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チャーチストコミュのチャーチスト 市況

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先週はSTOP高銘柄がでましたね。
また、市況ニュースもいち早く入手できます。


 11月30日の週のダウ工業平均株価は、ドバイ・ショックの後退や米雇用
統計の大幅改善などで堅調推移となった。しかし年初来高値を更新しているこ
とで上値では利益確定売りが散見された。
日経平均株価は、追加経済対策への期待で買われ約1ヶ月ぶりとなる1万円台
を回復するなど堅調に推移した。

 先週末に発生したドバイの債務問題を巡る懸念が後退し、各国の株価は戻り
を試す展開となった。
また、NY金先物が史上最高値を更新するなどリスク選好の動きが継続した。
特に国内では、日銀が新たな金融緩和策として10兆円規模の新型資金供給オ
ペ導入を発表したことや鳩山首相が「円独歩高の状態を放置することは出来な
い」と発言するなど円高を容認しない方向性が明確になりつつあることで円高
懸念が後退し株高・円安方向へと導いた。
先週末はドバイ・ショックの影響もあり日経平均8500円割れの可能性が指
摘されたが、日銀の金融緩和策をキッカケに株価は反発をみせた。

 米国に関しては景気二番底懸念、ドルの信認低下、商業用不動産や雇用の低
迷など懸念材料がくすぶる中、今週報告された米地区連銀経済報告(ベージュ
ブック)は「前回10月21日の報告以降、12地区中8地区で経済状況は小幅改善
した」と総括判断を上方修正された。
 また、米銀大手バンク・オブ・アメリカは不良資産救済プログラム(TARP)か
ら注入を受けた450億ドルの公的資金について、数日中に全額返済すること
で政府と合意したと発表した。
返済には262億ドルの余剰資金と普通株発行により188億ドルを調達し、
増資後にTARP資金の返済を実施する。
これを受けて、金融システムの健全性に対する市場の信頼を高めて同社株は一
時大幅高となり指数を牽引する場面もあった。

 そして注目された米雇用統計では、失業率が前月10.2%から10.0%
に低下し、非農業部門雇用者数は先月11.1万人減から1.1万人減となり
大幅に縮小した。予想外の改善によりサプライズとなり株高、ドル高、商品安
の動きが鮮明となった。
米雇用統計発表後、オバマ米大統領の発言として金融安定化プログラム(TARP)
資金の雇用対策の利用もありうるとの趣旨の発言が伝わっており、今後さらに
雇用が改善される可能性がある。
前回10月の米雇用統計は失業率が10%を超え26年ぶりの水準へ悪化した
ことや非農業部門雇用者数も予想を下回ったことでFOMC声明の金利据え置
き条件を正当化する内容となった。しかし、今後雇用統計が改善傾向を示すよ
うなら来年度中に金利引き上げが現実味を帯びてくる。
為替もドルが全面高となっており、市場は明るいムードとなっている。

 日本市場は金融緩和策などにより、市場の雰囲気は先週と比べると明るくな
っており、センチメントは改善しているといえよう。
金融緩和策に加え、海外市場で話題になった日本の米国債売却に関して平野官
房長官が否定したことでさらに円売りが優勢となったように、政府・日銀の対
応などで円高水準が是正されるようなら1万円水準で値固めされるとの強気の
声もあった程だ。
短期的な相場の転換期に差し掛かっているため、ここで一度ポートフォリオを
見直すのも良いだろう。
これまで日本株のパフォーマンスの悪さが指摘されていたこともあり、これを
キッカケに年末へ向けて株高に期待したい。

11月30日(月)
 1)日本経済指標
 【鉱工業生産・速報値(10月)】
  結果 0.5%
  予想 2.5% 前回 1.4%(前月比)
  結果 -15.1%
  予想 -13.4% 前回 -18.9%(前年比)
 2)日経平均株価は、先週末のドバイショックや急激な円高による大幅安の反
  動で大幅高となった。アラブ首長国連邦(UAE)中銀の流動性供給発表を受け
  て悲観的な見方が後退したことや日本の主要銀行への影響は限定的との見
  方から大きく反発し+264.03円高の9345.55円で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、シンガポール市場以外は概ね堅調となった。
  中国市場は、先週末の大幅安の反動や中国共産党が2010年度も引き続き金
  融緩和策を維持することなどを好感して大幅高で引けた。
 4)米国経済指標
 【シカゴ購買部協会景気指数(11月)】
  結果 56.1
  予想 53.3 前回 54.2
 5)米国株式市場は、シカゴ購買部協会景気指数が予想を上回ったことや「ド
  バイ・ワールドが再建に向けて銀行団と交渉している」との報道を受けて、
  ドバイ懸念が後退し、金融株を中心に上昇し+34.92ドル高の10344.84ドル
  で引けた。

12月1日(火)
 1)日経平均株価は、序盤はやや方向性に欠ける展開となったが後場から日銀
  臨時会合開催で追加金融緩和観測や円安を好感し+226.65円高の9572.20円
  で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、全面高となった。
  中国市場は序盤は利益確定売りが先行したが、中国製造業PMIが55.2となり、
  判断の分かれ目となる50を9カ月連続で上回ったことで、相場をサポートし
  プラス圏で引けた。
 3)米国経済指標
 【中古住宅販売成約指数(10月)】
  結果 3.7%
  予想 -1.0% 前回 6.0%(前月比)
 【ISM製造業景気指数(11月)】
  結果 53.6
  予想 55.0 前回 55.7
 【建設支出(10月)】
  結果 0.0%
  予想 -0.5% 前回 -1.6%(前月比)
 4)米国株式市場は、米中古住宅販売成約指数がマイナス予想から予想外のプ
  ラスへ上昇したことやドバイの債務問題を巡る懸念の後退、金などの商品
  高を背景に年初来高値を更新し、+126.74ドル高の10471.58ドルで引けた。

12月2日(水)
 1)日経平均株価は、マイナス圏で取引される場面があったものの、米株高・
  アジア株高、日銀の金融緩和政策の対策不十分による市場への影響懸念は
  限定的に留まったことや為替が落ち着いて推移していることで安心感が広
  がり+36.74円高の9608.94円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、インド市場以外は堅調推移となった。
  中国市場は、政府による不動産支援の延長により不動産株や金相場の史上
  最高値更新により関連銘柄などが買われプラス圏で引けた。
 3)米国経済指標
 【MBA住宅ローン申請件数(11月27日までの週)】
  結果 2.1%
  予想 − 前回 -4.5%(前週比)
 【ADP雇用統計(11月)】
  結果 169千人減
  予想 150千人減 前回 195千人減(前月比)
 4)米国株式市場は、ドバイ債務問題の懸念後退や米ADP雇用者数が予想より
  悪化したものの雇用減少幅が前回よりは改善したことで影響は限定的とな
  ったが、利益確定の売りや原油・ガソリン在庫の増加を受けたNY原油先物
  の大幅下落により小動きとなり-18.90ドル安の10452.68ドルで引けた。

12月3日(木)
 1)日経平均株価は、政府・日銀による金融緩和策や追加経済対策への期待や
  円高懸念の後退から輸出関連株が買われたことで大幅高となる+368.73円高
  の9977.67円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、中国市場以外は堅調となった。
  中国市場は、原油安による石油関連株が売られたことや利益確定売りがで
  たことでマイナス圏で引けた。
 3)米国経済指標
 【新規失業保険申請件数(11月28日までの週)】
  結果 457千件
  予想 480千件 前回 462千件(466千件から修正)
 【ISM非製造業景況指数(11月)】
  結果 48.7
  予想 51.5 前回 50.6
 4)米国株式市場は、米銀大手バンク・オブ・アメリカの公的資金返済発表や
  米新規失業保険申請件数が予想を上回ったことで雇用回復期待が高まり序
  盤は堅調推移したが、米ISM非製造業総合景況指数が予想より下振れした
  ことを嫌気して下落に転じ、引け間際に売り圧力が強まり-86.53ドル安の
  10366.15ドルで引けた。

12月4日(金)
 1)日経平均株価は、日銀による金融緩和策や政府による追加景気刺激策への
  期待感が相場をサポートした。1万円台では利益確定売りがでて重い展開
  になったが円安で輸出関連株が買われるなど引けにかけて上昇し+44.92円
  高の10022.59円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、まちまちな動きとなった。
  中国市場はスペインの大手銀行が中国の中信銀行に対する出資比率の引き
  上げで合意したことが好感され銀行株を中心に買われプラス圏で引けた。
 3)米国経済指標
 【非農業部門雇用者数(NFP)(11月)】
  結果 11千人減
  予想 125千人減 前回 111千人減(前月比)
 【失業率(11月)】
  結果 10.0%
  予想 10.2% 前回 10.2%
 【製造業受注指数(10月)】
  結果 0.6%
  予想 0.0% 前回 1.6%(前月比)
 4)米国株式市場は、米失業率が予想より0.2ポイント低下、非農業部門雇
  用者数は予想より114千人縮小し大幅に改善されたことで序盤から大幅
  高となった。またドル買いが優勢しドル円が90円台になるなどサプライ
  ズとなった。しかし、利益確定売りやドル高を受けて金など商品相場が軟
  調推移となり上げ幅を縮小し+22.75ドル高の10388.90ドルで引けた。


チャーチスト方針
○ 日経平均株価の予想 9800円−10200円
○ 米国株式市場は米経済指標の強弱感あるものの堅調推移を予想。
○ 日経平均株価は円高後退や金融政策期待により堅調推移を予想。
○ 出遅れた輸出関連銘柄を狙っていきたい。

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