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演劇舞台■観劇した思いを語ろうコミュの赤色エレジー

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【 会 場 】下北沢 ザ・スズナリ
【公演日】2011年10月8日(土)〜12日(水)
【出演者】緒川たまき/寺十吾/石丸だいこ/あがた森魚
【作・演】天野天街


1970年に『ガロ』で発表され、70年代を代表する漫画作品と言われる『赤色エレジー』の舞台版を、
天野天街さんが脚色・構成・演出することになりました。
音楽は、この漫画からインスピレーションを受けた同名曲をヒットさせ、
天野さんとも交流が深いあがた森魚さんが担当。
このあがたさんに加え、緒川たまきさん、Kudan projectの一員である寺十吾さん、石丸だいこさんが出演。
生演奏付きというのも気になるところです。


「アタシ」と「アナタ」は、そのトキたしかにかさなった。
そのトキたしかに「セカイ」のソトにいた。
…ねぇ、
「このまま、ずっと、こうしていられたら」
蝉は鳴き、桜舞い散り、雪が降る、
そんな「イツカ」のおハナシです。 ────アマノテンガイ

コメント(1)

10/9(日)昼公演 ザ・スズナリ
A列(3列目) ど真ん中

最前列のつもりで行ったら、前にベンチシートと座布団席が…。
ちょっとテンションが下がりました。


しかし、凄い舞台でした。
はい、「すごい」は漢字の「凄い」がピッタリな気がします。
このところ良い舞台が続いていますが、これも素晴らしかったです。

会場がスズナリで、
歌が「あがた森魚」で、
チラシのイラストが原作の林静一さん(キャンディの小梅ちゃんのイラストでわかります?)で、
もう、昭和がプンプン匂ってきます。
その哀愁が、嫌味ではなくて、とても心地よいのです。

まず、セリフが機関銃のように飛び交うのですが、
きちんと耳にはいるし、心に留まるのです。
そして笑える。
決して笑いを狙っているわけではありません。
いや、本当は狙っているのかもしれませんが、それを感じさせない心地よさで、
気持ちいいのです。
『これも演出の妙だ』と思えるテンポの良さが生み出している気がします。
緒川たまきさんが素晴らしいです。
何本も出演作を観ていますが、ベストです。
もちろん好みの問題ですけれど。
もうキュートなんです。
今流に言えば「天然ボケ」的なキャラを演じているのですが、
愛おしくなってしまうのです。
ラストでは、円形劇場でのナイロン100℃の舞台よろしく、
ヘンテコな振り付けで踊るのですが、
それがまたイイのです。
完全にKOされました。
もう一度観たいです。

あがた森魚さんの歌も良かったです。
正直、あんなに上手い(味がある)とは思っていませんでした。
あの時代のフォークシンガーですから、
味があるに決まっているのですが、
高田渡さんとかのイメージを勝手に持ってしまっていたので、
意外と洗練されている都会的な感じがしました。
まぁ、舞台は完全に「洗練されていない」空気を作っていたのですが…。

緒川たまきさんの相手は寺十吾さん。
彼を観たのはmetroの『妹と油揚』。
オールヌード(もう完全に見えちゃってたし…)に衝撃を受けたのを覚えてる…。
今回も、情けない男、シャキッとしない男を好演しています。

まぁ、とにかく、
作品の世界観と、
劇場と、
チラシと、
演出と、
演技と、
音楽と、
もう全てがフィットした素晴らしい作品でした。

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