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4灯セリカ好きです!コミュの零戦のパイロットの話。

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戦争が終わり、50年たったある日、坂井のもとへ一通の手紙が届いた。
差出人は、オランダ人の女性だった。
赤十字や、様々な団体を渡り歩いて50年の歳月をかけて届けられた手紙だった。
オランダ人の女性は、戦争中、従軍看護婦だった。
当時、坂井パイロットはある作戦に参加していた。
軍からは、”上空を飛行する敵国機は、軍、民に関係なく撃墜せよ。
”との命令が出ていた。昔の戦争は、東京大空襲を見てもわかるように、民間人でも容赦はしなかった。当時、坂井パイロットは、少し前に行われた空中戦で、撃ちもらした敵機を、味方の飛行機から離れて、ひとり追っていた。
すると、目の前に、日本軍から逃れる軍人、民間人を満載した
オランダ軍の大型輸送機に遭遇する。坂井は、もしかしたら、この飛行機に敵の重要人物が乗っているかもしれないと考え、生け捕りにして、味方基地へ誘導するため輸送機の横に並んだ。
すろと、坂井の目に、輸送機の窓に震えている母娘と思われる乗客が見えたという。これを見て、坂井は”逃そう”と思った。
坂井は、手を振って、その輸送機から離れ基地に戻った。
基地の上官には”雲の中で見失ってしまいました。”と報告した。
坂井は、戦争が終わった後も、”命令どおりに撃墜せずに逃したことは恥だ。”と思い、そのことを話すことはなかった。しかし、当時、飛行機の中から、坂井のゼロ戦を見ていたオランダ人の従軍看護婦が、”あのパイロットに会いたい”と赤十字等の団体にお願いし、手紙を書いたのだった。やがてオランダ人女性のもとに、そのパイロットは、日本の有名な坂井三郎である。と言うことが知らされて、女性はとても驚いたと言う。
二人は再会し、長い年月をかけて再開を果たし、互いの無事を喜び合ったという。


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