演劇舞台■観劇した思いを語ろうコミュの『奇ッ怪～小泉八雲から聞いた話』

『奇ッ怪～小泉八雲から聞いた話』

【公演日】2009年7月3日（金）～2009年7月20日（月）
【会場】三軒茶屋・シアタートラム

【構成・演出】前川知大（イキウメ）
【出演】仲村トオル／池田成志／小松和重／歌川椎子／伊勢佳世／
　　　　浜田信也／盛隆二／岩本幸子

日本には、古くから伝承されているご当地の「怪談話」が多く存在し、これを小泉八雲は「怪談」という作品にまとめています。この「怪談」を題材とし、超自然現象や都市伝説もからませ、理屈では計り知れない、謎めいた不思議な世界・前川版「怪談」作品を創造します。

【一般発売】2009年5月23日（土）

【わたしが観る日は】『奇ッ怪～小泉八雲から聞いた話』
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コメント(4)

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[2] mixiユーザー 07月16日 00:34

７月１４日、観てきました。

すばらしく面白い舞台でした。

セットがとてもうまくできていてその場面転換とストーリーが
きちんと重ね合わせてあり、秀逸。

過去と現在を行き来しながらいろいろなお話がしっかりと転結できていて、
うまいなぁ・・・と関心しきり。
ところどころ音や光で怖さもたっぷりで夏にはぴったりの舞台でした。

役者さんたちもいい感じ。
池田さんはさすがの面白さ。
小松さん初めてですが、いいですね。

これは私的には今年のベスト３に入ると思います。
本当によくできた舞台でした。
こういう舞台にシアタートラムはぴったりです。

[3] mixiユーザー 07月20日 00:09

７／１８（土）夜公演　シアタートラム
Ｂ列（最前列）　センターブロック

楽しかったです。
恐かったです。
素晴らしかったです。

山奥のお寺を改築した宿？が舞台でしょうか。
そこに小説家が１ヶ月ほど滞在していて、
あらたに二人の男がやってきます。
その男達は刑事。
そこで、この地域で聞いたりした五つの怪談（のようなもの？）が
語られるのですが、
バラバラに語られているはずの話が、
なんとなく関係性を持って行き、パズルが組み合わさっていく感じです。
グレイトフルテッドが出てきたときには、
ロック少年だったわたしは、ときめきましたね。

でも、いろんなことを考えずに楽しめばいいような気がします。
伏線やら、話のつながりを追うのもきっと楽しいと思います。
でも、今回のわたしには、それだけ観たもの聞いたものを頭の中で
構築していくパワーがなかったので、
細かなことを考えるのをやめ（むしろ拒絶し）、
ただ、リラックスして楽しみました。
作・演出の前川知大さんが主宰する劇団イキウメの女優、
岩本幸子さんが素敵です。
丸く鼻にかかったような声なのですが、滑舌よく聞き取れます。
素敵です。
しかし、他界した前妻の霊として後妻の布団から現れたシーンは
『来るぞ、来るぞ…』
と思っていても、驚きました。
恐かったぁ…。
連れは3cmは飛び上がっていましたね。

お目当ての、池田成志さんと、小松和重さんは
期待を裏切らない演技でした。
いつも通りの、あのままです。
大笑いします。

でも…わたしの後ろにいたおばちゃん達の興奮は興ざめです。
はしゃぎすぎ、喜びすぎ、笑いすぎ、笑う場所おかしい…。
こういうのは本当に困ります。
もう少し、感情を抑えて欲しいものです。

そうそう、チラシの写真。
『なんで襟巻きなんか巻いているの？』
と思っていたら…。
『そういうことでしたか。』
という展開。
うまくできてます。

【追伸】
瑛太さん、マギーさん、内田滋さんがいらっしゃっていました。
瑛太さんはトイレで遭遇。
なんだか野暮ったいラフな服装（よれたＴシャツと、パンツ）でした。
でも大きくて、案外がっちりと逞しかったのに驚きました。
来月の『怪談牡丹燈籠』を控え、作品つながりで研究に来たのでしょうね。
今年、随分上演されますね『牡丹燈籠』。