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関西*神と仏一五○巡りコミュの■仏像の種類

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仏像の種類
仏像の種類は、如来・菩薩・明王・天部・その他の5つに分類。

[如来]
悟りを開いた人。如とは真理のこと、その真理の世界からこの世に来た人の意。
主な如来像

・釈迦如来
 釈迦如来はシャーキャ 国の王子として出家修行し如来となった、歴史上に実在した唯一の如来。釈迦三尊とは、釈迦如来を本尊に、脇侍(わきじ)はその左に普賢菩薩、右に文殊菩薩を配置した。文殊の智と、普賢の慧を意味し、いずれも智慧によって如来を守る役割をもつ。

・阿弥陀如来
 梵語のアミターバ、またはアミタユースの音を写したもので、量りきれないほどにたくさんある光や寿命を意味する。この苦悩の世にいる人々を、西方の極楽浄土へ救い続けてくれる仏。阿弥陀三尊とは、阿弥陀如来を本尊に、脇侍はその左に観音菩薩、右に勢至菩薩を配置した形式。阿弥陀仏が念仏者の臨終に来迎する時、勢至菩薩は念仏者に往生の心をおこさせ、観音菩薩は蓮台に念仏者を乗せて浄土に導く。

・毘盧遮那仏
 華厳系の経典に出てくる仏さまで、毘盧遮那如来ともいう。太陽の暖かな光があまねく照らすほど、広大な智慧を意味していて、広大な智慧の光が国を護る。奈良の東大寺や唐招提寺に大仏が造られた。

・大日如来
 大日如来は、毘盧遮那仏を太陽にたとえた思想よりも一歩進んで、太陽を中心とした宇宙全体にたとえられ、密教において最高位の仏さまで、宇宙の根本仏とされる。

・薬師如来
 東方の瑠璃光世界にあって、人々を救う如来。

[菩薩]
菩薩とは、悟りを求め、如来になるよう修行に励んでいるものをいい、如来に代わって人々に教えを説き、苦悩する人々を救う。

・聖観音菩薩
 観世音菩薩ともいい、多くの観音がある中で、その基本となる観音。人々の苦しみの声を聴き、苦しみのありさまを見届けて、人々を全て救う崇高で偉大な菩薩。

・十一面観音菩薩
 11の頭脳を持った観音菩薩で、罪を許すなどの御利益がある。


・千手観音菩薩
 その手の平に各々眼を持つ千手千眼観音で、無限の慈悲で、すべての人の苦悩を救い、願いをかなえる菩薩。

・如意輪観音菩薩
 意のままに宝珠や法輪を用いて人々の願いをかなえる観音菩薩で、宝珠は金銀財宝を生み出し、法輪は福徳智慧を生み出す。

・馬頭観音菩薩
 仏法や人々を悪魔から守り、人々を悪道に陥らせないようにする菩薩です。馬や牛などの守護仏として、また足の悪い人にも信仰される。

・勢至菩薩
 普通は阿弥陀如来の脇侍として登場し、智慧の光によって一切をあまねく照らし、人々の迷いを取り除く力をもつ菩薩。

・文殊菩薩
 普賢菩薩と共に釈迦如来の脇侍。
智慧と戒律を司る菩薩とされ、「文殊の智慧」というように、学業成就に霊験がある菩薩として信仰を集める。

・普賢菩薩
 文殊菩薩と共に釈迦如来の脇侍。
普賢とは、「普遍の教え」という意味で、諸仏の理性を示し、慈悲を司る重要な菩薩。あらゆる場所に現れて人々を教化し、救済してくれる菩薩。


・弥勒菩薩
 弥勒とは、慈から生まれたものという意。 今でも、とそつ天という天上界で修行中の身ですが、釈迦が入滅してから56億7000万年後に現れて、人々を救済すると説かれる菩薩。
・虚空蔵菩薩
 虚空のような広大無辺の智慧と慈悲で、人々のさまざまな願いをかなえる菩薩。 記憶力を得るという「求聞持法(ぐもんじほう)」の本尊として、学業成就の信仰。

・地蔵菩薩(じぞうぼさつ) 釈迦が入滅し、弥勒菩薩が56億7000万年の後に現れるまでの間、この世にあって多くの人々の苦しみや悩みを救う菩薩。

[明王(みょうおう)]
明王とは、如来の教えに従わない救いがたい人々を救済するために、如来の命を受けて怒りの形相なって現れた仏。

◇主な明王像

・不動明王
 大日如来の化身。人々を屈服させてまで救済しようと忿怒(ふんぬ)の形相している、もっとも功徳の大きい明王です。
煩悩を除き一切の災いを打ち砕いてくれます。
修行する者を護る仏で、悪を断じて悟りにいたらせる。

・愛染(あいぜん)明王
 人間の愛欲を浄化して菩提心に変え、敬愛によって人々を解脱に導く明王。

・孔雀(くじゃく)明王
 孔雀が毒蛇を食べるといわれることから、災いを振り払う明王。
その他に、降三世明王(ごうざんぜ)明王、軍荼利(ぐんだり)明王、大威徳明(だいいとくみょう)王、金剛夜叉(やしゃ)明王など。


[天部(てんぶ)]
天とは、天上世界に住む鬼神をいい、仏教を信じる心を妨げる外敵から人々を護り、仏法を守護するという役割。

◇主な天部像
・梵天(ぼんてん)
 須弥山の上の方の色界(しきかい)初禅天に住み、帝釈天と並んで釈迦如来を守護。

・帝釈天(たいしゃくてん)
戦士の守護神ともいわれ、梵天とともに釈迦如来の脇侍となる。

・四天王(してんのう)
持国天、増長天、広目(こうもく)点、多聞天。
須弥山中腹の四王天に住み、それぞれ東南西北の四方にいて、仏法及び仏法を信仰する人を守る。

・毘沙門天(びしゃもんてん)
 四天王のうち、北方を護る多聞天が単独で祀られる時の名前。護国あるいは戦勝神として武士の信仰も盛ん。

・吉祥天(きっしょうてん) 福徳を司る女神で、毘沙門天の脇侍とする時は、妻として扱われる。

・弁財天(べんざいてん) 梵天の妻で、音楽、財福、智慧を司る女神。

その他に、金剛力士(こんごうりきし)、十二神将(じゅうにしんしょう)、八部衆(はちぶしゅう)、二十八部衆(にじゅうはちぶしゅう)など。

[その他の仏像]
 その他の仏像としては、神仏習合による垂迹(すいじゃく)神や釈迦の高弟の羅漢、聖徳太子や弘法大師、日蓮などの祖師や高僧など。

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