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チャーチストコミュのチャーチスト 市況

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 8月10日の週は、強弱材料が対立し日米の株価指数は年初来高値付近で売
買が交錯する動きとなった。
主な買い材料としては、米FOMC声明が上方修正の内容だったこと、米著名
投資家による金融株への投資、独・仏・ユーロ圏GDP速報値の上振れなど世界
的な景気回復期待が続いたことなどが挙げられる。
一方、主な売り材料としては、米小売売上高などの米国の経済指標が弱かった
こと、米CITグループの破綻懸念再燃、高値警戒感により利益確定売りで上
値が重かったことなどが挙げられる。

 総じてみれば、世界的な景気回復期待により底堅く推移した感がある。
米FOMCの声明内容も経済活動の底入れを示唆しており、投資家のリスク許
容度は相当程度回復している。
米FOMCでは、ここ数週間で金融市場の状況は一段と改善したことや家計支
出は安定化を示しているものの、雇用環境、住宅資産の減少は依然抑制されて
いる内容を示した。
また、企業は固定投資の縮小、人員の削減を行っているものの、売上高に合わ
せた在庫調整は進展しているとし、経済活動は当面低迷する可能性が高いが、
経済政策などにより持続的成長の穏やかな再開に貢献すると予想されている。

 一部では景気回復に過度な期待があると指摘されていることや株価の堅調推
移により高値警戒感があることなどで上値が重くなっている。しかし、売られ
れば資金が流入しており、下値は限定的である。
投資するには非常に良い環境である。
このような相場環境では、自信がない限り空売りは極力控えていきたい。
米国の著名投資家が動いていることも明らかとなっており、基本的には買いス
タンスで対応していきたい。

 国内の個別銘柄も保ち合いから上放れする可能性が高いものなどがあり、主
要銘柄以外でも十分楽しめる投資先が多い。
幾つか監視する銘柄をみつけておき、地合い軟調時に打診買いすることで活路
を見出してほしい。


8月10日(月)
 1)日本経済指標
 【機械受注(6月)】
  結果 9.7%
  予想 2.6% 前回 -3.0%(前月比)
  結果 -29.7%
  予想 -34.4% 前回 -38.3%(前年比)
 2)日経平均株価は、先週末の米株高や円安の進行、国内機械受注が予想を大きく上回っ
  たことで年初来高値を更新する動きとなった。後場は、盆休みによる取り組み意欲の
  低下などにより伸び悩み、+112.17円高の10524.26円で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、まちまちな動きとなった。
  中国市場は、新規融資の低迷で不動産市場が低迷するとの懸念で軟調となった。
 4)米国株式市場は、連日年初来高値を更新するなど高値警戒感が強まっていたことで利
  益確定売りがでて、-32.12ドル安の9337.95ドルで引けた。

8月11日(火)
 1)日本経済指標
 【日銀政策金利】
  結果 0.1%
  予想 0.1% 現行 0.1%
 2)日経平均株価は、米国株安や円高傾向を嫌気して輸出関連株などが売られたものの企
  業業績の改善期待や景気回復期待を背景に底堅く推移し、引けにかけては先物主導で
  上げ幅を拡大して+61.20円高の10585.46円で引けた。
 3)アジア各国の株式市場は、まちまちな動きとなった。
  中国市場は、経済指標が回復基調を維持していることで堅調推移した。
 4)米国株式市場は、米CITグループの破綻懸念再燃や米金融保証会社(モノライン)大
  手MBIAの投資判断引き下げなど金融機関に対する悲観的な見方により金融株主導で下
  げ幅を広げ、-96.50ドル安の9241.45ドルで引けた。

8月12日(水)
 1)日本経済指標
 【設備稼働率指数・確報値(6月)】
  結果 2.3%
  予想 N/A 前回 8.0%(前月比)
 【鉱工業生産指数・確報値(7月)】
  結果 2.3%
  予想 − 前回 2.4%(前月比)
  結果 -23.5%
  予想 − 前回 -23.4%(前年比)
 2)日経平均株価は、米株安や円高の進行など外部環境の悪化を受けて、利益確定売りが
  広がり-150.46円安の10435.00円で引けた。
 3)米国経済指標
 【MBA住宅ローン申請指数(8月8日までの週)】
  結果 -3.5%
  予想 − 前回 4.4%(前週比)
 【FRB政策金利】
  結果 0.00-0.25%
  予想 0.00-0.25% 現行 0.00-0.25%
 4)主なFOMC声明
  ・長期国債買い入れを10月末まで延長。
  ・国債買い入れ規模は3000億ドルで維持。
  ・経済活動は安定化しており、金融市場は一段と改善。
  ・家計支出は安定化の兆しを示しているが依然抑制された状態。
  ・経済はまだ低迷しているが政策行動は穏やかな回復に寄与。
  ・インフレ圧力はしばらくの間抑制。
 5)米国株式市場は、昨日売られた金融株の買い戻しや百貨店経営のメーシーズの業績見
  通し上方修正などにより反発してはじまった。その後はFOMCの政策発表を控えて
  様子見ムードとなったが、FOMC声明が上方修正の内容だったことで買いものを集
  めり、+120.16ドル高の9361.61ドルで引けた。

8月13日(木)
 1)日経平均株価は、米FOMCで米景気が底入れしつつあるとの認識が示さ
  れたことや米低金利政策の維持を好感して+82.19円高の10517.19円で引け
  た。
 2)アジア各国の株式市場は、韓国市場以外は堅調となった。
  中国市場は、原油相場や金相場の堅調推移を背景に市況関連株がサポート
  してプラス圏で引けた。
 3)米国経済指標
 【小売売上高(7月)】
  結果 -0.1%
  予想 0.8% 前回 0.8%(0.6%から修正)(前月比)
  結果 -0.6%
  予想 0.1% 前回 0.5%(0.3%から修正)(自動車除くコア・前月比)
 【新規失業保険申請件数(8月8日までの週)】
  結果 558千件
  予想 545千件 前回 554千件(550千件から修正)
 4)米国株式市場は、米小売売上高と米新規失業保険申請件数が予想を下回っ
  り軟調になる場面があったものの著名投資家による米銀大手バンク・オブ
  ・アメリカなどを中心とした金融株への投資が明らかになったことや、米
  FOMC声明によりリセッションからの脱却期待が高まっているがサポートの
  要因となり+36.58ドル高の9398.19ドルで引けた。

8月14日(金)
 1)日経平均株価は、独・仏・ユーロ圏GDP速報値の上振れなど世界的な景気
  回復期待を受けて買い優勢ではじまったが、お盆と週末ということで後場
  は伸び悩み+80.14円高の10597.33円で引けた。
 2)アジア各国の株式市場は、まちまちな動きとなった。
  中国市場は、招商銀行が増資計画を発表して嫌気されるなど金融株が売ら
  れマイナス圏で引けた。
 3)米国経済指標
 【消費者物価指数(CPI)(7月)】
  結果 0.0%
  予想 0.0% 前回 0.7%(前月比)
  結果 -2.1%
  予想 -1.9% 前回 -1.4%(前年比)
  結果 0.1%
  予想 0.1% 前回 0.2%(食品・エネルギー除くコア)(前月比)
  結果 1.5%
  予想 1.6% 前回 1.7%(食品・エネルギー除くコア)(前年比)
 【設備稼働率(7月)】
  結果 68.5%
  予想 68.3% 前回 68.1%(68.0%から修正)
 【鉱工業生産指数(7月)】
  結果 0.5%
  予想 0.4% 前回 -0.4%(前月比)
 【ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(8月)】
  結果 63.2
  予想 69.0 前回 66.0
 4)米国株式市場は、米ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を下回ったこと
  や一部では景気見通しが楽観的である見方もあり軟調となったが、引けに
  かけて金融株などに買い戻しが入り-76.79ドル安の9321.40ドルで引けた。


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今週配信したチャーチストマガジン(09/08/09号)銘柄の状況を見てみよう。

2059 ユニ・チャーム ペットケア(東証1部)
 年初来高値更新。引き続き、上値追いに期待したい。

2764 ひらまつ(東証2部)
 現在もトレンドを維持しており問題なし。買い監視継続したい。
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チャーチスト方針
○ 日経平均株価の予想 10200円−10700円
○ 過度に上昇している銘柄は見送りたい。
○ 海外勢の積極参入により予想以上に下値は限定的である。
○ 国内優良銘柄の安い位置は打診買いスタンスで挑みたい。

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