伝説とは。。。コミュの伝説とは。。。

パート10☆

「情けないヒロト」編

あれは確か四年前の夏だったと思います。
初の二万制度の実行日のことです。
心の底から
『見られてんぞ』
を完璧に使った日でもあります。

前置きとして
そもそも
陽ちゃんが
幸せはみんなで分かち合うものだと
彼女が出来たやつは
そいつのおごりで
みんなで焼肉に行こうと
言い出したのがきっかけでした。
それはまぁ表向きで
ほんとは
彼女をみんなに作らせないようにする作戦
だったと彼は後になって告白しています。

その頃は
まだ金額を二万に限定しておらず
のちに制度が改正され
二万＋一番最後の幸せ者は無制限
という素晴らしい制度になりました。
ちなみに一番最後の幸せ者
しんぺーくんです。

それで、
はじめに
ひろとに
彼女が出来き
焼肉を食いに行こうとなったのでした。

舞台は今はなき柏の和吉。
決戦を前に
財布を持たずに
のりじ、陽ちゃん、中川さんが
天王台駅に集合。
その行きに陽ちゃんの元カノに遭遇。

何か期するものを感じた三名。

テンションが上がり
焼肉屋に乗り込みました。

現地で
ヒロトとダースー？(居たかどうか記憶にない)に
合流。

しんペーはその頃
渋滞に引っかかったという
くだらない体を張ったギャグをしていたので
先にはじめることにしました。

ヒロトは
開始から

お前等空気読めよ！とか
ほんと金ないからな！！とか

明らかにフリにしか
聞こえない事をしきりに言って
笑わせてくれました。

とりあえず
ビールで乾杯し、
高そうな肉のセットを
喰った気がします。

んで途中しんペーから
何度も電話がありましたが
みんなで電源を切って無視。

が、
しかし、
彼はたくましくも
お店を発見し、
俺らの場所まで突き止めてきました。

しんペーも来たから
また乾杯。
楽しく焼肉を
喰った思い出が昨日のことのように
思い出されます。

だけど
ダースーがいたかは
記憶にない。。

途中途中
ヒロトが金額を気にしていたけど
俺らは気にすることもないので

そんなに
気にしてたら
焼肉がまずくなるぞ
とか言って
ヒロトを盛り上げようと
思いましたが、
あまり効果がないようでした。

十二分に食って
会計になりました。

いやー、おいしかったよ
と言って
そそくさと
ヒロト以外を
おいてエレベーターに乗る群。

エレベーターを降り
ドアの前で
ゴチになりました
って言おうぜと
待っている時、
衝撃なえずらを見る俺たち。

なぜかそのエレベーターには
待ってる時に
エレベーター内の様子が
見れるように
テレビが付いており
エレベーターに乗ってくる
ヒロトが映し出されておりました。

次の瞬間

『財布の中身をチェックするヒロト』

えー！！

あれは本当に情けなかったよ。。

そして本当に面白かったよ。

みなさん
他人におごった後
自分の財布の残金を
チェックするような
情けない事をすると

「見られてんぞ」

になるので
気をつけましょう。

ダースーがいたかは
ほんとに
記憶にない。。