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ワライアル★自己紹介よろコミュのKS12−1 サトヲ→なーじゃ→ウー

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リレー順です。


サトヲ「チーム名は、ウーじゃで!!!」
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=18511414

なーじゃ「サトヲどこいった!?ルン♪」
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=17373942

ウー「サトウじゃなー・・・ヲは!?」
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=17305533

チーム名
「ヲサトウじゃなー」

*******************************************




★サトヲ



 山へ行こう 次の日曜
 本モかしな 回ん曜日
 リグなあぎ かび気感
 ンロけんと らり分覚
 ダビばで  はとでは
  ン


佐藤は黒板にチョークで書くと、満足気に言った。
「これから説明するゲームで負けたやつだけ、全裸で山に登るから!!」

それを聞いたキャロラインは、少し恥じらいながら言った。
「佐藤、ホントは脱ぎたいクセに。つまらないものですが、とか言いたいクセに。」

宇野に至っては、佐藤の言葉を聞きやしない。
「『エルしってるか?死神はオシリしか拭かない』って、何かのマンガで見た事あるわ。さては、パクリか?」


佐藤とキャロラインと宇野は仲良しだが、会話がいつもかみ合わない。佐藤は、この協調性の無さを“甘え”と呼び、それなりに今後を心配していた。
結果、それを変えようと今回のゲームの企画を立てたのにも関わらず、こいつらときたらいつもの様に冗談だと思っている。
佐藤は、チョークをキャロラインに投げつけようとしたが、手にしたチョークをまじまじと見て、ふと思った。


…美味しそう


何これ、噛んだら「カリッ」とか、いい音するのかな。意外と中からトロリとしたチョーク汁みたいなの出てきたら、もうそれだけでヨダレが止まらないわ。
うわぁ、どうしよう。チョークがめっちゃこっち見てる様な気がしてきたわ。指に粉という痕跡まで残して、お前ったらカワイイ所あるな。どうしよう、カリッとジューシーでしょ?落ちたほっぺ…一体誰が拾ってくれるの?ねぇ、誰?キャロライン?それとも宇野?


違う!!


「俺は、日頃から思っていた。チョー、いやお前達とのなあなあな関係に終止符を打つ。『しりとり』で負けたヤツは全裸で山登りだからなっ!!」
佐藤はチョークを見つめながら言った。

唇に触れるかどうかのギリギリの距離…ここからの距離の方がむしろ長い事を、佐藤はこれまでの経験から知っていた。

いやいや、チョークの話じゃない。しりとりの話だ。この3人の内、一人が全裸になる。
何となくではあったが、負けたヤツが今後のやり取りにおいてリーダーになる様な気がした。

「リーダーか…」

面倒くさいから佐藤は『しりとり』の後、『リーダー』で繋ぐ事にした。


『リーダー』



★なーじゃ



リーダーは、キャロラインだから!
三人が初めて集まった時、佐藤は突然言った。
その言葉をキャロラインは未だに根に持っている。
some time、トンでもなく的を得た事言ってfreezeさせてヤルんDAKARAッ!!

佐藤は続けた。
「言っとくけどな、今回こそ俺は本気でちょーk・・・じゃない、本気でやりあうぞ!
コレで負けたやつこそ・・・真のリーダーだ!!」

キャロラインは「リコーダーなら出来マスヨ!」と言った。

宇野は「いや、まてよ、あれは確かみかんじゃなかったかな・・・。」とか呟いている。

相変わらずかみ合わないな・・・佐藤はモヤモヤしながらイヤらしい瞳でチョークを見つめた。

キャロラインはそんな佐藤の気持ちに気付いていた。なぜならキャロラインも似たような気持ちになった事があるから。ただ、その対象はキャロラインの場合「消しゴム」であった。もちろんこの時もキャロラインの手には消しゴムが握られていた。

ah・・・、ディス弾力。ディス艶。so、きっと歯ごたえがあって更にmouthの中でトロトロになるんダワ!もししたらsweetカモしれない。こするとdustが嫌煙されがちダガ、どう考えても消しゴムに非はnothing!間違えた人間に非がありまッthing!

いつの間にか消しゴムはキャロラインの顎の当たりまで来ていた。

キャロラインは思い切って言った。
「オ兄チャン・・・さっきからSo、イライラしてるケド・・・。ソレをmouthにする事で気分が晴れたらいいね」
佐藤はその一言に硬直した。
その瞬間宇野が立ち上がって叫んだ。
「分かったぞ!!?ダイヤモンドだ!!『悪魔はダイヤモンドしか拭かない!』そうだろう!?」

宇野はダイヤモンドを鞄から出した。

『ダイヤモンド』



★ウー



ダイヤモンドを机の上に置き、宇野はばらばらに取外した蛍光ペンのキャップをその四隅に配置し始める。下隅に一つ、右隅に一つ、左隅に一つ、そして大袈裟に足を組みかえるとぶつぶつと呟いた。
「中盤の底に田中、右にマルクス、左に闘莉王・・・」

宇野はぐしゃぐしゃと頭を掻き毟ったかと思うと、また立ち上がって叫んだ。
「くそっ!!何度やっても闘将が足りない!!こんなんじゃ赤い悪魔、ベルギーに勝てっこない!」

佐藤は手にしたチョークと宇野を見比べた後、どこか諦めた様な表情を浮かべ、ぽんと宇野の肩を叩いてさっきまで散々弄んだチョークを手渡した。
「簡単に諦めるなよ、まだ柱谷(哲二)がいるじゃないか!!」

宇野は気持ち湿ったチョークを受け取ると、深く頷いて、そっとダイヤモンドの上隅にそれを配置した。
「佐藤・・・黄金の、いや金剛の中盤の完成だ!ワッフル野郎共にサムライ魂見せてやろうぜ!」

キャロラインが消しゴムから目を離さずに言った。
「トップ下にハシタラーニはとてもイイだけど、トゥリオは天津飯できないだす。and オ兄チャンSo、それウーノにあげてregretするDAKARA」

はっと我に返った佐藤がチョークに手を伸ばすが、宇野がそれを制す。
「世界でTOP3に入るにはもうジョーカーを切るしか無いんだよ!」

宇野は嫉妬していた、それは佐藤が愛でるチョークに対してでは無い。きっとキャロラインが「兄」と慕う佐藤その者に対しての嫉妬なのだろう。いつからかキャロラインに抱いた不思議な気持ち、その気持ちを伝える事は、すなわち佐藤が“甘え”と呼んだ3人のゆるくも居心地のいい関係の終わりを意味すると考え、日々葛藤していた。

「天下三分の計・・・差し詰め我は魏の曹操か、ふふふ、ならばこの覇道、突き進んでくれようぞ!!」

佐藤とキャロラインが見慣れたものを見るように言う。

「エレクトしたな」

「For a moment 戻ってくるだす」

ドアが勢いよく開けられたのはその時だった。



『ドア』



★サトヲ



ドアが開く度に叫ぶのだから、やっぱり君は悪い女だよ。


「キャー!のび太さんエッチー!!」


視線の先、いつもの風呂場のいつかの君は確かにそう言った。凝視せざるを得なかった男がメガネの奥で何度も見たその姿は、果たして何だったのだろうか。
それでも、勉三さんはこれ以上浪人する訳にはいかず、しずかの裸体を脳裏に焼き付けると「ありがとう」とだけ呟いて、ドアをそっと閉めた。

その横で3人は相変わらず、かみ合わない。

「ジヤイアンツが親のスネヲかじる話なんてデキスギだと思わのび太ないか?」
と、佐藤…いや、やっぱり宇野は、いつもすごく面白い事を言う。

「UnoのUnkoの話なんてunkownだたよ!」
キャロラインは、いつもすごく日本語をよく理解していない。

「人の為と書いて“偽”と言うのであれば、僕は偽善者と呼ばれても構わない」
佐藤は、いつもすごく良い事を言う。


そんな、いつもの3人のやり取りを見ていた勉三さんが、静かに口を開いた。
「君達は自分の事ばかり主張し過ぎだよ。人という字を見てごらん?2人が、支え合っているだろ?君達も、そうしていかなきゃいけないと思うナリよ」
3人に向かってそう言うと、勉三さんは湯煙でまだ曇っていた眼鏡を外し、それを拭きながら、続けた。
「オレもいつか“はじめてのチュウ”をしたいな」
そう言うと、自分で言っておきながら勉三さんはその場で泣き崩れた。


…その時だった。


普段はケラケラと笑うだけのハズのキャロラインが、勉三さんに声を掛けた。
「ベン・ジョンソンはカナダでは今でもヒローだす。ロケトスータトは子供達の憧れだす」

…だす被り。


宇野はどら焼きをポケットから取り出し、勉三さんに差し出した。
「コロスケの好きな、毒入りのどら焼きナリ」

…殺す気か。


佐藤は取りあえず、また言った。
「その手には乗らない文鳥だぞ」

…ゲン担ぎ。


それを聞いた勉三さんは「後半、やっぱり適当過ぎだすー」と泣きじゃくりながら、アニメの世界へと帰って行った。


『アニメ』



★なーじゃ



「アニメはJapanのcultureなのダヨ!!」
キャロラインは勉三さんが帰って行ってしまって相当気を落としている。

佐藤はもう勉三に触れたくないから引き出しから新しいチョークを出す。
今度はピンク色だ。
「イチゴだな、コレは。」とニマニマしている。
宇野はキャロラインに近づき言った。
「勉三の代わりに誰か呼ぼうか。」
「YES!!ウーノ!!Can!!?」

下心ありまくりの宇野はニヤニヤしながら頷く。

その瞬間キャロラインの妄想が炸裂する。
アニメなくしてキャロラインは成り立たない。

月夜の晩、キャロラインは窓から空を見上げていた。
『何てbeautifulなmoon・・・』
その時だった。ベランダに降り立つ黒いマントの男。
もちろんタキシード姿に仮面をかぶっている。
男は言った。
「今日は月よりも僕の瞳のが綺麗だにゃん!」
輝く瞳。
思わず叫ばすにはいられなかった。
「あなたは、星の瞳のナイト!!」
・・・勝手に変なあだ名をつけられてしまった人の気持ちにもなって欲しいものだ。
「違うよ、私はなーじゃだよ!ルン♪」
・・・なーじゃはルンって言わない。

そしてキャロラインは呟いた。
「Heはフランシスによく似てただけど、なんか違うダヨ。」
すると佐藤は言った。
「何で俺の妹なのにお前は外人なんだ。」

宇野は確かに!と思った。
以前からキャロラインに感じていた「不思議」な気持ちはここに原因があるのではないかと思った。
佐藤が何気なく言った言葉は宇野の中で更に大きくなる。

あぁ、モヤモヤする!!
そして膨らむ!!
なんなんだ、この気持ち!

そして、遂に宇野はその気持ちに『メス』を入れた。

『メス』



★ウー



雌だから?雄だから?国籍不詳だから?そもそもフランシスっってどっから湧いた!?答えを探せずにむくむくと膨らむは疑問か、それとも欲望か。

消しゴムを撫で回すように見る、キャロラインの艶っぽい瞳に釘付けになる宇野の脳裏に一つの言葉がよぎる。

「恋・・・?」

「恋、なのか?」

零れだす想いは知らずに言葉になっていた。


「変だよそれは」

佐藤の言葉で現実に引き戻される。


「オモチ詰めたみたいな顔してDOしたUNO?」

キャロラインに突然顔を覗き込まれた宇野は真っ白になってしまった。お餅だけに。
(突き合って下さい!)って言えたらどれだけ楽か。お餅だけに。
膨れ上がった気持ちは破裂寸前だったのだ。お餅だけに。

またチョーク(ピンク)を眺めてニマニマしていた佐藤が言った。
「妹が外人でも別にいいけどな。」

キャロラインが嬉しそうに笑う。
「なじゃもa little things気にしないだす!」

宇野がほっぺたを膨らました。お餅だけに。
「また姉妹ごっこ・・・リーダー決めじゃなかったのかよ。だいたいリーダーなんて普通は推薦で・・・推薦?」



『推薦』



(「負けたやつこそ・・・真のリーダーだ!!」)

佐藤の言葉を思い出して宇野が続ける。
「俺は今、しりとりに負けた、だがそれが何だって言うんだ?独りでは不完全な俺達が寄りそう様に集まるのは、ただリーダーって偶像が欲しかったからなのかよ!!そうじゃねぇだろう!?なぁ!」

キャロラインが大きく頷いた。目にはうっすらと涙を溜めている。
「soだすよ!躁だす躁だす!We areミンナでリーダーだすよ!!」

チョーク(ピンク)を投げ捨てた佐藤はどこか晴れやかな表情だった。
「宇野が負けたんじゃない、俺達3人で負けたんだ・・・山へ行こう!次の日曜!そう、みんなで・・・!!」


  俺達の夏が・・・始まる・・・!


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇


(負けたやつだけ、全裸で山に登るから!!)

(全裸で山に登るから!!)

(全裸で山に!!)

(全裸で!!)



○月×日 mixiニュース
<高校生男女3名、全裸で登山。>
―主犯格のS少年は「リーダーとしての責任を果たしたかった。僕等は3人でリーダーなんです」等と意味不明な供述をしている。3名の唯一の所持品であったリュックサックからは多量の白い固形物 及び 粉末が押収され、今後、詳しく事情を聞くと共に薬物検査が行われる予定。

コメント(6)

おらぁ!!

たむぱつは、ホイミを唱えた!

もっと皆がちゃんと見てくれるように、一番上まで上って来い的な意味を込めて!

だって、田中 マルクス 闘莉王 の使い方なんて岡ちゃんよりうまいぜ!!


そんなこんなで一票でぃ!!!ウッシッシ

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