セッションレポート＠白光コミュの【Ｎ◎ＶＡキャスト】"鋼鉄妃"レイカ・ハルフォード【たわわ】

"ヘヴィメタル☆クイーン"れいかっか
"鋼鉄妃"レイカ・ハルフォード

「夢には手が届いた。けど、あたしはさらにその先を目指すんだ！！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
――ニューロエイジ・ミュージック・アワード新星賞授賞式でのコメント――

カブキ＝カブキ＝カブキ◎●
Age：２３ Jender：♀　Post：フリーランス　Rank：C
Alignment：混沌・中立


北米出身の日系アメリカ人。人気役者の日系人の父親と売れっ子ダンサーの母親の間に生まれ、幼少時よりカブキとしての英才教育を受けていた。父親譲りの童顔と母親譲りの紅髪が特徴のハイティーン。

ショービジネスとギャングの楽園であるラスベガスで育ち、華やかな舞台とギラついた裏社会、マフィアとの関わりを幼い頃から見続けていた。

将来を見据えての母親の厳しい指導に嫌気がさし家出。行く当てもなく非行の道へと進もうとした時にギャングの抗争に巻き込まれ、あわや検閲事項という所で敵対組織をジェノサイドしに来た壁の花さんに興味を持たれ、シンジケートに転がり込む。

暫くはモードレッドの暇つぶし相手兼タダ飯喰らいとしてぶらついていたものの、キースがほっぽりなげていたベースに手を出したところ才能が爆発。小さなライブハウスからスタートしたカブキ活動は順調に進み、そこそこ売れるベーシストとしてラスベガスで人気を博す。ノイズが増大するとの理由でホワイトノイズからマカブられそうになりながらも日々それなりに過ごしていた。

穏やか(迫真)な生活に本人も満更ではなかったが、マリオネットで放送された全世界同時中継結城あや引退コンサートを見た瞬間彼女の脳裏に電撃走る。


「こ　れ　だ　！」


シンジケートのＮ◎ＶＡ進出に便乗して上陸したものの、レトロアイドルの後釜に座るにはキャラが違いすぎた為人気は出ず。むしろベースの腕とモデル並みのスタイルに目を付けたゴールドスミスＰによってデビューさせられてしまった。



ケバケバしいＩＮＡＧＡＫＩとハイリスクを組み合わせた全く新しいメタラー『鋼鉄姫(ヘヴィメタル☆プリンセス)レイカ』として！！


演技派として名を馳せていたであった父親の影響もあり、慈悲もない冷血残酷な鋼鉄姫のキャラは愚民心を鷲掴みにし、アサクサ六区でも１、２を争う人気カブキとなったが、本人の素の性格はごく普通のアイドルを夢見る女の子(迫真)であり、サバトという名のライヴ終了後には恥ずかしさで顔を枕で覆い隠す毎日。かつて夢見たレトロアイドルと同じステージに立つべくすっぴんで街頭ライヴを行うものの、残念ながら「普通」「無個性」「リボンかわいいですね」と言われる毎日。

理想と現実の間にある壁に悩み、苦悩する日々。
時には貯めこんだストレスが爆発し、怪しい瘴気を放つベースに操られたかのように観客や愚民、対バンのメンバーを撲殺する姿が目撃されている。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ここまでＤ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




理想と現実とのギャップに苦しみ精神的に重圧を感じる日々が続き、一度は音楽の道を諦めようとした事もあった。しかし、とある番組で凍てつくロシアの地へ赴き、そこで体験した非現実的な出来事が彼女の不安を吹き飛ばした。

冗談だと思って参加した吸血鬼へのインタビュー。

そこで出会った命知らずの愛すべき馬鹿たちとのドタバタ騒ぎ。

他人からどう思われようと自分のスタイルを貫く姿勢に、自分の原点を思い出したのだ。

ゴールドスミスＰをベースでﾃﾞｽﾄﾛｰｲし、ケバケバしい衣装を焼き捨てて、彼女は生まれ変わった。
掻き鳴らすベースの重低音はそのままに、自然体で歌い、ウェットとは思えない声量とスタイルで観客を魅了する姿はＮ◎ＶＡの音楽業界に再びメタルの旋風を巻き起こしたのだ。

メタル以外にも様々なジャンルに手を伸ばし、和楽器とのコラボやアニメとのタイアップ、果てはレトロアイドルのカバーなど精力的に活動を続け、ついには夢であったニューロエイジ・ミュージック・アワードにおいて最高賞である新星賞を受賞するまでに至った。姫は階段を上り詰め、妃へとなったのだ。

最近は半ば黒歴史と化していた鋼鉄姫時代に培った演技力が目に留まり、女優としての活動も増えてきている。頂点に至りながらもそれに満足せず、
新しい夢を追い求める姿は、同じく夢を目指すカブキたちにとって光り輝いて見えているのだ。