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ハンデ戦で勝負をする理由

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ハンデキャッパー
 急に寒くなった1月4日朝、また一人“職人”が逝った。昭和の名ハンデキャッパー・柴田裕さん、63歳。全国に十数人しかいないハンデキャッパーの早過ぎる死だった。

 競馬法施行令15条に「馬の競走能力を概(おおむ)ね等しくするため、その能力に応じて負担させる重量を決定する」という規程がある。強い馬に重い重量を背負わせ、弱い馬に軽い重量を背負わせる。さすれば両者の能力差は縮まり、すべての馬に勝利の機会が概ね均等に与えられる。これをハンデ戦という。ここだけの話だが、競馬は強いから勝つ、というわけではない。人間社会で強い人が必ずしも勝たないため格差是正があるように、競馬の世界でも、勝利の機会を均等にする必要があるのだ。

 「どうせ勝てないなら」と、弱い馬の馬主・調教師がさっさと出走を辞退してしまっては困る。出走頭数が少なくなれば馬券の売り上げは落ちる。馬券の売り上げの10%以上を吸い上げる国庫にとってはハンデ戦が必要なのだ。もちろんファンも、手に汗握るハンデ戦が好きだ。どの馬が勝ってもおかしくないレースを作る、それがハンデキャッパー。

 柴田さんは1964年、岐阜大学の獣医科を卒業。JRA(日本中央競馬会)に獣医として勤務したが、ハンデキャッパーが性に合ったのだろう。71年からこの道一筋。何百、何千というレースのハンデを決めてきた。馬体の好不調、競走距離、レース展開、騎乗法、過去の着順……ありとあらゆるデータを勘案して、ゴール前、すべての馬が横一線になるのを究極の目的にハンデを決める。朝4時に起きて、連日、馬の調教を見定める。

 横一線のレース? 例えば、平成2年新潟記念。49キロの最軽量の6歳馬サファリオリーブが勝ち。ハナ差、ハナ差が続き、1着から12着までコンマ1秒差の激戦だった。

 柴田さんは「あなたのベストハンデレースは?」と聞かれるたびに「まだ、おれにはないよ」と言い続けたが、僕の印象では、その腕はJRA一ではなかったか。

 柴田さんからハンデキャッパー業務を教えてもらった韓国馬事会の代表が葬儀に参列した。「職人の腕」は国境を越えた。


(毎日新聞東京版1月11日夕刊掲載)

牧太郎のここだけの話

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この記事を読んでから
私のハンデ戦との戦いが始まった。

コメント(4)

競馬法施行令15条の全文です。

(開催執務委員)
第15条 競馬会は、競馬を開催する場合には、開催執務委員を置かなければならない。
2 前項の開催執務委員は、次に掲げる事務を処理する。
 (1) 馬の競走能力をおおむね等しくするため、その能力に応じて負担させる重量又は競走の距離に加増する距離の決定に関する事務
 (2) 馬場その他競走に必要な設備の管理及び出走馬に関する事務
 (3) 発走に関する事務
 (4) 到達順位に関する事務
 (5) 馬の負担重量の計量に関する事務
 (6) 着順の確定及び異議の裁決に関する事務
 (7) 競馬場内及び場外設備内の秩序を維持するための取締りに関する事務
 (8) 馬の競走能力を一時的にたかめ又は減ずる薬品又は薬剤の使用その他競馬の公正を害すべき行為の取締りに関する事務
 (9) 戒告その他競馬会の規約で定める制裁に関する事務
(10) 勝馬投票券の発売並びに払戻金、返還金及び1号給付金又は2号給付金の交付に関する事務
 
さらに、次です

競馬施行規約
(負担重量)
第40条 負担重量は、次に掲げる3種類とする。
  (1)馬の年齢によるもの
  (2)ハンデキャップにより定めるもの
  (3)馬の年齢、性、収得賞金の額、勝利度数その他の競馬番組で定める条件により算出するもの
 「消えた天才騎手 最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡」(島田明宏著)が日本中央競馬会の2011年度JRA賞馬事文化賞に決まり、23日東京都内のホテルで授賞式が行われた◆戦時下の昭和18年(1943年)、日本ダービーの優勝馬は牝馬ひんばのクリフジ。騎手は前田長吉だった。この後、牝馬が日本ダービーを制するのは64年後、2007年のウオッカまでない◆前田騎手は前年にデビューしたばかりの20歳3か月。これは今も日本ダービーの最年少優勝記録だ。前田は11戦無敗で引退したクリフジの全レースに騎乗◆翌年出征、シベリア抑留で病死した。遺骨がDNA鑑定で判明し、青森へ帰郷したのは2006年。出征から62年ぶりだった◆受賞作は「クリフジを不世出の名馬にするためだけに現れて、それだけを成し遂げて消えた」幻のような騎手の軌跡を追った◆資料は少なく、知る人は物故するなどの難条件を克服した労作だ。それは日本の競馬史の中でも最も苦難に満ちた時代を探る作業でもあった。

(2012年1月24日14時18分 読売新聞)

タレコミ] 2013年04月16日(火)07時20分
注目数:0人コメント数:0件.. .


ネタ元のURL:4月14日(日)読売新聞朝刊1面の記事より

感動の記事。(読売新聞「編集手帳より」)

第1次世界大戦で発射された「最後の銃弾」は、一頭の牝馬の耳を貫いたと、競馬評論家の井崎脩五郎さんが、「馬の耳に真珠」(文春文庫PLUS)に書いている。
競走馬の耳は大事な器官である。「レースにはもう出られまい」。牧場主は落胆したが、悲劇を聞いたフランスの女流作家が買い取った。穴のあいた耳には真珠のイヤリングをつけた。デビューすると何度も1着でゴールを駆け抜け、戦争で傷ついた人々に勇気を与えた。


とあるのだが、全編これ、作り話であるらしい。本のどこにも断り書きがないので、危うく信じてしまうところだった。
井崎さんは予想が当たらないことで名をはせた競馬記者(私が言うてる訳ではないですよ)である。損してばかりなのになぜ馬券を買うのか。聞かれると、大体こう答えている。「競馬のように、無くても誰も困らないものが存在できる世の中が平和だと思うからです」(う〜ん苦しいコメント)

・・・・・。

作り話に、苦しいコメント。井崎さんらしいといえばそれまでか?



http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=1396&type=2


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