建築設備コミュのガラス/ファサード-NO.2

「ガラス/ファサード」のトピックが長～くなってきたのでNO.2を作りました。NO.1の続きから、ダブルスキンの効果をお伝えしたいと思います。

ダブルスキンは「暖かい空気は上昇する」という性質の煙突効果を利用します。煙突効果は高ければ高いほど効果があります。

夏期は、２層に形成されたファサード内の底部と上部に開口を設け、自然換気促し、室内への熱の伝達を抑える効果があります。

冬期は開口を閉じ、密閉空間を形成し、２層に形成されたファサード内の空気を暖め、暖房負荷の進入を抑えます。

しかし、この負荷低減値は事前に検証することは非常に難しいため、空調機容量を選定する際には反映できず、機器容量はダブルスキンがないものと同じ機器になりますがランニングコストは下がります。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 12月01日 13:59

はじめましてです。よろしくお願いします。

＞機器容量はダブルスキンがないものと同じ機器
って事は、
ダブルスキンにする事でかなりかさむ費用は
ランニングコストでペイするって事でなんでしょうか？
物件にもよると思いますが、
そんなにも、
ランニングコストって違ってくるんでしょうか？

[3] mixiユーザー 12月02日 09:09

>マックさん

「住宅で‥」という表現だけではなんとも回答しにくいのですが、あまり低い建物ですと効果下がります。
外壁を２層にてダブルスキンを形成し、ダブルスキン内を自然通風させるには、効果の高い「煙突効果」を発生させなければならないわけです。そうなるとダブルスキンの高さが低くなるほど効果が落ちてしまいます。

>hide 5.0さん
建物が50年あるとすれば月1万円で50年間で600万円です。
でも、正直いって難しいでしょうね。

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