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アウトドア@岡山 TEAM PAINコミュの◆MTB導入前に読んでいただきたいこと◆

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参考になるかもしれないし、ならないかもしれない。(笑)
まぁ、ごく基本的なことと主観的なことをいくつか。

大前提として、MTBには本物とパチ物(ルック車)の2種類があります。
「パチ物は来るな!」とは言いません。パチ物MTBでも参加は可能です。ただ、後述の点でオススメできない、というだけです。

ホームセンターなどで売られている物は大体パチ物と思って差し支えないです。
大雑把な指標として「定価6万円以上が本物」と言われることがありますが、最近では実売2万以下がせいぜいの品物の定価を10万以上に設定して、それをあたかも大きく割り引いたように見せかけて4万とかで売る方法もありますので、騙されない心がけが必要です。

メーカー名自体に信用は置けても、ややこしいことにパチ物メーカーに「名前を貸しているだけ」のものもありますので、注意が必要です。
シボレー、プジョー(※)、ハマー、コールマン、ジープ、スポルディングなどは、有名なパチ物MTBです。多分他にもある筈。

※プジョーは一流の自転車メーカーですが、プジョージャパン製造のモデルは低品質であり、現在国内におけるプジョーのMTBとは、多くはこのパチ物を指します。大変残念なことであり、名門プジョーの名を汚す恥ずかしいことです。

ダートを走ったり遠出をしないママチャリぐらいの扱いならば、パチ物でも一応「自転車としての機能」はします。
それなら普通に一流メーカー製のママチャリやシティサイクルを買う方がよほど幸せになれます。パナソニックやミヤタ、ブリヂストンなどのシティサイクルは、当然「値段なり」ですが、品質にはさほど問題ありません。

また「信頼の日本製」を謳う商品もありますが、日本国内メーカーでマトモにダートを走れるMTBを作っているのはブリヂストンのスポーツ部門であるアンカー(Anchor)と、その他小規模なカスタムメーカーが数件ぐらいです。
アンカーのMTBは品質的に全然問題ありません。フレームのデザインなど、どことなく日本的な上品さを漂わせていて、素晴らしいですね。
その他のカスタムメーカー製品は大体どれもクロウト向けで高価です。

パチ物と本物の最も簡単な見分け方は、
定価数十万円のスポーツ自転車をラインナップしているメーカーの、定価6万円以上ぐらいのエントリーモデルより上のクラス。「悪路走行禁止」の注意書きのないモデル。
…というものです。
大体はこれで間違いありません。
定価4万円ぐらいの一流メーカー製MTBもありますが、筆者は実際にそれに乗ったことがないのでコメントできません。フレームなどは共通の場合が多いようですのでそれなりにしっかりしたマシンかと思いますが、ダートでの使用に耐えるかは分かりません。

また、折りたたみタイプもほとんどがMTBとして用を為さない性能のもののようです。折りたたみは一見便利そうですが、諦めましょう。
どうしても小さく畳めないと困る場合は、安心してください。
本物のMTBなら、前後ホイールが簡単に取り外せます。取り外して輪行バッグに入れてしまえば、そのままバッグを方から提げて電車にも乗れます。
だから折りたたみ性能は「不要」なのです。

一方、「どうせダートで傷つくのだし、使い潰すつもりでパチ物でダート遊びしてもいいだろう」と思われる方もいて、それはそれでまぁ、間違いではないのですが…
そもそも、わざわざ自転車でダートに乗り入れるのは、「楽しみたいから」ですよね。
パチ物の品質では、楽しめません。さらに言えば、危険です。

●まず、パチ物は「まっすぐ走りません」
ライダーの腕の問題というより、ぺダルを漕ぐ度に車体各部が歪み、蛇行します。結果、上り坂だとものすごくしんどい思いをしますし、下り坂では危険です。これはパーツの精度の低さと部材の安さから来ることで、どうしようもありません。

●また、パチ物は「停まりません」マジで。
乗り比べてみると分かるのですが、本物のMTBは、驚くほど制動力が強くコントローラブルで、きちんと停まります。
パチ物だと、力一杯握ってようやくユルユル…と停まります。

●パチ物の「使えるギアは半分以下」です。
部品精度が極めて悪い為、新車時はそれなりに全てのギアが使えていたとしても、すぐに「入らないギア」が出てきます。
また、入ったとしても常時「ガリガリ」と異音を発したりします。
ペダリングロスも相当なものでしょう。

●パチ物は「よく壊れます」
そもそも安価な材料でいいかげんに作られているので、いつの間にか色んなパーツが折れたり脱落したりしています。樹脂パーツは湿度と寒暖の差ですぐに硬化してひび割れ、金属部は急速に錆びます。また、強度が必要で金属であるべきパーツがプラ製だったりすると答えは簡単、すぐに割れたりします。国内メーカーの安価な製品もそういうコストダウンはよく見られますが、悪質なルック車だと売りっぱなしでスペアパーツを供給しないので、必要な部品が破損すると、代替品が見つからない限り、後は破損したまま…ということになります。

●パチ物のサスペンションは「動かない」か「乗っただけでフルボトム」
体重100キロぐらいの巨漢がジャンプしてようやく用を為す硬い動かないサスペンションか、あるいは柔らかいと、ちょっと大柄な人が乗ったらすぐに伸びきって(縮みきって)、結局サスとしての用を為しません。
ひどいものだと、ボトムした際にペダルが地面に当たったりします。

サスペンションは、あまり目立たない部品ですが、非常に重要かつ進歩の激しい部分であり、ただのバネでは用を為しません。
本物のMTBのサスペンションにもバネ式のものがありますが、きちんと調整されていますので、サスペンションとしては安価な割に効果は非常に高いのです。
最新式のエアサスなどは、感動モノの性能ですよ。

●パチ物を片手で持ち上げてみましょう。アホほど重たいから。
本物MTBのエントリーモデルの重量が14キロぐらい。10万円前後のグレードで13キロ、15万円ぐらいで12キロ、20万以上で10キロ…と、値段が高くなっていくと車体も軽くなっていきます。そう。ライダーの身体に直結した道具である自転車にとって「軽さは武器」なのです。
実際、乗り慣れてくると1キロで大違いだと感じますから。
例外的に、ダウンヒル用のフルサス車などは20キロ近いものもありますが、あれは軽さより剛性が重要なので。
で、パチ物は18キロぐらいあります。片手で持ち上げてみてください。肘を傷めそうです。
安っぽい部材といい加減な工作精度では、各部パーツを厚ぼったく作らないと人が乗れるモノにすらならないってことです。
パチ物のくせに軽い自転車は……最も恐い部類かもしれませんが。(笑)

以上、ざっとパチ物の問題点を列挙しましたが、だからと言ってパチ物が何の役に立たない物かというと別段そうではなく、ちょっとカッコイイママチャリ…ぐらいのものと思えば、値段的にもそんなもんですし、さしてハラも立ちません。
とはいえ、単にダートを通り抜けることだけが目的で、普段は近所の買い物ぐらいがメインの使い方…というのなら……うーん、一流メーカー製のママチャリを選んだ方が幸せになれる気がしますが。(^^;


そういうワケで。MTB購入前に、絶対すべきこと。
●購入前に、きちんと調べましょう。
●できれば誰か詳しい人に相談しましょう。
●命を載せて走るモノに、衝動買いは禁物です。


筆者も以前、家族の者がそんなパチ物をつかまされて、非常に悔しい思いをしました。
これだけ情報に事欠かない世の中で、何故そんな物を掴まされるのかと思いますが、実際は致し方ないところもあるのです。
大体、本物のMTBを売っているところよりもずっと多くの場所でパチ物にお目にかかります。それではパチものが「普通」に思えてしまって当然です。
「MTBは最も安いので6万円ぐらい」と言うと、ほとんどの人は「えっー!」って驚かれると思います。高価いんですよね、普通の感覚だと。当たり前ですが。
筆者は、命をのせて走るモノがいちきゅっぱなどで買える現状がおかしいのだと思います。

また、あろうことか、本物のMTBを売っているショップでも、儲けの為にはパチ物を平気で掴ませようとします。
筆者の家族がヤラレたのも、そういうショップでした。店構えがきちんとしてたので、油断した例です。
店頭の表側には、ジャイアントやGTやルイガノなどが並べられていますが、店員と話をすると店の奥からパチ物を出してくる…って寸法です。
そういったクソショップは、特に女性などは知識の無い絶好のカモと認識していて、ママチャリ以下のゴミみたいなバイクを法外な値で売りつけようとします。
そのショップがどんなにきちんとしたショップに見えたとしても、店員が良い人に見えたとしても、そのようなモノを薦められたならば、即刻そのショップを出て、二度と行かないようにしましょう。
この世で最も信用ならないのは、善人のツラをした人間です。

その一方で、本物のMTBのみを取り扱っている高級自転車屋は、すごくマニアックで入りづらい雰囲気を醸し出していることが多いのも事実です。
実際はそんなことないよとは、言わせませんよ!(笑)
店頭に陳列されている自転車は安いモノで10万、高いものだと平気で100万とか…。
店員にちょっと声をかければエントリーモデルとして薦められるのは20万のフルサス……うわー、入りづらい!
世間の人間全員が自分と同類と思うなよ!と筆者は言いたい。
そういった高慢な姿勢が一般客やライトユーザーを遠ざけ、ひいては危険なパチ物ルック車の氾濫を招いているのだと思います。
爽やかに「エントリーモデルなら6万円ぐらいがオススメです。コストパフォーマンスの高いのが10〜15万円クラスです。20万円以上だと、レースで勝とうなどと思わない限りウハウハな性能です♪まずは用途を教えてくださいな」って普通に言えって感じです。

とはいえ、100万円でも6万円でもMTBはMTB。
ハッキリと大きな声で、店員さんに「不整地走行可能な、ルック車じゃない、安いMTBをください!」と言いましょう。
「コレに飽き足らなくなったら後でグレードアップするかもしれないのでその時はよろしく!」って言っておけば、満点です。(笑)

とはいえ、多少お金に余裕があって、本気でダート遊びしたいということなら、10〜15万円ぐらいのモデルがオススメですけどね。
最初からそこそこ良いパーツが組んであるので、後でパーツをグレードアップしたくなって余計な金と手間暇をかけないで済みますから。

「3万円で買ったパチ物ルック車がハズレで、ツーリング途中で自走不能になるリスクおよび低性能に嫌気が差していずれ乗らなくなるリスク」と、
「6万円で買った本物エントリーモデルに後々不満が出てきてパーツをアップグレードしたくなるリスク」
「10万円で買った本物MTBが自分にはオーバースペックだったリスク」
「つい出来心で20万以上のハイスペックMTBを買って後に退けなくなってしまうリスク」
これらのうちどのリスクが自分に相応しいか、選んでいただければよいかと思います。
まぁ、趣味の物って「コレは無駄だなー」と感じるぐらいが丁度良かったりするんですよね。(笑)

なお、安全の為、ヘルメットは「乗車時は常時」被りましょう。
実際、帽子よりも快適ですよ。


コメント(12)

MTB関連コミュでよく「初めまして」の人がルック車を買ってきて、非常にショボーンな思いをされるという悲劇をちょくちょく目にしましたので、このようなスレを立てました。

内容的に問題がなさそうであれば、このスレをトップページからリンクしておこうかと思っています。
僕の立てた「初心者さんにオススメできる自転車&装備」トピの
トップ文と入れ替えても良いのでは、と思います
→こーげんさん
コレはかなり長文なので、トピの冒頭には少々邪魔かなと思います。w

→TSUさん
自転車に限らずこういった奥深さをもつ趣味のものに関しては、初心者からすればそこに壁を感じるのは自然なことで、それがライダー心理に由来するものか金的なことかは色々ありますが、20万のフルサスを薦められた後で6万のエントリーモデルを買うユーザーの気分を想像すれば、その壁の存在は、わりと分かり易いのではないかと思います。

スポーツ自転車ショップはのユーザーのすそ野を広げる努力は、現状でやはり少々足らない場合が多いのではないかと思います。
薦められるバイクのクオリティからすれば充分コストパフォーマンスの高いモノでも、その価値を見出す機会を与えられていないのが多くの初心者さんなわけですから。

その点で、ことMTBに関しては、うちのコミュニティがMTBをダートで乗り比べるなどのイベントを行っていけば、多少は自転車市場に貢献できるものと考えます。
というわけでトップページからリンクしときました〜(^^
良いショップに巡り会えるのが一番のカギかもしれませんね。

自転車じゃないけど某バイクショップで、2001年にtmを買った時に「外車のオフロード買うなんてアホ。 ホンダのCR買って登録するのが最も賢い方法だ。」とボロクソ言われてしまいました。
そんなショップも今ではKTMディーラー。

大人の事情って怖いですね。
結局、いくつか失敗して、良い道を見つけるものなのでしょうね。
ただ、最初の失敗が致命的だと道を完全に閉ざしてしまう可能性もあるワケで。

そうはならない為に、せめてなんらかの情報にアクセスしようとするのは、悪いことではないと思います。それがたとえネットの情報であったとしても。
自転車に限って言えば、せめて本物とルック車の見分けはつくようになるワケですし。
少々追記します。
一口にMTBと言っても、種類は多く、各々がまったく違った用途で用いられます。

◆XC系
クロスカントリー系。ノーサス、ハードテイル(前だけサス)、フルサス(前後サス)があります。
走破性に重点を置いた作りで、上りも軽快に走れます。
おそらく最もユーザーの多い系統じゃないでしょうか。
大雑把に言えば、この系統のバイクを買っておけば、大抵のMTB遊びがカバーできます。
車体が軽快な作りなので、普段はスリックタイヤを履かせて舗装路を快適に走れます。特に軽量な車体なら、クロスバイクとほとんど変わらない走りが楽しめます。
また、XC系でもフルサスの車体は、後に述べるFR系と同等の走りを楽しむこともできます。
一ジャンルをよほどディープに追求するのでなければ、XC系バイクが最も汎用性があり、つぶしがききますので、最もオススメなジャンルです。


◆DJ系
ダートジャンプ系。
基本的にハードテイル(前だけサス)になります。
BMXのようにコースを跳んだり跳ねたりが目的の系統です。
XC系より頑丈で多少重いのですが、車体の剛性が高い分、走りの安定感は高いです。
ロングライドじゃなければXC系と同じように扱えますが、ギアの枚数がXCほど多くない場合が多く、ダートの上りは多少しんどいですが、車体剛性が高い分、同グレードのXC系マシンよりも下りギャップなどが楽しめます。


◆FR系
フリーライド、オールマウンテン系。
先述のフルサスXCをもう少し下り重視にして車体剛性を上げたタイプ。
もしくは後述のDH系バイクを軽快軽量にしたタイプ。
各社各車種によって特性は様々で、ライダーの好みや用途と合わなければ「何でも出来るけど何にも出来ないバイク」と感じられるかもしれません。
とはいえ荒れた山道をトータルに楽しめるのはこのタイプです。


◆DH系
ダウンヒル系。
DVD作品などの花形がこのタイプです。夏場のスキー場などのコースを、あり得ないスピードで下っていったり、派手な大ジャンプを決めたりするような車体です。ほとんど「エンジンがついてないだけのモトクロッサー」です。
車体は重く、ペダルを漕いで坂道を上るのは大変苦痛です。
非常に危険なスポーツなので、ライダーは基本的に全身フルプロテクター装備です。ヘルメットはフルフェイスタイプが主流です。
WRC王者のセバスチャン・ローブが昨年のレース期間中、休日にこの種のバイクを山で乗り回していて転倒し、大怪我を負って後半戦を欠場したのは有名な話です。
岡山にもいくつかこっそりとコースがあるらしいですが…

買ってはいけないKDX526、でも誰かネタで買って欲しい
米カワサキライセンスの中国製、イオンで扱ってるらしいです
http://kawasakibikes.cyclesg.com/product.php?name=KDX226FS%20Mens&id=74226-6
地雷と判っていても買いたいKawasaki党がここに一人。
でも、上記写真の車両はまだ使える様に見えるけど、上記URLの方はどうみてもルック・・・(;^ω^)
いや〜ハチプロさん!私も常日頃入門希望者にパチ物について同じこと言っていますが、ホントそうですよね〜
トライアスロンに出るのにクロスバイク買ったり、くそ重い折りたたみMTBを通販で買ったり。
価格と品質のバランスが見分けにくいのが問題なんですね!

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