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大阪で七田右脳子育てコミュの小学英語 文法軽視が心配です。

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小学校高学年から英語の授業が始まる!大変だ!

文部省、父兄たち、小学校の先生たち、生徒本人たちは、大げさに言えばちょっとパニックになっています。英語教育業者にはチャンス!教材、教室、ネイティブ先生派遣、あの手この手で営業勧誘を考えています。それは当然ですが、ね。

僕が中学生の英語を教えた経験からでは、なにも、小学生からやらないでもいいとは思いますが、その根拠は何回も書いていますように、下記のことからです。

   英語教育には2つの方法がある。

       1.母国語方式: 幼児へ。幼児が日本語習得するのと同じ方法。
       2.第二外国語方式: 生徒学生へ。日本語がある程度あやつれる
                       年齢の人への方法。

聞く、話す、読む、書く。

   この4つの英語を扱うパターンを、年齢に応じて、いかに展開するか?

これがもっとも難しいのです。母国語方式では、幼児が日本語を習得するプロセスと同じ方式です。

    1日、8時間は英語が飛び交う空間にいなくてはならない。
    親が少なくとも一方が外国人であるか、英語幼稚園に通園か、
    海外に住むか、このどれかしかない!

では、小学5年生は幼児か?成人か?母国語方式か?第二外国語方式か?

僕の意見では、2つの方式の途中、いや、ちょっと第二外国語方式よりかも知れませんね。
ならば、小学校英語関係者がそのことを統一見解としてもっていなければ、この段階の英語教育内容がちょっと心配です、関係者が全員、共通見解を持って英語学習メソッドを試行錯誤で構築する努力が必須だと思います。

   1.先生はネイティブだけに限らないこと。
    (母国語方式ではネイティブがいい!)
   2.英語でゲームばかりやらないこと。
   3.アルファベットは当初から取り上げること。
   4.聞く・話すことに幻想過多にならないこと、
     読む・書くもやらせること。日本人幼児だってそうしている。
   5.文法の初歩をやること。文法法則によってあらゆる言葉は
     つながれている。主語・動詞の骨組みなど。
     なにがどうした、だれがどうした、はすべての言語の基本。

このあたりが心配なのは、僕が中学生を教えていて痛感していることがあるからですね。

   1.教科書に文法記述が少ない。
   2.教科書文章は会話形態が多すぎる。
   3.学校では、英語音読が少ない。
   4.単語や良く使う言い回しの暗記学習が少ない。

これはおそらく、今までは読む・書く中心だったから、それを大転換して、聞く・話すの英語学習に転換するという、1つの幻想パニック現象にはまってしまったからではないでしょうか。

たとえば、

   今、何時ですか?は What time is it now?
   ではなく、会話体では、

         D0 you have the time?

といいます、前の文章はあまり使いません!などと鬼の首をとったみたいに教えることがもしあればえらい誤解です、言葉には、

   文語体、口語体、流行り言葉、若年層言葉、成人言葉、TPO

とかいろいろあるわけですから、ね。

会話体の文章には、あまり長い文章は出てこないですから、英語の一大特徴である
関係代名詞やその他の英語文法を駆使した文章に慣れていく機会が少なくなって
いるのではと危惧しています。

   関係代名詞で、後ろから説明していく、だから、どんどん、
   文章は長くなる!つまり、説明をあとから継ぎ足していく形容詞用法。

   また、目的語に相当する目的節を導くthat節という使い方も
   あるから、混乱してはいけない。

   I need to know that you will
   always be the same old someone 
   that I knew.(ビリージョエル 素顔のままで)

このように thatが違う使い方で出てきて、thatを的確につかんで英語を
読んでいかなければ、英語の読解はおぼつかないわけでして、短い会話体の文章ばかりの勉強では、総合的な英語学習には見当違いになりかねないことを忘れてはなりません。

   マジで?     英語ではreally?
   すごーっい!       great!

こういう単語の連続になってしまったら、もう、会話体英語学習はえらいことになる、亡国の?授業になってしまうでしょう。

だから、小学校では英語でビンゴゲームばかり、中学校では、会話体文章ばかり、
thatを使った長文には慣れていない英語力では、高校入試さへ突破できないし、高校以上の英語教育の基礎にはならないとしたら、えらいことになりますので注意してくださいね。

なぜ、英語文法が必要か?

   それは、日本語が世界の言語の中で、語順はじめ、英語とは
   基本構造がもっとも違うため。

なので、文法構造をじっくり学習しないと、聞く・話す・読む・書くの英語基本能力の習得が遅れたり、弱かったり、役に立たなかったりすることになるからですね。

   会話体文章を勉強することが「コミュニケーション力」の強化になる?

   とんでもない!コミュニケーション力とは、相手にものごとを伝える力、
   心意気、表情、迫力、などの総合力だ!相手の英語を聞きとるには、
   こっちの頭に英語単語が詰まっていなきゃならない、thatをつないで
   長くなっていく話を聞きとって理解するには「文法力」こそ大切だ!

  「甘い言葉・・・コミュニケーション力」に幻想を抱かないこと!

幻想の数だけ、英語業者が大儲けします、英語教材会社が大儲けすることになりますので、十分注意したいものですね。



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