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大阪で七田右脳子育てコミュの奇跡の教室 子育てヒント満載!

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難関校突破に限らず、何事も一歩先んじるには、共通要素はあると思います。
人より一歩先んじるには、野球でもそう、料理でもそう、会社の仕事もそう、もちろん勉強もそう、下記のことが条件ではないでしょうか?

  1.集中力がすごい。
  2.強い自主性。時には、人がなんと言おうと。
  3.精神年齢が高いこと。
  4.一芸に秀でていること。
  5.物事の処理が迅速。
  6.読書が好き。
  7.考えることが好き。
  8.旺盛な好奇心。
  9.打たれ強いこと。負けず嫌い。
  10.算数・数学もあまり苦手ではないこと。

別に有名小学校や中学校への進学をすすめているわけではありません。早い時期からの、知識だけの詰め込み、問題集ばかりの取り組み、テクニックだけの勉強などには、反対です。いや、危険なんですね。子どもの脳に変調をきたし、結局、豊かな人生を過ごすことができない大人になってしまうことも実に多いのです、実際にこの目で見てきたので、臨床的に経験してきたのでそう思っているわけですね。

そして、人々は皮相なことに拘って本質からそれることも多いと感じています。

   有名校の授業や校風、教育方針が一体どういうものなのか。
   これを理解せず、ミクロな見解はまことに危険ではないか。

ここに1冊の本を紹介します。

   「奇跡の教室」 エチ先生と「銀の匙」の子どもたち
           伊藤氏貴著 小学館 1300円

    灘中学・高校の国語の先生についての本、ドキュメンタリー。
    1934年、旧制灘中学に赴任、以後、灘校を全国トップ
    クラスの実力校に育てた原動力になった、現在99歳の
    橋本先生についての本である。

    先生は、中勘助著「銀の匙」(著者の自伝的散文、明治期刊)
    という本を、中学校1年から3年まで3年間かけて読む
    という前代未聞の授業を行った。教科書は使わないで。
    橋本先生が自分で、その本に関してプリントを用意し、
    授業を進めていく。授業は、しかし、脱線につぐ脱線。
    その脱線がおもしろい!生徒は目をきらきらさせて先生
    の話しに聴き入った。そして、生徒は本に書き込みし、
    ディスカッションし、レポートを書き発表し自分で調査
    していく。自学自習を絵に描いたような授業スタイルだ。

    生徒の、本当の国語力はめきめき向上し、英語、数学、理科
    社会など他の科目の力も比例して向上、「国語は学ぶ力の背骨」
    ということを実証した。

麻布はじめ、他の一流中学高校もそうです、授業は先生に任されているケースが多い、教科書にはとらわれず、先生が自由に授業を設計していくそうです。もちろん、設計力がある優秀な先生を学校が確保しているのでしょうが、

    先生も生徒も自由、自分力発揮、考える力向上を目標としている

ことが一流校の共通な校風ではないでしょうか。これは僕が、本などから、また、周囲の一流校出身者から聞いたことなので単なる想像ではありません、
かなり自信あります。

    もっとも、こういう一流校に入学するために、塾などに通い
    多少は受験テクニックなどを学ぶことは否定しない。が、やはり、
    必要悪の範囲にとどめておくべき、ほんの一時期の通過点として。

    僕の知人の娘さんは、桜陰高校へ入学後、塾にはいかず自学自習、
    現役で東大法学部へ合格。センター試験は満点近かったとか。
    彼女も、教科書は徹底して勉強したが、興味ある歴史などは
    歴史書を読み、英語も原書で興味ある作家を読むなど、学校授業に
    とらわれない、本当の「教養」を磨いたとのこと。塾に行く
    時間があれば、そのくらいの時間はたくさんあるからとも。

ここで言いたいのは、本当の実力は、上記のような方法でしか身につかないということです。そのあたりは、子育ての核心ですから、世の親の方々は、再度、子育ての核心に思いをはせていただきたいと思います。進学のノウハウは必要悪ですが、

   一流校はノウハウ授業はやっていない、本当の教養を習得する
   ために授業をやり、そして成功している。
   自由が人を育てるのだ。が、自由がきらい、自由だと何をして
   いいかわからない子どもは、自由な環境は合わない、自由をモノ
   にできないならば、自由が限定された方向へ進学すべきだ。

こういった、しっかりした見極めさへあれば、そして、人を育てる本当の教養とは何かをはずすことなく子育てに励むことが重要だと思います。灘や麻布に進学するために、この本は役に立つのではなく、物事の真実性、知らないことを本から学ぶ、最高水準授業からヒントをもらう、いろいろな情報を総合して自分自身で考えていくこと、これが親に課せられた子育てではないでしょうか。世の風潮、周囲の限られた人の意見はあまり参考にならないことも多い、くれぐれも注意してくださいね。

    

    

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