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ポエムの空コミュのBless You4〜TWISTED LOVE〜

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第4章「BY4〜TWISTED LOVE〜」

幸せにすると言われたら
根拠は無いと思いなさい

幸せになろうと言われたら
それは詐欺だと思いなさい

今のあなたを不幸せだと
決めつけるような人間を

そんな台詞を吐く人間を
信用などしてはいけない

幸せとは常に僕たちの
生と共に在るものです

事象は常に変わらない
心の中で変わるものです

あなたの心が決めるものです


感想・意見は別トピです
書きこまないで下さいm__m



upされているpoem

1.FRANK LOVE
2.僕と円と詩
3.ウツツアイ
4.靄-MOYA-
5.愛束
6.COLOR OF LOVE
7.ひととき
8.処方箋
9.Mistletoe
10.サ化-hana-
11.そこにある
12.タクト
13.マジックスクエア
14.HALF
15.Lie For Pray
16.PROOF OF LOVE
17.FAKE
18.HOW TO LOVE
19.BLESS YOU
20.CLEAR
21.あかんべい
22.PRELUDE
23.MEANING
24.RING OF LOVE
26.幸福祈願者行進曲
27.JUSTICE
28.INTERLUDE
29.CORNER
30.FATE OF LOVE
31.BALLOON
32.ゆびきり
33.SIGHT OF LOVE
34.VOICE LOVE
35.WISH
36.UNBELIEVER LOVE
37.おやすみ
38.THE WORLD ENDS
39.TEACHER
40.FRIENDS
41.REPLY
42.ONE LOVE
43.THANKS OF LOVE
44.LOGIC LOVE
45.NEARLY EQUAL
46.MONKEY LOVE
47.COLORFUL
48.HOW TO USE
49.パイオニア
50.TASTE OF LOVE
51.180°ベクトル
52.GRAY LOVE
53.DREAM LOVE
54.HANDS LOVE
55.LAST WAY
56.DYE
57.WONDERFUL WORLD
58.PARENTS
59.SCIENCE OF LOVE
60.道標
61.愛々君
62.BLESS OF LOVE
63.PHANTOM LOVE
64.薫風
65.愛態
66.CONSTANT LOVE
67.白熊少女
68.DIRTY
69.SYNBOL OF LOVE
70.TRAIN LOVE
71.Thankest
72.SINFUL KITER
73.REST LOVE
74.EWLESS
75.INNOCENT LOVE
76.REBORN LOVE
77.BARE LOVE
78.エムディ
79.オメガベクトル
80.PLEASE LOVE
81.THREAT
82.USED LOVE
83.ユメウツツ
84.DIFFERENCE
85.マーブル
86.マリオネット
87.DISREGRET
88.CRAZY LOVE
89.after 1292 days
90.MONOLOGUE
91.CONNECTED LOVE
92.WONDER LOVE
93.BLUE LOVE
94.HAPPY BOMB
95.PUDDLE LOVE
96.CHAT LOVE
97.RIDICULE LOVE
98.DISCOVERY LOVE
99.CENTRAL LOVE
100.TWISTED LOVE

コメント(100)


愛々君 / you


何億光年も前の光
水平線に堕ちる影

忙しなく進む人々
変わりゆく街の姿

語り継がれる言葉
覗き込むあの日々

浮き沈みする心情
刹那に瞬くこの命


曖昧なことばかり
言葉に出来ないよ

なんとでも言える
素晴らしい世界で

意味も解らぬまま
手探りで形にした

不恰好な"愛々君"
作り直してみたよ

もう会えないのは
死ぬことと同義で

失って気付いても
何度振り返っても

他の誰かでなきゃ
活かせないのかな

どう思ってるの?
明確な想いが湧く

もし明日死んでも
後悔はしないけど

なんとも言えない
想いだけ遺るから

もし明日死んでも
後悔しないように

全てが嘘でもいい
ひとつだけ信じて

ずっと大好きだよ
ずっと愛してるよ

するんじゃなくて
なるんじゃなくて

君の幸せの全てを
僕の全てで護ろう

捻くれて曲がった

僕のアイラブユー

君にまっすぐ届け


2012.03.24

BLESS OF LOVE / you


"あのね、すごく幸せ"
隣で手を繋ぎ笑う君に

僕は何が出来たかな?
その笑顔が好きでした

確かあれはよく晴れた
寒い1月の夕方でした

喉の先まで出た言葉を
ゆっくりと飲み込んだ

"覚えてる?"だなんて
聞かなくても君はそう

忘れたりしないだろう
だから安心して言える

僕のことなんて忘れて
とびきり幸せで居てね

もう二度と会うことは
僕等はないだろうから

一緒に通った道だって
あの日食べた物だって

隣りで唄った歌だって
二人で重ねた愛だって

初めてみたいな顔して
また誰かと繰り返すの

髪に触れてキスをして
星を眺めて旅を続ける

だから君の弱さを知る
僕に出来るのはひとつ

手を重ねて空に詠うよ
君の未来を詩に祈るよ

君が出会う人が優しく
孤独の意味を忘れさせ

君が恋する人が温かく
思いやりの心を持って

君が愛する人がずっと
元気で居れますように

どうか神様お願いです
護ってあげてください

子供みたいに泣き虫で
お姫様みたいに我儘で

太陽みたいに笑う君を
どうか護ってください


2012.03.31

PHANTOM LOVE / you


少し時間が経つけど
あれから元気ですか

元気だよと答える君
瞳が笑ってないけど

泣いてはいませんか
苦しくはないですか

心配性の僕の想いを
紙飛行機に折り込む

当日必着指定郵便で
今日の君の幸を願う

戻れなくなったのは
ねぇ いつからですか

適当に答えることも
出来たんだろうけど

答えれなかったのは
少しでも僕のことを

今も"好きだな"って
想ってくれたから?

困らせてばっかりで
ほんとうにごめんね

いつでも耳を塞ぐと
君の声援が聞こえる

幻でもそれでもいい
いつもありがとうね

風邪ひいてませんか
寂しくはないですか

戻れなくなったのは
ねぇ いつからですか

適当に答えることも
出来たんだろうけど

答えれなかったのは
少しでも僕のことを

今も"愛しいな"って
想ってくれたから?


2012.04.05

薫風 / you


僕のシャツの右腕の裾口に
僕の香水の薫りが残ってる

"大切にしたい"込み上がる
この想いは浅薄でしょうか

空を仰ぎ雲をなぞったのは
僕の指か?はたまた風か?

"ずっと?"幾度聞いたって
空は応えてやくれないから

"ずっと?"君に問い掛けた
満月の灯りに笑顔が見えた

これからもずっとふたりで
泣いたり笑ったりしようね


寝て覚めたら想いが育って
一日がバカみたいに長いよ

なんだか寂しくなってきて
なんだか不安になってきて

まるで夢の中にいるみたい
君への想いがまた育ってく

君を失う悲しみに比べれば
この寂しさや不安でさえも

なんて幸せなひと時だろう
君の声で今日も眠りに就く

"大好きだよ"受話器に囁く
この想いは傲慢でしょうか

空を仰ぎ雲をなぞったのは
僕の指か?はたまた風か?

君が僕の街でふと薫るから
思わず振り返る午後十時半

僕のシャツの左肩の襟元に
君の香水の薫りが残ってる


2012.04.08

愛態 / you


ひとつだけお願い
"変わらないで"と

僕が伝えた想いを
君は頭で反芻する

導き出した答えは
君だけのものだよ

明日へ繋がる様に
今日も愛していて


ただ君に会いたい
会って確かめたい

この想いの行き先を

ただ君に会いたい
会って伝えたいよ

この想いの大きさを

どんなこと想って
過ごしていたの?

雨の日や曇りの日も

ひとつも零さずに
教えて欲しいんだ

君の中に僕は居た?

ただ君に会いたい
会って確かめたい

この想いの行き先を

ただ君に会いたい
会って伝えたいよ

この想いの大きさを


2012.04.12

CONSTANT LOVE / you


大抵のものは金を出せば
笑顔で僕にくれるでしょ

もらうのは僕の方なのに
感謝の言葉まで伝えたり

ねぇどういうつもりなの
ねぇどんな仕組みなの?

極端な言い方をするけど
そんなものに興味はない

ずっとずっと欲しいもの
たったひとつだけあるよ

傷付く覚悟なら出来てる
もちろん涙を流す覚悟も

君に全てをあげる覚悟も
どんなときも護る覚悟も

ありがとうとごめんねを
忘れない覚悟も出来てる

だからお願い 僕に下さい

現代科学が進歩し続けて
世界が終わる日がきても

人間の愚劣に嫌気が差し
他種族の反乱が起きても

そこに君と僕が居る限り
僕はずっと変わらないよ

そう いつもと同じように
太陽よりも少し寝坊して

ブラックコーヒーを啜り
吐き出す白い煙を見届け

器用にペンを回しながら
大好きな君を想うだろう

そして浮かぶ陳腐な詩を
ニヤニヤと紙に走らせる

大抵のものは金を出せば
笑顔で僕にくれるでしょ

そんなものに興味はない
ずっとずっと欲しいもの

それはどんなときだって
救ってくれる不変の愛だ

大切なものはひとつだけ
それをどうか僕に下さい

君の全てを 僕に下さい


2012.04.13

白熊少女 / you


もしも私のこの両眼で
シャッターが切れたら

今のあなたを残したい
そう笑う君が恋しくて

思い出の一枚に変わる
その日まで傍に居てね

君に出会うまでの僕は
キスは挨拶と思ってた

そうじゃないんだよと
君は教えてくれたんだ

君が出会ったこの僕は
愛の意味さえ知らない

共に生きていくことで
僕はいつか伝えたいの

だから僕に愛を教えて
いろんな言葉や行動で

君に出会うまでの僕は
汚くて見せれないから

君に出会う前の過去は
もう捨ててしまったの

君と出会う前の奇跡は
全てが嘘になっていい

過去と今を縦横無尽に
行き来する君は美しい

後悔もなく過ちもなく
そこは澄んだ透明の色

少し寂しくなるんだよ
そこに僕は居ないから

いつか話すその日まで
黙って僕を見守ってて

濁ってよく見えなくて
迷うことだってあるし

そこは醜い場所だから
行くには勇気も必要で

君のようにはいかない
そこに君は居ないけど

君がそれでも望むなら
いつか話すと約束する

だけどこれからの僕は
君の両眼が捉えたまま

過ちばかりの僕だけど
君とのこれからだけは

いつでも帰れるように
透明でありたいと思う

もしも私のこの両眼で
シャッターが切れたら

今のあなたを残したい
そう笑う君が恋しくて


2012.04.17

DIRTY / you


両手でしっかりとしがみつく
奥の正しさを置き去りにして

君に僕の弱さを見せびらかす
こんな僕の醜さは内緒だよ?

受け入れられないのもわかる
だから優しくお別れを告げて

行動が裏目に出たことなんて
今までに経験したことなくて

ぽっかり空けた日の過ごし方
恥ずかしながら僕は知らない

萎えた心を撫でるのに精一杯
腫れ上がるまで舐める目一杯

なんてカワイソウな僕だろう
その意味が君にわかるかい?

正しく心を遣えているときは
誰かが僕を想ってくれている

満たされてて欲しがらなくて
与えたい欲求で溢れてるんだ

あの感覚はすごく気持ちいい
いつもそうでありたいと願う

思い通りいかないことなんて
今までに経験したことなくて

予定と違う現実の受け入れ方
恥ずかしながら僕は知らない

平気なフリを繕うのに精一杯
それを聞いて友が笑う目一杯

なんてカワイソウな僕なんだ
その意味が君にわかるかい?

なにか哀しいことがあっての
カワイソウなんかじゃなくて

自分の為に心を遣ってる僕が
僕はとてもカワイソウなんだ

僕を正しく導いてあげてくれ
その生贄に君の全てを捧げて

"少し待ってよ"声が聞こえる
僕の中でいつかの声がしたよ

"君の為には誰が叶えるの?"
遠い夏のあの日の僕が叫んだ

両手でしっかりとしがみつく
奥の正しさを置き去りにして

闇の中で溺れる僕を見つけて
両手をしっかりと握りしめて

顔をあげた先で君は笑ってた
"私が全部受け止めてあげる"


2012.04.19

SYMBOL OF LOVE / you


あの悲しみでさえも
今となっては笑える

懐かしささえ感じる
だからこそ思うんだ

似たような悲しみが
いつか降ってきても

いつだって悲しみは
嫌われ者になるから

今度は"平気だよ"と
笑って越えてやろう

独りにしないように
受け止めてあげよう

追い風が背中を押す
汚れたうなじを晒す

過去の悲しみのうち
幾つを嘘に出来るか

僕は今も試されてる
繰り返しやしないよ

もう何も怖くないの
君が居てくれるから


"あなたのと私の考え
違ってもいいんだよ"

君はそう繰り返した
夜はそそくさと進む

"私達はひとつだけど
ひとつ一つだからね"

小さな世界がここにも
存在するんだと思った

"私はあなたの考え方を
そのまま受け止めたい"

人種も価値観も宗教も
違うけれど世界は一つ

"大丈夫よ、大好きよ"
"大丈夫よ、愛してる"

認め合えるのならば
違うことは問題ない

君の返事に相応しい
言葉が見つからずに

僕はただ黙っていた
僕はただ頷いていた

聴こえていますか?
信じ難い奇跡がある

世界を平和に出来る
人間がここに居ます

何を焦ってたのかな
風は背中を押してた

速く前へと進もうと
すればするほど ほら

気付けば向かい風に
バランスを崩しては

君を傷付けていたね
最初で最後にするよ

" ねぇ "君は僕を呼ぶ
" 好き "君は繰り返す

君との喜びの全てが
嘘にならないように

ゆっくりでもいいよ
君の歩幅に合わせる

明日はどんな感情と

出会えるのだろうか

夜はそそくさと進む


2012.04.21

TRAIN LOVE / you


愛の意味がわからない
誰も愛せない僕に言う

"あなたは愛せる人よ"
僕は黙って耳を向ける

永く遠くまで続かずに
いつぞや失せた何かが

遥か遠く汽笛を鳴らし
君に乗って曖昧な形で

言葉のレールを辿って
僕のもとへ帰ってくる

"あなたの愛はちゃんと
伝わってるはずだから"

軋む音を立て廻る車輪
ちゃんと乗り込めた?


2012.04.28

Thankest / you


もう会わない=死ぬ
だってそうでしょ?

僕が笑ってるときも
知る術もなく過ごし

僕が泣いてるときも
涙を拭ってくれない

僕が死ぬときでさえ
同じ朝を迎えるんだ


"愛し続ける"よりも
"嫌う"方が楽だろう

だからあなたの中の
ボクを殺していいよ

思い出すのはきっと
胸が苦しいでしょう

嫌って葬って忘れて
ずっと幸せでいてよ

あなたの涙や笑顔を
築くのは僕じゃない

もうあなたの名前を
二度と呼びやしない

憎んで殺して忘れて
ずっと幸せで居てよ

ふたりで居たことは
僕が忘れずにいるよ

If you say I don't need


でもいつかあなたに
ダレカが牙を向けて

鋭く醜い言葉で罵り
心が砕けて散り果て

絶望に溺れてしまい
孤独を感じようとも

かき乱した心の中で
僕が映ったとしたら

それが気まぐれでも
気の迷いだとしても

それきりになっても
構いはしないんだよ

遠慮することはない
そっと僕を呼んでね

すぐ駆けつけるから
必ず救ってみせるよ

Cuz you're my dearest


"愛し続ける"よりも
"嫌う"方が楽だろう

だからあなたの中の
ボクを殺していいよ

僕が覚えておくから
"頼りない"と笑うかい

心の蓋をしたままで
鍵を閉めて棄ててね

嫌って葬って忘れて
ずっと幸せでいてよ

あの選択はきっとね
正しかったと思うよ

幼い少年があなたへ

愚かな愛を捧げてた

まっすぐに捧げてた

I'm yours until I die


2086.11.02

SINFUL KITER / you


自分の為に泣きじゃくって
幾度も君に自分を殺させた

それが罪だとあの頃の僕は
認めることも出来なかった

誰かのせいにして睨んでは
世界を廻す幼いふたつの手

叶わぬことに涙を流すのは
いつだって自分の為なんだ

"誰かの為の涙が愛だよ"と
無償の愛を教えてもらった

だけどすると嫌な僕ばかり
わちゃわちゃ出てきたから

とりあえず隠したんだっけ
見なかったことにしたっけ

それすら弱さに過ぎないと
気付いた頃には居なかった

"もう大丈夫だよ"だなんて
今さら言えるはずもなくて

あなたの決意に従うことが
せめてもの罪滅ぼしだった


月が空に浮かんでいないと
知ったのはいつだったろう

孤独を感じてしまったのは
いくつが最初だっただろう

世界は醜いと気付いたのは
なにがきっかけだったろう

見えてる星は過去の光だと
知ったのはいつだったろう

誰かを想う様になれたのは
いったい誰のおかげだろう

全てはひとつと知ったのは
果たしていつだっただろう

見えないものが最重要だと
考えるようになったのは…


眼を閉じると拡がる宇宙と
耳を塞ぐと聞こえる叫びが

纏わりついて離れやしない
いつまででも助走を続ける

"いつか飛べる日がくる"と
信じるしか縋るものは無い

"ずっと一緒に居てよね"と
言ってくれたのは誰だっけ

"世界で一番大好きだよ"と
笑ってくれたのは誰だっけ

"あなたが幸せならいい"と
泣いてくれたのは誰だっけ

あそこに一緒に行ったとき
左手を繋いだのは誰だっけ

訳がわからなくなってきた
紐は絡まり続けていくけど

刹那の命の中で独りのまま
立ち止まれるほど強くない

だから今日も文字の羅列を
心に蓋をして打ち続けるの

寝息を立てて眠る少女の隣
気付かれないように蹲る僕

絡まる紐を引きずったまま
どこまででも助走を続ける

立ち止まり解いたところで
心に浮かぶ人が誰なのかは

今のままでも解ってるんだ
僕はそこに居てはいけない

僕はこれからだって同じだ
過去にしか生きられないの

だから"このままでいいよ"
繰り返す呪文は効いている

ボロボロになったときには
また取り替えたらいいから

前だけを見て助走を続ける
痛む心は小さな代償なんだ

次に虹の橋がかかるときは
"君と一緒に"そう決めてる

ボロボロになるのが嫌なら
その前に鋏で紐を切ってね

僕がしたいのは恋じゃない
僕が欲しいのは愛じゃない

"なんなの?"なんて野暮は
聞かないでおいた方がいい

僕が一番幸せだったときに

君が隣に居たのは嘘だっけ


2012.01.21〜2012.05.04

REST LOVE / you


君を嫌いになる方法を
僕の心は知らないんだ

ひとりで生きる方法を
僕の体は知らないんだ

汚れてく体が少しずつ
黒色に染めてく僕の心

一番大切なところだけ
避けてくのはわざと?

いっそここも汚してよ
苦しいのは嫌いだから

"愛していない"なんて
狡い言葉は僕にとって

別れの理由にならない
最初から解ってたから

だけどこれからだって
いつまでも書いてくね

まだ足りないでしょ?


"好き"とか"嫌い"とか
"今日もお疲れ様"とか

"悲しい"とか"楽しい"
いつまでも詠ってくね


君を嫌いになる方法は
きっと誰も知らないよ

つまりは僕が思うにね
単純で明快な答えはね

君が僕を好きになれば
なんの問題もないんだ

だって僕は君のことを
世界一好きなんだ(笑)

なんてこんな感じでさ
いつまでも書いてくよ

それくらい許してね?


"あなた"とか"命"とか
"ずっと愛してる"とか

"生きて"とか"楽しい"
いつまでも詠ってくね

言葉を変えて伝えてく
世界が愛で満ちるまで

"正義"とか"宗教"とか
"人間"とか"神様"とか

"好き"とか"嫌い"とか
"君が大好きだよ"とか

いつまでも詠ってくね
君に届かないとしても

"僕"は中身が変わるけど
"君"はずっとひとりだよ


2012.05.09

EWLESS / you


流れゆく時間という名の
レール上で息を繰り返し

無意味だと感じない程の
今を刻めるのだろうか?

どれだけ憂鬱であっても
腹は空くし朝と巡り会う

どれだけ億劫であっても
仕事は溜まるし君が好き

僕が護れるのは精一杯に
広げた腕の端から端まで

"やつが立ち止まったなら
出し抜くチャンスだ"とか

"死ぬやつは勝手に死ね"
強い人は前を向いて進む

だけどその指の向こうで
溺れる人を見過ごせない

"せめて腕の世界を護ろう"
なんて言えやしないんだ

愛しい人よ ごめんなさい
"ちょっと行ってくるね"

"逆走してるバカなやつ"
なんて後ろ指差されても

全速力であなたの元まで
僕はいつだって駆けるよ

なんのための二足歩行?
そうさ足を動かせばいい

"もう少しだけ待ってて"
気が利く台詞もないけど

傍になら居られるからね
一緒に泣いてあげるから


隠意をオプションされた
辛うじた"平等"の名の下

いくら息を繰り返しても
騙されずに居られるかな

推敲もせぬ退屈な日常が
君を愛する僕が居る証だ


僕は"平気さ"と言うけど
心が"疲れた"と言うから

少しここらで休憩しよう
僕らは二人で一人だから

ひとつ確認してもいい?
最も重要なことなんだよ

大切なあの子の居場所は
ちゃんとあるだろうな?

"あそこで解けた靴紐を
結び直す為に立ち止まり

置いてかれた子が居るよ
どうするの?決めてよ"

休憩してる場合じゃない
お前のことは後回しだよ

確認してる場合じゃない
聞くまでもなかったよね

お前に瞳を預けておいて
ほんとによかったと思う

よくぞ見つけてくれたね

さあ 僕らが助けに行こう

誰かの代わりに償う為に

無形を有形に変える為に


2012.05.10

INNOCENT LOVE / you


誰にも聞こえやしない
小さな賭けをしたんだ

仕事が終われば君から
メールが着てることや

家に帰えれば君が居て
"ただいま"と笑うこと

僕は笑う?僕は泣く?
ただ嬉しくて嬉しくて

何度も何度も繰り返す
その場面は実現しない


脚がないと君が泣いて
涙に溺れるときでさえ

君の元に走れやしない
腕がないと藻掻く君を

引き上げられやしない
苦しいときは挙手して

皺苦茶の整理券だけど
君のと交換してあげる

なんで?なんて野暮は
聞かないでね Cuz 143


誰にも聞こえやしない
小さな賭けをしたんだ

君が僕のことを好きで
僕も君のことを好きで

僕の誕生日に君が居て
"ただいま"と笑うこと

風はわざとらしく吹き
左手の内を触れていく

零れそうな涙が渇いて
ラッキーだなんて笑う

僕は泣くし僕は笑うの
ただ切なくて切なくて

何度も何度も繰り返す
賭けには負け続けてる


耳がないと君が呼んだ
僕の名前を聞き漏らす

いつでも振り向くから
瞳がないとダメなんだ

まっすぐ歩けやしない
白線を引いてくれても

気付けば斜めに逸れて
間違いだらけの僕の道

君の笑顔が大好きだよ
帰ってきてよ Cuz 143


2012.05.13

REBORN LOVE / you


いつか生まれ変わったら?

よくプロフィールの質問で
こんなことを聞かれるけど

僕は僕以外を知らないから
何も選べやしないじゃない

あえて言うならひとつだけ

君が想ってくれる人として
僕は生まれ変わりたいなぁ

君が犬として生まれるなら
僕も犬として生まれたいし

君が猿として生まれるなら
僕も猿として生まれたいし

どんな過酷な生き様だって
僕は幸せと思うけどどう?


もしもあなたの愛する人が
あなたの傍に居たとしたら

それはとても素敵なことで
譲れないことのはずだから

もしもケンカしてしまって
互いに譲れぬ状況になって

些細なことであったはずが
あれもこれもと引き出して

別れてしまうことになれば
それは本末転倒も甚だしい

譲れぬものは愛する人との
未来だったはずじゃない?

勃発した時点で共犯者だし
"ごめん"って言っちゃおう

明日の朝もあなたが一番に
"おはよ"って言えるように


いつか生まれ変わったら?

よくプロフィールの質問で
こんなことを聞かれるけど

僕は僕以外を知らないから
何も選べやしないじゃない

あえて言うならひとつだけ

君に"傍に居て"と言われる
そんな人に生まれたいなぁ

君が森に住んでいるのなら
僕も森に生まれてきたいし

君が砂漠に生まれるのなら
僕も砂漠で生きていきたい

どんなに不便な場所だって
僕は幸せと思うけどどう?


もしもあなたの愛する人が
あなたの傍に居たとしたら

それはとても素敵なことで
譲れないことのはずだから

もしもケンカしてしまって
別れることになんてなれば

もう取り返しがつかないよ
失ってから気付いても遅い

譲れぬものは愛する人かい
それとも自分の正しさかい

ひとつだけ失えるんだから
正しさなんて捨てちゃえば

勃発した時点で共犯者だし
"ごめん"って言っちゃおう

明日もあなたが愛する人に
"大好きよ"って言うために


2012.05.17

BARE LOVE / you


君がお金が欲しいと言えば
死に物狂いで稼いでくるよ

これじゃ足りないと言えば
銀行に強盗でもしてくるよ

道化師にでも犯罪者にでも
悪魔にでも死人にでもなる

ただ君が愛してくれるなら
僕は何者にでもなれるんだ


君が大切なものを教えてよ
僕もそれらを大切にしたい

もう崩さなくていいんだよ
"信じられない"と拒むかい?

君が言うならそれが真実で
世界が君を信じようとせず

誰かが君を嘘つきと呼んで
不正解だと決めつけたって

僕だけは君を信じられるよ
だからそのまま進めばいい

靴のように履き潰すたびに
代わりを探すのはやめたの

君がどんな選択をしたって
これからは君だけを想って

裸足で歩き続けていくから


夢を見たいけどこれからは
平穏な現実を守ると言えば

二人のこれからの話をして
それに夢と名前をつけよう

眠くなるまで付き合うから
君とならどんな夢でもいい

ただ君が愛してくれるなら
僕はどこでだって笑えるよ


君が愛するものを教えてよ
僕もそれらを愛していたい

もう変わらなくていいんだ
"もう遅い"と手を振るかい?

君が笑うならそれが正解で
僕が泣くことになったって

なんの問題もないんだから
その心が頷ける道を選んで

君に守るべきものがあって
だけど世界がふと君を欺き

可能性を奪われ立ち竦んで
絶望に覆われてしまっても

僕が君を照らす灯りになる
だからそのまま進めばいい

小石が足の裏に食い込んで
血が流れたって我慢するさ

裸足で歩き続けていくから


君の心をそっと聞かせてよ
"永遠"なんてないのかな?

君の心に僕が映らないなら
君が僕の名前を呼んでみて

この曇った鏡に君を映すよ
僕の姿は見つかったかい?

いつか僕を知れたときには
その場所に僕は必ず居るよ

そこに僕が居ちゃダメでも
君は忘れないでいてくれる

それを誰より僕は知ってる
愛の真ん中に君は居るから

だからもしも思い出したら
流した血を目印に見つけて

一人で歩き続けていくから


2012.05.18

エムディ / you


お母さんに贈ったのは
少し背伸びした贈り物

もらった数が多すぎて
返しきれやしないけど

少しだけ大人になった
僕を見て欲しかったの

Thank you for everything

少し戸惑いながら笑う
本心なのか照れ隠しか

"彼女にあげなさいよ"
なんて憎まれ口を叩く

でもね?女なんてのは
僕に飽きてしまったら

"モウチカヅカナイデ"
なんて平気で言うんだ

そこに愛はなかったの
だからもう決めたんだ

あいつの代わりを探す
旅はもう終わりにする

Thank you for everything

少し心配しながら笑う
本心と照れ隠しを併せ

"ちゃんと貯金してる?"
いつも僕の心配ばかり

大丈夫に決まってるよ
僕は独りじゃないから

あなたの愛に育まれて
心を磨いてきたはずさ

犯した罪と向き合う度
心の中で泣いて謝るの

言葉に出来ない懺悔を
感謝として届けるから

あなただけは見捨てず
僕を"いい子"と誉めて

Thank you for everything


心からの敬愛と感謝を


2012.05.19

オメガベクトル / you


誰かが都合よく決めた
"平等"を信じれますか

虫かごの中に囚われる
僕の脚はもがれて無い

器用に生きられるほど
捻くれてはいないから

せめて説かせておくれ
真実の"平等"の意味を


折れる寸前まで曲げた
"自由"が欲しいですか

虫かごを上下に振られ
傍観も共犯だと謳うよ

許せるほど寛大でない
裁けるほど偉大でない

せめて暴かせておくれ
偽りの"自由"の根底を


ニュースキャスターが
平和な世界を語ってる

少なくとも自分だけは
その犠牲に含まれない

そんな口調で語ってる
何を食うか考えながら

仮面の下で欠伸してる
机の台本を読みながら


あれこれと選べちゃう
"夢"に胸を張れますか

虫かごの中で餌を貰い
ヘラヘラしてみるけど

与えられるというのは
つまりは奪われること

だけど何を奪われたか
今も気付けずに居るよ

だから探しに行かせて
正しい"夢"の在り方を


喜びの数を知り過ぎて
"幸せ"の対照は増える

虫かごの中で流れてた
歌は愛を教えてくれた

喜びを知らずにいれば
辛いと泣かずに済んだ

じゃあ喜びを知らずに
消えた星に何を願おう

この悲しみもいつかは
笑えるはずと信じてる

だから言わせておくれ
今だって"幸せです"と


あなたが振りかざした
"愛"は誰を救いますか

虫かごの中で犇き合う
僕等は平和を知らない

欲が僕を甘やかすから
君を護る為に蓋をした

僕を生かす為に殺した

"命"で誰を傷付ける?

せめて愛させておくれ


2012.05.20

PLEASE LOVE / you


I wanna meet you
who will be old after 5 years

I wait alone for you here
if you come back for me

I wanna meet you
who will be old after 10 years

I wait alone for you here
if you come back for me

I wanna meet me
who will be after 50 years

and I wanna ask him
"Haven't you forgot that love ?"

I haven't fogot it yet
in a deplorable thing now

Tell me it right now
if you've been loving someone

Tell me it right now
how to love other than you


現実はいつも想像よりも
残酷な姿を僕の眼に映す

もう傷付くのが嫌だから
期待するのはやめたんだ

悲惨な想像ばかり描いて
それよりマシなら大丈夫

怖いことなんて失くなる
信じても馬鹿を見るだけ

なんて素晴らしい世界だ
裏切られることはないよ

だけどなんでいつだって

こんなに苦しいんだろう


I wanna meet you
who will be old after 5 years

I wait alone for you here
if you come back for me

I wanna meet you
who will be old after 10 years

I wait alone for you here
if you come back for me

I wanna meet me
who will be after 50 years

and I wanna ask him
"Haven't you forgot that love ?"

I haven't fogot it yet
in a deplorable thing now

Tell me it right now
if you've been loving someone

Tell me it right now
how to love other than you

Shortly, I love…


2012.05.22

THREAT / you


あの頃描いた未来とは
少し違う気がするけど

いつからか握りしめる
この紙袋だけは捨てず

流れゆく時間に逆らい
後ろばかり振り返って

今日も僕は抱いている


母の痛みを代償として
他種族の命を奪い取り

眩暈を起こしそうな程
矛盾を目一杯に抱えた

空に頭を垂らしながら
心の臓に空気を送って

僕は今日も生きている


あの子どもが折る枝の
痛みの叫びが聞こえる

悪気もなく殺した虫の
憎しみの歌が聞こえる

過程を省略された命の
集合体を口にしながら

今日も僕は歩いている


ねじ曲がったこの愛で
誰の首を締めるのかな

腐って誰だか解らない
女の屍体が靴に当たる

キレイな想いは届かず
醜い想いだけ顔を出す

僕を脅迫してくる声は
一体誰のものなのか?

楽しそうに見えるかい
ここの僕はいつだって

偽善の歌で耳を塞いで
眼を閉じて蹲ってるよ


いつからか握りしめる
この紙袋をいつの日か

覗くときがきたとして
何が顔を出すのかな?

夢?希望?自由?愛?
それともあの子かな?

だけど中身が偽物でも
空っぽであってもいい

大切にしてきたことに
意味があると思うから

今日も僕は想っている


2012.05.26

USED LOVE / you


惹かれ合う光と影を
どんなに邪魔しようと

引き離せやしないから
今 光に包まれてたって

足許の影が襲おうとも
なんら不思議じゃない

あのときからいつでも
好機を窺っていたんだ

その影が差し込む光で
掻き消されたとしても

なんら不思議じゃない
いつかの喜びへの伏線

誰もがその環を体現し
誰もがそれを忘れてく

失敗や不満の言い訳を
いつも心のどこかでは

誰かのせいにするから
苦しくて仕方なくなる

難しいことは解らない
馬鹿な僕を責めないで

だけどいつだってそう
大切なことは紐解けば

驚愕するほどに単純で
難しくしていたのは僕

いつも幸福すぎるから
不幸が目立つだけだよ


心がどれだけ変わって
背がどれだけ伸びても

昔と変わらず人は僕を
僕の名前で呼ぶように

形がどれだけ歪んでも
見えないのに口実にし

昔と変わらず人は愛を
愛として遣うのだろう

難しいことは解らない
稚拙な僕を責めないで

だけどそんなの本当は
どうだっていいんだよ

僕に遣ってくれていた
"愛してる"を今どこで

誰に遣ってるのだろう
お変わりないですか?


2012.06.05

ユメウツツ / you


大切にしている宝物を
"偽物だ"と言われたら

"ずっと大切にする"と
言い切れやしないから

誰にも聞きやしないよ
本物と信じていさせて

いつもの思わせぶりな
言葉で簡単に騙してよ

喩えて云うならそれは
夢と現の狭間の口づけ

寂しさ紛らわすそれは
"ハロー"?"グッバイ"?

生きたい?死にたい?
ううん、幸せで居たい


"いつか叶う"と言って
おもちゃ箱にしまった

あの日から募る想いは
忘れられやしないから

"近いうちに終わる"と
告げられてしまったら

また会いたいと言って
困らせてしまうだろう

だから僕は聞かないよ
汚れたうなじを隠して

心の中サヨナラ呟くよ
景色が滲むのはなぜ?

痛むこの胸の気持ちに
何て名前を付けようか

生きたい?死にたい?
ううん、幸せで居たい


2012.06.18

DIFFERENCE / you


彼女が大好きな食材を
彼は苦手であるように

価値観も同じじゃない
気にしなくてもいいの

あなたが救われた曲が
僕には響かないように

悲しみも同じじゃない
違うことを責めないで


白く甘いミルクは君で
黒く苦いコーヒーは僕

混ぜ成すカフェオレは
いつか生まれくる命に

優しさを教えるだろう
ちゃんと伝えていこう

ほら あなたもそうだよ


悲しみは言葉にすると
次の悲しみと連鎖する

同じように喜びだって
言葉にすると連鎖する

風に掻き消されたって
幸せだと笑ってやろう

それこそ次の喜びへの
小さなでも確かな一歩


左の人と右の人が居て
バランスを保っている

矛盾を誰もが抱える中
擦れながらも歩いてる

一体どちらが正しいと
裁けると云うのだろう

ほら あなたもそうだよ


白く甘いミルクは君で
黒く苦いコーヒーは僕

混ぜ成すカフェオレは
誰かの見えない傷口に

優しさを染み込ませる
バトンを繋いでいこう

ほら あなたもそうだよ


2012.06.19

マーブル / you


おもちゃ箱にしまってた
懐かしくて透明なビー玉

人差し指で弾くと真直に
躊躇わないで転がってく

ソファの下の闇の中にも
迷うことなく転がってく

まっすぐに

まっすぐに

転がってく


握りしめるチケットには
行き先は記されていない

一眠りしている一刹那に
行き先を忘れてしまった

耳を塞ぐヘッドホンから
流れてくる歌に身を任す

有耶無耶にしたのは何?
僕はどこに向ってるのか

精算で誤魔化した過ちが
目の前で僕を睨みつける

滅茶苦茶にしたのは誰?
振り翳すタクトは三拍子

不意に襲う寂しさだけが
その答えを知っているの


今となっては羨ましいな
ただ真っ直ぐに生きてた

誰が悲しむのだろうか?
僕が護れるのだろうか?

今ではそんなことばかり
ビー玉はどこに向かう?

右へ左へと

左へ右へと

迷い続ける


立ち止まり振り返るとき
もう糸は切れているなら

あのとき感じた気持ちを
愛と呼ぶことは出来ない

あの人にあのとき伝えた
愛してるは嘘であったと

恋が終わって初めて知る
悪意なく犯した罪が笑う

過ちをいくつ嘘にするか
今だって僕は試されてる

今をいくつ真実にするか
今だって僕は試されてる

繰り返しやしないと誓う
デジャヴが滑稽で笑える


脈打つ心臓が十数秒毎に
生まれ変わるチャンスを

平等に僕らにくれるから
選択肢はいつだって一つ

右へ左へ揺れながらでも
ずっとずっと歩いてこう


2012.06.30

マリオネット / you


自由を訴える若輩の群れが
今日も夜の街に蔓延るけど

自由という名の言葉の柵に
囚われた時点で不自由です

人は物や行動に飽き足らず
感情や思想にも名を付けた

火のない処にさえ煙が立つ
そんな息苦しい世界ですね


もしも悲しいという言葉を
僕ら知らずに生きていたら

悲しいと感じずに居られた
僕ら言葉に操られる人形だ

"悲しい"と口に出せば ほら
なぜかそんな気がするから

呪文が効くまで繰り返そう
"なんて素晴らしい世界だ"


あなたが使おうとしている
言葉は現状にピッタリかい

"忙しい"って口に出すから
そんな気がしてくるんです

人は見える物に飽き足らず
宗教や関係にも名を付けた

蒔かずとも種が生えてくる
そんな煩わしい世界ですね


"幸せ"とは"喜怒哀楽"だと
証明しようとしてきたけど

哀しみや怒りはいつだって
割に合わない気がするんだ

声帯を震わせ奏でる言葉で
世界をどんな色に変える?

どんな時でも叫んでやろう
"なんて素晴らしい世界だ"


もしも寂しいという言葉を
君が知らずに生きていたら

寂しいと感じずに居られた
僕ら言葉に操られる人形だ

"寂しいよ"と口に出す前に
その口を僕の口で塞ぐから

"寂しくない"と笑ってくれ
そんな気がしてくるでしょ


2012.07.04

DISREGRET / you


君と生きる為に時代を選んだ
呼吸だってして言葉も覚えた

"もしも嘘だったら?"なんて
有りもしない話を進めるのは

馬鹿げてるから嫌いだけれど
君が聞きたいのなら答えよう

僕の身体のどこだっていいよ
望み通りに切り刻んでおくれ

髪も瞳も鼻も口もどこだって
耳も手も足も五臓六腑だって

この全てが君だけのものだよ

君となら幾度ケンカしたって

疲れ果てたってやり直せるよ

愛してると言ってくれるなら


君と生きる為に人を裏切った
嘘だって吐いて宝物も捨てた

"後悔してるでしょ?"なんて
僕になんて答えて欲しいの?

後悔なんてしたこともないよ
どれが正解でどれが不正解で

一体なにを選びたかったのか
死ぬときに気付くと思うんだ

指も舌もアソコもなんだって
血も涙も心も五臓六腑だって

この全てが君だけのものだよ

君となら何処でだって笑える

明白な不幸にだって落ちるよ

愛してると想ってくれるなら


2012.07.10

CRAZY LOVE / you


廃墟に見えていた街の景色が
君と居るだけで聖地に見えた

ただの電球だと思ってた光が
君と見るだけで希望に思えた

この眼に映る街が滲んでいく
もう希望は何処にも見えない

どうやって足を動かすのかも
解からなくなってしまいそう

Tell me how to walk by my side


ルールだと思ってた手繋ぎが
君と絡めて優しさに変わった

嘘ばかりと嫌っていた約束が
君とは未来が楽しみになった

いつから"約束"という言葉を
使うのが怖くなったのだろう

どうやったら人を愛せるのか
解からなくなってしまったよ

Tell me how to love by my side


暇潰しだと思ってた人生すら
君と出会って足りなく感じた

求めてばかりだった愛情さえ
君の手で与える喜びを知った

どうやら不幸に慣れる為には
この世界は幸せ過ぎるみたい

どうして生きていくのかさえ
解からなくなってしまいそう

Tell me why you cant choose me


2012.07.14

after 1292 days / you


日々変わる天気予報に
予定は踊らされている

一喜一憂くり返しては
心も踊らされる始末だ

日々変わる愛の公約数
今日は何で割り切れる

機嫌を損ねないように
恐るおそる様子を伺う

"明日は一日雨です"と
お天気お姉さんが言う

当たるのか外れるのか
怪しい確率だってのに

"ずっと大好きだよ"と
隣で君が微笑んだって

再来年の来週の水曜の
天気を当てる様なもん

それほど心にも留めず
僕は笑って話を逸らす

またいつの日か僕でも
笑って応えられるかな

"それは無理でしょう"
お天気お姉さんが嗤う

当たるのか外れるのか
怪しい明日の天気予報

だけど確かに歩んでく
情けなくも揺れながら

予報は外れ日が差して
心も昨日より前を向く


2012.07.16

MONOLOGUE / you


いつだって僕の何処かで
歪んだ心が顔を覗かせる

世界が幸せになることを
心から恐れているんだよ

あなたが悲しんでること
誰かが不幸であることを

心の何処かで願っている
もう一人の僕が蹲ってる

だって幸せで溢れてたら
僕は要らなくなるでしょ

あなたが悲しいと言えば
僕の悲しみを忘れられる

あなたの悲しみのことで
頭も心も精一杯に出来る

だからアリガトウなんて
思っていても言わないで

救われたのは一体、誰?


いつだって僕の何処かで
歪んだ心が顔を覗かせる

世界が不幸であることを
心の何処かで願っている

あなたの頼りないところ
誰かの情けないところを

心の何処かで探している
もう一人の僕が泣いてる

もしも世界が幸せならば
僕なんて要らないでしょ

あなたが苦しいと思う度
僕の辛さを放っておける

あなたの苦しみのことで
頭も心も目一杯になれる

だからアリガトウなんて
思っていても言わないで

救われたのは一体、誰?


もしもあなたが幸せなら
僕の悲しみが"助けて"と

僕に泣きついてくるから
その悲しみを割り込んで

"幸せになりたい"なんて
そしたら言わないで済む

あなたが幸せになること

世界が平和になることを

心から願っているからね

あなたの為は全て僕の為
この心を許してください

あなたの抱える悲しみで
救われたのは僕なんだよ

だからアリガトウなんて
思っていても言わないで

救われたのは一体、誰?


2012.07.12

CONNECTED LOVE / you


遥か水平線の向こうで
空と海が抱擁してるよ

互いの青を讃えながら
キレイに溶け合ってる

"違いを認め合いなさい"
僕らに教えるかの様に


あちこちに並ぶボタン
押す度に起こる反応は

誰かのおかげさまです
ありがとうございます

飲めてしまう透明な水
捻る度に流れ出るのは

誰かのおかげさまです
ありがとうございます

どれも大変だろうから
僕も頑張るしかないね

目の前で起きる反応が
僕を応援してくれてる


遥か水平線の向こうで
空と海がキスしてるよ

互いの青を讃えながら
キレイに絡み合ってる

"違いを認め合いなさい"
僕らに教えるかの様に


僕が自転車で通る道が
いつでもキレイなのは

誰かのおかげさまです
ありがとうございます

たった袋を破るだけで
空く腹を満たせるのは

誰かのおかげさまです
ありがとうございます

どれも大変だろうから
馬鹿にしちゃいけない

見えないところでさえ
うまいこと廻ってんだ


僕に出来ることなんて
たかがしれてるけれど

それでもいいんだって
今日も自転車を駆ける

ひとつ一つでひとつで
どれが欠けても戸惑う

ひとり一人でひとりで
だれが欠けても困るの

立ち止まれるのだって
安心してるからでしょ

そろそろ立つとしよう
次は誰が休む番だい?

そう僕らが自由なのは
あなたのおかげ様です

今日も人知れず汗拭い
頑張るあなたに感謝状

ありがとうございます


2012.07.17

WONDER LOVE / you


空って青いねと僕が言うと
そうだねって応えてくれる

それがとても嬉しく感じて
幸せだねって僕が笑ったら

どうして?って君も笑うの
当たり前でしょ?目が語る

それが不思議でたまらない
すぐさま頭はごちゃごちゃ

だけど君が"ほらあれ見て"
無邪気な笑顔を見せるから

どうでもよくなってしまう
少し汗ばんだ手を繋ぎ直す


夏って暑いねと僕が言うと
そうだねって応えてくれる

それがとても嬉しく感じて
幸せだねって僕が笑ったら

どうして?って君も笑うの
当たり前でしょ?目が語る

それが不思議でたまらない
すぐさま頭はごちゃごちゃ

だけど君が"ほらあれ見て"
目をキラキラ輝かせるから

僕の不思議との会議は延期
指差す君の笑顔を盗み見る


君が好きだよと僕が言うと
私も好きよと応えてくれる

それがとても嬉しく感じて
大好きだよって僕が笑うと

ほんとに?と不安そうな顔
嘘を探る様な目で僕を覗く

それが不思議でたまらない
君はこんなにも美しいのに

だけど僕が"ほらあれ見て"
君の大好きな店を指差すと

ほら またその笑顔に戻る
君の手を引いて歩いていく


私も大好きよって君が笑う
幸せだねって君が笑うから

それが不思議でたまらない
こんな僕の何がいいのかな

どうして?って僕が聞くと
秘密だよって意地悪な笑顔

それが不思議でたまらない
どうしてそんなに愛しいの


2012.07.18

BLUE LOVE / you


君と僕がひとつになるとき
描く曲線は何より美しいと

君に伝えることが出来たら
現状は変わっていたのかな

湿った風が僕の髪を撫でる
散らつく太陽が煩わしくて

窓とカーテンを閉めて蹲る
また明日から笑ってなきゃ

"あなたの為"という言葉に
やけに悪意を感じてしまう

同意を求める偽物の建前を
欠伸で腹の底に押し込んだ


賢者の血は引いていないし
解らないことばかりだから

君を泣かせてしまうことも
困らせることもあるけれど

無意識に息を繰り返す様に
ずっとずっと君を愛せるよ

"そんなのどうでもいいの"
呆れる君の姿が目に浮かぶ

君が僕を連れ出したあの日
世界はどんな色してたっけ


僕が素通りして歩いていく
小さな木の実を鳥が拾った

僕が他愛無いと決めつけた
それはどんな味がするの?

左の頬を殴られたときには
右の頬を殴られるのを待て

きっと拳を振りかざすのは
それからでも遅くないから

お返しを期待して差し出す
笑顔と贈り物はとても汚い

服を着せられ眠り就く犬は
一体どんな夢を見るのかな


聖者の血は引いていないし
めんどくさがりの僕だから

君を怒らせてしまうことも
嘘を吐くこともあるけれど

夜になれば眠りに就く様に
ずっとずっと君を愛せるよ

"そういう問題じゃないの"
呆れる君の姿が目に浮かぶ

君が僕を生かしたあの日は
空がバカみたいに蒼かった

君と僕が笑いあった日々は
気持ちいいくらい青かった


2012.07.20

HAPPY BOMB / you


悲しみが氾濫する君の世界に
特大の核爆弾を投げ込もうか

爆炎は全てを嘘に変えるから
そのときは笑ってくれるかい

"早く落として"と泣き叫ぶ君
だけどひとつだけいいかい?

当たり前の話で悪いんだけど
分別も容赦もなく焼き尽くす

瞳を閉じればいつだって蘇る
全ての喜びさえも嘘に変わる

でもそれでもいいんだよね?
哀しみはお嫌いなんでしょう


不安が氾濫した僕の世界では
何度か核実験を繰り返してる

爆炎は全てを飲み込んでいき
大切な人も記憶も灰に成って

望んでいたことが叶ったのに
なぜか涙しか出てこなかった

人生はゲームじゃあるまいし
リセットを求めても無理です

足してくことは出来るけれど
引いたものは元には戻らない

"二度と核実験なんてしない"
いちからもう一度積み上げた


悲しみが氾濫する君の世界に
特大の核爆弾を投げ込もうか

爆炎は全てを嘘に変えるから
そのときは笑ってくれるかい

"早く落として"と泣き叫ぶ君
だけどひとつだけいいかい?

当たり前の話で悪いんだけど
分別も容赦もなく焼き尽くす

瞳を閉じればいつだって蘇る
全ての喜びさえも嘘に変わる

二度と戻らない大切な思い出
ほんとにそれでいいのかな?


きっと君はあと数分経った頃

ぐしょぐしょな顔を強く拭き

僕に背を向け歩き始めるんだ

君が還るその世界は幸せだと

知っている君ならもう大丈夫


2012.07.21

PUDDLE LOVE / you


救いを求めてたくせに
手を差し出された刹那

なぜか気が引けたから
"大丈夫"なんて言った

笑顔の顔文字を使って
心にもない言葉を打つ

天邪鬼な僕を許さない
この口に銃口を向けた

カチカチと音を立てる
歯に鉄が当たって響く

震えてる手に気が付く
まだ自分が可愛いの?

嫌気が差して銃を捨て
広い水溜りに寝転んだ

シャツに染み入る雨水
冷たいけど気にしない

ふと目を開け見上げる
空はとても遠く感じた

懐かしい唄のフレーズ
喉を震わせ歌ってみた

"空も飛べるはず"って
泣きながら繰り返した


泣き虫な僕を許さない
まだ自分が可愛いの?

ねぇねぇ "可愛い"って
"愛せる"って意味だね

君が無邪気に言ってた
言葉がリピートしてる

水溜りの上 寝転ぶ僕を
君は無理矢理 起こした

揺れる水面を指差して
笑いながら こう言った

"空も飛べちゃったね"

映し出された空は青く
ちゃんと雲も流れてた

"空を飛んだ感想は?"

マイクを持つ振りして
茶化す君の手を握った

"もう飛べなくていい"

震えはもう止まってた
地に足を着けて立つと

空はさっきより近くて
掴める気さえするのは

君と居るからだと知る


2012.07.21

CHAT LOVE / you


あまりにキレイな話だと
そこに嘘を探ってしまう

いかにも嘘の様な話だと
素敵だねって笑えるから

おまけみたいに囁いてよ
P.S. I love you 聞かせて


そういえばこの前バスで
中学生くらいの男女がね

何度も何度もキスしてた
後ろの老婆は驚いてたよ

隣の人に"世も末ね"って
こそっと言ってたんだよ

だけど"青春ね"だなんて
なんだか嬉しそうだった


君もいつか愛想尽かして
他の男の元にいっちまう

僕は"永遠"なんて言葉を
信じてなんていないから

ついでみたいに囁いてよ
P.S. I love you 聞かせて


そういやこないだ路上で
いい歳した男ふたりがね

周りの人の制止も聞かず
掴み合って喧嘩してたの

通行人Aの話によればね
きっかけは些細なことで

見ぬ振りして行く人達は
迷惑そうな目をしてたよ


あまりにキレイな話だと
そこに嘘を探ってしまう

いかにも嘘の様な話だと
素敵だねって笑えるから

おまけみたいに囁いてよ
P.S. I love you 聞かせて


2012.07.22

RIDICULE LOVE / you


まっすぐ引いたつもりの線に
僕の物差しを添える午前二時

右にいくほど幅は広がるのは
僕らの未来のサジェストかも

ずっと君と一緒に居る為には
何を捨てなきゃいけないかな

無駄に入ってるカラーペンを
がちゃがちゃ掻き分けながら

君と次どこに行くか考えてる
あれ?何を探してたんだっけ

ずっと君と一緒に笑う為には
修正テープ買いに行かなきゃ

とりあえず今日はもう眠るよ
忘れない様に繰り返しながら

そう"また明日"繰り返す間も
引いた時間軸は右に進むのに


まあるく書いたつもりの円に
目を凝らしてみる午後十一時

あちこちで歪んでいる曲線は
僕らの世界のメタファーかも

これからもっと歪み続けてく
世界をどれだけ愛せるだろう

温暖化を庶民に訴えるテレビ
スタジオに冷房は効いてる?

僕らは矛盾を隠して行進する
あれ?どこに向かうんだっけ

曲線に虫めがねをあてて見る
名も知らない国の誰かが泣く

悲しい日々を乗り越えたから
今日はこんなにも楽しいんだ

誰もがその環を経験するのに
繋がってることに気付かない


君とずっと一緒に居たいから
眠い眼をこすってコンビニへ

夜道でたまたま見かけた君は
男の自転車の後ろに座ってた

ただの男友達だと言い聞かせ
修正テープに103円を支払う

その帰り道に見つけた流れ星
知らない誰かの幸せを願おう

僕が生きてる間には届かない
だからこんなの無意味かな?

君はこの後どこに行くのかな
もうこんなもの無意味かな?


2012.07.25

DISCOVERY LOVE / you


つい君の逆鱗に触れて
怒られてる真ん真ん中

暢気に耳がこっそりと
幸せだとヘラヘラする

粛々と受け止めなきゃ
その話はあとにしよう

いやでも確かに待てよ
よくよく考えてみたら

君の声が聞けるのなら
僕は世界一の幸せ者だ

お説教や死の呪いでも
いくらでも聞きますよ

甘んじて受け容れよう
不満というには贅沢だ

なんて考えてたらほら
口もヘラヘラしだして

君の怒りのハードルは
ますます低くなってく

誤解が騒ぎにまぎれて
真実の仮面を被りだす

差し引いてたとしても
おっしゃるとおりです

I'm sorry, my sweet lady


僕の身体中の至る処で
君は最高だと叫んでる

君の笑顔もワガママも
怒ってる声も大好きだ

悲しみが君を襲うのは
君が喜びを忘れない為

世界が廻るのはきっと
君の悲しみを乾かす為

僕が見つけた新発見を
あとで聞いてもらおう

うまいことなってんな
なんて感心していたら

聞いてるの?!なんて
さっきより怒ってる君

慌てて僕は座り直して
繰り返し君に謝るんだ


2012.07.28

CENTRAL LOVE / you


虹が姿を見せた場所で
忙しなく歩む人たちに

"ねぇ 虹の中に居るよ"
どれだけ声を枯そうと

心震わせることは無い
幸せの意味は届かない

中に居る人達の空には
今日も虹は掛からない


"幸せ"ではないことが
"不幸"なんじゃなくて

幸せへと気づかぬ間に
土足のまま踏み入れて

踏み外したとき初めて
幸せの意味を知るんだ

君と出会わずにいれば
不幸を知らずに済んだ

その境界線が見えても

線を踏み外せたかな?

敗者の言葉に力はない


悲哀に溺れるあなたに
"それでも幸せだね"と

幾度も言葉を変えては
伝え続けてきたけれど

心を救えたことは無い
奇跡の意味は届かない

きっと幸せすぎるから
不幸が目立つだけだよ


"ひとり"で居ることが
"孤独"なんじゃなくて

君と過ごした思い出が
強い光を放てば放つ程

サヨウナラの悲しみは
深い孤独の影を堕とす

君と出会わずに居れば
孤独を知らずに済んだ

幸せは見えないみたい

僕らが立ってる場所が

その中に在るからだね


1103m先に見えた虹を
捕まえようと走ってく

嘘であったかのように
刹那の内に消えていく

一歩分掴み損ねた僕に
どんな未来が訪れる?

君との全ての思い出が
もしも嘘であったなら

僕は悲しみや孤独すら
知らずに済んだけれど

君と感じた喜怒哀楽が
もしも嘘であったなら

これから先だって僕は
生きているこの世界が

こんなに素晴らしいと
知る由も無かったろう

直径3000kmの虹の中
生きてく僕らは何者?

答えは奪わなくたって
ここに留めてあるんだ

"ありがとう"の気持ち
君に届けと空を仰ぐよ


2012.08.01

TWISTED LOVE / you


瞬く間に響く鐘が連鎖して
永遠に谺しているかの様に

今も僕らの両耳を騙すから
これからだって変わらない

前か後ろかもわからぬまま
無重力の身体で歩いていく

好きなものが嫌いなものに
未知のものが大切なものに

大切に握りしめてたものも
皺苦茶になったらゴミ箱へ

そうやって心を振り回して
疲れてしまう時もあるけど

そんな間で幸せは計れない
ひっくめての"幸せ"だから

誰かが打ち鳴らす鐘の音は
その耳に届いていますか?


君が笑えば僕の頬も緩むよ
解からなくても笑い合える

こんな日が続きますように
嘘じゃありませんようにと

祈った日を覚えてるかい?
潤んだ瞳を僕は覚えてるよ

君を幸せには出来ないけど
ひとつだけお願いがあるよ


幸せにするよと言われたら
それは無根拠と思いなさい

幸せになろうと言われたら
それは詐欺だと思いなさい

今のあなたを"不幸せ"だと
決めてかかるような人間を

そんなセリフを吐く人間を
信じたりしてはいけないよ

全ての事象は君の幸の為に
全ての事象は君の命と共に


君が笑えば僕もきっと笑う
解からなくても笑い合える

似ている僕らの引き笑いは
音も立てずに連鎖するから

それが可笑しくてまた笑う
僕らの爆笑は近所に優しい

君を幸せには出来ないけど
ひとつだけお願いがあるよ

君の幸せをずっと護るから
どうか僕と結婚して下さい

捻くれて曲がった僕の"愛"
どうか誤解のない様に届け


2012.08.13

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