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南太平洋のニウエにホテルを!コミュのniue日記 No,1

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皆さんいつも有難うございます波

現在ニウエに住んでいるニウエコミュの管理人Taiichiのニウエでの日記を
皆さんにご報告しますねるんるん

電球1日目 今日からまたニウエでの生活が始まる電球

ニウエ行きの便はいつもの通りほとんど満席だった。隣に座っていたのは香港から同じキャセイパシフィックの便で来た若い香港人カップル。 ニウエをインターネットで調べて、ダイビングをしにいくと言う。それにしても香港人は英語がペラペラでしゃべっていても気持ちがいい。離陸後疲れていたせいか爆睡。香港人としゃべる暇も、機内食を取る暇もなく、ニウエまでの3時間を寝てしまった。着陸前にアロフィが見えたので写真におさめた。



空港についてから30分ぐらい待っただろうか。ソニアはパーカー姿で現れて、今日は空港では働いていないのといって、僕を彼女の実家につれていってくれた。彼女の父親はニウエの首相だ。首相は僕の乗っていた飛行機の折り返し便でニュージーランドへ行ったという。あとから聞いた話だが首相は環境問題の会議に出席するためにスイスのジュネーブに行ったらしい。


ソニアの実家には日本車が7台か8台が並んでいた。どうやらレンタカーと車の販売をしているらしい。 その中のナンバーがついていない1台を僕に売ってくれるという。来週の月曜日に車の登録をしてナンバーをつけるからという話になって、もう一台の車を週末だけ借りる事にした。 借りる車も売ってもらう車もトヨタのカローラスパシオ。 燃費も良くて荷物もそこそこ積める。ニウエにはぴったりの車だろう。欲をいえば建築資材を運ぶのにワゴン車か、トラックがほしいところではあるがそんな車はすぐには手に入らない。贅沢は言えないので、当面とりあえず大きなものを運ぶときはだれかにトラックを借りよう。



ソニアの家で、家の大家さんHagenに電話をしてもらい、ソニアと別れ、Hagenと政府庁舎で待ち合わせることに。ソニアの家から政府庁舎まではたったの1分も車で走れば到着する距離だ。 政府庁舎でHagenに会った。彼は仕事中で忙しかったらしく、彼の仕事が終わる前に自分で家に行ってみることに。7月に1度みたきり忘れかけていた家の場所を地図に描いてもらった。




借りる家は首都のアロフィから車で20分ほど走ったところにある村、Mutalauにある。ニウエで最北端にある村だ。さっそく家に行ってみると、前回行ったときとは違い、片付いていた。 こういっては失礼かもしれないが、日本でいう田舎のボロ屋というところだ。トイレとシャワーは家の裏の外にある掘建て小屋。 床は打ちっぱなしの古いコンクリ。



家は一人では使い切れないほど大きく、ベッドルームが4つもある。そのうち4部屋はコンクリートで覆われていて、サイクロンにも強そうだ。コンクリートではない木造のキッチンとダイニングはおそらく後から増築したのだと思われる。 キッチンはあるものの水道管が井戸からつながっていないため水がでない。水を使うときは、外に出て、井戸の傍らにある蛇口をひねる。このコンディションでもニウエにある家の中では、中の下といったところだろうか。 同じような家を中国のウイグル自治区でみたような気がする。 日本では昭和初期か戦後すぐの家はきっとこんな感じだったのかもしれない。




家の周りにはニウエでは定番のニワトリが走り回っていて、近所には野良なのか飼い犬なのかわからない犬が昼寝をしている。 ここは、まるでムツゴロウさん住んでいても不思議はないな。
家にはカギもドアノブも付いていない。治安はそれぐらい安全なのだろう。唯一ドアについているのは錆びていて曲がった釘。 外出時はこの釘を回す事によってドアを固定する。 カギをかけていても安心できない上海のアパートとは大違いではあるが寝てる時も、外出している時も開けっ放しというのは正直不安でもある。 この家に住むのにはいくつか不安もある。生まれてからトイレが外にある家など住んだ事はないし、水だけでお湯がでないシャワーはネパールのホテル以来だ。電気がついているだけネパールよりはましかもしれない。



Hagenの仕事が終わる前に一度買い物に行く事に。アロフィのスーパーまで買い出しに行った。シャンプー、日焼け止め、まくら、缶詰、などとりあえずの生活に必要なものを買った。スーパーのレジを打っていたお兄ちゃんはMutalau村から来ているという。 ひとりでは寂しいだろうから今度遊びにいくよと言ってくれた。 遊びに来てくれるならビールは必須だなと僕の頭をよぎった。



買い出しをしてから家に帰って少しすると経済開発庁長官のフランクが家を見にきた。ここの村に決めたのはフランクが住んでいるのが大きな理由だ。彼は世話焼きで、今までにもニウエに来てからいろいろと助けられている。彼の家は僕の借りた家からほんの数軒先にある。 彼は僕が6月に自分に宛てて上海から送った箱が彼の家に届いているから取りにこいと言う。 うれしすぎる。
中国の郵便局ではニウエという国に送った事例はないから送る事はできないと言われ、仕方なくニュージーランドニウエと書いて送ったからだ。 まるで突然クリスマスのプレゼントをもらったような気持ちでうれしかった。 
箱をあけると、パソコンのコードやら、たくさんの服やら、捨てようと思っていたぬいぐるみ、文房具、工具、DVDプレイヤーまでが入っていた。 急に家が自分の家になったような気分がした。




夕方になるとHagenと奥さんが来て掃除をしていってくれた。お皿に鍋、小さな電気湯沸かしポットを置いていってくれた。 カーテンがないからシーツをネイルガン使って釘を打ち込んでカーテンにしてね。といわれたのにはビックリしたが。



Hagenが帰った後、アロフィに戻ってインド人ジルのやっているカレー屋さんに行った。ジルはニュージーランドに行っていていなかったが彼の家族の一人のお兄ちゃんがカレーを作ってくれた。 そこで会ったニュージーランド人の観光客のおじさんに明日の島のツアーをすることに。
疲れていたせいか夜の8時には寝てしまった。夜中に起きて外のトイレに行った時は真っ暗で怖い反面、空の星がきれいでなんて贅沢なんだろうとちょっとだけ思った。





いかがでしたでしょうかぴかぴか(新しい)
なんとなくイメージできましたかexclamation ×2
明日もお楽しみに衝撃

コメント(2)

外の蛇口。
ブリキのバケツ2つに水を汲み、家まで運ぶお手伝い、覚えています。
台所には大きな水がめがあって、ひしゃくで水を汲んで使ってましたね。

外の小屋にトイレ。親戚の住む漁村に行くと、それでした〜〜!!

ひよこなんだか子どもの頃にタイムスリップです。

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