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チャーチストコミュのチャーチスト 市況

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 1月11日の週のダウ工業平均株価は、10-12月期の企業業績回復期待により
堅調推移し高値更新する動きを継続したものの、中国の預金準備率を引き上げ
やJPモルガンの決算内容、予想を下回る米経済指標の結果などを受けて軟調
に推移する場面もあるなど高安まちまちな動きとなった。
日経平均株価は、中国の金融引き締めにより一時は軟調になったものの米株、
アジア株の堅調推移、海外からの資金流入などを背景に昨年来高値を更新し堅
調推移となっている。

 中国では、以前から不動産市場の急騰でバブル生成が懸念されており、日本
の二の舞にならないよう中国人民銀行は12日に銀行の預金準備率を0.50%引
き上げた。
中国の主要都市、特に沿岸部の大都市で住宅価格が過度に高くなっており、バ
ブルを抑制するために、借り入れコスト上昇策を採り資産価格インフレの進行
を防止する狙いがある。
これを受けて、世界主要国の株式市場では金融・不動産関連株を中心に売られ
、特に上海総合指数は大きく値を下げた。

 ダウ工業平均株価や日経平均株価などは昨年来高値を更新するなど上値を追
う展開となっており、一部では高値警戒感もでていただけに、中国の金融引き
締め策をキッカケにトレンド転換する可能性が懸念された。
しかし、中国預金準備率引き上げを受けた狼狽売りが一巡した翌日には、株式
市場・為替市場とも下値固めから反発し、リスク許容度が回復したことから再
び堅調推移することが予想されいる。
但し、今回の金融引き締めだけではバブルを抑制するのは不十分であることも
確かであり、さっそく中国の追加金融引き締めの噂がでているなど今後の中国
当局の動きには目が離せない。

 米国では、米地区連銀経済報告書(ベージュブック)で労働市場については
依然として脆弱ながら、「米経済は今年に入っても回復ペースは低水準ながら
改善しつつあり、12地区中10地区で経済状況が改善」との認識を示した。
米政策金利の利上げ後退や年末商戦の低調、米経済指標が強弱感ある結果にな
っているものの米国は緩やかな景気回復を続けており、さらなる景気回復期待
は根強い状況である。
また、米半導体大手インテルの決算が良好だったことで、ハイテクセクターの
業績回復期待を裏付け、これから本格化する10-12月期の決算に期待がもてる
内容となり、市場のムードは明るい。

 一方、日本は景気回復の遅れやデフレ懸念、政局不透明感、JAL問題など
問題が山積みしており、国内要因だけでは株高は難しい状況である。
しかし、外部環境の改善により外国通貨買い/円売りの図式がしっかりしつつ
あり過度な円高懸念の後退や海外勢のリスク許容度の回復により7週連続の日
本株買い越しなど株価は底堅く推移している。
相場環境は良いことから利益を得ている個人投資家もそこそこ出始めているよ
うだ。
ここ2〜3ヶ月売買を頻繁に行っている個人投資家は物色対象銘柄や材料銘柄、
輸出関連銘柄、底打ち銘柄を中心に取引して利を得ていると聞く。
我々チャーチストもこれら銘柄を配信しているため、引き続きチャーチストの
配信銘柄を監視対象に組み入れていきたい。


1月11日(月)
 1)日本市場は、成人の日のため休場。
 2)アジア各国の株式市場は、韓国とインド市場以外は堅調となった。
  中国市場は、中国12月貿易収支で輸入が過去最高となったことで中国の需
  要拡大を好感したことや中国当局が指数先物と空売りの導入を承認したこ
  で業務拡大期待から証券株が買われたが、不動産市場への引き締め対策追
  加措置懸念で上値重くなり小幅高で引けた。
 3)米国株式市場は、米雇用統計の結果を受けて米国の景気回復に対する過度
  の期待感や早期利上げ期待が後退し軟調になる場面もあったが、中国の貿
  易統計で輸入が過去最高水準に上昇したことや企業決算が始まることで業
  績期待などで底堅い動きとなり、+45.80ドル高の10663.99ドルで引けた。
 4)米アルコアが10−12月期の決算を発表。1株利益0.01ドル(予想0.06ドル)

1月12日(火)
 1)日本経済指標
 【国際収支-経常収支(11月)】
  結果 11030億円
  予想  9996億円 前回 13976億円
  結果 13048億円
  予想 12161億円 前回 13762億円(季調済)
 【国際収支-貿易収支(11月)】
  結果  4906億円
  予想  4790億円 前回 9490億円
 2)日経平均株価は、米企業業績への期待から上昇した米株や貿易など堅調な
  経済指標から中国経済への期待、海外年金筋の買い観測などもあり昨年来
  高値を更新する動きとなり+80.82円高の10879.14円で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、中国市場以外は軟調となった。
  中国市場は前場は軟調推移となったが、石油株や銀行株、資源株が相場を
  サポートしてプラス圏で引けた。
 4)中国人民銀行が1月18日から銀行の預金準備率の0.50%引き上げを発表。
  中国人民銀行高官は、預金準備率引き上げについて以下の姿勢を示した。
  - 適正な銀行貸出金利を維持する目的で流動性をコントロールするため。
  - 金融政策のスタンスは変わらず、引き続き適切な緩和の姿勢。
  - 金融の微調整の手段として量的緩和を用いる。
 5)米国経済指標
 【貿易収支(11月)】
  結果 -364億ドル
  予想 -346億ドル 前回 -332億ドル
 6)米国株式市場は、中国人民銀行が0.50%の預金準備率を引き上げを発表し
  たことで、中国の金融引き締めによる世界的な景気回復への影響が懸念さ
  れたことや金や原油など商品相場が下落したことで軟調に推移し-36.73ド
  ル安の10627.26ドルで引けた。

1月13日(水)
 1)日経平均株価は、中国が金融引き締め策の一環として銀行の預金準備率を
  0.50%引き上げを発表したことを嫌気して米株、アジア株が軟調になったこ
  とや円高の進行で幅広い銘柄が売られ-144.11円安の10735.03円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、インド市場以外は軟調となった。
  中国市場は、中国人民銀行が預金準備率の引き上げを発表したことで金融
  引き締めへの警戒感が強まり幅広い銘柄が売られ大幅安となった。
 3)米国経済指標
 【MBA住宅ローン申請指数(1月8日までの週)】
  結果 14.3%
  予想 − 前回 0.5%(前週比)
 4)米国株式市場は、中国の預金準備率引き上げを受けた狼狽売りが一巡した
  ことや食品大手のクラフトが10-12月期決算の見通しを上方修正したこと
  で決算への期待感が高まったこと、米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  で12地区中10地区で経済状況が改善したことなどを受けて、+53.51ドル高
  の10680.77ドルで引けた。

1月14日(木)
 1)日本経済指標
 【機械受注(11月)】
  結果 -11.3%
  予想 0.2% 前回 -4.5%(前月比)
  結果 -20.5%
  予想 -10.1% 前回 -21.0%(前年比)
 【国内企業物価指数(12月)】
  結果 0.1%
  予想 0.0% 前回 0.0%(前月比)
  結果 -3.9%
  予想 -3.9% 前回 -5.0%(前年比)
 2)日経平均株価は国内機械受注が予想を大きく下回ったものの影響は限定的
  となり、逆に中国金融引き締めの反発調整によるアジア株の堅調推移、米
  株高、円高基調の一服などを受けて安心感が広がり、海外資金の流入もあ
  り大幅高となる+172.65円高の10907.68円で引けた。、
 3)アジア各国の株式市場は、香港市場は堅調となった。
  中国市場は、中国金融引き締め策により前日に大幅安となった反動から銀
  行株や不動産株、資源株などが買われプラス圏で引けた。
 4)米国経済指標
 【輸入物価指数(12月)】
  結果 0.0%
  予想 0.0% 前回 1.6%(前月比)
  結果 8.6%
  予想 8.6% 前回 3.7%(前年比)
 【小売売上高(12月)】
  結果 -0.3%
  予想 0.5% 前回 1.8%(前月比)
  結果 -0.2%
  予想 0.3% 前回 1.9%(自動車除くコア・前月比)
 【新規失業保険申請件数(1月9日までの週)】
  結果 444千件
  予想 437千件 前回 433千件
 【企業在庫(11月)】
  結果 0.4%
  予想 0.3% 前回 0.4%(前月比)
 5)米国株式市場は、米小売売上高が予想を大きく下回ったことや米新規失業
  保険申請件数も予想より悪化したことを受けて売り先行で始まったものの
  米主要企業の好業績期待からハイテク株を中心に底堅く推移し+29.78ドル
  高の10710.55ドルで引けた。
 6)米インテルが10-12月期の決算を発表。1株利益0.40ドル(予想0.31ドル)

1月15日(金)
 1)日経平均株価は、米国市場引け後に発表された米半導体大手インテルの好
  決算を受けてハイテク株が買われ相場をサポートしたことやドル円が比較
  的落ち着いた動きとなったことで安心感を誘い+74.42円高の10982.10円で
  引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、まちまちな動きとなった。
  中国市場は、12月の海外直接投資額が大きく改善する一方、原油などの商
  品市場が軟調推移で資源株が売られたことで上値重くなり小幅高ながらプ
  ラス圏で引けた。
 3)米JPモルガンが10-12月期の決算を発表。1株利益0.74ドル(予想0.60ドル)
 4)米国経済指標
 【消費者物価指数(CPI)(12月)】
  結果 0.1%
  予想 0.2% 前回 0.4%(前月比)
  結果 2.7%
  予想 2.8% 前回 1.8%(前年比)
  結果 0.1%
  予想 0.1 前回 0.0%(食品・エネルギー除くコア)(前月比)
  結果 1.8%
  予想 1.8% 前回 1.7%(食品・エネルギー除くコア)(前年比)
 【ニューヨーク連銀製造業景気指数(1月)】
  結果 15.92
  予想 12.00 前回 4.50
 【鉱工業生産(12月)】
  結果 0.6%
  予想 0.6% 前回 0.6%(前月比)
 【設備稼働率(12月)】
  結果 72.0%
  予想 71.8% 前回 71.5%
 【ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(1月)】
  結果 72.8
  予想 74.0 前回 72.5
 5)米国株式市場は、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を下回ったことやJP
  モルガンの決算内容で住宅ローンやクレジットカードの損失が拡大したこ
  とを嫌気して-100.90ドル安の10609.65ドルで引けた。

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今週配信したチャーチストマガジン(10/01/11号)銘柄の状況を見てみよう。

8692 だいこう証券ビジネス(東証1部)
 引き続き、緩やかながらしっかり値を上げており買い監視継続したい。

8133 伊藤忠エネクス(東証1部)
 初押し目を形成。反発相場は継続しており買い監視継続したい。
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チャーチスト方針
○ 日経平均株価の予想 10700円−11100円
○ 米国株式市場は企業業績期待に堅調推移を予想。
○ 日経平均株価は外部環境の改善により堅調推移を予想。
○ 輸出関連銘柄の押し目を狙っていきたい。

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