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人と自然コミュの無殺菌牛乳

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この牛乳を国内で唯一生産している方が、北海道十勝地区の中札内村にいらっしゃいます。(この村は、テレビで有名な田中義剛が経営している花畑牧場もある村)

この無殺菌牛乳というのは、文字通り殺菌していない牛乳のことです。普通の牛乳は130℃2秒殺菌されており、低温殺菌牛乳は通常65℃30分殺菌されています。そういう処理を全くしていない牛乳で、つまりそういう処理をしなくて良い牛乳を搾乳しているということです。これはすごいことなんですよ。帯広保健所とも3年近くに渡ってやりあったという話です。こんなこと、皆さんにわかって頂けますでしょうか?

経営者は長谷川さんと言う方で、日本獣医畜産大学を卒業しサラリーマンを経て就農後、身体をこわしその後再度就農したという方です。先日のテレビ東京系列「ガイアの夜明け」でも放映されたので見た方もいらっしゃるでしょう。それ以前にもテレビや新聞で取り上げられています。その方が全国講演されています。

6月〜8月にかけて、関西・東京・静岡県方面で講演されるようです。詳しくは「想いやりファーム」のHPを参考にしてください。

長谷川さんのことは、僕が8年前の就農直前の研修会(北海道では認定就農者がほぼ全員出席するもの)に先輩就農者として講師にいらっしゃって知り、その後とあるMLでもお話していたことのある方です。(むこうは私のことなど全く記憶にはないでしょうけど) ぜひ多くの方長谷川さんのお話を聞いてもらいたいと思いこの場に書かせていた頂きました。

僕は想いやりファームの回し者ではないし、実際無殺菌牛乳は高価で(720mLで1000円程度の価格です)僕の経営体力ではまだ購入できるレベルではなく、常時購入にいたっていません。(もちろん飲んだことはあります)ただこの方のお話しは聞くに値すると思っているわけです。皆さんのお近くに長谷川さんがいらっしゃるようでしたらぜひ講演会にお出かけ下さい。

コメント(6)

この牛乳は全国で発売されています。そのお店の数は少ないですが。岐阜県にもあると思いますよ。以前はHPに販売されている全国の店舗名が載っていたのですが、今は新規の取扱店しか出ていないみたいです。

有機農産物は今や差別化付加価値農産物と化してしまいつつありますが、一般的に皆さんが高価と思っている考え方を、フツ−の農産物の方が異常に安いんだというように認識を変えていただけたらと思います。安価な理由を常に考え購入していただきたい。

身近で手に入るのを大切にするというのは大切なことですね。でも、僕は農業現場にいるので、身近なものを大切にするだけでは済まされない問題も多く知っており、近場だからという理由で安易に共生はできないと思っています。
目指す方向性に共鳴し力になりたいと思うところが出発ですね。それが北海道や日本であれば最高ですが、海外にしかなければそれは仕方ありません。

 先日、地元北海道でも講演があったので行って来ました。道内での講演は今回が初めてだそうです。酪農王国ですから…ね、いろいろ難しい問題があるようです。
 ここまでは書いてもいいだろうという個人的な解釈でチョット書いてみようと思います。

 市販の一般的な牛乳(以下単に牛乳とします)を飲む時、『健康に良いから飲む』というのであればやめた方がいいということです。『好きだから飲む』というのであれば良いでしょう。牛乳は高温短時間殺菌されているので、タンパク質が変成し、熱に弱い酵素や乳酸菌も死んでしまいます。低温殺菌牛乳でも65℃前後の殺菌温度ですから、酵素や乳酸菌に関しては牛乳と同じということになります。

 牛乳の臭いがダメ、という方も多いでしょう。そう思える人はマトモということです。加熱殺菌でタンパク質がこげる臭いなんですね。乳は臭いを吸着するんだそうです。“とろみ”が嫌という方もいますか? その“とろみ”は、体細胞によるとろみなんだそうです。『体細胞(たいさいぼう)』は御存知ですか? 乳の中に含まれる白血球のことです。牛の体調が悪かったり薬を投与していると、白血球(ブツ、なんて現場では言ったりしますが、ブツそのものがはっきり出てしまえば、絞った牛乳はその時点で廃棄です)は病気と闘いますから数が増えます。牛の乳は血とも言えますから、乳の中に白血球が出てきます。それが多いとその牛乳は出荷停止になるくらいですから。道内の平均は25万/mlくらいです。30万以上が数日続くと集荷停止という処分もある地域も存在します。新陳代謝では3万前後くらい出ます。
 10万以下だと超優秀な酪農家と聞いたことがありますが、そんな酪農家は何%いるんでしょう? 僕が以前暮らしていた村の9軒の酪農家で10万以下などいませんでした。10万台が1軒。10万台でも優秀な部類です。現実はこの程度のレベル。

 仮に良い牛乳を絞っても買い取り価格は同じですから、酪農家のやる気も高まらない構造なわけで。殺菌すれば、まぁ…ね、ってことで。良くも悪くもほどほどのところで仕事をしているのが酪農家の現実です。かと言って『本物の牛乳』を絞っても、自分で売らなければ意味がないし、そう簡単に売れるものでもない。良いもの、本物を作るにはそれなりのコストがかかり対価を支払ってもらわなければ生産をし続けられない。

 理想と現実がここにあります。ただ本当のことを知ってもらおうとする情報発信は必要だと思っています。でも、正しい情報は探すのが非常に難しいでしょう。う〜ん…。
 
720mlが1000円なら、4合瓶だから、昔の牛乳瓶1本(180ml)は250円ということですか。

今スーパーだと、1リットルで250円前後、安いのは100円台のものもあります。これは安いというより、生産者は大変だと思う。

私は玉子も販売していて、その末端価格は52円くらいだが、新聞で見る鶏卵相場は上がっていない。低いまま。スーパーと契約している養鶏場もスーパーが値上げに応じないので、困っているようだ。廃業も伝えられている。

飼料の高騰が直撃しているんです。
無殺菌牛乳180ml瓶1本はその程度になっていますね。
道内では普通牛乳1リットル198円前後。特売日では158円程度で買えます。生産者はものすごく大変だと思いますが、ホクレンの買い取り価格が8%程度しか上昇していない以上、酪農家にはどうしようもありません。
また聞きですが、ある肉牛農家では、もう5ヶ月も飼料代を滞納しているとの事。地元農協か飼料会社かわかりませんが、こんなに売り掛け金をつくってもいいと判断する理由がわかりません。
 
今チーズやバターが品不足ですが(本州の方もそうですか?)加工乳の買取価格は生乳より4割ほど安いので、酪農家にとっては加工乳の需要が増えてもうれしくもなんともないでしょう。(酪農家の手取りは調整されていて、今は一定の80円弱/L程度になっているはず)ちなみに、道内生乳は加工乳へまわし、本州産は生乳にするというすみわけが基本になっています。

これから人口が減り子供が減るということは、牛乳の需要は減るとしか考えられないので、後継者もおらず(もっとも継がせないという人も結構います)高齢のために酪農を離農する事で需要と供給が自然減でペイできるのかどうか、やはり倒産する人が多く出るのか、さて…。

ヨーグルトですが、安いヨーグルト(例えばPB商品、いわゆるトップバリュ製品など)は脱脂粉乳を用いていますので、これなんかも買わないほうがいいと思います。

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