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ワライアル★自己紹介よろコミュの官能小説  男豹も眠らない

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趣味の共有ができる友人を持つと、人生が豊かになる。

友達が非常に少なくて、とうとうTENGAにまで名前をつけ出す始末の僕だけれど、

高校時代にそういったありがたい友人がいた。


瀬村というその友人は、背こそ高いが控えめでおとなしく肌の色が白く、

そして病的なスケベというある種の心の闇を抱えていた。

モンスターハンターでいうと、『ドドスケベ』のような名前で登場しそうな性獣種だった。

狩られろ。



僕も彼に負けずおとなしいのだけれど、内に秘めた熱いパッションが互いに共鳴でもしたのか、僕らは自然と仲良くなった。


 「官能小説を?」

 「嗜むが何か?」


これが僕らが交わした初めての会話だった(そんなわけない)。



とまれ、高校時代の僕らは官能小説を愛した。

やれ成年本だアダルトビデオだと性の解放が始まる高校時代以前より、

ビジュアル的にばれにくい官能小説を孤独に愛していた僕らにとって、

同士ができたというのは非常に幸運なことだった。


同じ部活だった。

部活後、僕らは官能小説談義に盛りあがった。


 「瀬村はいま何を?」

 「『終身牝奴隷(下)』」

 「ご機嫌だな」

 「蓮池は?」

 「『女豹たちは眠らない』」

 「眠れるわけがない」


語った。

不毛な語り合いをした。

僕は北沢拓也の書籍を意味もなく攻め続け、

瀬村は彼の信奉してやまないフランス書院を容赦なく切り込み続けた。

貸し借りは不思議と起こらなかった。

同じ書物を共有することが目的ではなかったのだ。

うわべの物語ではなく、その上位に存在する『背徳の幻想』を共有することで、

僕らは互いの理解を暗黙のうちに育んでいった。

文句なしに楽しい時代だった。



その日は瀬村と一緒にファミリーレストランに入った。

箸が転がっても勃起する年頃だ。

僕らは前かがみとなりもじもじとメニューを選んでいた。


 「じゃあ、僕はハンバーグ定食」

 「オムライス」

 「あと、山盛りフライドポテト」

 「それと……、……、……」


なに? と僕は聞き返した。

瀬村はメニューで顔を隠していた。メニューを持つ手が震えている。

笑っているのだろうか?

ウェイトレスが怪訝な顔を向けた。


 「おい、瀬村。聞こえない」

 「……、……、で」

 「何?」

 「黄金の茂み風シーザーサラダ」


今度は小さくウェイトレスが聞き返した。

シーザーサラダ。

メニューには確かにあった。

けれど瀬村は何を思ったのか、なぜかシーザーサラダに官能小説風の形容を施した。

訝しがられながらもオーダーは通った。

ホールの女性が下がると同時に、瀬村は僕に挑発的な目を向けた。


 「なるほど」


と僕は言った。

そして少し考えてからそれを言い直した。


 「蜜液に濡れた僕のいきり勃ったなるほど」 


瀬村と僕は不敵に笑い合った。

それが始まりだった。



数分後、山盛りフライドポテトとシーザーサラダが来た。

僕は無言でポテトを手に取り、瀬村に向かう。

ケチャップに浸した。


 「蜜壺に侵入した私のポテトは」


ポテトを取り出す。


 「破瓜の色に染まっていた」


瀬村がシーザーサラダを噴きだした。

勝った、と思った僕は彼に満足げな視線を向けた。

しかし、彼はその汚れた口で


 「白濁液」


といって口元のシーザードレッシングを舐めとった。

勝負は互いに一歩も譲ることはなかった。

その後、瀬村に身をゆだねたシーザーサラダはなす術もなく彼に蹂躙されていった。

彼はその艶のある黄金の茂みをかきわけ、花弁を乱暴に吸いついた。

その濡れそぼる蕾を見つけては、手に取り僕に見せつけるようにして貪った。


僕は山盛りに供えられた肉棒を次から次へと粘膜性の高い蜜壺に浸しては、

そのてらてらとして隆起したものを口に含むことしかできなかった。

明らかに僕が不利だった。

ポテトを肉棒にたとえることでしか迸るパトスを表現できない僕に対して、

瀬村はその白濁に濡れた密林をあらゆる角度から凌辱していった。



ようやく僕のハンバーグ定食が運ばれてきた。

僕は優雅な手さばきでハンバーグを下からそっと掬い撫で、

銀の固い一物をクレヴァスに侵入させた。

ハンバーグの肉壁から甘美な匂いの液が滴り落ちた。

前戯を終えた僕はフォークを取り出し、淫肉を3個所同時に攻め立てた。

声を押し殺す肉襞を口もとに持っていき、音を立ててすすって見せた。


しばらくして瀬村のオムライスが運ばれてきた。

もはや肉と肉のぶつかりあいともいえる激しいプレイを見せつけられていた瀬村は、

しかし動ずることもなく、オムライスに手をつけた。

僕はこの隙を逃すまいとさらに欲望のままに肉芽を貪った。

肉欲に支配された僕は獣のように顎を動かし続けた。

痙攣を始めたハンバーグに冷たい視線を浴びせ、僕は瀬村とその性奴隷を見た。


オムライスは、生まれたままの姿にされていた。


黄色のドレスを乱暴に脱がされ、恥辱に震えるオムライスは、

何人の侵入も許していない綺麗なサーモンピンクの柔肉をむき出しにされていた。

瀬村は満足そうに舌舐めずりをすると、静かに淫肉を指でなぞりだした。

そして屹立した指を秘穴にあてがい、一気に奥までねじ込んだ。


 (スプーンを使わないだとぉ!?)


瀬村は肉圧を楽しんでいるかのごとく、その淫門にピストンを重ねた。

一突きごとに大陰唇がはみ出し、淫汁をまき散らした。

性の権化と化した瀬村は本能のまま指を打ち続けた。



あの日。

ありしあの日確かに、地元のファミリーレストランでハンバーグの肉汁を音を立ててすすり、卵を取り除いたオムライスに指を挿入することを繰り返した高校生が、確かにあの日いたのである。


完膚無き負けを認めた僕は、汁も乾かぬその口で店員に「黄金水を二つ」と命令した瞬間に、その勝負は終わった。



あの日以来さらなる親交を深めた僕らは、けれどそれぞれ別の大学に進学し、すっかり疎遠になってしまった。

しばらく連絡を取っていないけれど、今度時間ができたらまた彼を食事にでも誘おうと思う。

次は負けない。もう負けたくはない。

オムライスを頼もう、と僕は思う。

ケチャップオムライスをそそりたつ肉の巨塔で蹂躙せしめ、クリームソースオムライスにでもして見せようかと、僕は独り、静かに思う。

そんな深夜3:00の、孤独なお話。

コメント(24)

朝から見る物ではないことは確かでした。
濡れそぼりました。一票です。
旨い酒が飲めそうな気がします。
一票です!
うわー。クレヴァスとか言ってんじゃありませんよー。

大陰唇のような一票です。
素敵なバカがここにまた1人ウッシッシ

こういう低俗な話、嫌いじゃないです。
むしろ好き
ちょっともぅほんと…好きです。わたくしめを肉奴隷にして下さい。義父と団地暮らしの豊満な団地妻です嘘です。一票です!
授業中に官能小説を読みあさっていた中学2年生時代を思いだし涙と愛汁が飛び出しました。

いっぴよーー!
私もなるほどのとこ大好きですw

あと背徳の幻想w
かっこいい!

一票です!

恥辱に震えるオムライスを見てみたいwww

一票
TENGAに名前を与えるその愛の深さに、1票
これはフロイトのセックステニスですね?

違いました一票です
素晴らしい!!!

わたくしビールと言う名の泡の浮き立つ黄金水と共に一気に読み、もっともっとよとパソコンに向かっておねだりする始末です^^

一票☆
見覚えのある表現がたくさんあって、なんだか気まずかったです(笑)

一票ですハート
黄金水(ビール)を、貪る様に喉の奥に滑り込ませながら

1票!

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