ワライアル★自己紹介よろコミュの俺の魔王

仕事中に考えた魔王です

夜の風をきり、馬で駆け行くのは誰だ？
それは父親と子供
父親は子供を腕にかかえ
しっかりと抱いて温めている

父「息子よ、何を恐れて顔を隠す？」

息子「お父さんには魔王が見えないの？王冠とシッポをもった魔王が」

父「息子よ、あれはただの霧じゃ」

魔王「スーパーマリオ２５周年！スーパーマリオ２５周年！」

息子「お父さん、お父さん！魔王が何か言うよ！魔王のささやきが聞こえないの？」

父「落ち着け息子よ、あれは枯葉が風で揺れているだけじゃ」

息子「お父さん、お父さん！魔王がＧＰＳ機能を駆使して僕らの居場所を的確につきとめてくるよ！」

父「なあに、ＧＰＳくらいお父さんだって近所の小学生の女の子をストーキングするときに使ってる」

息子「お父さん、お父さん！あれが見えないの？魔王が桂馬の動きで追いかけてくるよ、気持ち悪いよ」

父「息子よ、お父さんは銀将の動き方を覚えると桂馬の動き方を忘れる、そんな人間じゃ」

ゆず「越えてー！越えてー！越えてー！」

息子「お父さん！お父さん！ゆずだ！２人とも３０過ぎてるのに奇麗事ばかりのさわやかな歌ばかりを歌ってるゆずがきたよ、こわいよ」

父「息子よ、本当に怖いのは日記検索をかけてくるゆずファンじゃ。　口を慎みなさい」

魔王「テ、テ、テレパシーでき、き、君の心に直接語りかけてるんだな」

息子「お父さん、お父さん！大将みたいな魔王がテレパシーで僕に語りかけてくるよ。テレパシーなのに言葉をつっかえてるよ、こわいよ」

魔王「なあに、それはたぶん風のざわめきじゃ」

息子「お父さんー！」

息子２「お父さん、お父さん！お父さんが今飲もうとしてるのレモンウォーターじゃなくて花王のバブだよ」

息子１「お父さん！お父さん！肌が紫色の、僕の色違いの偽者が現れたよ！」

父１「なあに、それは２Ｐ側で誰かが乱入してきただけじゃ」

父２「なあに、それは２Ｐ側で誰かが乱入してきただけじゃ」

息子１「お父さんー！」

息子２「お父さんー！」

魔王「おお、かわいい坊やよ。お姫様抱っこでベッドまで連れて行き、終わったあとは王子様おんぶでシャワーに連れて行ってもらおうか」

息子「お父さん、お父さん！　魔王が本当に怖いよ！」

父「・・・お前には今まで黙っていたが、お父さんは中学校で先生のことをお母さんと呼んでしまって、それをごまかすために先生の母乳を吸ったことがある」

息子「お父さんー！」

父親は恐ろしくなり、馬を急がせた
苦しむ息子を腕に抱いて
疲労困憊で辿り着いた時には
腕の中の息子は息絶えていた

君の魔王はどんなかな？