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「ライトワーカーにおける銀河の歴史」
○魂の誕生
ライトワーカー魂たちは、地球と人類が存在するようになる遥か前に誕生しました。
魂たちは、波の中で発生しました。魂たちには、始まりでもなく、終わりでもない、永遠である感覚があります。しかし、彼らはあるポイントで別の感覚に生まれます。それは、このポイントで彼らの意識が個々の自己という感覚に到達するということです。このポイントの以前に、彼らは既に可能性としてそこにあります。けれども、まだ私と他という意識はありません。
ともかくエネルギーのグループ間に境界線が引かれる時、”私は”という意識が発生します。我々は、このことを説明するために隠喩に戻らなければなりません。
ちょっと海について考えて、それをエネルギーが流れる巨大なフィールド（常に交わり分かれる絶え間ない流れ）だと想像してください。充満する意識が海全体に広がると想像してください。あなたが望むなら、それをオーシャン・スピリットと呼んでください。しばらくして、海の中の一定の場所で、意識の集中が始まります。意識はここで、より焦点に集中し、その環境より外にはまったく広がりません。海の中の至る所で、透明な形状へと進化を導く進行中の分化があります。これらの形状（意識の焦点を集中させたポイント）は、彼らの環境から独立していきます。彼らは、海（スピリット）とは違う彼ら自身を経験します。ここで発生することは、基本的な自己の感覚、または自意識の誕生です。
何故、意識の焦点を集中するポイントが、他よりむしろ海のある部分で起ったのでしょうか？これは、説明するのがとても難しいです。けれども、あなたはこの進行について、とても自然な何かがそこにあると感じられますか？あなたが大地に種を投ずる時、あなたは、発芽する小さな植物それぞれが、彼ら自身の時間とリズムで成長するのに気が付きます。あるものは、他と同じように簡単に大きく育ちません。いくつかは、まったく成長しません。フィールドのいたる所に、区別があるのです。それは何故か？海（オーシャン・スピリット）のエネルギーは、その多様な流れ、もしくは意識レベルにも関わらず、直感的に可能な限りの最善の表現を求めるのです。
海の内部意識の、個々の特質の形成期間中、外側から海に働き続けるパワーがあります…或いはそれはそのように見えます。これは、神のインスピレーションのパワー、あなたを創造した神の男性性の面として考えられることが出来ます。海が受容的な女性性の側面を現すのに対し、男性性の面は、海に注ぐ輝く光線の束として心に描くことができるかもしれません。そして、それは個々の意識の固まりの、区別と分離のプロセスを高めます。それらは、苗床を暖める太陽光線のようです。
その海と輝く光線は、もしかすると大天使のような実在あるいは存在が集まり形成すると言えるかもしれません。それは、男性と女性の両方の面の原型的なエネルギーであり、それ自身をあなたに表明あるいは表現する天使のエネルギーです。我々はパート１の最終章の大天使についての更に詳細な考えへ戻って来て、”あなたの光のセルフ”と呼ぶでしょう。
その魂が、意識の個々の単位として生まれた後、長い間ホームであったワンネスの海をゆっくりと離れます。その魂は、別々であること、そしてそれ自身について益々気づきます。
この気づきで、魂に初めて喪失感または欠乏が生じます。魂が、個々の実在として探求の道に乗り出す時、その魂はその全体性への疑いようのない憧れ（それ自身より大きな何かに属していたいという願望）を持ちます。それ自身の奥深くで、その魂は、”私”と”他人”がいるわけではない、すべては一つであるという意識の状態の記憶を持ち続けます。これは、”ホーム”を完全な安全と流体性の場所『ワンネスの恍惚の状態』だと見なすからです。
この記憶はマインドの背後にあり、その魂は現実を通して、経験と内なる探求の数え切れないほどの領域を通してその旅を始めます。その生まれたての魂は、好奇心によって駆り立てられ、経験を非常に必要としています。これは、ワンネスの海の状態の中には欠けている要素でした。その魂は今、それが探求したいことを何でも自由に調査することができます。それは、あらゆる類のやり方で完全性を自由に探すことができるということです。
森羅万象の中に、探求のための現実という無数の面があります。宇宙の規模についてお話しますが、地球はただ単にそれらの一つであり、比較的遅く生まれたものです。現実また次元の面は、常に内なるニーズまたは欲求から始まります。すべての創造のように、それらは内なるヴィジョンと熟考の現れです。地球は、互いに衝突した異なった現実から、要素を和解させたいという内なる欲求から作られました。地球は、影響力の大きな整列のための坩堝（るつぼ）であることを意図されました。我々は、これを更に以下で説明します。今のところ、地球は宇宙のステージにおいて比較的新参者であり、多くの魂たちが、現実の他の面（惑星、次元、スターシステム、etc）で地球が誕生するよりも遥か昔に、探求と成長の多くの人生を送ったと言うことで十分でしょう。
ライトワーカーたちは、彼らがかつて地球上に化身する前に、これらの他の面で多くの人生を送った魂たちです。これは、彼らと”地球魂たち（アースソウルズ）”を区別するのに便利なので、我々は彼らをこう呼んでいます。地球魂たちは、彼らの発達において、個別化する意識の単位として比較的早く地球上の肉体に生まれ変わりました。我々は、彼らの魂が幼児の段階にあった時に、彼らが地球生活のサイクルを始めたと言うかもしれません。その時、ライトワーカー魂たちは”大人”でした。 彼らは、既に多くの経験を通過しており、彼らが地球魂たちと持った関係のタイプは、親と子のそれに例えられるかもしれません。
○生命の発達と地球上の意識
地球上における生命形態の進化は、地球魂たちの内側の発達と密接に絡み合っていました。魂は、特定の惑星に義務がある訳ではありませんが、地球魂たちはあなた方の惑星の原住民であると言われるのが適切かもしれません。これは、彼らの増加・拡大が、地球上の生命形態の急増とおおよそ一致するからです。
意識の個々の単位が生まれる時、彼らは、肉体の一つ一つの細胞とやや類似した構造と可能性であると見なされます。まさに個々の細胞のように比較的単純な構造で、生まれたての意識の内側の活動はわかりやすものです。多くの分化はまだ始まりません。彼らの歩みには、肉体的と精神的な可能性の世界があります。生まれたての意識の単位から、内省的で観察することができ、その環境に反応することができるタイプの意識に発達します。それは、ざっと、多様な方向でその環境と相互に作用し合う複雑な生きている有機体に対して、単細胞の有機体の成長として比較できるかもしれません。
我々はここで、魂の意識の発達と生命の生物学的発達とを比較していますが、まさに暗喩として、我々はそうはしません。つまり、生命の生物学的発達は、探求へのスピリチュアルな必要性という背景と、地球魂たちの経験の一部として地球上でそれが起ったと理解するべきです。この必要性または欲求は、地球上の生命形態のバラエティに富んだ存在の中で探求と呼ばれています。我々が言ったように、創造は常に内側の動きと意識の結果です。けれども皆さんの惑星では、今の皆さんの科学で包含されている進化論が、ある程度まで生命形態の発達を正確に詳細に述べていますが、それは背後にこの深い創造の動機とプロセスが”隠されて”おり、内側の衝動が完全に欠けているものです。地球上の生命形態の急増は、魂レベルでの内側の動きによるものでした。いつものように、スピリットは物質に先行し創造するのです。
初めに、地球魂たちは、まだ自己の感覚が未発達（有機的単細胞）な彼らに最も合うように作られた肉体の形態に化身します。経験を得ること、そしてこの彼らの意識の中で一体化する期間の後、肉体表現のより複雑な手段のための必要性が生じました。そのようにして、より複雑な生命形態へ進みました。地球の原住民の集合意識である地球魂たちの内側のニーズと欲求に答えるために、意識は肉体形態を創造しました。
新しい種の形態、そして地球魂たちによるそれらの種の個々の一員への化身は、生命と意識の壮大な実験を意味します。進化は、意識に動かされたのですが、不可抗力または付随的出来事によって動かされたのではなく、予定された成長の道筋をたどるものではありません。これは、意識そのものが自由で予測できないからです。
その地球魂たちは、あらゆる種類の動物の生命形態で実験しました。彼らは、動物界で色々なタイプの物理的肉体に宿りましたが、彼らは、同じ成長の道筋を経験しませんでした。魂の成長の進路は、あなたが仮定するよりずっと空想的で冒険的です。あなたの上にも外側にも法則はありません。あなたがあなたの法なのです。そう、例えば、もしあなたが猿の観点から生命を経験することを望むならば、あなたはやがてあるポイントで、誕生以後から、または一時的な訪問者として自分が猿の体で生きているのを発見するかもしれません。魂、特に若い魂は、経験と表現を切望しています。この探求への衝動は、地球に繁栄した生命形態の多様性を説明するものです。
生命のこの壮大なる実験の中で、人間生命形態の出現は、地球上の魂意識の成長の中で重要な段階の始まりを示しました。より詳細にこれを説明する前に、一般的な魂の内側の成長段階について、最初に話し合うことにしましょう。
○進化している意識〜初期の段階、成熟期、老年期
それが個々の単位として生まれた後、我々が魂意識の成長を見るとすれば、それはざっと三つの内側の段階を通過します。これらの段階は、宿るか経験への意識の選択の結果としての現実の特定の面（惑星、次元、スターシステム）とは無関係にそこにあります。
1) 無垢（天国）の段階
2) エゴ（”罪”）の段階
3) ”第二の無垢”（エンライトメント）の段階
人は、これらの段階を暗喩的に、幼児期、成熟期、老年期と比較するかもしれません。
魂たちが、意識の個々の単位として誕生した後、彼らはとても幸せであり完全に安全であると覚えている意識の海状態を去ります。彼らは、それから新たな方法すべてで現実の探求を続けます。彼らは、ゆっくりと彼らの旅の仲間と比較するとユニークである自分たちとその方法に気づくようになります。彼らは、この段階ではとても敏感で繊細です。大きく開いた目で世界を見る小さな子供のように、好奇心と無垢を表現します。
生まれたての魂たちの記憶の中で、ワンネスと安全の経験がまだ新鮮であるということで、この段階は天国的と言えるかもしれません。彼らはまだホームの近くにいます。彼らは、まだ彼らが誰であるのか疑問に思ってはいません。
彼らが旅を続けるにつれて、彼らは別のタイプの経験に自分たちを没頭させ、ホームの記憶はあせていきます。始まりにおいては何もかもが新しく、そして幼年期では何もかもが無批判に吸収されます。その若い魂たちが、その世界の焦点としてそれ自身を経験し始める時、新たな段階が始まります。その後 ”私”と”他者”というものがあると本当に理解し始めます。それは、この認識で行動することで、その環境に影響を与えることができるという実験を始めるということです。まさに、あなたの意識から生じる何かを行うというこの考えは新発見です。以前は、流れ行くことを理解することについては多少受動的でした。今度は、魂のそのパワーの範囲内で（それが経験することの上で）影響を及ぼす観念が発達しています。
これはエゴの段階の始まりです。
エゴは本来、あなたの意思を外の世界に影響させる能力を使うことを意味します。魂が別々の存在として十分にそれ自身を経験できるようにという、エゴのそのシンプルな本来の機能について言及させてください。これは、魂の進化の中で自然で肯定的な発達です。そのエゴは、それ自体”悪いもの”ではないのです。けれども、膨張力がある、または攻撃的でありやすい傾向があります。生まれたての魂が、環境に影響を与えるその能力を発見した時、エゴと恋に落ちます。今の成熟した魂の中、心の底には痛みの記憶がまだあります…それはホームを覚えており、失楽園を覚えています。エゴは、この痛み、このホームシック状態への答えを持っているように見えるのです。それは、魂が活発に現実をしっかり掴めるようになるように見えます。それは、パワーの幻想によって、まだ若い魂を陶酔させます。
もし、恩寵からの陥落または天国からの陥落があるならば、それは「その若い魂がエゴの可能性によって、パワーの有望さによって有頂天にさせられている」…こういうことです。まさに、探求のために個々の魂として意識が生まれることが目的なのですが、そこにあるすべてを経験するために、天国だけではなく地獄も、潔白だけではなく”罪”もあるのです。そういうわけで、天国からの陥落は、”悪い転換”ではないのです。あなたが、それがあると信じなければ、それに付けられる罪はないのです。
若い魂が成長する時、観察することと体験することにおける、”私へ集中した”道へのシフトがあります。そのパワーの幻想は、結合された状態の代わりに、魂たちの間の分離を増します。このために、魂の中で孤独と疎外感が始まるのです。魂は、パワーのために闘士、戦士になるのですが、あまりそのことには気づいていません。しばらくの間、パワーはマインドをくつろがせる唯一のもののように見えるのです。
我々は、上記で魂意識の発達における第三段階を特徴付けました…”第二の無垢”または老年期、エンライトメントの段階です。我々は特に、第二から第三段階へのその推移について、このシリーズのもっと後でたくさん話すことになるでしょう。今は、その地球魂における我々の物語に戻って、地球上の人間の出現と一致するエゴ段階についての気づき方を明らかにしましょう。
地球魂たちはエゴ段階に入っています…地球上の人間の出現です。
地球魂たちが、植物と動物の生命を探求した段階は、内側のレベルについての無垢、または天国の段階と一致していました。生命は、天使のような、聖なる(devic)領域からの霊的な存在のガイダンスと保護のもとで地球に繁栄しました。（それはすなわち、天使たちがそうする以上に物質界に密接しているエーテルレベルのディーバのワークです）植物と動物のエーテルボディは、天使のような聖なる領域の、面倒見よく養育する母親のようなエネルギーを無批判に受け入れます。彼らは、”脱出したい”または逃げたいとは思わずに、彼ら自身のやり方を見つけます。生きとし生けるものの間で、大きなワンネスと調和の感覚がまだあるのです。
ヒト・サルの発生ですが、意識の発達において際立つ変容のポイントです。本質的に、その環境での直立歩行や脳の発達を通して、人間的サルに住まう意識は、より良い理解力を得ました。類人猿に化身した意識は、その直接的環境をもっとコントロールするような経験を始めました。その自分のパワーを、その環境に影響を与える自分の能力を発見し始め、自由意志で探求することを始めたのです。
この発達は、偶然の一致ではありませんでした。それは、地球魂たちが前よりももっと深いレベルで個体性を探求する必要性、内側の必要性を感じたことへの答えだったのです。成長期にある地球魂たちの自己認識は、生物学的観点からのヒト、我々の知っている人間の出現のためにステージを用意します。
地球魂たちがエゴのステージに入る準備ができた時、人類の創造は、それらの魂が自由意志を持つことで生命を経験することを可能にします。それはまた、”他”に対抗するものとしての”私”のより大きな自覚と共に化身した意識に授けられました。それと共に、”私の興味”と”あなたの興味”、”私の望み”と”あなたの望み”の対立が起こりうるためのステージは用意されました。個は、もうひとつの有効だった道を発見するために、自明のワンネス”与えることと受け取ること”の原初の秩序から離脱しています。これは、著しい地球上の”天国の終わり”ですが、我々はあなた方に、これは悲惨なイベントではなく、あなた方の一年の四季のような自然なプロセスのようなものと想像するようお願いします。それは、究極的には、あなた方がこの日この時代に、あなた方の本質の中で神性と個体性をバランスすることが出来るようになるイベントの中の自然な変化なのです。
地球魂の意識がエゴの段階に入り、”人間的であること”の探求を開始する時、聖なるそして天使的な影響はゆっくりと後方へ退きます。それは、彼らの出会いのエネルギーすべての自由意志を重んじるそれらの勢力にとってとても自然なことです。彼らは、決して差し出がましい影響力は行使しないのです。そのように、エゴ意識は自由な主権を得て、地球魂たちはすべての特権と力の欠点を熟知させられました。これはまた、この惑星と動物界にも影響を与えました。人は、新興の戦士エネルギーとは、彼らの中に混乱の感覚を引き起こしたそれら人間外の領域に、幾分夢中になっていたということだと言うかもしれません。これは、今日もまだ存在しています。
地球魂たちが新たな経験の場所を切望した時、これは、新たな外側の影響もまた彼らに受け入れさせました。ここで我々は特に、成熟しているけれども、まだ若い地球魂たちに大きな影響を与えた、地球外の銀河系の影響のタイプに注意を引くことを求めます。それは、我々の歴史のこのポイントで、我々がライトワーカー魂たちと呼んだ魂がステージに登場したということでもあるのです。
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○魂の誕生
ライトワーカー魂たちは、地球と人類が存在するようになる遥か前に誕生しました。
魂たちは、波の中で発生しました。魂たちには、始まりでもなく、終わりでもない、永遠である感覚があります。しかし、彼らはあるポイントで別の感覚に生まれます。それは、このポイントで彼らの意識が個々の自己という感覚に到達するということです。このポイントの以前に、彼らは既に可能性としてそこにあります。けれども、まだ私と他という意識はありません。
ともかくエネルギーのグループ間に境界線が引かれる時、”私は”という意識が発生します。我々は、このことを説明するために隠喩に戻らなければなりません。
ちょっと海について考えて、それをエネルギーが流れる巨大なフィールド（常に交わり分かれる絶え間ない流れ）だと想像してください。充満する意識が海全体に広がると想像してください。あなたが望むなら、それをオーシャン・スピリットと呼んでください。しばらくして、海の中の一定の場所で、意識の集中が始まります。意識はここで、より焦点に集中し、その環境より外にはまったく広がりません。海の中の至る所で、透明な形状へと進化を導く進行中の分化があります。これらの形状（意識の焦点を集中させたポイント）は、彼らの環境から独立していきます。彼らは、海（スピリット）とは違う彼ら自身を経験します。ここで発生することは、基本的な自己の感覚、または自意識の誕生です。
何故、意識の焦点を集中するポイントが、他よりむしろ海のある部分で起ったのでしょうか？これは、説明するのがとても難しいです。けれども、あなたはこの進行について、とても自然な何かがそこにあると感じられますか？あなたが大地に種を投ずる時、あなたは、発芽する小さな植物それぞれが、彼ら自身の時間とリズムで成長するのに気が付きます。あるものは、他と同じように簡単に大きく育ちません。いくつかは、まったく成長しません。フィールドのいたる所に、区別があるのです。それは何故か？海（オーシャン・スピリット）のエネルギーは、その多様な流れ、もしくは意識レベルにも関わらず、直感的に可能な限りの最善の表現を求めるのです。
海の内部意識の、個々の特質の形成期間中、外側から海に働き続けるパワーがあります…或いはそれはそのように見えます。これは、神のインスピレーションのパワー、あなたを創造した神の男性性の面として考えられることが出来ます。海が受容的な女性性の側面を現すのに対し、男性性の面は、海に注ぐ輝く光線の束として心に描くことができるかもしれません。そして、それは個々の意識の固まりの、区別と分離のプロセスを高めます。それらは、苗床を暖める太陽光線のようです。
その海と輝く光線は、もしかすると大天使のような実在あるいは存在が集まり形成すると言えるかもしれません。それは、男性と女性の両方の面の原型的なエネルギーであり、それ自身をあなたに表明あるいは表現する天使のエネルギーです。我々はパート１の最終章の大天使についての更に詳細な考えへ戻って来て、”あなたの光のセルフ”と呼ぶでしょう。
その魂が、意識の個々の単位として生まれた後、長い間ホームであったワンネスの海をゆっくりと離れます。その魂は、別々であること、そしてそれ自身について益々気づきます。
この気づきで、魂に初めて喪失感または欠乏が生じます。魂が、個々の実在として探求の道に乗り出す時、その魂はその全体性への疑いようのない憧れ（それ自身より大きな何かに属していたいという願望）を持ちます。それ自身の奥深くで、その魂は、”私”と”他人”がいるわけではない、すべては一つであるという意識の状態の記憶を持ち続けます。これは、”ホーム”を完全な安全と流体性の場所『ワンネスの恍惚の状態』だと見なすからです。
この記憶はマインドの背後にあり、その魂は現実を通して、経験と内なる探求の数え切れないほどの領域を通してその旅を始めます。その生まれたての魂は、好奇心によって駆り立てられ、経験を非常に必要としています。これは、ワンネスの海の状態の中には欠けている要素でした。その魂は今、それが探求したいことを何でも自由に調査することができます。それは、あらゆる類のやり方で完全性を自由に探すことができるということです。
森羅万象の中に、探求のための現実という無数の面があります。宇宙の規模についてお話しますが、地球はただ単にそれらの一つであり、比較的遅く生まれたものです。現実また次元の面は、常に内なるニーズまたは欲求から始まります。すべての創造のように、それらは内なるヴィジョンと熟考の現れです。地球は、互いに衝突した異なった現実から、要素を和解させたいという内なる欲求から作られました。地球は、影響力の大きな整列のための坩堝（るつぼ）であることを意図されました。我々は、これを更に以下で説明します。今のところ、地球は宇宙のステージにおいて比較的新参者であり、多くの魂たちが、現実の他の面（惑星、次元、スターシステム、etc）で地球が誕生するよりも遥か昔に、探求と成長の多くの人生を送ったと言うことで十分でしょう。
ライトワーカーたちは、彼らがかつて地球上に化身する前に、これらの他の面で多くの人生を送った魂たちです。これは、彼らと”地球魂たち（アースソウルズ）”を区別するのに便利なので、我々は彼らをこう呼んでいます。地球魂たちは、彼らの発達において、個別化する意識の単位として比較的早く地球上の肉体に生まれ変わりました。我々は、彼らの魂が幼児の段階にあった時に、彼らが地球生活のサイクルを始めたと言うかもしれません。その時、ライトワーカー魂たちは”大人”でした。 彼らは、既に多くの経験を通過しており、彼らが地球魂たちと持った関係のタイプは、親と子のそれに例えられるかもしれません。
○生命の発達と地球上の意識
地球上における生命形態の進化は、地球魂たちの内側の発達と密接に絡み合っていました。魂は、特定の惑星に義務がある訳ではありませんが、地球魂たちはあなた方の惑星の原住民であると言われるのが適切かもしれません。これは、彼らの増加・拡大が、地球上の生命形態の急増とおおよそ一致するからです。
意識の個々の単位が生まれる時、彼らは、肉体の一つ一つの細胞とやや類似した構造と可能性であると見なされます。まさに個々の細胞のように比較的単純な構造で、生まれたての意識の内側の活動はわかりやすものです。多くの分化はまだ始まりません。彼らの歩みには、肉体的と精神的な可能性の世界があります。生まれたての意識の単位から、内省的で観察することができ、その環境に反応することができるタイプの意識に発達します。それは、ざっと、多様な方向でその環境と相互に作用し合う複雑な生きている有機体に対して、単細胞の有機体の成長として比較できるかもしれません。
我々はここで、魂の意識の発達と生命の生物学的発達とを比較していますが、まさに暗喩として、我々はそうはしません。つまり、生命の生物学的発達は、探求へのスピリチュアルな必要性という背景と、地球魂たちの経験の一部として地球上でそれが起ったと理解するべきです。この必要性または欲求は、地球上の生命形態のバラエティに富んだ存在の中で探求と呼ばれています。我々が言ったように、創造は常に内側の動きと意識の結果です。けれども皆さんの惑星では、今の皆さんの科学で包含されている進化論が、ある程度まで生命形態の発達を正確に詳細に述べていますが、それは背後にこの深い創造の動機とプロセスが”隠されて”おり、内側の衝動が完全に欠けているものです。地球上の生命形態の急増は、魂レベルでの内側の動きによるものでした。いつものように、スピリットは物質に先行し創造するのです。
初めに、地球魂たちは、まだ自己の感覚が未発達（有機的単細胞）な彼らに最も合うように作られた肉体の形態に化身します。経験を得ること、そしてこの彼らの意識の中で一体化する期間の後、肉体表現のより複雑な手段のための必要性が生じました。そのようにして、より複雑な生命形態へ進みました。地球の原住民の集合意識である地球魂たちの内側のニーズと欲求に答えるために、意識は肉体形態を創造しました。
新しい種の形態、そして地球魂たちによるそれらの種の個々の一員への化身は、生命と意識の壮大な実験を意味します。進化は、意識に動かされたのですが、不可抗力または付随的出来事によって動かされたのではなく、予定された成長の道筋をたどるものではありません。これは、意識そのものが自由で予測できないからです。
その地球魂たちは、あらゆる種類の動物の生命形態で実験しました。彼らは、動物界で色々なタイプの物理的肉体に宿りましたが、彼らは、同じ成長の道筋を経験しませんでした。魂の成長の進路は、あなたが仮定するよりずっと空想的で冒険的です。あなたの上にも外側にも法則はありません。あなたがあなたの法なのです。そう、例えば、もしあなたが猿の観点から生命を経験することを望むならば、あなたはやがてあるポイントで、誕生以後から、または一時的な訪問者として自分が猿の体で生きているのを発見するかもしれません。魂、特に若い魂は、経験と表現を切望しています。この探求への衝動は、地球に繁栄した生命形態の多様性を説明するものです。
生命のこの壮大なる実験の中で、人間生命形態の出現は、地球上の魂意識の成長の中で重要な段階の始まりを示しました。より詳細にこれを説明する前に、一般的な魂の内側の成長段階について、最初に話し合うことにしましょう。
○進化している意識〜初期の段階、成熟期、老年期
それが個々の単位として生まれた後、我々が魂意識の成長を見るとすれば、それはざっと三つの内側の段階を通過します。これらの段階は、宿るか経験への意識の選択の結果としての現実の特定の面（惑星、次元、スターシステム）とは無関係にそこにあります。
1) 無垢（天国）の段階
2) エゴ（”罪”）の段階
3) ”第二の無垢”（エンライトメント）の段階
人は、これらの段階を暗喩的に、幼児期、成熟期、老年期と比較するかもしれません。
魂たちが、意識の個々の単位として誕生した後、彼らはとても幸せであり完全に安全であると覚えている意識の海状態を去ります。彼らは、それから新たな方法すべてで現実の探求を続けます。彼らは、ゆっくりと彼らの旅の仲間と比較するとユニークである自分たちとその方法に気づくようになります。彼らは、この段階ではとても敏感で繊細です。大きく開いた目で世界を見る小さな子供のように、好奇心と無垢を表現します。
生まれたての魂たちの記憶の中で、ワンネスと安全の経験がまだ新鮮であるということで、この段階は天国的と言えるかもしれません。彼らはまだホームの近くにいます。彼らは、まだ彼らが誰であるのか疑問に思ってはいません。
彼らが旅を続けるにつれて、彼らは別のタイプの経験に自分たちを没頭させ、ホームの記憶はあせていきます。始まりにおいては何もかもが新しく、そして幼年期では何もかもが無批判に吸収されます。その若い魂たちが、その世界の焦点としてそれ自身を経験し始める時、新たな段階が始まります。その後 ”私”と”他者”というものがあると本当に理解し始めます。それは、この認識で行動することで、その環境に影響を与えることができるという実験を始めるということです。まさに、あなたの意識から生じる何かを行うというこの考えは新発見です。以前は、流れ行くことを理解することについては多少受動的でした。今度は、魂のそのパワーの範囲内で（それが経験することの上で）影響を及ぼす観念が発達しています。
これはエゴの段階の始まりです。
エゴは本来、あなたの意思を外の世界に影響させる能力を使うことを意味します。魂が別々の存在として十分にそれ自身を経験できるようにという、エゴのそのシンプルな本来の機能について言及させてください。これは、魂の進化の中で自然で肯定的な発達です。そのエゴは、それ自体”悪いもの”ではないのです。けれども、膨張力がある、または攻撃的でありやすい傾向があります。生まれたての魂が、環境に影響を与えるその能力を発見した時、エゴと恋に落ちます。今の成熟した魂の中、心の底には痛みの記憶がまだあります…それはホームを覚えており、失楽園を覚えています。エゴは、この痛み、このホームシック状態への答えを持っているように見えるのです。それは、魂が活発に現実をしっかり掴めるようになるように見えます。それは、パワーの幻想によって、まだ若い魂を陶酔させます。
もし、恩寵からの陥落または天国からの陥落があるならば、それは「その若い魂がエゴの可能性によって、パワーの有望さによって有頂天にさせられている」…こういうことです。まさに、探求のために個々の魂として意識が生まれることが目的なのですが、そこにあるすべてを経験するために、天国だけではなく地獄も、潔白だけではなく”罪”もあるのです。そういうわけで、天国からの陥落は、”悪い転換”ではないのです。あなたが、それがあると信じなければ、それに付けられる罪はないのです。
若い魂が成長する時、観察することと体験することにおける、”私へ集中した”道へのシフトがあります。そのパワーの幻想は、結合された状態の代わりに、魂たちの間の分離を増します。このために、魂の中で孤独と疎外感が始まるのです。魂は、パワーのために闘士、戦士になるのですが、あまりそのことには気づいていません。しばらくの間、パワーはマインドをくつろがせる唯一のもののように見えるのです。
我々は、上記で魂意識の発達における第三段階を特徴付けました…”第二の無垢”または老年期、エンライトメントの段階です。我々は特に、第二から第三段階へのその推移について、このシリーズのもっと後でたくさん話すことになるでしょう。今は、その地球魂における我々の物語に戻って、地球上の人間の出現と一致するエゴ段階についての気づき方を明らかにしましょう。
地球魂たちはエゴ段階に入っています…地球上の人間の出現です。
地球魂たちが、植物と動物の生命を探求した段階は、内側のレベルについての無垢、または天国の段階と一致していました。生命は、天使のような、聖なる(devic)領域からの霊的な存在のガイダンスと保護のもとで地球に繁栄しました。（それはすなわち、天使たちがそうする以上に物質界に密接しているエーテルレベルのディーバのワークです）植物と動物のエーテルボディは、天使のような聖なる領域の、面倒見よく養育する母親のようなエネルギーを無批判に受け入れます。彼らは、”脱出したい”または逃げたいとは思わずに、彼ら自身のやり方を見つけます。生きとし生けるものの間で、大きなワンネスと調和の感覚がまだあるのです。
ヒト・サルの発生ですが、意識の発達において際立つ変容のポイントです。本質的に、その環境での直立歩行や脳の発達を通して、人間的サルに住まう意識は、より良い理解力を得ました。類人猿に化身した意識は、その直接的環境をもっとコントロールするような経験を始めました。その自分のパワーを、その環境に影響を与える自分の能力を発見し始め、自由意志で探求することを始めたのです。
この発達は、偶然の一致ではありませんでした。それは、地球魂たちが前よりももっと深いレベルで個体性を探求する必要性、内側の必要性を感じたことへの答えだったのです。成長期にある地球魂たちの自己認識は、生物学的観点からのヒト、我々の知っている人間の出現のためにステージを用意します。
地球魂たちがエゴのステージに入る準備ができた時、人類の創造は、それらの魂が自由意志を持つことで生命を経験することを可能にします。それはまた、”他”に対抗するものとしての”私”のより大きな自覚と共に化身した意識に授けられました。それと共に、”私の興味”と”あなたの興味”、”私の望み”と”あなたの望み”の対立が起こりうるためのステージは用意されました。個は、もうひとつの有効だった道を発見するために、自明のワンネス”与えることと受け取ること”の原初の秩序から離脱しています。これは、著しい地球上の”天国の終わり”ですが、我々はあなた方に、これは悲惨なイベントではなく、あなた方の一年の四季のような自然なプロセスのようなものと想像するようお願いします。それは、究極的には、あなた方がこの日この時代に、あなた方の本質の中で神性と個体性をバランスすることが出来るようになるイベントの中の自然な変化なのです。
地球魂の意識がエゴの段階に入り、”人間的であること”の探求を開始する時、聖なるそして天使的な影響はゆっくりと後方へ退きます。それは、彼らの出会いのエネルギーすべての自由意志を重んじるそれらの勢力にとってとても自然なことです。彼らは、決して差し出がましい影響力は行使しないのです。そのように、エゴ意識は自由な主権を得て、地球魂たちはすべての特権と力の欠点を熟知させられました。これはまた、この惑星と動物界にも影響を与えました。人は、新興の戦士エネルギーとは、彼らの中に混乱の感覚を引き起こしたそれら人間外の領域に、幾分夢中になっていたということだと言うかもしれません。これは、今日もまだ存在しています。
地球魂たちが新たな経験の場所を切望した時、これは、新たな外側の影響もまた彼らに受け入れさせました。ここで我々は特に、成熟しているけれども、まだ若い地球魂たちに大きな影響を与えた、地球外の銀河系の影響のタイプに注意を引くことを求めます。それは、我々の歴史のこのポイントで、我々がライトワーカー魂たちと呼んだ魂がステージに登場したということでもあるのです。
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