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 8月2日の週のダウ工業平均株価は、欧米諸国の主要企業の決算が改善傾向
を示していることを好感して上昇傾向となっている。
米経済指標は、一部(ADP雇用者数、ISM非製造業景気指数)改善の傾向がみら
れたものの総じて弱い結果となり相場を圧迫する要因となった。
注目された7月の雇用統計は非農業部門就業者数は予想(65千人減)に対して
下振れ(131千人減)となり、また民間雇用者数も予想(90千人増)に対して
下振れ(71千人増)となった。失業率は前月同様の9.5%と推移した。
市場はこの結果を嫌気し下落する場面がみられたものの米主要企業の業績改善
が相場をサポートし下げ幅を縮小し今週の取引を終えた。
なおオバマ大統領は、7月雇用統計の結果を受けて、不況から抜け出すには時
間がかかるが、民間雇用が増加を続けていることは良い兆候だと述べた。
年初にオバマ大統領は8月〜10月頃までは失業率など高止まりすると述べて
いたこともあり、これを記憶している者にとっては予想範囲の結果であったで
あろう。
 日経平均株価は、円高により上値を圧迫されている状況ながら欧米主要企業
の決算改善を背景とした米市場の堅調推移や国内主要企業の決算を好感し底堅
く推移している。
国内では注目されたトヨタ自動車の決算が黒字転換したことや業績予想を上昇
修正するなど投資家心理を安心させる場面があった。
しかし、株価の戻りは鈍く、世界の株価の動向から日本株の出遅れ感が指摘さ
れている。円高ネックが響いている。
来週は、景気減速懸念からFRB、日銀が追加金融緩和に動くとの見方もあり
相場が大きく動く可能性があることから注目したい。
なお、国内はお盆休暇により市場参加者が減少することが予想されるため、積
極な売買は控えたい。

8月2日(月)
 1)日経平均株価は、野田財務相が円高をけん制する発言をしたことで円売り
  を誘ったほか、アジア株が全面高で推移していることや国内主力企業の好
  決算が好感され堅調に推移した。後場は戻り売りに押され上げ幅を削る展
  開となり、+33.01円の9570.31円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、全面高となった。
  中国市場は、週末に発表された中国の製造業PMIが51.2と噂された50割れほ
  ど悪化しなかったことが安心感を誘い2672.52(+35.01)で引けた。
 3)米国経済指標
 【ISM製造業景況指数(7月)】
  結果 55.5
  予想 54.5 前回 56.2
 【建設支出(6月)】
  結果 0.1%
  予想 -0.5% 前回 -1.0%(前月比)
 4)米国株式市場は、中国の製造業PMIが噂より良好だったことなどによるアジ
  ア株高やHSBC、BNPパリバなど欧州主要金融機関の好決算による欧州株、米
  ISM製造業景況指数が予想を上回ったこと、原油価格の急伸によるエネルギ
  −関連銘柄の上昇などにより大幅高となり+208.44ドルの10674.38ドルで引
  けた。

8月3日(火)
 1)日経平均株価は、欧州主要金融機関の好決算などを背景に欧米株が大幅高と
  なったことや円高の一服を好感して序盤から180円高で推移するも中国の利
  上げを巡る噂で上海株が軟調に推移したことややや円高に振れたことなど
  により上げ幅を縮小し+123.70円の9694.01円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、中国市場以外は堅調となった。
  中国市場は、一部メディアが中国人民銀行が10月に預金準備率を引き上
  げる可能性があると報じたことが嫌気され、銀行株や不動産株などを中心
  に幅広い銘柄が売られ2627.00(-45.51)で引けた。
 3)米国経済指標
 【PCEコアデフレータ(6月)】
  結果 0.0%
  予想 0.1% 前回 0.1%(前月比)
  結果 1.4%
  予想 1.3% 前回 1.5%(前年比)
 【PCEデフレータ(6月)】
  結果 1.4%
  予想 1.3% 前回 2.1%(前年比)
 【個人支出(6月)】
  結果 0.0%
  予想 0.1% 前回 0.1%(前月比)
 【個人所得(6月)】
  結果 0.0%
  予想 0.2% 前回 0.3%(前月比)
 【製造業新規受注(6月)】
  結果 -1.2%
  予想 -0.5% 前回 -1.8%(前月比)
 【中古住宅販売成約指数(6月)】
  結果 -2.6%
  予想 4.0% 前回 -29.9%(前月比)
 4)主な米企業の決算内容(4-6月期)
  ・ファイザー:一株利益0.62ドル(予想0.52ドル)
  ・P&G:一株利益0.71ドル(予想0.73ドル)
  ・ダウ・ケミカル:一株利益0.54ドル(予想0.57ドル)
 5)米国株式市場は、米中古住宅販売成約指数など一連の経済指標が弱かった
  ことや日用品大手P&Gなど米主要企業の決算が冴えなかったことで序盤か
  ら売られる展開となった。売り一巡後は押し目買いや原油価格の上昇によ
  り石油関連株が相場を下支えし-38.00ドルの10636.38ドルで引けた。

8月4日(水)
 1)日経平均株価は、一連の米経済指標が弱かったことで米景気先行き懸念が
  再熱したことや円高の進行、中国株の下落などが嫌気され序盤から売られ
  て大幅安となる-204.67円の9489.34円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、概ね堅調に推移した。
  中国市場は、序盤は米景気の先行き不透明感で売りが先行するも売り一巡
  後は値ごろ感で押し目買いが入ったこともあり、2638.52(+11.52)で引け
  た。
 3)米国経済指標
 【MBA住宅ローン申請指数(7月30日までの週)】
  結果 1.3%
  予想 − 前回 -4.4%(前週比)
 【ADP雇用者数(7月)】
  結果 42千人増
  予想 30千人増 前回 19千人増(前月比)
 【ISM非製造業景気指数(7月)】
  結果 54.3
  予想 53.0 前回 53.8
 4)主な米企業の決算内容(4-6月期)
  ・タイムワーナー:一株利益0.50ドル(予想0.46ドル)
 5)米国株式市場は、雇用や非製造業の景況感の改善を示す米経済指標の発表
  が相次ぎ買い優勢の展開となった。利益確定売りに押される場面があった
  もののADP雇用者数の改善により今週金曜日の米雇用統計を巡る警戒感がや
  や後退したことによる押し目買いなどにより底堅く推移して+44.05ドルの
  10680.43ドルで引けた。

8月5日(木)
 1)日経平均株価は、一連の米経済指標の上振れを受けた米株高や円高一服を
  好感し買い優勢となり一時200円近く上昇するも中国株の軟調推移や再び
  円高に振れたことで上値を圧迫し+164.58円の9653.92円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、高安まちまちの動きとなった。
  中国市場は、当局が銀行にストレステストの実施と住宅融資の厳格化を指
  示したことが嫌気され、銀行株や不動産関連株が売られ2620.76(-17.77)
  で引けた。
 3)米国経済指標
 【新規失業保険申請件数(7月31日までの週)】
  結果 479千件
  予想 455千件 前回 460千件
 【失業保険継続受給者数(7月24日までの週)】
  結果 4537千件
  予想 4515千件 前回 4571千件
 4)米国株式市場は、新規失業保険申請件数が予想を下回ったことで翌日に控
  えた米雇用統計を巡る警戒感が高まったことや弱い米既存店小売売上高を
  受けて売り先行となるも下値では押し目買い意欲が強く下げ渋り小幅安と
  なる-5.45ドルの10674.98ドルで引けた。
 5)主な米企業の決算内容-米市場引け後(4-6月期)
  ・クラフト:一株利益0.60ドル(予想0.52ドル)

8月6日(金)
 1)日本経済指標
 【景気先行指数(CI)・速報値(6月)】
  結果 98.9
  予想 98.7 前回 98.6
 【景気一致指数(CI)・速報値(6月)】
  結果 101.3
  予想 101.2 前回 101.2
 2)日経平均株価は、米雇用指標の悪化による米株安や円高基調を嫌気して序
  盤から前日比100円超の下落となったものの後場には円高の一服やアジア
  株の堅調推移などにより一時プラス圏に浮上する場面があった。しかし、
  今夜発表される米雇用統計の発表を控えていることで上値を買い向かう動
  きは限られ小幅安の-11.80円の9642.12円で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、概ね堅調に推移した。
  中国市場は、当局の新規制導入や弱い米経済指標を嫌気し序盤は軟調だっ
  たものの融資の厳格化について当局がやや柔軟な態度を示したことで投資
  家心理が改善し幅広い銘柄が買われ2658.39(+37.64)で引けた。
 4)米国経済指標
 【失業率(7月)】
  結果 9.5%
  予想 9.6% 前回 9.5%
 【非農業部門雇用者数(NFP)(7月)】
  結果 131千人減
  予想 65千人減 前回 221千人減(前月比)
 【民間雇用者数(7月)】
  結果 71千人増
  予想 90千人増 前回 31千人増
 5)主な米企業の決算内容(4-6月期)
  ・AIG:一株利益1.99ドル(予想0.99ドル)
 6)米国株式市場は、米雇用統計が予想を下回り景気の先行き不安が強まった
  ことで一時150ドル超まで下落したものの企業業績は回復傾向にあること
  から押し目買いが入り引けにかけて下げ幅を縮小し-21.42ドルの10653.56
  ドルで引けた。


チャーチスト方針
○ 日経平均株価の予想 9400円−9800円
○ 米国株式市場は一部の弱い米経済指標が相場の圧迫要因となり
 方向性に欠ける展開になることを予想。
○ 日経平均株価は円高懸念により上値重い展開を予想。

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