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チャーチストコミュのチャーチスト 市況

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 10月5日の週は、米企業業績改善や米経済指標の改善、金・原油先物など
商品高、豪州の経済回復が顕著であることを背景に世界経済の楽観的な見方が
強まったことを好感しダウ工業平均株価は大幅高となった。
日経平均株価は、円高による業績悪化懸念は根強いものの米株高を好感し再び
大台(1万円)を回復して今週の取引を終えた。

 先週の米雇用統計などの経済指標の悪化を受けて米国景気二番底懸念が台頭
し市場センチメントは悪化し米株は大幅に調整した。
今週は、この嫌なムードを引き継ぎ軟調推移が予想されたものの、今週発表さ
れた米ISM非製造業景気指数や新規失業保険申請件数などの米経済指標の改善や
豪州の利上げを受け世界的な景気回復期待が広がったこと、米主要企業の業績
回復などを背景に、市場ムードは好転し著しく米国景気二番底懸念は後退し、
株高・商品高・ドル安の展開となった。

 これら外部環境の好転を受けて日経平均株価は堅調推移となった。
一方、内閣府から発表された8月の国内機械受注は前月比0.5%増と2カ月
ぶりにプラスとなったものの予想2.1%には届かず、回復度合いの伸びが弱
い結果となり、内閣府の判断は「減少テンポが緩やかになってきている」と据
え置いた。
また、内閣府は9月の国内景気ウオッチャー調査を発表し前月比1.4%増の
43.1と2ヶ月ぶりの改善となったものの総合判断は4ヶ月連続で、「景気
の現状は厳しいながらも、下げ止まっている」とした。

 機会受注や景気ウォッチャーのいずれも改善したが、主な要因はエコカー減
税などの政策効果によるもので、個人消費や設備投資といった民需要因は依然
として弱いことが鮮明となった。
政策効果による経済回復は日本だけではなく、今回の景気悪化により金融政策
などを施行した欧米諸国の大半も同様の可能性がある。
例えば、米自動車各社が発表した9月の販売台数は軒並み減少した。その要因
は米政府による買い替え奨励策の終了が影響したと言われている。
また、トリシェECB総裁が「回復は一時的な要因によってサポートされている」
と述べており、各国の政策緩和が終了した時の影響を慎重に判断する姿勢をと
っている。
 不動産も回復の兆しがあるとはいえ商業用不動産ローンの巨額損失も問題を
深刻化させる可能性があると指摘されており、「景気二番底懸念」は完全には
払拭されていないとみる。


10月5日(月)
 1)日経平均株価は、先週末の米雇用統計の悪化にも関らず底堅く始まったも
  のの後場から円高懸念などから伸び悩みマイナス圏での値動きとなり、
  -57.38円安の9674.49円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、まちまちな動きとなった。
  中国市場は国慶節の大型連休で休場。
 3)米国経済指標
 【ISM非製造業景気指数(9月)】
  結果 50.9
  予想 50.0 前回 48.4
 4)米国株式市場は、米ISM非製造業景気指数が予想よりも改善したことやゴ
  ールドマンサックスが米大手金融機関の投資判断を格上げしたことで金融
  株主導で上昇し、大幅高となる+112.08ドル高の9599.75ドルで引けた。

10月6日(火)
 1)日経平均株価は、米ISM非製造業景気指数が改善して米株高になったこと
  を好感し買い優勢で始まったものの寄り高となり、方向性に欠ける展開が
  続き結局は小幅高となる+17.31円高の9691.80円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、まちまちな動きとなった。
  中国市場は国慶節の大型連休で休場。
 3)米国株式市場は、豪州の利上げにより世界経済の楽観的な見方が強まった
  他、金や原油など商品相場の上昇を背景に資源株が買われたことや今週か
  ら始まる米企業決算への期待感により買い優勢の展開となり+131.50ドル高
  の9731.25ドルで引けた。

10月7日(水)
 1)日経平均株価は、米株が連日で大幅高となったことや金・原油先物など商
  品相場の堅調推移を受け関連銘柄など幅広い銘柄に買り、+107.8円高の
  9799.60円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、まちまちな動きとなった。
  中国市場は国慶節の大型連休で休場。
 3)米国経済指標
 【MBA住宅ローン申請指数(10月2日までの週)】
  結果 16.4%
  予想 − 前回 -2.8%(前週比)
 4)米国株式市場は、昨日の株高により利益確定売りから始まったものの米主
  要企業決算での楽観的な業績期待や投資判断引き上げの米銀の上昇などを
  背景に下げ幅を縮小し-5.67ドル安の9725.58ドルで引けた。
 5)米アルコアが3Q決算を発表。1株利益4セント(予想1株損失9セント)

10月8日(木)
 1)日経平均株価は、米取引時間外で発表となった米アルコアの決算が好調だ
  ったことで今夜の米株高期待や企業業績改善期待などにより堅調に推移し
  +32.87円高の9832.47円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、台湾市場以外は堅調となった。
  豪州市場は豪雇用統計の改善など経済回復が顕著であり08年10月以来の水
  準を回復した。
 3)米国経済指標
 【新規失業保険申請件数(10月3日までの週)】
  結果 521千件
  予想 540千件 前回 554千件(551千件から修正)
 4)米国株式市場は、米新規失業保険申請件数が予想より改善したことや米ア
  ルコアの黒字決算による企業業績回復期待、原油や金など商品相場の上昇
  による関連銘柄買いなどにより+61.29ドル高の9786.87ドルで引けた。

10月9日(金)
 1)日本経済指標 【機械受注(8月)】
  結果 0.5%
  予想 2.1% 前回 -9.3%(前月比)
  結果 -26.5%
  予想 -25.4% 前回 -34.8%(前年比)
 2)日経平均株価は、米企業決算への期待感による米株高や円高の一服、大型
  連休明けとなる中国市場が大幅高となったことを受けて幅広い銘柄が買わ
  れ+183.92円高の10016.39円で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、インド市場以外は堅調となった。
  中国市場は、休場明けから大幅高となった。休場中に外部環境が良かった
  ことや米企業決算への期待感などで終始買い優勢となった。
 4)米国株式市場は、企業業績回復期待やアナリストによるハイテク株などの
  投資判断引き上げを好感し+78.07ドル高の9864.94ドルで引けた。


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今週配信したチャーチストマガジン(09/10/04号)銘柄の状況を見てみよう。

3782 ディー・ディー・エス(マザーズ)
 安値割れとなった。監視対象外とする。

3730 マクロミル(東証1部)【売り監視】
 反発となるも上値重い展開を予想。売り監視継続したい。
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チャーチスト方針
○ 日経平均株価の予想 9800円−10200円
○ 楽観的ムードの広がりによりリスク選考の動き継続。
○ 円高懸念が根強く、日経平均株価の調整局面は続くと予想。
○ 国内優良銘柄の安い位置は打診買いスタンスで挑みたい。

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