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GANG★Gothicコミュの「GANG Star Gothic Luxury LIVE in Hey-JOE 〜YOKOHAMA〜」ライブレポート

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遂にやってきました。待ちに待ったワンマンライブ!今度こそ本当に、正真正銘の「ワンマンライブ」である。4月1日のメイプルホールは壮大な予告編であった。(実はこのライブは別角度から見ると歴史的なライブでもあったのだが詳細はいずれ別の機会に)
 
 6月3日の日曜日に横浜のライブバー「Hey-JOE」で開催されたGANG★Goticのワンマンライブ「GANG Star Gothic Luxury LIVE in Hey-JOE 〜YOKOHAMA〜」のライブレポートをお届けしたい。いつものことながら当レポートはエッキマニアの主観的文章であることをまずご理解頂きたい。また例によって文中の敬称は略させていただくのでご了承願いたい。

 17時半開場18時半開演ということで例によって開場とほぼ同時に入店。思ったよりこじんまりとした店内はそれなりの格式もほのかに漂い、あまり相模原では感じることが出来ない空気がある。これぞ横浜特有の雰囲気か。フロアとステージの段差がないので一番前に陣取り、カメラを用意する。程なくしてサロンの常連、いわば親衛隊が続々と現れ、開演直前にほぼ8割の入り。満を持して登場の我がギャングのメンバー、フロアのテンションの高さにいささか驚いた表情も。満遍なくフロアを埋めたオーディエンスは実に見事なサロン親衛隊ご一行で染まり、町田の「NEXT GATE」でも新宿の「TOKYO BOOT UP」でも見られた光景がフラッシュバックする。もはや「マニア」というより「ジャンキー」か(笑)

 これだけコアなファンが群れをなすというのも凄いことでメンバー最年少のryuも一気に緊張から解放されて苦笑していた。ギャングのメンバーは男性−ヨシ/ギター、ユータ/ドラム、ryu/ボーカル−が黒、女性−エッキ/キーボード、エリ/ベース−が白のステージ衣裳でビジュアルもばっちり、エッキは予告通りキーボードを5台用いて「要塞」然としたブースに潜り込むようにして現れる。ヨシも愛用のギターを5機並べ、機材だけ見ても並々ならぬ雰囲気を醸し出していた。

 今回のステージのオープニングナンバーは「Neuron」前回ライブのクロージングナンバーを冒頭に持ってくる辺り、バンドの完成度が伺える。相当な自信を持っていなければさらりとできるものではないだろうし、今やライブのメインラインナップを占める本曲で一気にフロアのボルテージをあげるのは流石である。変化球の切れも凄いが直球の威力もハンパない。エッキのプロデュースによるライブはやはりオープニングナンバーで仕留められてしまうことを再認識させられた。
 で2曲目が「夜月の香」高い演奏力に息を呑まされていると今度はたたみかけるように「次はインストで」と言ってryuはステージを外れる。もはやジャンキーたちは完全にエッキの手の上に載せられ、預言を聴くかの如く際だった個性のぶつかり合いと絡み合いに耳を澄ませる。演奏のスキルはメジャーと遜色なく、例えぶっつけ本番でやったとしても(もちろん音作りに妥協しないエッキがそんなことを許すことはあり得ないが)全く違和感はないであろう仕上がりにはしびれっぱなしである。この「Addicted to Rhythm 1&2」はよくセッションのテーマとしても用いられるらしく、「たしかそういえば聴いたことあるかも」と思っても全然感動は薄まらない。
 と、再びryuが登場し、入れ替わりにユータ、エリのリズム隊がステージを降り、エッキもキーボードの要塞から脱出!ヨシがギターを持ち替えて“五分の二”で、カバーメドレー!!エアロスミスの「I don't want want to miss a thing」からレッドツェッペリンの「移民の歌」と、ryuのハイトーンボイスとヨシのギターテクニックが本家に肉迫する。この編成とこの曲は今にして思えばGANG★Goticの“Hey-JOE仕様”と言える。唯一無二の「オリジナリティ」を強烈に発揮しつつ、超有名でいうなればギタリスト/ボーカリストが一度は経験する「スタンダード」もきっちりとこなせるバンドであることをライブハウススタッフにも誇示したと見るのは穿ちすぎか。(フルラインナップでカバーしないのはバンドのプライドであるが)

 で、またまた全員がステージに揃ったら今度はryuがギターを抱えている。次から次へとステージで展開されるパフォーマンスはまさに「ラグジュアリーLuxury」であり、バンドセンターでギターを手にしたryuはサロンのステージでたまに見せる容姿より相当凄みがかっているように見えた。ここで披露された「君をつつむもの」は新たな必殺ナンバーの可能性をかいまみせ、ジャンキーたちは軽く跳んだ状態に。さらに超絶必殺ナンバーの「Life is game」で滅茶苦茶煽られてから「第一部最後の曲は」とのMCがあったもんだから少なからず「えーっ???」とブーイングとも悲鳴ともつかぬ声がちらほら。で、第一部のクロージングナンバーはCD化が待たれる好ナンバー「Whisper of the Earth」の“エッキバージョン”つまりエッキがリードボーカルでコーラスをryuが努めるという、実はかなり贅沢なライブバージョンである。一時期エッキ・エリ・ヨシの3人でライブをしていた頃のメインナンバーだが、フルラインナップだとやはり音の厚味が違う。また今改めて詩を吟味すると震災復興に勤しむ方々の心情をくすぐる感じもあってなかなか中毒性が強い曲と言える。で休憩に入ったのだが、これには裏があった。

 第2部開始ということでステージに登場したメンバーは全員“衣替え”でそれぞれのキャラクターの一面を強調したようなステージ衣裳になっていた。敢えて一言で言えば、「優男を磨いたヨシ」「ますますヨシキチックなユータ」「何気にブリティッシュなryu」「妖艶なエリ」「アイドルチックなエッキ」といったところか(この辺は十人十色の評価で然るべきかも知れない。参戦者の自由なコメント大歓迎!)で、まず“五分の二”でボーカルryu/キーボードエッキの「Rainy blue」サロンではryuのソロでお馴染みだが、百戦錬磨のエッキの演奏はかなり心強いはずでこれも本家越えを思わせる仕上がり。そしてフルラインナップでの「ユキサバク」これは前回ライブでもチェンジオブペースの要として用いられたバラードでやはりCD化待望曲である。ハイスピードでもスローでも何でもござれのギャングのもう一つの顔がわかりやすい。
 それから三度“五分の二”今度はキーボードとギターのメロディーバトルでテーマはなんとモーツァルトのトルコ行進曲!有名なクラシックにして本来はピアノ曲である。これをヨシはギターで披露!!呼応するようにエッキも完璧な演奏!!!居並ぶ音楽愛好家/演奏経験者の度肝を抜く選曲・演奏である。常々主張していることであるが、この二人はギャングの中でもとびっきりの「変態」である。敬意を込めて、「達人以上」ということで「変態」と呼びたい。普段のステージでまずMCをしないヨシがエッキと行う「音を交えた漫才」みたいな趣向であったが、これもワンマンライブならではであろう。もしかしたらこれはシリーズ化するかもというファンの妄想をかき立てる時間もあっという間。

 再びフルラインナップで「ロンド」がやや長めの静かなインストの立ち上がり。この曲、4/1のライブではTSJのサポートによるアコースティックバージョンで披露されており、ユータも途中スティックからマレットに持ち替えてシンバルを叩いてたりしていた。サロンのヘビーユーザーには鎮魂歌のように響いたのかも知れない。プロデューサー・エッキの仕掛けは奥が深い。初めて聞く人も、いつも聞いている人もライブの演奏でその人なりの深い感動をちゃんと味わえるようにしてくれているのだ。そして前回ライブに足を運んだジャンキーにも無意識の内に中毒性が高まるようになっている(笑)
 今回のライブも残り時間を意識するようなところでばっちり新曲披露で、エリのベースとヨシのギターがシンクロして始まる(もはやツインギター)「Aggression」はすぐにでも聴きたい、もう一度聴きたいロックファン注目曲である。続く「Finale」もそうだが、やはりギャングのナンバーは最初に聴いたときにまず圧倒されてしまう。どう聴いていけばいいのかすぐにわからず、結局固唾を呑んで聞き込むしか術がない状態に陥る。で2度3度聴く内にボルテージが急上昇、気が付けばいつも「えーっ、もう終わり??」というライブに嵌っていくのである。ということで今回発表された新曲も次回以降のライブでは必殺ナンバーとして扱われる可能性極めて高く、待ち遠しい(と言う感じでますますハマるんですね)
 当然ながらいくら新曲で「Finale」という曲名であっても「これでおしまい」に納得するオーディエンスなど皆無でいつもながらの凄まじい「アンコール!」の絶叫と手拍子がライブハウスに響き渡り、これまたケロっとした表情でヨシとエリが登場。となればアンコール一発目は元祖“五分の二”フラメンコギターとベースギターで踊りあう「スペイン」である。これもライブならでは、シリーズ化されても文句言うジャンキーはいるまい。最前列席ならではの見所は、裸足で刻むリズムが「エロティズム」溢れるエリのつま先だったりする(笑)第一部ではエッキも「裸足の演奏」を披露しており、目をつける方もつける方なら魅せる側もサービス満点だ(爆笑)
 もちろんスペイン終了後にはフルラインナップで「Touch me」。「キターッ」熱狂するジャンキー、前回ライブでもアンコールナンバーだったのだが今回も破壊力全く衰えず、凄まじい疾走感と迫力。しかもエリがフロアに侵入したもんだから2ショットを目論むファンもいて夥しい恍惚感が撒き散らされた。膝蹴りで閉めるryuのアクションも研ぎ澄まされ、ジャンキーの満腹感・達成感も充分と思われたところに真のエンディングナンバー「Mother of Soul」が!高級焼き肉のデザートに食べ放題のケーキ状態である。もはやひれ伏すしかない心情である。繰り返すが何度見てもかっこいいメンバーのステージワークはGANG★Goticが真のライブバンドである証しでもある。この曲は前回ライブではかなり早い段階で投入されてアンコールナンバーの役目を御免となったかに思えたがやはり切れ味は健在であった。前回ライブでは「抑えの切り札を先発に持ってくれば当然先頭打者は三振する」と表現したが今回は先発が抑えに再転向した印象である。で見事にゲームセットになったのと同様、ライブの閉めも完璧な演出だったといえる。それでいながら、今回もまた出し惜しみしてなくても「まだまだ」と思わせるライブパフォーマンスは健在であるから、興奮の後に湧き出る期待感もまたまた膨らむばかりである。

 以前から再三言及しているが、引き出しの質・量共に多彩でいつも余裕をもってオーディエンスを圧倒してきた−魔法をかけてきた−エッキはやっぱり凄い。今回は初のワンマンということでかなり戦略的な曲順で挑んだんだなと思えるのは、こうしてライブが終わって少し時間が経ち、思い返してみれば「やっぱり凄かった。また聴きたい」と中毒症状を自覚するからである。用意周到、綿密な作戦が見事に功を奏したのではないか。

 前回4/1のメイプルライブレポートはこんな事を書いた。
 「(前略)いつかGANG★Goticの「完全ワンマンライブ」が見たい。“五分の二”“五分の三”“五分の四”のGANG★Goticにもまだまだ魅せどころがあるに違いない。体調さえ良ければ5人だけのステージで120分は絶対に短時間な筈である。(後略)」
 筆者の思いはきっと横浜に繰り出したサロンの常連に理解してもらえたと確信している。と同時に次のライブも当然であるが期待は高まるばかり、今回参戦出来なかった方々も少なくないだろうし、たしかヨシはもっとギター持っているはず(笑)
 
 惜しむらくは「Hey-JOE」のヘビーユーザーと思しき顔ぶれがおらず、ジャンキーの新規開拓効果がどうかと言う点。せっかく横浜に乗り込んだんだから当地の耳の肥えたライブマニアに「目に物見せる」機会でもあったはずなのだが、オーディエンスはほぼ横浜線経由で移動してきたサロンの親衛隊(笑)この顔ぶれなら、メイプルで一人ずつ友人を連れてくるで動員するライブもありかと。
 ま、その辺の振り返りとかはまたおいおいサロンの「エリの部屋」のテーマかな(笑)


 GANG★Goticの皆様、今回のライブ本当にお疲れ様でした。いつもながら感動と興奮をありがとう、心から感謝します。次回も楽しみにしていますよ。

 ライブ参加者の書き込みよろしくです。いかなるご指摘も遠慮なくどうぞ。ただしこのレポート作成はあくまで筆者個人の見識に基づいております。あらぬ方向に持って行かないで下さいね。
 
 P.S 今回は3台カメラ持って行って初の大台−1000枚超え−の写真撮影をしましたので、未だ整理できず、とりあえずレポートを先行アップします。落ち着いて少しずつ画像アップしますのでご了承願います。尚、エッキ・サロン・ギャング関係の写真は全てサロンにデータ提出しています。

コメント(2)

振り替えると、とても濃いライブだったんですね!(笑)

夢中なのでほとんど記憶にない、というのが毎度の正直な感想です。

なのでこのレポートがいつも楽しみハートハート

ありがとうございましたハート

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