未沙の人気が上る一方でした。
事実、声の担当した飯島真理さんは劇場版公開以後、当時自分のパーソナリティーで
やっていたＦＭ番組で流したコンサートの一部で「あなた達、アニメファン？」
っていう場面も。
ファンの嫌がらせか何かで悩んでいた節も感じられる、一幕でした。
〜その後、活動を海外に据えて結婚〜離婚後、向こうでのマクロスの認知振りに
改めてマクロスという作品を後押しすることもするようになった。

ミンメイはＴＶシリーズの中でマックスが言うところの｢トランジスターグラマー」
体型であるが、劇場版での美樹本氏の言葉によると
「ＴＶの時より細めになりましたね」
小学館：This　is　Animation　11　劇場版マクロスより〜
とのこと。

因みにミンメイの身長はＴＶ・劇場版ともに158cm
http://www.pure-supplement.com/shintyo/002.html
(恐らく)偶然だったとは言え、現状の平均身長と合致しています。

今回のTHE FIRSTでもそれに順じた身長設定で描かれると思いますが、体型は
マクロスＡ　P76で美樹本氏が仰られている通り
｢中に入っている人も、スタイルも違いますからね(笑)」
といった事から伺えるように、現代風の娘体型になっています。