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日本語しつもん箱コミュの「そのようにおっしゃられても困ります」

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「そのように『おっしゃられても』困ります」は許容された表現でしょうか?

単に「言う」の尊敬語としては
「おっしゃる(尊敬を表す特別な動詞)」と「言われる(受け身の形)」とが結合した形(?)として不適切だと思いますが、
「言われる(本来の受け身の意味)」の敬語として、「おっしゃられる」(?)は正しい表現といえるのでしょうか?

ウェブ検索では玉石混淆で、
1.(?)は不適切だが、(?)は正しい
2.(?)はもちろん不適切。(?)に関しては、
・・尊敬語とはそもそも「目上の人の動作に対して敬意を表す」ものなので、尊敬語に受身はありえない。したがって、おっしゃられるという受身形は存在しない。
3.(これはまったく同意しかねるのですが)
・・「言う」⇒「言われる」⇒「おっしゃる」⇒「おっしゃられる」の順に敬意が高くなる

など、とありました。
私の個人的な意見としましては、日常的によく耳にする言葉ではありますが、やはり二重敬語の語感があり、2.を支持したいのですが、実際のところはどのように規定されているのでしょうか。

勉強不足でお恥ずかしい限りですが、皆さまのご教示、ご意見を賜りたいと思います。
よろしくお願いします。

※一応、「おっしゃる」「おっしゃられる」「おっしゃられても」等で検索をかけてみて、どれもヒットしなかったのですが、もし過去トピで重複または類似のものがございましたらご容赦ください。

コメント(44)

わたしは、あなたに「そんなことを言われても困る」という意味で、
敬語の受身だと思っていました。
> 4 angela☆彡 さん

> 「そのように『おっしゃられても』困ります」のような『おっしゃられても』に関しての
> 「個人的な意見」をみなさまからいただけたら、と思います。

では,「正しい」かどうかは 論じなくてもいいんですね。
それでしたら,ここでは,例文に対する わたしの判断と,トピ文にかかれていることに対する感想を わけて かくことにします。



[1]  「そのように おっしゃられても 困ります。」について

 ● これだけでは 文脈が はっきりしませんが,もし,「5」で 大くーにゃんさんが
  かかれているような意味で つかうのだとすれば,わたしには まったく違和感は ありません。



[2] トピ文に対する感想

 (1) わたしには ご主張が じゅうぶんに つかめないところが あるのですが,
  トピ文でangela☆彡 さんは,

     尊敬語に受身はありえない

  ということを主張されているように よめます。なにを根拠に そう おっしゃるのでしょうか?
  わたしには,その主張の根拠の けんとうが つきません。

 (2) もとの例文が,「5」で 大くーにゃんさんが かかれているような意味なのだとすれば,それは
  「おっしゃる」が うけみになって つかわれているのだと おもいます。そして,そのときの
  「おっしゃる」は,「言う」の尊敬語だと かんがえて よいかと おもいます。また,以上のことを
  トピ文にあるように,「おっしゃられる」が,

     「言われる(本来の受け身の意味)」の敬語

  になっていると表現することも可能かと おもいます。

 (3) トピ文には,

     単に「言う」の尊敬語として「おっしゃる(尊敬を表す特別な動詞)」と
     「言われる(受け身の形)」とが結合した形

  という表現があり,わたしには いまひとつ意味不明なところが ありますが,要するに,「言う」
  という意味の尊敬語として「おっしゃられる」という かたちが あるのかということを問題にして
  いらっしゃるのなら,それに対して わたしは,現実には「ある」と おもいます。
   ただし,そのことについて考察するのなら,別の例文をつくったほうが いいと おもいます。
   また,わたしは,現実には「ある」と おもいまいすが,最初にも のべたように,ここで,その
  かたちが「正しい」ものなのかどうかについて論じるつもりは ありません。

 (4) トピ文には,「二重敬語は よくない」と解釈できるような主張が かかれているように
  おもうのですが,もし,そういう主張をされたいのであれば,まず「二重敬語」というものを
  きちんと定義したうえで 「なぜ よくないと おもうのか」をのべていただかないと,
  賛成も反対も しようがありません。
ここのコミュニティは
「知らないこと、疑問に思ったことを気軽に質問する」
というスタンスでトピを立ててはいけないのでしょうか?
私のように論じる能力も備わっていない人間には敷居が高い場所なのでしょうか?

「主張」や「考察」など恐れ多いです。
ただ、疑問に感じたことを「すぐに」質問するいわゆる「教えてちゃん」ではいけないかな、との認識で、自分なりに調べた上で、結論が出せなかったのでお聞きしたまでなのですが…。

>まず「二重敬語」というものを
 きちんと定義したうえで 「なぜ よくないと おもうのか」をのべていただかないと

「二重敬語」とweb検索すると、「誤り」ですとか、「まわりくどい印象を与えてしまう」ですとか、
<誤った二重敬語の例>
×社長がおっしゃられていました
○社長がおっしゃっていました
のように書かれていました。

私の無能な頭では持論の展開はできません。「きちんと定義」もできません。

「敬語の受け身」のときはOKなのだとしても、上記の例が頭の片隅にあるせいか、
本当に「語感」というか、ただただ「私個人的な感覚」として、違和感があるのかな?と思っているだけです。
そして「敬語の受け身」に関しても検索過程でトピ文2に書きました、「…尊敬語に受身はありえない。…」という文に遭遇して、自分の中の『違和感がある』を肯定してもらったように思っただけのことなのです。
(「支持したい」と書いたのは大げさだったかもしれませんし、「主張」と取られたのでしたら撤回します。)


自らトピを立てることに慣れておりませんので、意を決する気持ちでご質問させていただいたのですが、表現が稚拙で言いたいこと(主張ではありません)がうまく伝えられず申し訳ございません。




えっと…

わたしは,

  「知らないこと、疑問に思ったことを気軽に質問する」
  というスタンスでトピを立ててはいけない

なんて,おもってもいないし,いっても いないのですけど,

というか,このコミュニティーは,質問されたことに おもったとおりに こたえては いけないのでしょうか?
〉尊敬語とはそもそも「目上の人の動作に対して敬意を表す」ものなので、
〉尊敬語に受身はありえない。

わたしもこれに同感です。
「言われている」のは目上の人の動作でも状態でもありません。
そこに尊敬語が使われるのはおかしいと思います。


〉したがって、おっしゃられるという受身形は存在しない。

ただ、文法のルールに当てはめると「おっしゃられる」という
受身形は存在すると思います。現に、できてしまっていますからw
ただ、それがすべて使われるかどうかは別問題です。
受身形があるからといって、すべて受身文が作れるとは限らないかと。。。


※なお、尊敬語は目上の人だけに使われるものではありませんが、
便宜上、目上の人だけを取り上げました。


二重敬語については、そんな言葉がある以上
基本的には「二重敬語はよくない」のかなと思うし、
学生にもそう伝えています。
これだけ使われている情報があると
「間違え」だとは、私はなかなか言えません。
ら抜き言葉と同じで、すでに許容の問題??なのかな。。。
>トピ主さん

揚げ足取りの類は気にしない方がいいです。
自分の思ったことをすべて言って
他人を不愉快にさせているという認識がないんですよ。
> 10 カリスマ教育実習生 さん

> 「言われている」のは目上の人の動作でも状態でもありません。
> そこに尊敬語が使われるのはおかしいと思います。

この文脈で「言われている」のは話者の状態ですが,「言う」は あいての動作ですよね。単に,

●「言う」が「目上の人の動作」だから,「おっしゃる」にした

ということなのではありませんか?

(もちろん,「言われている」という かたちにしてから その全体を尊敬にした

  *言われていらっしゃる

なら,もとの文脈で自敬表現になってしまい,不適切だということは わかりますよ。)



> ら抜き言葉と同じで、すでに許容の問題??なのかな。。。

なにか,その いいかただと,「二重敬語」というのは 比較的 ちかい時代に はじまった「ことばの乱れ」のように とらえていらっしゃるように おもえます。

しかし,いわゆる「ら抜き」は 現代において進行している変化だと いえるだろうけど,「二重敬語」は そうではないでしょう?

「二重敬語はよくない」という言説のほうこそ,現代(おそらくは戦後)になって うまれてきたものなのではありませんか?

(まさか,「日本語の古典には二重敬語はない」などと主張する ひとは いないと おもうのですけど…)
> 8 angela☆彡 さん

> 私のように論じる能力も備わっていない人間には敷居が高い場所なのでしょうか?

いや,そんなことはないとおもいますよ。

ただ,わたしが自分なりに検討すると,angela☆彡 さんが ご自分の直感をうらづけてくれるように感じたらしい説明が ことごとく なりたたないように おもえてしまうというだけのことです。残念なことかもしれませんが,それは,よく あることです。それだけ,ことばの「正しさ」というのは はっきりとした根拠がないにも かかわらず 強固な信念になっていることが おおいということだと おもいます。

「二重敬語」の定義について うかがったのは,「敬語の指針」が つくられる過程においても そのことが問題になったからです。そして,「敬語の指針」そのもののなかにも,どのようなものを「よくない二重敬語」として かんがえるかという説明が あります。そのことも,すでに「2」で のべました。ちょっとだけ引用しておきます。

( http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf/keigo_tousin.pdf より )
(2) 「二重敬語」とその適否
一つの語について,同じ種類の敬語を二重に使ったものを「二重敬語」という。例
えば,「お読みになられる」は,「読む」を「お読みになる」と尊敬語にした上で,更
に尊敬語の「……れる」を加えたもので,二重敬語である。
「二重敬語」は,一般に適切ではないとされている。ただし,語によっては,習慣
として定着しているものもある。
【習慣として定着している二重敬語の例】
・(尊敬語) お召し上がりになる,お見えになる
・(謙譲語��)お伺いする,お伺いいたす,お伺い申し上げる

(3) 「敬語連結」とその適否
二つ(以上)の語をそれぞれ敬語にして,接続助詞「て」でつなげたものは,上で言
う「二重敬語」ではない。このようなものを,ここでは「敬語連結」と呼ぶことにす
る。例えば,「お読みになっていらっしゃる」は,「読んでいる」の「読む」を「お読
みになる」に,「いる」を「いらっしゃる」にしてつなげたものである。つまり,「読
む」「いる」という二つの語をそれぞれ別々に敬語(この場合は尊敬語)にしてつな
げたものなので,「二重敬語」には当たらず,「敬語連結」に当たる。
「敬語連結」は,多少の冗長感が生じる場合もあるが,個々の敬語の使い方が適切
であり,かつ敬語同士の結び付きに意味的な不合理がない限りは,基本的に許容され
るものである。
--------------------------------------------------------------

「おっしゃられる」を「言う」の尊敬語として つかうのであれば,上記(2)の「一般に適切ではないとされている。ただし,語によっては,習慣として定着しているものもある」に あてはまると おもいます。まさに,「まちがい」と おもう ひとが いながらも 実際に定着して つかわれているケースも 多々あるという実態を反映した記述だと おもいます。そして,わたしには,「敬語の指針」は 「正しい」とも「まちがい」とも断定することをさけているように よめます。(一方で,この おなじ部分をひいて,「二重敬語は まちがい」と解説する本が たくさんあることも事実です。)
>11 カリスマ教育実習生 さん

 同感です。
 また下記のようになる気がするのが、非常に残念です。
 これは管理人さんが考えるべきことだと思うのですが……。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1791606657&owner_id=5019671
> この文脈で「言われている」のは話者の状態ですが,「言う」は あいての動作> ですよね。単に,
> ●「言う」が「目上の人の動作」だから,「おっしゃる」にした
>ということなのではありませんか?

取り上げているのは「言われている」の尊敬語であって、
その背景にある「言う−言われる」の関係は問題になりません。

文脈で「言われている」のは話者の状態…これがすべてです。
言われている話者の状態に尊敬語は使いません。
「おっしゃる」にしたいのであれば、
「言う」という形が文中に出てきてからにしてください。

〉なにか,その いいかただと,「二重敬語」というのは 比較的 ちかい時代に
〉はじまった「ことばの乱れ」のように とらえていらっしゃるように おもえま
〉す。

ニュースを見たり聞いたりしてますか??
「ら抜き言葉」も「二重敬語」も言葉の乱れです。
文法や語法というものがあるんです。
そのルールが納得できない人、異を唱える人はいますが、
それこそ「個人の意見」です。
古典に二重敬語があったから、
今、話題になっている二重敬語を使っても何の問題もない、
なんてことを言うバカな人間はいないと思います。
言葉は生きていて、時間を経て変わっていくものなんですから、
古典に二重敬語があるから、今、二重敬語を使っても悪くない
ということにはなりません。
動詞の活用上、ら抜きを肯定的に捉えることはできますし、
その方が理にかなっているという人も少なくないです。
しかし、今、試験で可能形をすべて「ら抜き」にしたら0点です。
今、話題に上がっているら抜きも二重敬語も近年出てきた言葉の乱れです。
この言葉の乱れが、将来、名実ともに「正しい」とされ、
問題なく使われる時が来るかもしれませんね。。。
そんなに早く召し上がられたら
料理が間に合わなくなります。
もう少しゆっくり召し上がってください、あなた。


そう矢継ぎ早におっしゃられても
覚えられません。
もう少しゆっくりおっしゃってください、あなた。


こんなに早くからおいでになられても
まだ用意が十分にできておりませんわ。
お客様を角の喫茶店にお連れして
あなたお相手なさっててくださいまし。

…奥ゆかしく、ういういしい、新妻(にいづま)口調で
上の台詞を言ってみて。




尊敬語の受け身、そんなに不自然でも
間違った言葉でもない気が、私はしますが。


もともと、「られる」をつけて
尊敬語にしたり、受け身の言葉にしたりする日本語。

「尊敬語」の中に「受け身」の要素があり、
尊敬語のルーツは受け身といってもよいのかも。
だから質問者のように、「尊敬語」と「受け身」を
重ねると嫌な感じがする人もいるのかな。


また、酔っ払いの横やり(横はいり?)
恐縮です。
今夜は、ホワイトラム+水+酸橘。


3杯。


同上。
ちなみに「れる・られる」は自発の意味が最初というのをなんかで読んだ気がします。
>18 ギターラさん

私は現在ビジネス会話を指導していて、試験を作成中ですが、
ギターラさんの考え(尊敬語の受け身)は別にして、例に挙げられた

「召し上がられる」「おっしゃられる」「おいでになられる」

などは、二重敬語の典型例として、複数のテキストに載っています。

尊敬語の受け身というよりも
二重敬語という点での議論になってしまいそうな気がしました。


>トピ主さん
****************************

昨日、授業の残り時間の中で
「そのように『おっしゃられても』困ります」を取り上げみました。
短い時間の中で、学生たちはいろいろ考えて、意見を出しました。
私は何も言いませんでした。
私の意見を述べると、それに左右される学生も出てきてしまうので。
ほとんどの学生が
「受け身なら、この表現は普通(適切)だと思う」と言っていました。
受身形「言われる」が尊敬語になった、だから問題ない、
という理由が多数でした。
(「受け身なら」と条件を付けたのは、
ほとんどの学生が、初めは二重敬語という認識だったからです)

そんな中、ある学生が
「受け身文は主体が自分なんだから、尊敬語を使うのはおかしい」
と言いました。
(自分の考えと同じだから褒めるわけではありませんが)
暗記中心の勉強ばかりしているこの学生たちの中にも、
きちんと考えられる学生がいるんだと、自分の学生ながら感心しました。
この発言に、他の学生たちはみんな納得していました。

じゃぁ、「自分のことなら、謙譲語は…?」となったところで時間がきました。

****************************

日本語学習の現場の一例として、
何か参考になればと思い、書いてみました。

学生と一緒に、研究会みたいなのをつくって
いろいろと考えてみるのも面白いと思いました。
来期やってみようかと。。。
>23 killhiguchiさん

〉「私は先生にそうおっしゃられても困ります」であれば、
〉その学習者の言ったことは正しいでしょう。

自分の学生が少しは認められたようで、うれしい感じがします。

ただ、他の指摘については、私たちは議論していないので何とも言えません。
「そのように『おっしゃられても』困ります」について考えただけです。
他の例文を取り上げ、そこまで考える時間はありませんでした。

機会があったら、取り上げてみたいと思います。
素朴な疑問です。
先生がわたしに「明日までにレポート100枚書いてきなさい」と言いました。

そのとき、わたしは心の中で「そんなこと言われても困るよな」と思いましたし、
友達には「先生にそんなこと言われてこまっちゃったよ」と言えばいいのですが、
それを直接先生に言うときにはどのように言えばいいのでしょうか。

わたしはたぶん「そんなことおっしゃられても困ります」と言うと思います。

先生がおっしゃる

わたしはそれを受ける

その場合の適切な言い方があれば、問題ないのですが。

それを一つの文でまとめた場合は、慣用的に「先生が」おっしゃる、
「わたしが」られる、という気持ちで使っているのでしょう。
だいたい、「そのようにおっしゃられても困ります」には主体、主語が現れていないので、
いかようにも受け取れますし。

これが使えないとなると、デパートの店員さんなんか困るでしょうね。
大変面白い議論で勉強になります。
ただ僕も自分が主語の時の受身に尊敬語が使えないというのはなんかすっきりしないです。
個人的には違和感を感じません。
大変面白く拝見させて頂いております。

焦点がずれますが。

新婚の若妻が恥らいながら、愛する夫に言うとき
内輪でのこと
くらいなら、文法的な○×は必要ないと思います。


でも、
「そのようにおっしゃられても困ります」という表現
大切なクライアントや目上の方には控えた方が
よろしいのではないでしょうか。
極端に言えば、「私を困らせないで!」になりますね。

教科書にはあっても、
ビジネスシーンでは使わない方がいいのではないかしらと
思うような表現や言葉はたくさんあります。

「お客さまのおっしゃることはごもっともでございますが、
私共と致しましては・・・」と、ひたすら頭を下げるのみ。

失礼いたしました。


「困る」の主体に焦点を当てられると困っちゃうんだよな…。

尊敬語の受身についての話をしていて、
話し手が文の主体だから、尊敬語の受身である「おっしゃられる」を使わない
と、言っているだけです。。。
授業で考えたことは、「言われる」の尊敬語の可否であって、
言ってしまえば、困るのは誰でもいいんです。
でも、困るという結果に繋がっていることは重要です。

「そのように『おっしゃられても』困ります」
主語(?)がなければ、普通、話し手自身のことと考えます。
話し手自身のことでないのなら、誰が言われたのか、普通、書きます。

だから、「言われた」という話し手の状態(?)について
尊敬語はおかしい、という意見が出てきた、
それ以上のことは、書いていません…。


指摘されたことについて述べると

〉「私は先生にそうおっしゃっていただいた」だとどうでしょうか?

「おっしゃる」と「〜ていただく」が一緒に使えるか疑問がありますし、
「言ってもらった」という恩恵と「言われても『困る』」は
質が異なると思います。


〉あるいは「B先生はA先生にそうおっしゃられてお困りです」

これは、B先生側に立って、こう言っているのであれば
A先生はソト、B先生はウチ…という関係性が発生しています。
ですから、ウチの関係である人の状態に尊敬語はNGということになります。
妹の文もありましたが、身内に尊敬語は使わないのでNGと考えます。


これがこちらの見解です。ある意味、勝手な解釈です。
同じ立場にない人からすれば、好き勝手に考えて、好き勝手に解釈し
好き勝手に間違ったことを言っているように思えるかもしれませんが。
こういう考えに人もいるんだ、と思ってもらえれば幸いです。

 エート。
 このトピのやり取りはもう終わりなのでしょうか。
 コメント[16]くらいからあとは、おもしろいやり取りになっていたと思うのですが……。
 なんか残念です。
tobirisuさん

そうそう、面白いとは思ったのですが、
二重敬語と、受身で敬語を使いたい場合の言葉と、
同一視することがピンとこなくて、ご無沙汰していました。


ところが、今、生まれ故郷の街に滞在しており、
突然、やっぱり、受身の敬語は間違いでは?と
思い立った次第。

「そんなに早く召し上がられたら
料理が間に合わなくなります。
もう少しゆっくり召し上がってください、あなた。 」


「そがんはようたべんさんない
料理のまにあわんごとなってしまうもんねえ。
もうちかっとゆっつら〜と
あがっとってくんさらんね、ああた」


「そう矢継ぎ早におっしゃられても
覚えられません。
もう少しゆっくりおっしゃってください、あなた。」


「そがんはよういんさっても
覚えらるンもんね。
もうちかっとゆっつら〜と
ゆうてくんしゃい、ああた」


「こんなに早くからおいでになられても
まだ用意が十分にできておりませんわ。
お客様を角の喫茶店にお連れして
あなたお相手なさっててくださいまし。 」


「こがんはようきんさっても
まあだ用意のちゃんとできとんもんね。
お客人ば、角ん喫茶店に連れていってさい
ああたお相手ばしとってくれんね」

・・・つまり、母国語の中でも母国語、
自分の生まれ育った土地の言葉で考えたら、
「敬語の受身」は不要でした。
ただの敬語で十分意味は通じる。

今頃になってすみませんが、前言とりけしに近いコメント。

やっぱり、敬語にすでに受身イメージが入っているってとこかな?

日本語教師の皆さま、私のような外野の皆さま、よいお年を!「

>35 ギターラ さん

 亀レス(初めて使った)で済みません。
 
>二重敬語と、受身で敬語を使いたい場合の言葉と、
>同一視することがピンとこなくて、ご無沙汰していました。
 当方の異和感も、そのあたりにあるような。

>今頃になってすみませんが、前言とりけしに近いコメント。
 おーい(笑)。
 当方は、コメント[18]はグッドジョッブだと思っています。

>やっぱり、敬語にすでに受身イメージが入っているってとこかな?
 それはちょっと微妙だと思います。

 別の場所で、「受身の尊敬」は文法的にはアリでも使えない、と断定するコメントを見ました。ちょっと例が違う気がしますが。
 長い話なので、詳細は下記をご参照ください。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1814902091&owner_id=5019671
佐賀弁「そがんはようたべんさんない」は
東京弁「そのように速く召し上がるのでしたら」

「仮定」の言葉で、「命令」の言葉ではありません。
ここに、方言を持ち込み、混乱させて申し訳ありません。

「そがんはようたべんさんないまにあわんごとなってしまうもんねえ」
と続けて言って
「そのように速く召し上がっては間に合わなくなってしまいますものね」
でした。

この場合の「ない」は「ならば」に近く、
たら・れば、の表現。

ごめんばってんさい!
(申し訳ないことですが)
そうそう、「尊敬+逆説」です。
受け身の意味は、わざわざつけていないの。
佐賀弁で考えたら、「尊敬+受け身」は
ないなあと考えたのが、年末12月30日のコメント。

で、前言を翻して、tobirisuさんに
「せっかくグッジョブと思っていたのに」と
嘆かれているのであります。

以下は仮説ですから、
あまりまじめに読まないでね。
今日の思いつきですから。


佐賀弁に限らず、方言に昔の日本語の流儀が残されている。
「おっしゃられても」と聞くと、
客のクレームに対して言葉を返しているシーンを
思い起こしたりするように、
「尊敬+受け身」は、慇懃無礼な近年のビジネス言葉や
えせ淑女の言葉が元。


…などと思ったりしていたのです。
なので、自分で18のコメントの台詞を
朗読しても「えせ淑女」にしか思えなくなってきた
という感じ。

たぶんコメント30に影響されたのだと思います。
「大切なクライアントや目上の方には控えたほうが」
というご意見に。
酔っ払いのたわごとで混乱させて恐縮。
今夜は、白ワイン720mlとモスコミュール1杯だけ。


OMIさんに私個人の好きなパターンを
言いあてられてしまいました。
そう、「双方織り交ぜて思考する」がモットーの
ギターラです。


で、コメント41にお答え。

尊敬+受け身
は、現代日本語を教える人にとっては
必須というか、避けられない用例。

しかし、日本語のなりたちか、大正時代までの日本語を
考えると、ちょっと変。

というのが私のイメージです。
わかりにくかったですか?
(言葉足らず、言葉知らずで申し訳ない)


「そのようにおっしゃられても困ります」を
正しい言い方かどうかという問いは
二重尊敬、二重敬語の問題のはずはないじゃないですか?

このトピは「尊敬+受け身」の話が前提と思っています。
(ギターラ私感)


(ここにこのトピコメント衆のずれがあったか!)
 ちょっと事情があって古いトピをあげます。
 当方の考えは下記あたりです。
【「そのようにおっしゃられても困ります」〈2〉毒抜き編 規範文法と記述文法】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1799904762&owner_id=5019671

【「そのようにおっしゃられても困ります」〈3〉】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1800136243&owner_id=5019671

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