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ビョーク BjorkコミュのOST 「Drawing Restraint 9」

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ビョークの現在のパートナー、マシュー・グローバーによる映画「拘束のドローイング9」のサントラ作品…って、もう既出トピでは盛り上がってましたね(^_-)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=7806244&comm_id=388627

映画自体の内容とかは、上のトピを見るとして…単純にアルバムとして聴いてみた場合、「Family Trees」に収められていたビョーク自身の、実験音楽嗜好的な側面が最大限に強調された作品になってますね。
それは、メタ現代アートなマシューの映像作品に引っ張られる部分が多分にあると思うんだけど、それにしてもこの一枚を聴いてしまうと、同じサントラとして位置づけられる「Selma Songs」が、随分とポップに聴こえて来マス。

自分ら日本人には、ちょっとドキッとするような能だか狂言だかの詠唱(かなりエグいこと語ってません!?)をはじめとする、日本の伝統楽器・音楽の導入。それらをつなぎ合わせるビョークの感性。CDのコピーじゃないけど、ホント”芸術家ビョーク”の仕事ってカンジです。

1. Gratitude
2. Pearl
3. Ambergris March
4. Bath
5. Hunter Vessel
6. Shimenawa
7. Vessel Shimenawa
8. Storm
9. Holographic Entrypoint
10. Cetacea
11. Antarctic Return

この作品を聴いてふと思い出したのが、イギリスの映像詩人ピーター・グリナウェイが製作した「枕草子」って映画です。日本からは緒方拳とかイギリスからはユアン・マクレガーとかが参加して、一応日本を舞台にはしてたんだけど…正直香港の俳優さん達なんかも混じっちゃってて、モロめちゃくちゃ”ちょん曲げ&芸者”的な描かれかたの日本。「なぁんだ、こんな先鋭的な映像の巨匠も、東洋についての知識はステレオ・タイプなんだなぁ。」とガックシきたもんです。それと比べると、ここで聴けるビョークの音創り、日本の音の響かせ方がレベルが高いなぁと感じます。びっくりはさせられるけど、それらが奇妙というよりもクールに感じるのは、ビョークの感性が植民地的な感覚から生み出されたものではなくて、大陸的だから!?少なくとも、日本的なエレメンツの使用をしても歪曲されたカンジはしないですね。

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