ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

Cinema Life Clubコミュの『ヒットマン』(2007)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
リュック・ベッソン率いるヨーロッパ・コープとフォックス社の共同制作。原作は、アメリカで大ヒットしているアクション・ゲームだそうです。

【キャスト&スタッフ】
主人公のエージェント47を演じるのは、『ダイ・ハード4.0』で悪役テロリストを演じたティモシー・オリファント。
共演には、『007 慰めの報酬』でボンドガールに抜擢されたオルガ・キュリレンコと、『MI:?』でトム・クルーズと渡り合ったダグレイ・スコットがいます。
監督は、33歳のフランス新鋭ザヴィエ・ジャン。

【あらすじ】
剃り上げられた後頭部にあるバーコードの刺青から名付けられた、冷徹な暗殺者エージェント47。彼は次の仕事のためにロシアに潜伏し、標的である政治家ミカイル・ベリコフを射殺するが、何者かの密告によりインターポールとロシア連邦保安庁の双方から追われる身となる。真相を探る彼はその鍵を握る謎の娼婦ニカと出会い、自分を嵌めた犯人を探すため彼女と行動を共にするうちに、これまで持つことのなかった感情が生まれ始める。
果たして、この任務の真の依頼人は一体誰なのか…?

【感想】
主人公のエージェント47の設定が、幼いころから名前は勿論人間らしい生活を一切排除され、殺戮だけを目的として訓練され続けた冷酷無比な殺人マシーン。この辺りは「ジェイソン・ボーン」と共通するものがありますし、およそ人間らしい感情を持っていなかった彼が運命の女性と出会い、その彼女を守るための行動によって変貌していく展開は、かの有名な「レオン」を彷彿とさせます。しかしそういった部分が、却って薄っぺらい設定である印象を拭えないのも事実です。
その主人公を演じるのがティモシー・オリファント。風貌は簡単に言うと「禿頭のジャン・クロード・ヴァン・ダム」といったところでしょうか。左目下にある泣き黒子もチャーミングですし、スーツ姿もなかなかスタイリッシュなのですが、いかんせん時折見せる表情が小悪党っぽく、またそれ以外いたって特徴のないところは、いかにもB級映画俳優と言わざるを得ません(笑) 
ただ、オルガ・キュリレンコの演技には特筆すべきものがあります。頬に刺青を入れたパンクガールファッションで衝撃的な登場したかと思えば、背中も露わな赤いドレスで誘惑する妖艶な姿態を見せ、やがて主人公と心が通い合ううちに垣間見えてくる素直な女の子の表情など、ニカの持つ様々な顔を魅力的に演じてくれます。脱ぎっぷりも見事で、エキゾチックな美しさを堪能できました。
また、アクションに関して言えばかなり派手で、数えきれない程の銃弾が飛び交い、多量の薬莢が床に落ちて跳ね上がり、壁や柱のコンクリートが八方に飛び散る銃撃戦や、C−4爆弾を飲み込ませた男を使って敵地を一網打尽にする殺害方法は、エキサイティングでかなり鮮烈。にもかかわらず、この作品が小さく纏まってしまっている印象を受けるのは何故でしょう。不思議です。

【評価】
決して傑作とは口が裂けても言えません。かといって、面白くなかったわけでもない。
★★★☆☆ 星3つが妥当なところでしょうか。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

Cinema Life Club 更新情報

Cinema Life Clubのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング