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バローズ絵師の世界コミュの今年のコレクション

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太古世界シリーズ 全3巻 400円、ターザンシリーズ 全21巻 9,500円(プラス「地底世界のターザン」105円)、火星シリーズ 全11巻 550円、ペルシダーシリーズ 6冊 3,000円を、今年購入しました。
実家にはすべてあるのですが、集めたくなってしまったのですあせあせ

『本の雑誌』2014年1月号、水鏡子のコラムで、ハヤカワSFシリーズの古書価格が暴落しているとあります。
ヤフオクを見ると、バローズの著作の多くは、かなりいい値段で出品されていますが、ほとんど動きはありません。
売れるのは安い値を付けてあるものだけです。
コレクションしようとする者にとってはうれしいのですが、自分の所有する本の「資産価値」が下がっていくことは、ちょっと残念です。

絵師とは、関係ないのですが、今年読んだバローズ関連本わーい(嬉しい顔)

『新・幻想と怪奇』
 仁賀 克雄 編 ハヤカワ・ミステリ 1,470円
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/211824.html

その中にフィリップ・ホセ・ファーマー著『切り裂きジャックはわたしの父』“My Father the Ripper”(1969)が、収められていますが、これは“A Feast Unknown”のダイジェストの短編でした。
ファーマーは、バローズのパスティーシュを多数書いていますが、これもそのひとつで、なかなか衝撃的な内容でした。冷や汗

『ダイムノヴェルのアメリカ 大衆小説の文化史』
 山口 ヨシ子 著 彩流社 3,990円
http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-1942-2.html

ダイムノヴェルとは、19世紀の半ばから20世紀の初頭にかけて、アメリカで、ダイム(10セント硬貨)で販売されていた小説群です。
小説だけではなく、現代の映像作品にまで及ぶ、西部劇、SFやハードボイルド、ハーレクインなど、アメリカの大衆娯楽文化の源流を紹介した本です。
バローズもきっと、ダイムノヴェルを読んでいたでしょう。その影響を見つけることができます。
バローズの小説に頻繁に出てくる、ヒロインが誘拐され、ヒーローが取り戻し、結ばれるというパターンは、ダイムノヴェルに、インディアンに誘拐された白人娘を、主人公が助けるという、よくあるストーリーだったのです。
また、地底世界ペルシダーでは、白人の主人公が、発明により未開の地に赴き、帝国を築きます。これもダイムノヴェルにあるものだったのです。
図版も多く収録され面白い本です。

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