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声楽のためのイタリア語発音コミュの歌のセンセーの突拍子もない例え

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今日は、いつもどうしても気になる発声法の指導法に触れたいと思います(表現法のことではない)。

楽器と違って、声の出し方を説明するのは難しいですね。楽器が(喉頭)見えないし、意識的に操作するのに慣れていない筋肉に係わるからです。
しかし、生徒がその働きの知識がないからと言って(ほとんどの先生にもないのだが)、どんな漠然とした説明をしてもいいわけではないでしょう。
例えば、いわゆる息の支えを説明しようとして、「煙突の底から空気が上がってきて、上から鉛筆が落ちるような感覚」と言われたことがあります。
もっと詩的なものもありました。「地球の中心からマグマを汲んで、横隔膜の力でそれを天使に投げて、天使がパワーを下ろしてくれる」とか。
笑い話に聞こえるが、こんな突拍子もないことを言われるのに毎回1万円程度払わされます。その費用に、レッスンが終わって何も習得していないと感じることによる不安が加わります。
そんなレッスンを受けるのは、どなたにもある経験でしょう。私も声楽を習った期間の半分は時間とお金と気力の無駄でした。

それに反して、私は、私の先生デルフォ・メニクッチを見習い、方法的かつ科学的に教えることにしているので、そんなどうしようもない指導をしません。
腹筋の使い方から、喉頭の位置と声帯の働きを経て、共鳴の空間を左右する舌と何口蓋に触れていきます。教えようとするのはテクニックですから、技法的に教えるのがいいでしょう。

実は、この非科学的な指導法を定着させたのは、指導者(人材)です。普通に声楽を教えているのは、教育法・指導法の訓練を受けたことがない、論理力が低い人ばかりです。ただ歌える人です(歌えないくせに教える先生もいるが)。これは国籍を知らない問題です。
私は、そのような人が声楽を教える規格がないと言っていません。なんらかの知識を伝える資格がないと言いたいのです。ご自分の先生にある程度の論理力を要する、ある程度の知的な内容の説明を聞いてみてください。なんでもいいです。ある言葉の意味、機械の働き、ある事情に対する意見の根拠。出された答えには、自分が知っている答えや自分で調べて得た情報を比べてみてください。説明は正しかったですか。わかりやすかったですか。効果的でしたか。

最後に、風刺好きの私は歌の先生の道の教えかたを想像してみました。一緒に笑いましょう。
生徒:「先生、お飲み物を買いに行きたいんですが、近くにコンビニがありますか」
先生:「はい、あると思います。まず、踵からつま先まで交互にエネルギーを通して、目をスタジオのドアを見つめてください。体は自分で動くはずです。道に出たら、秋の落ち葉が東の風に吹かれるように、右に漂ってください。自分が立ち止まっていて地球が足の下で回転しているのをイメージすると良いでしょう。道路と道路が重なるところに、不思議な力があなたを救います。コンビニの店員さんをイメージしてください。「いらっしゃいませ」の声が聞こえますか。その方向に曲がってください。道路が交互に白くなったり黒くなったりする帯があるので、それを踏むと良いでしょう。到着を予感するかのように体を360度回せば、コンビニが視野に入るかと思います。希望を持って、横隔膜の力で最後の10歩を踏んでください。コンビニまでは目に見えない障壁が残りますが、腕を伸ばせば取り除くことができると思います。もしどこかで迷ったら、周りを見ないでただ深く呼吸してください。そうすれば、イメージが浮かんでくるはずです。その辺、練習してみてください。」

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