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安曇野・山のあしおと小学校コミュの凄いところだ大町! ・・・水のない生活

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 水が乏しいと色んなことを考える。
 うどんは茹でるより煮込みにした方が水を無駄にしない。小松菜は茹でずに直接味噌汁や煮込みに入れればいい。
 鍋に残った煮汁,茶碗に飲み残したお茶。水が出ればすぐに流してしまうものも何かに使えないかと考える。
 煮汁はもう一度煮つけに使えるし、おでんに放り込んで出汁にしてもいい。飯にぶっかけてネコまんまってのもある。
 お茶の残りでいくつもの食器を洗い廻すことができる。コップに半分の水で念入りに歯磨きできる。紅茶バックは濡れ布巾になる。出がらしのお茶の葉をキッチンタオルでくるんでタワシ代わりにするのもいい、等々・・。
 こうして調理や洗い物に一定のパターンが出来上がると、排水やゴミをうんと減らすことができるようになる。日頃ないがしろにしている色んなことが見えて来て、それが面白くもある。
 がしかし、水道管は破裂に至る前に手を打たねばならない。難儀だ!

 長野に来て初めて心底「寒い」と思う大町の冬。
 ストーブ嫌いの上に隙間風が容赦なく吹き込む家のつくりともあいまって、冬山でしか着たことのないウールのセーターを着ることとなった。靴下まで履いている。
 明科では半袖シャツの上に薄物の長袖シャツ、その上に真冬ならウインドヤッケを着れば充分で、それ以上着ると暑いし肩が凝った。裸足に草履。それがこれまでの冬だった。
 大町から南に10分走ると今でもそうだから大町の寒さは尋常でない。それが言いたいことの第1だ。

 台所が冷蔵庫みたいなもので、ネズミは退治したので食材も出しっぱなしでよく、冷蔵庫には凍らせないために入れる・・。
 スゲェ所だが雪は決して多い方ではなく、もっと北寄りの白馬村や小谷村の方が豪雪地帯に近いが大町ほどに寒くはないようだ。
 それでも軽トラの屋根に雪を積んだまま隣町まで行くと『何、その雪!』と笑われてしまった。

 さて、問題は明科の我がハウスだ。いかほどの雪かと駆けつけて見るとうっすらと2cmばかりの雪が乗っているだけだったのでホッとする。室温は16時時点で0℃。外気温より3〜4℃高い。
 穴が空いていた部分にやっとビニールを張り終えて一安心し、ホウレンソウは茹でなくてはならないので小松菜だけを持ち帰る。

 ところが・・だ,帰宅して見ると台所で雨垂れのような音。何と蛇口からの水滴の音だ!  捻ると勢いよく水が出る。さらに湯沸し器にも水が通ってお湯が出る。今日だって可なり寒かったからまさか自然解凍するとは思いもしなかったがこれぞ天祐! 

 で、最初に思ったのは『しまった! ホウレンソウ採って来るんだった!』だ。例え水が出なくても、野菜処理の水までけちってはいけないってことだネ!
 
 水が出れば殊勝な心がけも吹っ飛んで元の木阿弥。かくして3日ぶりにお湯をふんだんに使って洗い物をする。

 面白い所だ大町! .





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